幼い頃からスーパーロボットに憧れていた佐倉頼善は、その生涯をスーパーロボットの開発に注いでいた。
だが、七十五歳を迎えたその時、今から完成したとしても、パイロットとして乗り込む事は叶わないとタイムリミットを悟る。
そこで佐倉頼善は最後の賭
けに出た。エンジンの動力源の研究中に偶然発見した『魂の存在』。
これを応用する事で、理論的には転生が可能なはずだった。
今世では叶わぬ夢も、来世でなら可能かもしれない。夢を諦めきれない男は、最後の望みに賭けた――
だがしかし。
次に目覚めたその世界は、科学も機械も存在しない、剣と魔法の異世界だった。
竜人の少女として生まれ変わったサクラ・ライゼンは、それでも忘れ得ぬ夢を追い求めて旅に出る。
目指すは純粋なる科学で動くスーパーロボット。
第一歩として、まずは魔力を用いた道具……魔道具で試作品作り。
その過程で生まれた品々が、周囲に驚愕を轟かせていく――
※R15は念のためつけています。
※一章の3話まで一時間置きに更新、その後毎日18時ごろに更新、二章以降は週二回(水・土)更新を予定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-24 18:10:00
272668文字
会話率:34%
昔、魔王がいた。数多の力、部下を従え、己の野望を叶えるために奮闘した魔王が。
しかし、その野望は1人の勇者によって無残にも打ち砕かれてしまう。
僅かな光も届かない闇に意識を沈めた魔王が辿り着いたのは、魔王が存在しない世界。
魔王だった頃の記
憶も能力も保持したまま転生した彼は、記憶を封じ込めて新たな人生を歩もうとしていた、のだが……それは叶わぬ夢と化す。
彼は〝最悪の邂逅〟を果たしてしまったのだ。
────自分の野望を打ち砕いた、勇者との邂逅を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 20:22:46
1874226文字
会話率:32%
全国大会……僕の夢はオリンピック出場だった。
叶わないかも知れない……でも、僕は自分の足を、才能を信じていた。
でも……それは叶わぬ夢となる。
僕は事故に遭い走れなくなってしまった。
誰の責任でもない、全部自分のせい。
でも……高等
部に進学して間もなく僕の前に彼女は現れた。
責任を……取りたいと言って……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 15:27:33
626967文字
会話率:38%
ワタシは、たとえ雲海になることが出来なかったとしても、この里の家族を守る・・・。
里の長、雲海の息子である時雨の夢は、いつか東の里の長、雲海の名を受け継ぐことだった。しかし、雲海の名は、里の絶対的な掟により、長男しか受け継ぐことができない
。双子の兄がいる時雨にはどうやっても、叶わぬ夢だ・・・。
運命と宿命、時雨にとって本当に大切なものは何なのか、ゆずれないものは何なのか?また、銀色の髪と青い目を持つ時雨に隠された謎とは・・・。
この物語は、運命と宿命を乗り越え前向きに生きる忍び達の物語。
※物語の大筋は、時雨(しぐれ)が主人公になりますが、短編、短編で進めていくので、その物語によって主人公が変わります。
※毎回、物語の始めに前回の物語のあらすじを書いていますが、途中から読むと内容が分からない場合もございます。
【主な登場人物】
・時雨→本流の村の長(雲海)の次男、氷雨の双子の弟。本人も知らない謎に包まれた少年。
・氷雨→時雨の双子の兄。人知れず、心に葛藤を抱く悩める少年。
・ホタル→氷雨の許嫁。親が勝手に決めた運命に翻弄される少女。
・一平→清流の村の長(威風)の息子。だれも知らない過去を背負う少年。
・ネネ→一平の許嫁。・・・姉御肌な少女。失った記憶と戦いながらも、一途に一平を思い続ける。
・泡沫(うたかた)→5人の師。戦火の狼と言われた謎多き、甲賀の忍。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 18:41:24
490188文字
会話率:52%
「魔法が使いたいな」
現代社会に唯一現存する神秘の結晶「超能力」
ある日突然、一人の少年を境に、地球は超能力者の世界になった。
高い身体能力。不老不死の肉体。個々人に発現する強力無比な固有能力。
そして太陽系にすら生存圏を拡大した人
類は、現在窮地に立たされていた。
生物としてより優れた存在となった人類は、闇堕ちした始祖の超能力者によってあっという間に殲滅され、西暦2500年に地球を完全に破壊された。
彼は嘆いた。どうして救いようのないゴミしか世界には残っていないのか。
突き詰めれば人間の悪性というのは、何かを奪わなくては自己を保てないという生物の性によるもの。この宇宙に蔓延る絶対のルール「物理法則」こそが諸悪の根源だと少年は確信した。
もしも魔法があれば、無から有を生み出せれば、1を2に出来たなら……。
そんな淡い幻想を抱きつつも、決して叶わぬ夢物語と切り捨て、社会を滅ぼし「魔王」を僭称した超能力者の始祖は、800年の時を経て人工勇者に敗れた。
これは、勇者もどきに殺された「魔王」を名乗る超能力者が異世界に転生し、封印された邪神と邂逅して「ホモサピってマジゴミだよね〜」と盛り上がったり、人類の上位種たる「魔族」を率いて神殺ししたり人間を滅ぼしたりする物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-27 22:58:39
9880文字
会話率:35%
とある世界の小さな村。そこに住む1人の少女。名をアイラと言う。少女は一度も外の世界を見たことがない。大人からは、外の世界は危険だと言われ続けた。しかし、それでも少女は叶わぬ夢と知りながら、未知の世界に思いを馳せた。
そんな中、村に外の世界か
ら1人の男がやってくる。
変わり映えのなかった少女の日常に光が差し込んだ。
大男と少女の世界を旅する冒険の物語が、今始まる…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-06 09:03:36
12353文字
会話率:56%
エロゲ『ラブファンタジスタ!』。通称ラブファンは、甘々なヒロインたちと初心者向けの難易度で、エロゲファンから絶大な支持を受けている名作だ。
しかし、メインヒロインたちの言動や中身には数多くの問題があり、巷では『激ヤバ系ヒロイン』と呼ばれ、作
中では様々なバッドエンドが用意されていた。
そんな折、とある社畜のアラサー男が、なぜかモブキャラ男子「朝霧ハク」に転生することに。
ハクは作中では空気のような存在。裏ルートでBLエンドが用意されているが、本編ではストーリーにほぼ絡まないただのモブキャラだ。
ハクはラブファンの世界でモブキャラとして生きていくことにしたが、運命はそう甘くなかった。
なぜかモブのくせにメインヒロインから言い寄られたり、めちゃくちゃ頼りにされていい感じになることもしばしば……。
「こんな展開、俺の知ってるラブファンじゃないんだよ! 俺はモブだから言い寄ってくんな!」
ハクは激ヤバ系メインヒロインたちを主人公に押し付けるために頑張る(白目)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-18 09:15:10
19460文字
会話率:30%
主人公の尊は医者の父を持つお嬢様、父の病院に来る寝たきりの患者を起こす為に父の手伝いをする中学生だ、
霊にはつよい願いがある、それを叶える為に夢を見ているのだ、叶う夢ならとうに成仏しているはずだ、霊は叶わぬ夢を見続ける。
ミコトは患者の夢
を終わらせる為に夢に入る事が出来る、レイコは霊を成仏させるて患者の魂を取り戻す為父の手伝いをしている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 19:19:43
6906文字
会話率:71%
日本国の元軍人のユーリと改造人間となったアオイとの終末世界を生きる近未来ガンアクションモノ。
『人は過ちを繰り返す』
それは主人公であるユーリも変わらず繰り返し、また人は争う。
ただ彼女は再会を願っただけだった。
しかし叶わぬ夢とな
り、けれど願い続けた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-28 18:00:00
10955文字
会話率:22%
人間が進化を続けて数百年。
人間の姿をした人間では無いものが社会に溢れ、それぞれに見合った歩幅で生きている現代。
お菓子の少女と酸の少年は、叶わぬ夢を抱いていた。
――やれることと、出来ることは違うんだ
※嘔吐・欠損・若干カニバリズム
表現があります。
***
ノベルアップ+様、カクヨム様にも同作品を掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-12 21:00:00
10196文字
会話率:39%
余命宣告を受け、闘病生活を送る私。
悪化する症状に迫る死期を感じ、感情がコントール出来なくなった私は、小説で読んだ異世界転生の叶わぬ夢を見ていたが、なんと実現してしまう。
最終更新:2023-01-27 15:51:48
2186文字
会話率:9%
フルバート侯爵家長女、アロナ・フルバートは、婚約者である国の第三王子ルーファス・ダオ・アルフォンソのことを心から愛していた。
両親からの厳しすぎる教育を受け、愛情など知らずに育ったアロナは、優しく穏やかなルーファスを心の拠り所にしていた。
彼の為ならば、全て耐えられる。
愛する人と結婚することが出来る自分は、世界一の幸せ者だと、そう信じていた。
しかしそれは“ある存在”により叶わぬ夢と散り、彼女はその命すら失ってしまった。
はずだったのだが、どういうわけかもう三度も同じことを繰り返していた。四度目こそは、死亡を回避しルーファスと幸せに。そう願っていた彼女は、そのルーファスこそが諸悪の根源だったと知り、激しい憎悪に囚われ…ることはなかった。
愛した人は、クズだった。それでも確かに、愛していたから。その思いすら捨ててしまったら、自分には何も残らなくなる。だから、恨むことはしない。
けれど、流石にもう死を繰り返したくはない。ルーファスと離れなければ、死亡エンドを回避できない。
そう考えたアロナは、四度目の人生で初めて以前とは違う方向に行動を移したのだった。
「辺境伯様。私と契約、致しませんか?」
そう口にした瞬間から、彼女の運命は大きく変わりはじめた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-26 18:55:42
144441文字
会話率:43%
見果てぬ夢
叶わぬ願い
いつか叶うと信じてたいなら
夢の中で見てればいい
醒めたときに辛いなら
そんなものは捨ててしまえ
願いを叶えて掴みたいのは
夢の中なのか
それとも現実か
キーワード:
最終更新:2022-08-19 08:45:32
512文字
会話率:0%
摩訶不思議な力で誰でも使える兵器を生み出した天才、オリヴィア・ブラウン。彼女によって世界中で血と涙が流れ、人々は絶望に打ちひしがれた。そんな彼女を倒したのは光の魔法使い、英雄王リアム・キャベンディッシュだった。その功績を称え、また彼女のよう
な魔法使いが二度と現れないようにと「災厄の魔女オリヴィア・ブラウン」という絵本が世界中で発行され、今でも読み継がれている。
時は過ぎ、50年後の世界では、英雄王に憧れて魔法使いになりたい子ども達がたくさんいた。ズーマ村に住むミラ・ブラウンもその1人だ。この国では12歳になる年に女神様から信託を受けて、その子の未来が決まる仕組みになっている。しかし魔法は王や貴族達のもの。子ども達は叶わぬ夢だと大人から教えられて育つのだ。
ミラの夢は叶うのか、彼女に待ちうけるものは何なのか。
失われた記憶の欠片を巡る物語が今始まる。
(1話あたり1500~1万文字とばらつきがあります)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-28 07:11:04
67780文字
会話率:49%
無類の観劇好きの王女ユスティアナ。
いつか自分も役者のように他の人の人生を演じてみたいと思いつつも、叶わぬ夢。
今日も今日とて、劇場通いの日々。
推し役者を遠くから見つめるだけで心は十分に満たされている……と思っていたのだけど、そ
の憧れのひとがガラの悪い貴族に絡まれている場面に出くわしてしまう。
居ても立ってもいられず、ここぞとばかりに権力をふりかざし、哄笑を響かせて助け出すが、そのせいで思いもよらぬ案件に首をつっこむことに……。
【他サイトにも公開あり】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-08 19:00:00
14010文字
会話率:31%
例えれば、叶わぬ夢は、過ぎ去りし記憶とならぬ遠きおもひで
最終更新:2022-01-13 13:00:00
332文字
会話率:0%
英雄になりたい。それは、小さな頃の叶わぬ夢。
火野坂 翔は同級生である黒峰 良樹にいじめられていた。今日も憂鬱な一日が始まると思った矢先、異世界にクラスごと召喚される。
ありがちの異世界召喚。その中、翔は強くなることを決心する。しかし、勇
者となったのは幼馴染の水上 香蓮と黒峰 良樹だった。そして、翔はこれと言った凄い能力が無く、落ちこぼれとなってしまう。
度重なる困難を乗り越え、仲間と共に成長していく。
これは、強くなりたいと願う少年の異世界冒険譚…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-14 16:43:13
87966文字
会話率:44%
光は奪われ、闇が満ちる。
暗黒に堕ちた世界は再び光を欲するが。
叶わぬ夢はやがて理想となる。
少女は叶えた。
最終更新:2021-01-27 23:27:25
1419文字
会話率:23%
「ーーくたばれ人間……!」
傷だらけの男がとある王国で処刑の時を待っている。そんな彼は俗にこう呼ばれている
ーー魔王と
300年間人間に迫害を受け続けてきた魔人族。彼らは裕福ではなかったものの、その穏やかな性格からか人間を恨むこともせ
ずひっそりと暮らしていた。
そんなある日、人間の国から1通の国書が届く。内容は「魔人と人間の和解」であった。永劫叶わぬ夢と思っていた彼らはこれを了承するが、それは人間達のかけた罠であった。失意と絶望の中、妻もろとも公開処刑をされる魔王。そしてその後、ついでと言わんばかりに魔人族の国は襲撃され、王子とその妻は拘束、その他国民はまとめて火炙りにされてしまう。何も守ることができず絶望する王子。目の前で妻を処刑され、ついには自身すらも首を落とされた。
そんな時、彼のもつ《ユニーク魔法が》発動する。そのユニーク魔法とは『遺品回収(アド・メア)』。この魔法の効果により復活を果たした彼は、文字通り魔の王として君臨し、人間に復讐を始めるのだった。
そんな魔王を止めるため、王女が提案した解決策、それは異世界から勇者を召喚することだった。幼い頃からこの魔法に興味を持っていた王女だが、この魔法には生贄が必要だった。そのことから使いあぐねていたが、「これなら堂々と使えるわね!」と意気揚々に、自身の知的欲求を満たすために勇者たちを召喚するのだった。
「ーー勇者様、この世を混沌に陥れようとする魔王を討伐ください!」
そんな薄っぺらな言葉に翻弄され、勇者たちは魔王討伐を実行することとなる。
復讐を誓う魔王と、何も知らぬ無知の勇者の戦いが始める。
※カクヨム、ノベルアップ+でも連載中です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-10 19:24:36
135877文字
会話率:61%
成人すると、誰もが「職業」を授かる。
戦闘職。生産職。事務職。様々な役職があるが、戦闘職しか冒険者になる事は許されない。戦闘職では無かったが、それでも冒険者になる事を諦めきれなかったアルトは、冒険者内でも忌み嫌われる、『荷物運び』になっ
た。
幸運にもクランに加入することが出来、周りから白い目で見られようとも、がむしゃらに頑張り続けてはきたが、結局その努力が報われることは無かった。
理不尽な理由でクランを追い出され、何もかもがどうでも良くなっていた時に、彼の手を差し伸べてくれたのは、同じクランに加入する幼馴染だった。
この事をキッカケに、何故か幼馴染の身体能力が上がっていき、自分自身もまた段々と強くなっていく。
冒険者は只の通過点。その先にある、英雄になりたい、と言う叶わぬ夢を持っていたが、アルトはまたその夢を拾い上げる。
今度こそ、英雄になる為に。
一方そのころ、二人の脱退を契機に、何故かクランの雲行きは怪しくなっていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-20 19:22:48
91657文字
会話率:29%