レフィーン公国末娘で第四公女のフローラは、十八歳の冬突如レクト王国の貴族子息に嫁ぐ事になった。
レフィーン公国で厄介者扱いされていたフローラを体よく追い出した形の結婚だが、結婚相手である『ジルカ男爵』もまたレクト王国では嫌われ者で……?
オリジナルファンタジー小説『カルテットサーガ』のスピンオフ小説となります。未読の方は先に『カルテット・サーガ』を『第4章まで』お読みいただけると良いと思います。
(第5章はこちらの壮大なネタバレが入ってきます)
カルテット・サーガはこちら→https://ncode.syosetu.com/n9766hv/
また、フローラの夫であるエドリック視点で描かれる『嫌われ男爵と嫌われ公女の結婚』も毎週更新しております。
嫌われ公女→嫌われ男爵で1話ずつ交互に読んでいただけると、より楽しめるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 20:00:00
33651文字
会話率:64%
幼き日に生家を魔獣に襲われ、一人生き残った辺境伯令嬢のフェルシア。
時が経ち十八歳となった彼女は士官学院の最終年度を迎え、学内剣術トーナメントの四連覇を果たさんとしていた。そこへ突如思いがけない人物が来訪する。
それは己より先に目指
す栄光を打ち立てた秀才、王国陸軍少佐のライナス・オリヴィエであった。
―――…あの彼が、今更自分に何用だろう?と。
政敵でもある彼を前にし警戒心で張りつめる中、その話は突拍子もない提案へと転がっていく。
「私も機会がございましたら閣下のご指導を賜りたかったのですが…」
「君がそんな風に考えてくれているなんて光栄だ。私達はいつでも歓迎するよ」
会話の途中、何気なく社交辞令を返しただけだったのに。
いつの間にか決定していたのは……現場での特別実習…!?
慄くフェルシアは、断り切れずに一ヶ月かけて彼の待つ軍司令本部へと通うことになる。とある命を受け、自らも思惑を秘めながら。
そうして向かった先で彼女を待ち受ける運命とは…果たして?
※軍事風味ファンタジーです。恋愛的な進行はゆっくりめ
※三部構成予定
※三部目はムーンライト版でも投稿するかもしれません
《一部目について》2025/1/ ~ 公開中
・本編全十二章(全六十話)
・時々血肉表現があります(R15表記します)
・中世~近世前期ヨーロッパ風の令嬢ものですが、主人公は夜会等には一度も行かず、屋内や出先での描写が主となっております
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 19:10:00
110003文字
会話率:27%
あらすじ
クラリスはアシュリー伯爵の愛人の娘として十八年前に生まれた。
十年前、クラリスの愛する母はクラリスを「いらない」と言い残し、この世を去った。それ以来、誰からも必要とされないままクラリスは伯爵夫人と異母姉の言うがままに生きてきた。
だが王国の成人である十八歳になって間もなくある日突然、屋敷を追い出されてしまう。そして、ひょんなことから老婦人を助け怪我をしたクラリスは、それがきっかけで老婦人が仕える家でメイドとして働くことになった。
その家の主であるロナルド・フェアクロフは由緒ある侯爵家の出身で王国を魔獣被害から守るファルベ騎士団の第二師団師団長という肩書を持ちながら、王国でただ一人しかいないとある病に悩まされていた。
だが、彼の病はクラリスが来たことで初めて回復傾向に向かい始める。それはクラリスのとある『特性』が関係していることが判明し――!?
これは「いらない」と言われ続けた鳥人族の女性と、魔力に関する病を抱え魔獣騎士と揶揄される騎士が幸せになるまでのお話。
☆毎日19時更新
物語はめちゃくちゃゆっくり進んで行きますので、温かく二人を見守って頂ければと思います!
※この物語はフィクションです
※流血、暴力、暴言などの表現があります
※いかなる場所への無断転載も固く禁じます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 19:00:00
123221文字
会話率:46%
「――きっと、姉様の代わりにお役目を果たします」
大火々本帝国《だいかがほんていこく》。通称、火ノ本。
八千年の歴史を誇る、この国では火山を神として崇め、火を祀っている。国に伝わる火の神の伝承では、神の怒り……噴火を鎮めるため一人の女
が火口に身を投じたと言う。
人々は蝶の痣を背負った一族の女を【火蝶《かちょう》】と呼び、火の神の巫女になった女の功績を讃え、祀る事にした。再び火山が噴火する日に備えて。
火縄八重《ひなわ やえ》は片翅分の痣しか持たない半端者。日々、お蚕様の世話に心血を注ぎ、絹糸を紡いできた十八歳の生娘。全ては自身に向けられる差別的な視線に耐える為に。
八重は火蝶の本家である火焚家の長男・火焚太蝋《ほたき たろう》に嫁ぐ日を迎えた。
火蝶の巫女となった姉・千重の代わりに。
蝶の翅の痣を背負う女と蝋燭頭の軍人が織りなす大正ロマンスファンタジー。
※pixiv先行公開。成人向け内容無し(pixiv版では成人向けあり)。
全年齢向けシリーズ→https://www.pixiv.net/novel/series/12838388
成人向けシリーズ→https://www.pixiv.net/novel/series/12838526
※成人向けシリーズにおきましては、未成年による閲覧をお断りしております。全年齢版あるいはアルファポリス版をご拝読ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 18:10:00
118369文字
会話率:32%
JK配信者として活躍していた私、加藤蜜柑は、配信アカウントを削除しようとした瞬間、なぜか異世界の美少女フレデリカになってしまった。
フレデリカは規格外の魔力を持ちながらも、その力を恐れ孤独に生きてきた十八歳の少女。そんな彼女の体で新たな人
生を歩む私は、通信ができる魔道具『エコーストーン』と出会い、この世界でも動画配信を始めることに!
領主代行を名乗るおっさん、ハウンドの保護の元、天才魔道具師シシル様や陰のある元王子デュオさんら、個性豊かな仲間に支えられながら、配信ギルドを立ち上げ、トップ配信者を目指して活動を開始!
でも待って、フレデリカの魔力の秘密が激重なんですけど!?
私はただ、動画配信の素晴らしさをこの世界に広めたいだけなのに!
作中に出てくる文化・宗教・歴史等は全て架空のものです。日本の配信事情についても創作上のものとしてお楽しみください。
恋愛描写は中学生レベル。一部セクハラ発言や流血描写が含まれますのでご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 12:03:47
370190文字
会話率:53%
2068年、日本政府はIT化と少子化問題に力を入れていた。高校三年生の高垣凛は中学時時代に世界的な論文を発表し〈天才少女〉と呼ばれていた。凜はその功績で高校生以下の学生同士がハッキング技術を競う、通称〈ハッカー甲子園〉と呼ばれる【KOEG】
という競技の大会に招かれ中学生ながらそこで好成績を収めるとそれ以来【日暮里の電脳姫】という異名で呼ばれるようになる。現在の日本政府は女神と呼ばれる五つのスーパーAにより管理運営されており、政治、経済、文化の判断は全てこの女神たちによって行われていた。この女神たちは深刻な少子化対策として政府推奨のマッチングシステム【マチコン】によって当人に相性のいい相手を日本中から選び出し、引き合わせることによって婚姻率と出生率を上げ少子化に歯止めをかけようとしたのである。そして十八歳になった凜の相手として女神が選んだ相手とは、まさかの……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 08:11:57
7351文字
会話率:29%
クリームパンは潰すものだ。
異論のみ認める。賛同は許さない。
この物語を読もうと思ってくれた君。
ありがとう。君は素敵な人だ。
既に気づいているかもしれないが、どうやらこの作品は様子がおかしい。
何より、私が変な奴だ。
これから先、理解に
苦しむ話が出てくるかもしれんが、必死についてきて欲しい。
新境地に辿り着いた時、私達は同じ景色を楽しめることだろう。
さて、軽く自己紹介をしようじゃないか。
猿鬼川 優男。ピチピチの五十八歳。
クリームパン職人を目指しながら、コンビニとメイドカフェで働いている。
夢は、パン屋を営み、可愛いSTAFF達を沢山雇う事だ。
もちろん、可愛ければ男でも構わない。
気になる奴は、今すぐ求人サイトをチェックしてくれ。
もし見つけたら、詐欺だから気をつけろよ。
最後に一つ。
私は、神出鬼没の不審者と噂されているらしい。
ブックマークを推奨するぞ。
では、物語で会おう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 08:00:00
3016文字
会話率:27%
ナバス帝国にある四つの公爵家のうち「炎のタピア」と呼ばれるタピア公爵家長女クララは父親の命令に逆らえず二つ年下の義理の弟レオンに成りすまし城に向かった。
ナバス帝国のミラネス王家後継者と、四つの公爵家の後継者は古の誓約により十四歳になると
城に招集され十八歳の成人まで共に城で過ごす。
ミラネス王家は謎の多い王家で、その後継者は十四歳まで性別を明かされず表舞台にも現れない。
ミラネス王家後継者は圧倒的な魔力を持ち、その魔力を絶対的忠誠を誓った各公爵家次期当主に分け与え、それぞれの公爵家は分け与えられた魔力を家宝である「精霊魔法の石」通称「魔法石」に注ぐことにより各公爵家の地位名誉財産が守られる。その為公爵家の次期当主達は十四歳から城でさまざまなことを学び、共に過ごした君主を裏切ることはしない。
公爵家次期当主になるためにはそれぞれ家紋の属性である精霊の祝福を十四歳までに受けなければならない。
水の公爵家次期当主のグロリアは水の精霊ウェンディーネ、風の公爵家次期当主カルロスは風の精霊シルフィード、地の公爵家王家次期当主ダフネは地の精霊ノーム,それぞれ祝福を受け次期当主と認められたが、炎の公爵家タピアは混乱に陥っていた。
娘のクララと息子のレオン、どちらが炎の精霊イフリートの祝福を受けているのかわからない。精霊の祝福を受けた人間しか魔法が使えないはずなのにどちらも魔法が使えるからだ。
しかしクララの魔力がレオンよりも圧倒的に上だった。父親のウーゴは愛する息子を当主にしたいが為クララを病死したことにし、クララにレオンの代わりに城に行ってこいと命令した。
父親に逆らえないクララは長い髪を切り、大好きだったレースのリボンとドレスを燃やしレオンになりすまし城に入った。本物のレオンが覚醒したらすり替えるとウーゴは言ったが、その後クララは自分がどうなるのか分からない。殺されるかもしれない不安の中で城での生活がスタートした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 07:00:00
140370文字
会話率:13%
気が付けは、マリサ(二十八歳独身)は、荒れ地に佇んでいた。
周りには木が一本のみで、何もない。
ここにいる記憶がまるでないマリサは狼狽える。
焦ってもらちが明かないと、まずは周辺の探索と、喉の渇きを癒すための水場を探しに歩き出したマ
リサだった――。
少しして、ここが日々の生活の癒しにやっていた箱庭ゲームの世界の中だとわかり、初期設定の受信箱にあるギフトで、幸運にもS級の犬型魔獣を召喚した。
ブラック企業で働いていた現実世界では、飼いたくても飼えなかった念願の犬(?)シロリンとの、土地開拓&共同生活と、マリサがじわじわと幸せを掴んでいく、そんなのんびりストーリーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 20:19:10
76026文字
会話率:34%
【旅立つ青年とバレエを愛する少女の物語】
有宮沙羅(ありみやさら)は高校入学を控えた十五歳の少女。
フランス人の曽祖父をもつスタイル抜群な沙羅は悩みを抱えていた。
「バレエを辞めたい」と、言い出せずにいること。
その上、父の転勤が終わり
、五年ぶりに戻った我が家は、何かがおかしかった。
近所の子供から覗かれ、クラスメイトからは入学早々避けられる。
沙羅は原因を知る。留守中に家を貸した間借り人のせいだと。
彼と話をつけるために会う決意をするが……。
彼は天使のような笑顔を持つ優しい青年だった。
名前は塔ノ森結翔(とうのもりゆいと)。十八歳。
サンティアゴへの巡礼を夢見ていた。
優しい笑顔と声で沙羅を呼ぶ結翔。
いつしか沙羅は彼に心惹かれていく。……。
☆沙羅はバレエに復帰できるのか?
☆結翔はなぜ旅に出るのか?
二人の心情と沙羅の学校生活を通して、お話は進んでいきます。
お楽しみいただけましたら、ブクマ、評価★等いただけますと幸いです!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 18:56:02
494270文字
会話率:28%
ドイツの静かな土地で生まれた双子の弟、リヒトとルドルフ。ふたりは互いがいなければ成り立たないほど仲の良い兄弟だった。
ある日の晩、目覚めてしまったリヒトは、いつも隣りで眠っているルドルフがいないことに気付く。心配して邸の中を探すリヒト
は、灯りの漏れた部屋に気付き、中を覗く。そこにいたのは、女物のドレスを着ていた弟・ルドルフの姿だった。
リヒトは弟の思いもよらない趣味を知ってしまい、戸惑う。そんなリヒトに自分のありのままの姿を受け入れてほしいというルドルフ。だがリヒトは拒絶する。
朝食の席で、いつもリヒトの隣に座るルドルフの姿が見えないと騒ぎになる。リヒトは嫌な予感がしていた。
焦りを肌に覚えながら、ルドルフを探すリヒトであったが、中庭のみどりの池の中で、浮かんでいるひとつの影を見つける。
それは、弟のルドルフが手首を切って自殺している遺体であった。着ている衣服は美しいドレスだった。
リヒトは池の中に体を浸け、ルドルフを抱きしめる。そして弟に謝る。君は西洋のどんな女の子よりも綺麗だったのにーー、と。
だが、どれほど後悔しても、許しの言葉を述べても、弟は帰ってこない。
月日はめぐり、リヒトは十八歳の大学生になっていた。
二年次から彼の通うエリカ大学に入学してきた日本人の西園寺輝。朗らかで人好きのする輝に、リヒトは嫌悪感を覚える。一方、輝は美しいリヒトに不思議な魅力を感じつつも、どう接すれば良いのか、彼のことがわからなくなっていた。
友人のクルトに誘われ、ふたりで学校終わりに映画を見に行く輝。
そこで目にしたのは、男性同士がキスをするBL映画だった。
クルトもそういった内容の映画だとは思っていなかったので、ふたりで戸惑ってしまう。
別の日に、クルトに昼食に誘われた輝は、映画のことを改めて聞かれる。クルトは男に惚れる気持ちも、まぁわからんでもない、とリヒトのことを話題に出す。リヒトについて男女問わずだらしがないという黒い噂をクルトから聞かされる輝であったが、輝は気にはしなかった。
このままリヒトとの関係にも進展が見えないと思っていた矢先、ある雨の日に小教室に忘れ物をした輝は、取りに戻ると、あかりもつけない教室にひとり残っていたリヒトとふたりになってしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 12:55:54
48927文字
会話率:29%
――この世界には、ロジックと呼ばれる生命の生き様を記したテキストが存在する――
異世界に産まれ直し、第二の人生をアレウリス・ノールードとして歩み始めたが、成長するに連れて、一度目の人生そのものは夢で見た世界だったのではと思い始めた十二歳
の頃、村に訪れた異端を拒む者たちにより裁判に掛けられ、罰として異界の穴へと堕とされる。
それから五年後、二人の冒険者が異端審問会の調査のために、彼と同じ異界へと堕ちる。
異界で五年を過ごした少年の心は荒み切り、物乞いの少女は生きる術すら考えられないほどに心身が衰弱し切っていた。冒険者たちは二人を連れて、異界からの脱出を図る。
そして一年。十八歳となったアレウリスはかつて自身を救ってくれた男のような冒険者となるべく、少女と共にギルドへと足を運ぶ。
これは異世界に産まれ直した意味を求めて冒険者となり、神官を憎み、そして異界を壊す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-31 18:00:00
3992619文字
会話率:62%
極貧な子供時代を過ごしたが故に食に貪欲な性格に育ったアイラは、十八歳のある日、住んでいた街がとある魔法使いの爆破魔法のせいで吹っ飛んでしまったので、職&新たな食材を探して国境を越え隣国の冒険者都市へと足を踏み入れる。
そこは過酷
な環境故に魔物がうごめく地域で、そして(アイラにとっては)ありとあらゆる食材が集う夢のような都市だった!
爆破? 家なし? それがどーした、負けてたまるかっ! どーせ住むとこ無くなったんなら、まだ見ぬ美味しい食材求めて冒険者都市で次なる人生を送ってやる!!
相棒のもふもふ火狐ルインにまたがって、アイラはまだ見ぬ食材を求めて森を平野を雪山を、火山を海を縦横無尽に駆け回る。
そんなことをしていると、アイラの評判がどんどん冒険者都市で広がっていき……。
ーーこれは一人のたくましい根性を持った少女が、冒険者都市の周辺で凶悪な魔物をやっつけて料理を作り、冒険者たちや都市を統括する貴族の胃袋を掴んでいくお話である。
※この作品はカクヨムでも公開しています
※無断転載、翻訳、AI学習などは固くお断りします
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-31 08:47:33
626933文字
会話率:51%
【夢の平穏ライフのため、冒険者やめて魔法の鞄屋さんを始めます!】
戦闘力は皆無だけど珍しい空間魔法を使える十八歳のアルカナは、冒険者パーティに荷物持ちとしてこき使われていた。どんどん激しいダンジョンに連れていかれるようになって、これ以上冒
険についていくと死んでしまうと危機感を抱く。
そもそも冒険者になりなくてなったわけでもないし、無理矢理やらされていただけ。
このあたりで冒険者をやめようと冒険者証をギルドに叩きつけ、逃げるように走り去る。
そして路地裏で見つけたのは、一軒の鞄屋さん。
鞄職人の青年モーガンが扱うのは珍しいけど全然売れない鞄たち。
そこで鞄に付与魔法をかけるという方法を聞き、もしかして空間魔法も付与できるかもしれないと思った。
早速、空間魔法を鞄に付与すると……凄い、鞄が実容量以上に入る魔法のアイテムになっちゃった!?
いっぱい入ってとっても軽い! 名付けて『魔法の鞄』!
よーし、こうなったら平穏な生活を手に入れるためにも、鞄職人のモーガンさんと一緒に魔法の鞄屋さんをはじめます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-24 13:11:44
52234文字
会話率:45%
剣の国と言われるデュランダル王国にて、ミストル男爵家に生まれた次男のユウマ。
十八歳を迎えた日、長男と父親から家を出て行けと言い渡される。
理由は至極単純で、優秀な次男に恐れを抱いたのだ。
剣の腕もあり希少な回復魔法の使い手で、家臣か
らも好かれている次男を……。
だが、ユウマには大事な妹と母上がいる。
故に復讐など考えることなく、自分の道を自分の力で切り開いていく。
これは家を追放された青年が、仲間達と共に成り上がっていく王道物語である。
その先には世界を揺るがす出来事が待っている……。
こちらはカクヨムにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-31 08:32:19
123602文字
会話率:64%
ふと気付いた時には、いつもの天井。
子どもたちを起こすシスターの声、五歳の身体。
それはいつも突然で、十七歳で戻ることもあれば、七歳で戻ることもある。
眠って起きたら戻っていることもあれば、ご飯を食べている時に戻ることや、水浴び
の途中で戻ることもあった。
共通しているのは、必ず五歳の時に戻ることと……絶対に十八歳になれないこと。
つまり大人になれない。私は永遠に子どものままなのだ。
「……人生に、飽きた」
五歳の幼女が急に死んだ目でそう呟いたのを見て、シスターは何を思っただろうか。
自死しても五歳に戻ってしまうことを知って絶望した私は、ある事故をキッカケに、新しい事実に気付く。
「魔力が、増えている……?」
五歳に戻る度に体力も筋力も人間関係もリセットされるのに、どうやら魔力だけは蓄積されていたらしい。
え、世界最高レベルの魔力量?
え、私が侯爵家の養女に?
え、魔塔の後継者になってほしいって?
大人になれないんだから、無理だが?
そうは思うけれど、これまでにない選択肢は悪くない。
よし、暫くは魔法でも習ってみますか。
それはそれとして。
……もう!
一体誰なの!? 何度も人生をやり直してるのは!
私を巻き込むのはやめてもらえませんかね?
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-30 21:00:00
219166文字
会話率:32%
【全20話】
次期宰相フェリクス・シュミット。
頭脳明晰、将来有望、類稀なる美貌の持ち主である彼は現在二十八歳。そろそろ結婚を考えなければならないが、一向に決まることがなかった。
「僕は頭の悪い女性を妻にする気はありませんので」
それもこれも全て、原因はフェリクス自身にある。
彼は有能すぎるがゆえに、相手に求めるレベルも高いのだ。そして少々、人を見下しがちだった。
しかしそんな彼に現宰相である父は告げた。一ヶ月以内に婚約者を連れて来いと。そしてそれは王命であると。
「しかも三姉妹の中から一人選べ? ……面倒ごとの予感しかしない」
陛下の命とあらば、さすがのフェリクスも断るわけにはいかない。嫌々ながらも件の伯爵家へと向かうこととなる。
領地経営もこなす長女か、女性騎士団に仮入団中の次女。このどちらかを、とフェリクスは考える……のだが。
なぜか、いつもニコニコとしているだけの三女メアリにばかり目が向いてしまう。
メアリはあまり多くを語らない。常にニコニコしており、余計なことを口にしなかった。
そんな彼女は誰よりも人をよく見ており、どうするのが最適解かを自然と理解する少女だったのだ。
「他にやりたいことのある姉様たちのために……フェリクス様には私を選んでもらわないと」
家族を想うメアリは今日もニコニコしながら、さり気なく根回しをする。自分を選んでもらうために。
「でもあの人、絶対に腹黒。笑顔の眼鏡宰相だなんて腹黒に決まってるもの」
メアリのほわほわして見えて計画的なアプローチに、フェリクスはいつしかハマっていく。
メアリもまた、フェリクスと関わることで気持ちに変化が起きていき……?
互いに恋などする気もなかった二人は、いつしか惹かれ合う……のかもしれない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-03 21:00:00
53933文字
会話率:35%
【第11回ネット小説大賞受賞作品!】
「頭の悪い女を妻にする気はない」と人を見下す次期宰相様は、ニコニコしてるだけのほんわか令嬢がなぜか気になる
↑こちらの中編作品の長編版になります。
主婦と生活社様(PASH!ブックス)より書籍版が《2
024年10月4日》発売です!
書籍ではさらにあんなエピソードやこんなエピソードをたくさん加筆しております(*´∀`*)
【あらすじ】
次期宰相フェリクス・シュミット。
頭脳明晰、将来有望、類稀なる美貌の持ち主である彼は現在二十八歳。そろそろ結婚を考えなければならないが、一向に決まることがなかった。
「僕は頭の悪い女性を妻にする気はありませんので」
それもこれも全て、原因はフェリクス自身にある。
彼は有能すぎるがゆえに、相手に求めるレベルも高いのだ。そして少々、人を見下しがちだった。
しかしそんな彼に現宰相である父は告げた。一ヶ月以内に婚約者を連れて来いと。そしてそれは王命であると。
「しかも三姉妹の中から一人選べ? ……面倒ごとの予感しかしない」
陛下の命とあらば、さすがのフェリクスも断るわけにはいかない。嫌々ながらも件の伯爵家へと向かうこととなる。
領地経営もこなす長女か、女性騎士団所属の次女。このどちらかを、とフェリクスは考える……のだが。
なぜか、いつもニコニコとしているだけの三女メアリにばかり目が向いてしまう。
メアリはあまり多くを語らない。常にニコニコしており、余計なことを口にしなかった。
そんな彼女は誰よりも人をよく見ており、どうするのが最適解かを自然と理解する少女だったのだ。
「他にやりたいことのある姉様たちのために……フェリクス様には私を選んでもらわないと」
家族を想うメアリは今日もニコニコしながら、さり気なく根回しをする。自分を選んでもらうために。
「でもあの人、絶対に腹黒。笑顔の眼鏡宰相だなんて腹黒に決まってるもの」
メアリのほわほわして見えて計画的なアプローチに、フェリクスはいつしかハマっていく。
メアリもまた、フェリクスと関わることで気持ちに変化が起きていき……?
互いに恋などする気もなかった二人は、いつしか惹かれ合う……のかもしれない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 21:00:00
116455文字
会話率:26%
クレヴァーナは公爵家の次女であった。
ただし家族からは疎まれ、十八歳の時に嫁いだ先でも上手くいかなかった。
嵌められた結果、離縁され彼女は隣国へと飛び立つことにした。
――これは離縁されてから始まる、一人の女性の第二の人生の物語。
最終更新:2025-01-30 19:57:33
165240文字
会話率:26%
私、ペネローラ・スフィワネはスフィワネ子爵家の娘である。
私は十八歳の時に結婚し、そして二十一歳の時に離縁された。所謂出戻り令嬢である私は、実家で居心地の悪い暮らしをしている。
※「戦争が終わって~」「冤罪をかけられ~」などと同じ世界観の
物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-27 22:16:42
34585文字
会話率:28%
シュヴラン王国には希少な宝石資源があり、代々海神の末裔である国王が守っている、絶対不可侵の領域である。
西隣にあるバルリング帝国がその資源を欲し『王女を差し出せ、さもなくば攻め入れる』と脅迫してきたらしい。海神の血を自国へ入れることで、宝石
資源を狙ったのだろう。
まだ四歳である王女を差し出すことを躊躇った国王は、『時の魔女』の協力を得て、同じ髪色と目の色である十八歳の公爵令嬢(王族の系譜)を四歳まで若返らせ、差し出すことに決める。そうしてユリアーナ・ロジエは、隣国皇太子の婚約者となって国を出た。日本からの異世界転移者でありユリアーナの護衛兼侍従のエンゾは、実はこの世界は乙女ゲームの世界で、ユリアーナは悪役令嬢であることを知っている。しかもユリアーナを『推し』と豪語し、共に帝国へ入る。婚約する相手は、氷の皇太子と有名なフォルクハルト・バルリング。なんと触れるだけで何もかも凍らせる、最強の氷魔法使いだ。そんな彼は態度も言葉も冷たいのだが、ユリアーナと接するうちにだんだん様子がおかしくなってきて?
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カクヨムとアルファポリスでも公開しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-30 12:04:11
58614文字
会話率:56%
「本当は優しくて照れ屋で、可愛い貴方のこと……大好きになっちゃった。でもこれは、白い結婚なんだよね……」
ラーゲル王国の侯爵令嬢セレーナ、十八歳。
父の命令で、王子の婚約者選定を兼ねたお茶会に渋々参加したものの、伯爵令嬢ヒルダの策略で「強
欲令嬢」というレッテルを貼られてしまう。
実は現代日本からの異世界転生者で希少な魔法使いであることを隠してきたセレーナは、父から「王子がダメなら、蛇侯爵へ嫁げ」と言われる。
恐ろしい刺青(いれずみ)をした、性格に難ありと噂される『蛇侯爵』ことユリシーズは、王国一の大魔法使い。素晴らしい魔法と結界技術を持つ貴族であるが、常に毒を吐いていると言われるほど口が悪い!
そんな彼が白い結婚を望んでくれていることから、大人しく嫁いだセレーナは、自然の中で豊かに暮らす侯爵邸の素晴らしさや、身の回りの世話をしてくれる獣人たちとの交流を楽しむように。
そして前世の知識と魔法を生かしたアロマキャンドルとアクセサリー作りに没頭していく。
でもセレーナには、もう一つ大きな秘密があった――
「やりたいんだろ? やりたいって気持ちは、それだけで価値がある」
――これは、ある強い呪縛を持つ二人がお互いを解き放って、本物の夫婦になるお話。
-----------------------------
カクヨム、アルファポリスにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-26 17:47:52
118266文字
会話率:58%
異世界放浪者が誰もが冒険を夢見たり、旅人になりありとあらゆる土地に足を運ぶなんて思うなよ!
そう我こそは、ビビり体質の緊張しい、人見知りの人付き合い激悪、都合のいい時だけ猫を被るカメレオン男。
元の世界で二十八歳派遣社員、独身、童貞、友人
、二、三人の超一般人。見た目はなぜか十歳の子供姿のまま異世界にやってきた。
悪いことだけするなと言われ育った男。
「それが中村正、それが俺だ!」
こうして、中村正の冒険は幕を開けることをしない……はず。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-30 05:10:00
499095文字
会話率:36%
十八歳の誕生日に剣道インターハイ三連覇を果たした直後、ダンプカーに跳ねられて死亡した少女。
死んだ事に納得がいかず、「絶対に生まれ変わって最強剣士になってやる!」と思った途端に異世界(ファンタジーの世界)に転生。
小国の王女(二男二女の末っ
子)に転生し、最強剣士を目指すも大国に攻められ国は滅亡。
国の復興と最強剣士への夢を叶える為に、彼女は戦い続ける事を決意する。
果たして、国の復興は成し得るのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 01:00:00
173856文字
会話率:40%
無実の罪で陥れられ命を落とした十八歳の聖女クラリス。
彼女は神の力で過去に送られ、人生をやり直すチャンスを与えられる。
――だが、目覚めたクラリスの体は前世で『邪神の巫女』と呼ばれた公爵令嬢ミレーヌのものだった。
五歳のミレーヌはク
ラリスの記憶を持ちながら、悲劇を回避するために挑戦を始める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-27 20:01:59
114212文字
会話率:30%