命を捧げた“はず”だった。
なのに目覚めた私は“災厄”と呼ばれていて──
女神の怒りを鎮めるため瘴気をその身に封じ、人柱として封印された少女・イリス。
人々は彼女を“聖女”と讃え──そして、十年後にはきれいさっぱり忘れていた。
愛した皇
子は、彼女の側仕えを妃に迎え。
十年後。
封印が崩れ、イリスは再び目を覚ます。
待っていたのは廃れた神殿、そして口の悪い宮廷魔術師。
しかも、瘴気はフワフワの毛玉になって彼女にくっついてきて!?
「か、かわいい……! でもこれって、世界の危機では!?」
アルファポリス、カクヨムでも公開中!
災厄と呼ばれた聖女、口の悪い魔術師に救われました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 06:00:00
10510文字
会話率:24%
黒色は魔女の使いというお伽話が残るフェリアル王国で、黒髪に生まれた伯爵家のシャルリーヌは学園にも通えず家に閉じこもっていた。
母はシャルリーヌを産んですぐに亡くなり、父は再婚して二つ下の異母妹ドリアーヌがいる。
義母と異母妹には嫌われ、家族
の中でも居場所がない。
毎年シャルリーヌ以外は避暑地の別荘に行くはずが、今年はなぜかシャルリーヌも連れてこられた。
そのせいで機嫌が悪いドリアーヌに殺されかけ、逃げた先で知らない令息に助けられる。
ドリアーヌの攻撃魔術から必死で逃げたシャルリーヌは黒猫の姿になってしまっていた。
多分、いつもよりもゆるーい感じの作品になるはず。
アルファポリス、カクヨムでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 07:10:00
91607文字
会話率:34%
セシリアは国唯一の公爵令嬢である。
将来、国母となる者、常に冷静で、己の感情に振り回されること勿れ。
例え目の前で予期せぬことが起こったとしても、決して狼狽えてはいけないのだ。
これは、とある国の王子と公爵令嬢のお話。
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※この作品は『すなもり共通プロット企画』参加作品であり、提供されたプロットで創作した作品です。※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-31 23:23:32
14154文字
会話率:44%