天涯孤独で、他人に心を開くことが苦手な椎木アンは
キジトラ柄のオスネコ、シュウと仲良く暮らしていた。
ある日一人と一匹は、山の中で突然開いた穴に落ちて、異世界に辿り着いてしまう。
その世界では、シュウが人間の言葉を話すようになり
アンは想
像したものを具現化できる力を手に入れていた。
大きな魔力を持つ指輪に選ばれたアンは
指輪に宿る大魔法使いフィナの助言を得ながら
元の世界に戻るため、さまざまな魔法の力を覚醒させていく。
シュウとともに異世界を旅することで、多くの人との出会いと別れを繰り返し
アンはやがてこの世界の秘密に気づき始める……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-08 23:00:00
3150文字
会話率:57%
請負小説家Hisaeは自分の田舎を舞台に自分のための小説を執筆することにした。
動物と会話が出来る不思議な女の子の物語。隣の家に住む女の子が行方不明になる。ピリカも探すことになる。自分の持っている能力で動物からの情報を頼りに捜索する。親友と
滝を観に行く。そこで遭遇するのは龍だった。ピリカが動物や龍から色々なことを学ぶ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-19 09:06:20
47711文字
会話率:75%
天界の神から受けた試練は今から何十年前なのだろうか?
魂や光子体を食べる事により変化できる貂は両手を胸に抑え、空を仰いだ。
貂は魂を食べなければ動物との会話が出来ないし、霊が見え無くなったり、餓死して仕舞う。
降り続く雨の中、彼は目を閉じ
た。
前世の記憶は無い。
だが、神からの試練を受けた使徒という事だけはこの心に刻まれている。
確かな記憶は無い。
だけど、
「神は本当に居ると思う」
そして今日は特別の日だ。
日本にあるゴスペルクワイアの指導者であり、東京音楽専門学校の副校長であるゴスペル講師に今日は会いに行く。
癌で余命僅か。
残り僅かの余命と魂を引き換えにゴスペル講師は貂に後を任せる。
貂は静かに笑って彼を抱き締めて光に包まれて姿が消えるゴスペル講師の後を引き継いだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-29 12:00:00
3607文字
会話率:24%