気付いたら前世でプレイしたことがあるゲームの世界。おっと転生してるぞ、と思いきや自分はそのゲームで出てくるメインキャラ。ここまではいいとしよう。
だがしかし、一本道のストーリーならいざ知らず、ルート次第で酷い目に遭う事もあるとかちょっと
回避したいんですけどねぇ!
いやできれば正規のルートもあんまり進みたくないんだけど、と思いつつも、どうにか原作から遠ざかりたいけど、本当にこれ遠ざかってる大丈夫!?
なんて思っていた原作開始が近いある日の事。呼び出しを受けた彼女の前に現れたのは、他のメインキャラクター。彼女たちもまさかの転生者。なるほど、皆も原作回避したいって事ね!
一人じゃ無理でも皆で協力すればきっとどうにかなるはず!
と思ったのも束の間。あれ? え、何そのゲームタイトル。私知らないんですけど!?
ちょっとまって、この世界、何のゲームの世界線なの!?
っていう、異世界転生してるけどそれっぽい要素ほぼ無し状態のキャラがぐだぐだしてる話。
※ジャンルが迷子すぎた結果ローファンタジーと言い張ってますが、ファンタジーみはほぼ無いです。とっても現代風味。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-29 06:00:00
122765文字
会話率:35%
自分の前世の記憶が蘇ったのは、乙女ゲームの『世界で一番麗しい人』の悪役令嬢と呼ばれたライバルキャラ――エストアール・シュトアール伯爵令嬢の断罪が行われるその瞬間だった。
緊張感のある廊下で、エストアールの幼馴染親友兼取り巻き――シャルティ
エ・フェリチタ辺境伯令嬢は王太子相手に「このシャルティエ・フェリチタ。 辺境伯令嬢の名誉をかけて、エストアール様の無実の証明、潔白の証明と証拠を用意する事をここに宣言致します。そのために一ヶ月の猶予を頂きたいのです!」と高らか言い申し出をする。
そして、幼馴染であり一つ年上のエストアールの兄、クリストファーの事が前世の頃からゲーム略称『せかうる』でも最推しだった彼からのアプローチに困惑する日々……!?
次第に分かっていくゲーム内のおかしな点と、そしてヒロインであるクルエラ・ダティには大きな秘密を抱えていて――?
転生したら知ってるゲームの世界!?しかも前世の記憶と少しの記憶しか覚えてない!?不思議な事が多すぎて思う通りにならないシャルティエはいろんなトラブルに巻き込まれていく!!
【本編完結済み/全話修正完了】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-01 21:50:13
359270文字
会話率:37%