働き詰めで過労死した、お人好しの零細企業社長は、輪廻転生の機会に願った。
「私は木になりたい。」
過去、「私は貝になりたい」という頭のおかしい人もいたが、果たして、人間が木になるとは、どんな事になるのか。
この物語は、惨めな人生を送った昭和
世代の会社社長の異世界奮闘木です。
■■ダイジェスト■■
『ヒャッハー!旨そうな若葉だぜぇ!』
「蝉の幼虫の気持ちが分ったなぁ。」
人間から植物へ。社長、本当に良かったのですか?
迫りくる植物ならではの苦難と危機!
「冗談じゃない!何の拷問だ!」
「いや、テントウムシをどうやって呼び寄せるんだ?」
「そ ん な に 美 味 い の か 、私 の 葉 は !?」
異世界ならではの異能で敵を撃ち払え!
『ひぃぃ!何なんだこの木、化物だ!』
「 強 力 過 ぎ て 使 い 辛 い ! 」
ひとときの安らぎ。
「やった!ここなら日光を浴びれるぞ!」
友達は鑑定スキル!
「見 た ら わ か る ! 食 べ ら れ な い よ !」
「そ ん な 事 も 判 ら な い の か 鑑 定 ス キ ル の ク セ に !」
緊迫のバトル!
「あの追い駆けて来る蜂をぶっ殺して!」
「アバババ!」
全樹木が泣いた、過労死社長の異世界冒険ファンタジー
「あ~~光合成・・・気持ちいいーー!」
この結末が、きっとアナタは木(気)になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-20 07:00:00
450909文字
会話率:28%
「みんなこんな危険なものが近くにある中で平然と暮らしてる。誰もそれが悪いとは思わない。日常は戦争といつも隣り合わせなのにーー」
世界が植物で覆われてはや数百年。各国では動く植物『PLANT-プラント-』に対抗する手段として『魔法』と名付
けられた力を確立した。
そんな中ある極東の島国では『魔法』を扱うプロ『魔法使い』をたて、これを『PLANT-プラント-』にあてがった。
魔法、植物、いろいろな要素が取り巻く中、それでも少年少女達はいつもの日常を送っていく。
変わらないものなんてないのかもしれない。
いつもの日常なんて本当のところないのかもしれない。
何者になれない少年と何者であるか悩む少女が出会った時、世界時計の秒針はゆっくりと動き出す。
ーーこれは世界と魔法を巻き込み起こる秘密を抱えた少年少女達の青春群像劇。
※この作品はpixiv(http://www.pixiv.net/series.php?id=754526)にて掲載しています。
※現在は改稿と同時に連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-26 20:00:44
344210文字
会話率:26%
騎士を辞めた男、ガイウス・ユーキッドは辺境の村で土地を買い、自分だけの城、夢のMYハウスを建て、優雅にゆったりと落ち着いた生活を夢見ていた。
しかし、異世界での前世の記憶を持つ村の少年、怪しい旅商人から買い取った動く植物、我が儘で図体だけ
でかい子供ドラゴン、奴隷の無表情のドワーフ。挙げ句の果てには昔に剣を交えた隻眼の鎧騎士なんかも来ちゃって、男の描いていた理想とはかけ離れたものになっていく。
これは個性的なキャラにまみれながらも、主人公ガイウスが自分の家を作り上げるまでの物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-31 12:00:00
44493文字
会話率:41%