北方の王国「ノルディア」を治める王国では、厳しい冬が終わりを告げようとしていた。だがその静かな日常を引き裂くように、神聖都市が堕落したという報せが届く。その影響は王国にも波及し、新興宗教の台頭とともに国の安定が揺らぎ始めていた。そんな中、神
聖都市に拠点を置くエリオン司祭から王に一通の密書が届く。そこには「天啓の加護を持つ者」が間もなく生まれると記され、その命を悪の勢力から守るよう訴えていた。
王はこの使命を国の未来を左右するものと判断し、第三王子エドラン・カインに命を下す。かつて冒険者としての経験を持つ彼は、この任務を果たすため、信頼する仲間とともにこの使命に立ち向かうのだった。
※王道の読みやすいファンタジーを描ければなと思っています。
※俺TUEE!は大好物なのですが、ここでは控えめにする予定です。
※スキルとかも大好物なので、ちょっとづつ混ぜていく予定です。
※異世界ですが、転生系ではないです。
よろしくお願いいたします。mm折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 22:42:48
27561文字
会話率:47%
「おお、ザイナスよ。おまえは信仰を何処にやった」
全ての人が天上の十二柱を信仰し、来世が約束された世界。その中でただひとり、ザイナスは無信心と宣告された。
このままでは、死んで屍鬼に堕ちるどころか、教会挙げての聖伐対象になりかねない。なじみ
の司祭の勧めで急ぎ大聖堂に向かったザイナスだが、その途上、国軍兵士に拘束されてしまう。
ザイナスを捕らえた王都執政官オルガの告げるところ、これはもはや地上の問題に非ず。ザイナスの魂は天上の賞牌にされ、それを刈るべく十二柱筆頭の御使いが降臨しているという。
生まれながらの災難続き、厄憑きとまで称されたザイナスは、役にも立たない卜占だけを頼りに、彼の魂を刈ろうと競い合う十二人の御使いと対峙する。何の力も加護もない彼に唯一残された対抗手段とは――。
現代日本の宗教感を紐解き、信仰とは何か、神とは何かを問い掛ける――的な。嘘です。こう、目を細くして眺めてみるとわかりますが、端的にハーレムもののギャルゲーです。
とはいえ、いわゆるゲーム的なお約束やメタな要素は省いた造り。むしろ、そうした見掛けに理屈を抉じ付けているので、SF的な風味があります。警察が怖いので言いませんが、ぶっちゃけSFです。
地の文多め、ルビ多め、視点で呼び名が変わることも間々ありますが、適当に読み飛ばして貰えれば。
全17章65話で書き終えています。誤字脱字以外はなるべく書き換えないつもりです。
機会があれば、ぜひザイナスくんの災厄を気長にお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-10 22:10:00
232954文字
会話率:38%
―――俺を殺す気か? こいつ本当に幼馴染のレヴァントなのか?
王国最強の騎士団長「ミハエル」は、反体制ゲリラに洗脳され暗殺者となった幼馴染レヴァントから短刀で襲撃される。
―――ミハエル、貴方は私と、この国を作りなおすのです。拒否
すれば殺します。
聖堂騎士団を指揮する女司祭マシロから、国を潰すべく自らの宗教革命に加わるよう強制される。
剣の才能だけは王国一でなりゆきまかせで生きていたら、騎士師団長になっていた。
本当はのんびり田舎で暮らしたいミハエルだが、幼馴染レヴァントの洗脳を解くべく、反体制ゲリラとの戦いに身を投じる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-07 22:06:53
229341文字
会話率:19%
とある国。とある州。
そこでは無神論者の州知事のもと、宗教は禁止され、司祭やシスターたちは身を隠しながら、宗教の儀式を執り行っていた。
ショートヘアの少女、もしくは長髪の少年に見える殺し屋は、州知事に雇われて、とあるシスターの命を狙うの
だが……
※この作品はどれから読んでも大丈夫な独立短編シリーズ、『こんとらくと・きりんぐ』に含まれています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 13:57:53
3369文字
会話率:35%
古王国では何も明かされない。
悪が正義を凌駕して、人びとはそれを黙認する。
〈石の君主〉市で新興宗教の指導者が射殺された。
調査のために派遣された異端調査官ピッコロミニは裕福な地主の家に招待され、調査にあたるが、非協力的な町民、驕る司祭、
そして、調査官の行くところならどこにでもついていく、銃を持った男たち——
ピッコロミニはそんななか、あるものを見る。
それは——
***********
本作は拙作『百科事典のコンツェッタ』から『ダレッサンドリ=ピオスコ事件』の一年後の話になります。
単品でも楽しめるようにしたつもりですが、前作から楽しんでいただけたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-27 11:38:08
18107文字
会話率:65%
ローマ教皇が23年12月18日にキリスト教カトリック教会の教皇フランシスコは司祭が同性カップルに祝福を与えることを許可すると発表しました。
一見すると「良かったね」と思うのかもしれませんが、事はそんなに単純ではないと思っています。
一体何がそんなに問題なのか宗教学的に見ていきたいと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-24 17:11:18
2651文字
会話率:2%
フランスからの里帰り、空港で再会したと流雫(ルナ)澪(ミオ)のカップルは、聖女の装束を纏った少女への襲撃事件に遭遇する。しかし、助けた少女は流雫を拒絶した。
翌日、フランスから来日する予定のアルスは、流雫に説明したばかりの聖女をパリの空港で
目撃する。1人しかいないハズの、宗教団体太陽騎士団の聖女アリスが2人。…もう1人のアリスは誰なのか。
生命テクノロジーと宗教倫理の狭間で起きる、総司祭の座を巡る争いと、そのシンボルとして扱われる聖女の謎。
教典上の破壊の女神を連想させるオッドアイの持ち主流雫、刑事の娘澪、太陽騎士団の敬虔な信者詩応(シノ)、そして対立する血の旅団信者アルス。日仏の高校生4人が挑む、最高峰のミステリーアクション。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-04 11:18:50
35185文字
会話率:44%
最北の教会には風変わりな司祭がいるという.
チアは独断の調査で得た情報をもとに,最北の教会へと向かう・・・.
最終更新:2023-04-02 23:12:05
17316文字
会話率:100%
レティシアは冒険者とダンジョンの街――迷宮都市ラグナデナンで冒険者稼業を営む神殿騎士である。
異界の住人であるデーモンをぶっ殺し、金品を持ち帰る。
そんな冒険者としてテンプレな毎日を過ごす彼女であったが、ダンジョンの最下層で高位のデーモンと
遭遇したことで状況が一変する。
辛くも勝利したレティシアにデーモンが呪いをかけたのだ。
レベルドレイン。
この呪いによって彼女の戦闘能力は、そこら辺にいる並みの戦士以下までダウンしてしまった。
呆然とするレティシアの脳裏に、冒険者廃業や自己破産という恐ろしい現実がちらつく。
もちろん司祭に解呪を依頼するが、答えは不可。もっと高レベルの司祭が必要だと返される。
レティシアは半ばキレながらも大きな決断をする。
目的地は古巣の宗教騎士団の本拠地にして、教皇庁が支配する教会都市レーレン。
神殿騎士としての全てのコネを使って盛大な解呪の儀式を開き、レベルドレインで失った力を全て取り戻すのだ。
当代最強の神殿騎士と呼ばれた剣の腕前を――
これはちょっとお人好しで、ちょっと欲望に忠実な神殿騎士による正義と信仰の旅路である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-12 19:43:30
141201文字
会話率:30%
数多の男を食ってきたサキュバスのおねえさんが、教会に反して魔族と人間の融和を説くぶっ飛んだ司祭のために入信して、彼の精気を吸おうとする話。
※ほぼ健全、エロいのは匂わせ程度、たまに別の意味の年齢制限描写あり。
※ジャンルが恋愛とファンタジー
でブレるけど、ファンタジー世界の恋愛ものです!!!珍しく!恋愛が主題!多分!気分で急にラブコメからシリアスになる。
詳しいあらすじ:
人間と魔族は同じ村に暮らしながら互いに距離を取り、あまり交わることはなかった。まして魔族が、彼らを滅することを聖職者が説く、人間が集う教会に行くことなどありえなかった。若い男の司祭が村に来て、妙なことを言い出すまでは。
「魔族も人間も、等しく神の民です!」
器量に優れ、恋愛負け知らずのサキュバスのベベドナが新しく恋をしたのは、真面目に狂った男だった。ベベドナは司祭の精気と心を手に入れるため、敬虔な信者を騙って教会に住むことにした。
※たまに挿絵あり
※某救世主教用語をてきとーに当てはめてますが、実在の宗教とは一切関係なく、それを示すものではありません。
※サイトで連載してる漫画(テルタルハ史記)と同じ世界で違うとこの話。西洋っぽいけど特に実在の地域に基づいていないので、お盆みたいな習慣も出てくるファンタジーワールドが舞台です。
※ベベドナ(サキュバス)があんまり恋愛上手っぽく見えないのは作者の経験不足なので補完してください。キヴィ(司祭)は戒律のため、童貞です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-10 04:59:43
51454文字
会話率:47%
イギリスの大学に留学した清田涼音。念願の研究を進めるため、司祭・宗教学者・精神分析家の三つの肩書きを持つ天才学者、フィン・レディと知り合う。学者としても人間としても魅力的なフィンに涼音は次第に陶酔していく。しかし、それはフィンの表の顔に過ぎ
なかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-21 14:57:10
13655文字
会話率:52%
この世界では、『祝福の儀』によって神から選ばれた子供に恩恵<ギフト>が与えられる。
恩恵を授かった者と授からなかった者で人生は大きく変わる。
恩恵を授かった者同士でも恩恵の優劣で人生は大きく変わる。
心優しき青年、カムイは【神官】の恩恵を与
えられた教会の神父。
【神官】の力は『祝福の儀』の執行。すなわち恩恵を与える神と与えられる神との仲介役である。
だが、教会の最高責任者である司祭は、優秀な恩恵を授かった子供を教会から輩出したかったために、平凡な恩恵しか授けることの出来なかったカムイを見放した。
そこからカムイの人生は大きく狂い始める。そして、最終的に彼は教会を追放される。
しかしそんな彼の目に、彼にしか見えない不思議な少女が現れる。
自身を神と名乗る少女と、その神を信仰する教会から追放された男の物語、開幕ッ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-22 23:41:32
10626文字
会話率:47%
サラは周りからは邪教徒と呼ばれる人々の集まった村で、暗黒司祭の一人娘として生まれた。
しばらくは時に怪しい儀式などを行いつつも平和に暮らしていた。悩みは、村の規模が小さすぎて結婚相手がいないだろうなということくらい。
しかし隔離された
環境に外からの手が伸びることにより、否応なく外部の別の宗教の人間の中で暮らすことになる。そうなると得意の黒魔術は隠しながら生きていかなければならないわけで…
※作者は小説自体ろくに書いたことがないので実験作という位置づけです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-20 17:20:39
2973文字
会話率:4%
何の特徴もない青年ツルガはバイト帰りに気絶してしまう。その昏睡中に巨大な白い球に吸い込まれ、さらに「オケアニスを探せ!」と連呼する謎の叫び声を聞かされるという、わけのわからない幻覚を見せられた。
目を覚ました時に自分がいた場所は、薄暗く
て不気味な宗教施設のような場所であった。そこに現れた司祭とやらの人物の後を何も考えずについていくと、誇らしげに見せられたのは大量のミイラ化した死体であった。
その光景を見た瞬間に恐れ驚き一心不乱に逃げ出したツルガは、気づけばいつの間に荒廃した街に出ていた。わけもわからずその場をさまよい、再び気絶してしまう。
彼がさまよった場所はバストロフィアという街だ。レンデルフ王国という、フラン人とシャフト人が共生する異様な国家に近年占領はされたこの街では、その歪みが別の形で事件を引き起こそうとしていた。その事件はバストロフィアだけの話ではない。王国どころか世界を巻き込む事件である。ツルガは自分の命の危機の時に現れて救ってくれる謎の右腕の力を借りて、この厳しい世界でとある少女を救うために生き抜こうとしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-19 17:41:39
19051文字
会話率:42%
主人公はSF作家を夢見るサラリーマン。
相棒は老舗メイドバーの美しきメイド長。
秋葉原のメイドカフェで打ち合わせ中の投資家がお絵描きオムライスを食べた直後に体調を崩し救急車で運ばれます。
お絵描きに使ったケチャップが腐っていたとの疑いを
かけられベテランメイドが解雇されます。
ところが、そのメイドカフェの店長は新興宗教の信者で、教団の指示により直前にお絵描きケチャップをすり替えたコトを白状します。
教団に乗り込んだ主人公らでしたが、話が行き詰まったトコロに、相棒のメイド長が友人だったベテランメイドを連れて現れます。
ベテランメイドの証言などにより、実はケチャップすり替えは、教団資金を横領し、発覚を恐れた教団司祭の指示と判明します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-19 21:00:00
10172文字
会話率:42%
両親もその扱いに困っていた少年アンドレーアス。絵画の天才。
司祭とともに師匠を探し、預けられることに。しかしそこでも辛抱しきれず、事件を起こして飛び出してしまう。その後ひなびた宿に世話になり、そこで絵の力量が認められ、宮廷へ招かれる。
曲げ
ない意志と才能への自信をもって、天国と地獄を経験していく。
ライバルだと思っていた兄弟子との再会を経て、師匠が最後に描いた壁画の意味を知ることに・・・。
才能と生きる意味を問い掛けるヒューマンファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-08 14:53:45
45660文字
会話率:40%
錬金術師が色んなものを作ります。
領主の息子と改革?するかもです。
冒険者とダンジョン潜ります。
司祭と一緒に宗教始めます。
その他、いろいろやってきます。
(このあらすじは、。そのうち変えようと思います)
最終更新:2014-09-14 00:00:00
1592文字
会話率:19%
詩を詠いながら旅をする一人の不思議な女と一匹の猫に出会った、小さな司祭の物語。
最終更新:2013-06-07 01:55:32
13659文字
会話率:37%
アンジェリカは生まれてまもなく、教会の司祭から“悪魔の子”だと診断されてしまう。
一方、レンは八歳のときに住んでいた村が魔物に襲われ、命の危険が迫ったとき“勇者”としての力に目覚めた。
元々目的が違ったその二人が偶然にも出会ったとき、
新たなる狂気の連鎖が始まる!!
※ただただひたすら暗いダークファンタジーになるはずです。しかも前後編の二部で、派手なバトルも長い旅もありませんので悪しからず折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-02-20 02:38:41
21233文字
会話率:26%
■【SF/シリアスめ/全15話】■狙撃者はテレキネシス者。軌道を曲げて、弾丸は彼の意志通りに標的を貫く。犯行など予測不可能な闇のなかで、ひとりの少年が風に靡き都市を見下ろしている。無数の生活者が存在し、底に広がる風景は、上空を反映させた星図
のようだ、光あるだけ生物がいる。「あれらを全て金にかえてやる」……
さて、此処からひとりのシュセンドの話を始めよう。彼を救い出すのは、クオリアか、友か、それとも◇『空想科学祭2009』企画参加作品。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-10-10 20:21:31
74900文字
会話率:35%