ガスマスクに火炎放射器。その異様な出で立ちで、次々と人を焼き殺す殺人鬼。その名もマッドバーナー。
なかば都市伝説めいたマッドバーナーの噂にとどまらず、日本各地で殺人事件が増加しており、
誰もが明日は我が身ではないかと怯える日々を送っていた。
倉瀬ナナミは、刑事の父を持つ女子高校生。幼い頃より武術の鍛錬に明け暮れ、正義の心を持つ彼女は、
頻発する凶悪事件に対抗し、犯罪者達を叩きのめす日々を送っていた。
ある日、ナナミは謎の殺人鬼集団「シリアルキラー・アライアンス」に命を狙われる。
次々と襲いかかる殺人鬼を撃退するが、やがて追い詰められてしまい、万事休すか、のところへ、
突如、伝説の殺人鬼マッドバーナーが姿を現す。
その瞬間よりナナミは、マッドバーナーとシリアルキラー・アライアンスの対立に巻き込まれ、
血で血を洗う果てなき戦いに身を投じることとなるのであった。
※この小説はダンガン文庫のコンテスト「UNGRO」(25年2月)に応募予定のため、選考結果によっては、
削除する可能性もあります。あらかじめご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 09:38:34
46727文字
会話率:43%
天空国家に住んでいた鍛冶師・八雲 零は大臣たちにはめられ、国外追放されてしまう。そこで八雲は復讐を誓い、騙したヤツらを叩きのめす…!
最終更新:2025-01-16 16:02:44
1048文字
会話率:25%
レナ・シュナイダーは新進気鋭の若手ドレス職人だ。彼女のデザインするドレスは貴族の令嬢達に人気で、特にとある伯爵夫人が贔屓にして広めてくれている。
そんな恩のある夫人の勧めでレナは乗り気ではない見合いをする羽目になる。義理返し、そしてもし狙え
るならば新たな人脈にでも、と打算があったのが不味かったのか、その見合いの相手がまさかの年下。あげく未成年。
義理の家族に虐げられている兄と妹。そんな兄が見合いの席に出る事になった理由を聞いた時、レナは思わず叫んだ。
「貴族こわっ!!」
出会ってしまったからにはそのままにしておけない。救う事のできる力を持っているのだからその力を行使せねばと、レナは「大人の責務」で兄と結婚する形で妹も引き取る事に決める。
あくまで二人を保護するための結婚だ。それぞれが本当に好きになる相手ができた時は、レナは満面の笑みで送り出す……はずが、気付けば兄妹にガッツリ囲われていた。
※婚約破棄されても自力で叩きのめすヒロイン(主人公)と、ドアマット扱いされていたけれども自力で起き上がって踏み返す兄と妹です
※日陰程度のシリアス要素で他はドタバタラブコメです
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-03 21:34:56
73437文字
会話率:51%
三年前に起きたモンスター襲来により世界は一変した。
結界を張り小さな村に留まっていたゲンは離れ離れになったアンを探す旅に出る。
目的はバラバラになった村人を探し出し連れ戻すこと。
そして幼馴染のアンに愛の告白をすること。
モンスターによって
支配された町を妖精のエクセルと共に旅する。
この世界は人間とモンスターの共存と言う理想国家。
ゲンはワードフォルダーのカードを使いモンスターに対抗。
カードに書かれた言葉の暴力を駆使して戦う。
ただ欠点も。モンスターと人間の区別は難しくただの言葉の暴力となれば警告を受けることに。
累積五枚貯まるとお近くの刑務所に収監されるシステム。
ゲンは幼馴染のアンを見事探し出し愛の告白が出来るか?
時間無制限一本勝負。
どこにいるとも知れないアンを追い求める旅が今始まる。
リアルとファンタジーが入り乱れるおかしな世界へようこそ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 03:55:03
351109文字
会話率:33%
可愛すぎる美少年・紅道幻士郎は、幼馴染の若月大樹と平和な日々を過ごしていた。しかし大樹の空手の先輩が意識不明の重体になった事件の後、大樹と幻士郎はその犯人の二階堂に襲われる。目の前で二階堂が怪物に変化し、大樹を叩きのめす。その大樹を庇おうと
する幻士郎に、ある変化が起こるーー
毎週月・木曜日更新…を目指します。感想、ご意見、リクエスト等、いただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-07 18:40:00
97085文字
会話率:52%
時は西暦2230年。
ヒーロー支援機構・ホワイトマインドと、ヴィラン支援機構・ブラックマインドの二つの勢力が国の垣根を問わず争うのが日常となっていた。
ユーラシア大陸北方の大部分に領土を持つエイルル帝国出身の錬金術師・アンジェリカは人造人
間であるヒカル・バンジョーとチーム『ネガ・ライト』を組み、ヴィランとして日夜活動していた。
アンジェリカの目的は『自分が正義と思い込んでいるものを押し付けてくるヒーローどもを叩きのめす』こと。
だがその目的はアンジェリカ本来の人間性とは方向性が真逆であるらしく……?
それでもヒカル・バンジョーはチームを組んで支えてくれるアンジェリカの願いを叶えるために今日も戦うのだ。
この物語は数多のヒーローとヴィランの願いと刃が交錯し、その裏に潜む国家とか暗黒メガコーポとかの陰謀に巻き込まれながら展開する、ヒーローorヴィランアクションストーリーである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 20:30:00
75965文字
会話率:50%
日本橋呉服町の呉服屋有村屋宗右衛門の顧客が筒持たせの被害を受けた。
事件解決の依頼を受けた、万請負屋石田光成は仲間の森田真蔵を呉服屋有村屋宗右衛門に派遣する。
森田真蔵が呉服屋有村屋を訪れると、いきなり、匕首を振りまわす無頼漢に襲われ
た。森田この無頼漢を叩きのめすが着物を匕首で切られ、呉服屋に上がり込んで女将に着物を縫って貰う。
下帯一枚の森田に、呉服屋有村屋宗右衛門は、森田を女将の間夫(不義密通の間男)と勘違いし、襲いかかるが、返り討ちに合う。
その後、誤解が解けて宗右衛門は筒持たせ事件を説明し、森田は秘策を思い立ち、これを実行する・・・・。
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最終更新:2024-07-21 10:33:59
14555文字
会話率:43%
始末屋石田光成の仲間、森田真蔵の活躍は如何に?
日本橋呉服町の呉服屋有村屋宗右衛門の顧客が筒持たせの被害を受けた。始末屋石田光成の仲間、森田真蔵が呉服屋有村屋を訪れが、いきなり、匕首を振りまわす無頼漢に襲われた。
森田この無頼漢を叩
きのめすが着物を匕首で切られ、呉服屋に上がり込んで、着物を縫って貰う。
下帯一枚の森田に、呉服屋有村屋宗右衛門は、森田を間夫(不義密通の間男)と勘違いし・・・。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-06-01 11:30:13
14050文字
会話率:45%
厚木電装本社営業の堀田正俊は、厚木電装本社工場の荻原重秀生産管理係長から暴力を受けてこれを叩きのめす。会社側は過剰防衛を唱えて堀田正俊を左遷させようとするが、正俊は弁護士を立てて会社に非を認めさせて退職金を得て退職する。長野の実家に帰って
父が経営する運送会社で働く正俊は、森田リンゴ園の一人娘智子と再会し相思相愛になり結婚する。
一方、荻原は正俊に暴力をふるったのが原因で厚木電装本社工場生産部をクビになり、下請けの溝端バッテリーの工場長に、妻の多恵は溝端バッテリーの出荷管理に勤務が決った。何かかおかしいと荻原は思った。
厚木電装本社工場では貢献度が高い下請け企業に対して、不良品の返品伝票があれば、不良品にも支払いがされ、帳簿上で処理された不良品は、回収されて分解され、再生産に使用されていた。
荻原が調べると、厚木電装本社工場では、不良品の現物が無いのに溝端バッテリーからの受入れ部品数が深夜に改ざんされてそれに見合った支払いがなされ、溝端バッテリーでも、辻褄が合うように改ざんがされているのがわかった。
厚木電装本社工場で荻原は生産管理をしていた。妻多恵は外注部品の受入れ管理担当だ。全ての帳票に、荻原と多恵の確認印があるが、二人は不良品を良品として扱った事実は無く、コンピューターに詳しい者が納入品データを改ざんしたと思われた。荻原は不正な支払いの主謀者に仕立てられたのを実感し、厚木から長野へ行って正俊に会って相談する。
荻原が長野へ行っている間に、溝端バッテリーの溝端浩造社長が自宅で刺され重体になりその後死亡した。厚木署の田上刑事が荻原に容疑をかけるが正俊の証言で荻原の容疑は晴れた。その後も田上刑事は正俊に、荻原と溝端バッテリーと厚木電装本社工場の関係を尋ねた。正俊は智子とともに事件を推理して田上刑事に知らせた。
正俊の助言で、刑事たちは「厚木電装本社工場と溝端バッテリーの納入品に関する不正工作」が国会議員が絡む、不正な政治献金事件と曝き、事件は東京地検に移された。
正俊の助言で田上刑事は溝端浩造宅の周囲を再捜査した結果、燐家に住む溝端浩造の元愛人の園田ふみ子が、息子の父親が溝端浩造だと思いこんで、息子の将来を溝端浩造に相談して無視された復讐で、溝端浩造を刺した事が判明した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-18 08:00:00
67021文字
会話率:38%
ジャンル詐欺尋問官騎士ランチは激怒した。原作で主人公に冤罪を着せられた悪役令嬢だとかほざく女を叩きのめすと心に誓ったのだ。
最終更新:2024-07-08 20:54:03
715文字
会話率:0%
闇の中で戦うヒーローセキュリティーソルジャー。
セキュリティーソルジャーに変身する主人公・鳥町明日香は正義のヒーローとして闇の中の悪を倒す為に敵を拳で叩きのめす。
例え小さな悪でも彼は戦い続ける。
本当の平和が訪れる日まで。
さぁ、戦え!セ
キュリティーソルジャー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-10 00:06:02
8464文字
会話率:36%
正しさを愛し、間違ったことを許せないお嬢様、千堂雪華。彼女はイケメンに告白され、振ったことをきっかけにしていじめに遭っていた。そんな雪華の耳にあるうわさが届く。「読書研究会には困った人を助けるヒーローがいる」、と。
その噂を信じて助け
を求めた雪華だったが、そこにいたのは正義とは程遠い存在だった。射丹務新斗。人助けになど興味がなく、助けてほしいなら金か身体を差し出せと要求し、初対面の雪華を嫌いだと言い出す始末。ヒーローと呼ばれていたのは去年度まで在籍していた別の人間だったのだ。
だがそれでも、新斗の力は圧倒的だった。相手を完膚なきまでに叩きのめす話術、どんな人間にも臆さない胆力。雪華はその能力を信じ、助けを求める。
口汚い言葉で罵り、人間関係をめちゃくちゃにし、小癪な手段で暴れまわる新斗。しかし雪華はその最中気づく。性悪で嫌われ者の彼が、この学校のヒーローだったということに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 07:04:19
89641文字
会話率:68%
【※この小説は歴史ifです】
ドイツ国防軍空軍のSturzkampfflugzeug(急降下爆撃機)"ユンカース Ju-87"は、大鷲の如く天より舞い降り、爆弾でもって敵を叩きのめす。
…空軍軍人たる"エー
ミール・"シュネー"・フォン=ポール"は、今日もルーシの地へ向けて降下した…。
「我々親衛隊は、無許可で囚人の処理を行う事が禁じられておりまして―――…。」
「……そうですかそうですか…君たちは所詮、そんな奴らだったのですね。…決心がつかぬと言うならば、私が最初の11人を廃棄して差し上げましょうか?」
「見て下さい、大尉殿。素晴らしい眺めですよ…。」
「フライターク…面白い事を言いますね。
…白雪など反吐が出る。見すぎると目を殺られますよ。」
…とあるナチス将校の"戦争"を描く物語。
――――――――――――――――――
この小説は修正版です。カクヨムにて先行公開版を公開しています。
URL『https://kakuyomu.jp/works/16818093073948185994』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 17:30:00
1989文字
会話率:24%
――俺に群がる令嬢たちに灸を据えろ。
辺境伯令嬢のリーザは、若き皇帝クラウスからの依頼にどう対処すべきか頭を悩ませていた。
今は皇后候補を選定するため舞踏会が開かれている最中だが、実は粛清皇帝の皇后は極秘裏に決定しているらしい。リーザ
に求められているのは、皇后筆頭候補を名乗って囮になり、彼女に危害を加えてくるようなバカな令嬢を炙り出して叩きのめすことである。
これが単純に殲滅すれば良いのであれば、「青の魔女」と呼ばれるリーザは、陰険な女たちを気持ちよく塵に変えていただろう。しかし今回は、あくまで「灸を据えろ」という範囲の依頼である。
そして相手は他家の貴族令嬢……つまり、変に恨みを買うような立ち振る舞いは、領地運営の面でも悪手なのだ。
「師匠だったらどうするかなぁ……」
彼女の師匠は、キリヤという名の元暗殺者である。
かつて「キリヤ傭兵国」を一代で築き上げた彼は、実子に国の運営を譲るとさっさと引退し、一人の傭兵として各国を流浪していた。そして旅の途中に立ち寄った辺境伯領で、リーザに様々な技能を叩き込んでくれたのである。
「パンツ集め。師匠がかつてビアンケリア帝国を一人で相手取り、翻弄した作戦……か」
リーザが頭に思い浮かべたのは、ビアンケリア帝国滅亡のきっかけとして歴史書にも残っている大事件――謎の大怪盗が数多のパンツ集めたという怪事件である。その犯人は何を隠そう師匠のキリヤその人であった。
弟子であるリーザは、そんなキリヤの技術を学び、受け継いでいるのだ。
「仕方ない。やるかぁ。青の魔女らしく、皇帝のために、令嬢たちの――パンツを狩る」
辺境伯令嬢リーザは、そう決意した。
※この作品は「皇后筆頭候補(代理) は、“粛正皇帝”の最愛を求めない。」および「暗殺者キリヤのパンツ集め」のクロスオーバー二次創作です。作者様より許可を頂いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-20 10:10:42
28556文字
会話率:50%
とある世界で神によって間違って生まれた「虚の悪魔」は訪れた王国を救済した後、愛されることによって異能を失うことを恐れ、自ら命を絶つ。
命を絶つ間際、「来世は人間になりたい」と願いながら………
次の瞬間、虚の悪魔は現代の日本で暮らす「蓮原紫月
」という女子高校生に転生する。
紫月は蓮原グループの社長令嬢で美少女ではあるが常に不愛想で態と地味に装っていることで実の家族を含めた殆どの親族から見下され蔑ろにされていた。
挙句の果てには父親の愛人とその娘の思惑に加担した妹の美登里から命まで狙われる始末。
しかし、紫月の正体は悪魔。悪魔たる紫月は敵には一切容赦しない性質であった。
紫月は転生時に悪魔だった頃から持っていた異能と持ち前の冷酷さを駆使して敵意を向ける者全てを排除していくが……
これは人間として穏やかな生活を望みながら敵を完膚なきまでに叩きのめす無慈悲で容赦ない正に悪魔の「悪役令嬢」の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 19:53:31
4587文字
会話率:17%
T県U市にある町、マヤカシ町。最近、ここでは何かと事件や事故が多い。上空には謎の宮殿まで現れた様子。
魔界を治める王により選ばれた人間界の九人の戦士。しかも兄弟!
魔界の強力な力を借り、町を荒らす悪を叩きのめす!!
最終更新:2023-10-08 00:33:21
4239文字
会話率:59%
レダは、寒村に住む小さな女の子。優しい両親や村人たちに囲まれて、つつましくも幸せな日々を過ごしてきた彼女には、ある秘密がありました。実は、レダは魔女(自称)だったのです。ある日、そんなレダが魔女狩りに遭い、異端審問にかけられることに。判決は
有罪。あわれレダは衆人環視のなか、火刑に処され非業の死を……。
遂げませんでした。レダは本物の魔女(自称)なので、火炙りぐらいでは死なないようです。ここからレダの反撃開始。もはや誰もレダを止められません。王国、教会、騎士団、すべてを敵に回して、小さな魔女(自称)レダは、いかに戦い抜くのか? 立ちはだかるものすべて完膚なきまで叩きのめす最強幼女ハートフルボッコ・ファンタジー、ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-10 00:00:00
145533文字
会話率:30%
勇者(ショタ)が理不尽にいじめられたあと、魔王(お姉さん)がそのいじめた連中をギタギタに叩きのめす…という、分業制の仕返しものです。広い意味でのざまぁ系です。広い意味での。でもラブコメです。明るく楽しいやつです。
科学の代わり
に魔法が発展した、我々の世界とよく似た世界でのお話。
少年冒険者ルカは、心根の優しい、回復専門の魔法使い。
ある日彼は、神の思し召しにより勇者に任命されてしまう。それが災難の始まりだった。
村人から「お前のせいで魔王が村に来たら困るし、迷惑。お前弱いから魔王に勝てるわけないし。」と疎まれ、追放同然で村を出ることに。
更に、身を寄せた先で悪い大人に騙され、敵に密告されてしまう。そして魔王の襲撃を受けてしまう。
強大な力と美貌を誇る、魔族の王アスタロト。そんな彼女が、反逆の芽を早々に摘み取らんと、幼き勇者の前に立ちふさがる。
しかし魔王がショタコンだったせいで、話は妙な方向に転がっていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-16 11:23:06
48205文字
会話率:45%
信頼できない語り手は、語られることは真実であると思い込む人間心理の弱さを叩きのめす。言葉だけでも愛を語ることが、どれほど効果的か。自然と人は、言葉の存在をアプリオリに受け入れる。
ここにリンゴがある、と書いたけれど、本当はないのかもしれな
い。リンゴがあると言葉に出しただけで、現実との写像はないのかもしれない。けれど象徴空間のみで存在しうる文字列の中で、その判断は不可能だから、想像力は言語空間を支える形で広がるしかない。
言葉のままに思考するということなしに、言葉は成り立ちようがない。言葉を真偽不明の宙吊りで置いたまま、文章は読めない。
文に信念があるか信頼できるか、ということがすぐに問題になるのは、信じることでしか、実際文は成り立たない弱さを教えてくれる。都市宗教は文学的で、文字の重さに、信というものを乗せ続ける。なんじ、信じることから始めよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-30 04:00:34
2603文字
会話率:41%
ブラックネイチャーシティ、この街には一つの伝説が存在する。チンピラだろうと権力者であろうと悪人であれば二本の棒で奴らの身体と心を叩きのめす、恐れ知らずで恐れられている男がいると。人々は口々にその男をこう呼んだ。STICK(棒)。その男は
普段は街で金持ちで昼行燈の刑事、ハリソン・ドレイクを昼は演じているが、夜は犯罪者を震え上がらせる闇の街の自警団として日々を過ごしていた。
そんなある日、刑事として活動していたハリソンはとある殺人現場で奇妙な殺され方をした遺体を発見する。特定の誰かに警告するような、処刑のような殺され方をされた被害者、そしてその被害者の死の真相の鍵を握る第三の人物、二つの顔で事件を追うハリソンはやがて街の中に潜む大物がいることを知ることになる。
ハリソンはその事件を機に、自らが悪の制裁を行う復讐の戦士になった過去に向き合わざるを得なくなっていく。はたして彼は街を守る英雄になるのか、それとも街を喰らう怪物になるのか、未来を紡ぐヒーローとして語られるのか、過去に蝕まれる犯罪者被れとして語られるのか、彼は今回の事件で試されることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-21 13:03:06
33086文字
会話率:57%
一人の少年が仲間に裏切られ、その憎しみに立ち向かい、自身に仇なす者を完膚なきまでに叩きのめす。
主人公と出会った者たちの愛情、友情を受けて主人公はどう変わっていくのか……。
最終更新:2022-08-16 20:52:44
27883文字
会話率:32%
シャーロット・ロストワンは美しいけれど傲慢で恐ろしいと評判の公爵令嬢だった。
十六歳の誕生日、シャーロットは婚約者であるセルジュ・ローゼン王太子殿下から、性格が悪いことを理由に婚約破棄を言い渡される。
「私の価値が分からない男なんてこちらか
ら願い下げ」だとセルジュに言い放ち、王宮から公爵家に戻るシャーロット。
その途中で馬車が悪漢たちに襲われて、シャーロットは侍従たちを守り、刃を受けて死んでしまった。
死んでしまったシャーロットに、天使は言った。
「君は傲慢だが、最後にひとつ良いことをした。だから一度だけチャンスをあげよう。君の助けを求めている者がいる」
そうしてシャーロットは、今まで自分がいた世界とは違う全く別の世界の、『女学生、白沢果林』として生きることになった。
頭の中で鬱々泣いてばかりいる白沢果林を救うため、シャーロット様は立ち上がる。
今まで果林をいじめてい笑っていたクラスメイト達や家族たちを叩きのめすために。
アルファポリス様でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-04 13:23:13
98330文字
会話率:33%