最年少で宮廷楽師になった少女、ウィス・サンタリア。離島で暮らしていた彼女の元に、ある依頼がやってくる。
それは、王立学院で教師を務めてほしいというもの。断れる類ではないため、仕方なく王都へやって来た彼女だったが……ただ教える者になるのではな
く、死んだと思われていた第一王子の様子見まで任される始末。
さらに、ウィスの受け持つ生徒たちは、いくつもの問題を抱えていて……? 彼女は無事に、教職を全うできるのか。
「……僕も子供なのに、どうして」
「諦めるんだな。天才さん」
十三歳の少女が行く、熱帯・異世界の学院ファンタジー!
*主人公は『僕』と言いますが、女性で、ちゃんと理由があります。
*世界観は西洋というより、南にある熱帯寄りの国です。
*魔法の概念を『音楽』で示しています。
*作者は音楽に精通していないので、ふわっとしています。
*土曜日、気まぐれ投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 10:00:00
7931文字
会話率:54%
ジョナァスティップ・インザルギーニの物語
生涯で、一度だけしか呼ばれなかった名前があった。
これは、名もなき男の物語。
奴らは、闇に隠れて、我々からすべてを奪おうと企んでいる。
世界が邪悪に満たされたとき、恋人たちは引き裂かれた。
失
われた愛を取り戻すべく、本当の自分に出会う旅をはじめよう。
その名を呼んではならない!
その名を呼べば、死ぬ。
だが、思い出せ。
その名に真実が込められている。
すべてを白日にさらけ出せ。
そのとき、君は再びナスティに出会えるだろう。
「ジョナァスティップ・インザルギーニの物語」にようこそ!
世界は大きく、北の帝国シグレナス、南の王国ヴェルザンディ、二国間にある大海に浮かぶ孤島国家セイシュリアに分かれています。
特定の人物たちは霊骸鎧(オーラ・アーマー)と呼ばれる存在に変身します。
霊骸鎧は、それぞれが個性的な能力を持っています。
ストーリーは五部に分かれています。
主人公の成長とともに舞台と時代が変わっていきます。
さらに、五部それぞれに外伝が付されており、主人公以外の人物が主人公となって、主人公と協力、あるいは敵対していきます。
本伝は時系列に進んでいきますが、外伝は必ずしも時系列には進みません。
ストーリーは、主人公がヒロインに会い、別れ、もう一度再会するまでとなっています。
“彼”は何を見て、何を感じて生きていくのでしょうか?
どうぞ、“彼”の物語を見守ってあげてください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 19:00:00
1087083文字
会話率:26%
北の王国ノルデスラムトの第3王女アルネリアは、食べることに異様な執念を燃やす15歳。
ある日、南の王国ソレイヤールから姉宛てに、縁談と3枚の肖像画が届けられた。しかし、王太子ヴァレリウスが描かれているはずの肖像画には、中年男と丸顔の男、そし
て悪魔のような顔の男が描かれている。どれが王太子? そもそもこれはどういうこと?
その謎を調べるため、そして「キジの丸焼きと鴨肉のパイ」を食べるため、仲間と共に男装して南国ソレイヤールへと向かう。
ひょんなことから、王太子が呪いの魔法がかけられていると知ったアルネリアは、その呪いを解くために奔走することに。ときどきコミカル、シリアスなところもあります。
※この小説は、セルバンテス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-30 17:57:15
147398文字
会話率:52%
教皇着座式の日、空が歪み、割れ、神話と聖書の生き物が這い出てきた。
空をミサイルと天使が飛び交い、地を悪魔とロボットが血に染め、核と魔術が遺伝子を汚染する。
人類は名前を隠す、異形の者達に攫われない為に。
文明が滅んで幾星霜の年
月が経ち、名前を失った大陸と呼ばれる場所で、
天使と悪魔と人間が長い長い戦いを繰り広げている。
西の悪魔、北の天使、南の王国、そして東の遊牧民。
これらが争う大陸で、山に囲まれていたが故に中立を保てていた帝国だが、
王国で起きた反乱によって、その均衡は崩されていく。
文官は迫りくる戦乱に備え、人材を探し、帝国の体制を整えている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-07 08:39:19
370240文字
会話率:26%
世界最強クラスの槍能力を有する主人公アラヤは、ひょんなことから借金を背負う。返すあての無いアラヤは、金貸し屋のお嬢様マリーの護衛及び召使いを命じられる。アラヤを雇い世界征服を目指すマリーの要求はエスカレートしていき、東の龍から西の獅子、北の
魔族に南の王国騎士団など全世界でアラヤは戦う羽目になる。借金返済のため、ついでにお嬢様の野望のため今日もアラヤは汗水たらして槍を振るう。能力系アクション借金ファンタジー、開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-19 18:13:32
12986文字
会話率:41%
軍部のクーデターにより王国から逃げ出す羽目となった双子の王女、セフィールとルフィール。
極貧の中、二人は腕の立つキースとイケメンのピートといった従者に守られ、各地を流浪する。
今回、彼女たちが流れ着いたのは、もうすぐ王女の結婚式が盛大に催さ
れるという南の王国サザンテラル。
その国の酒場で働くセフィールたちは、偶然にもその王女と出くわす。
そして、その出逢いによりセフィール自信もこれまで知らなかった、謎の能力の一端が現れる。
その力を頼り、王女は【はじまりの島】への同行をセフィールたちに懇願する。
一行は高速艇トライトンで、この世界の起源である【はじまりの島】を目指すのであった。
主要登場人物
【セフィール】11歳、双子の王女(33王家の一族)、すぐ吐く
【ルフィール】11歳、双子の王女(33王家の一族)、兵器が大好き
【キース】セフィールの第一聖従者、元武官、強い、口が悪い
【ピート】ルフィールの第一聖従者、聖職者、?すると人が変わる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-15 14:40:18
107296文字
会話率:39%