この世界には空を統べるドラゴンと地を統べる魔族、その二種族しかいなかった。
だがある時ドラゴンと魔族の間で摩擦が生じ、世界は一変。ドラゴンは世界から姿を消した。
神はそんな世界へ神は新たな種族を生み出した。それが人間。
だが世界にはたった1
匹だけドラゴンが存在していた。
『そのドラゴンは封印され、それを解けば願いを叶えてくれる』
それは噂よりも信憑性のない話だったが、彼女にはそんな話にも縋るほどに叶えたい願いがあった。
もう一度、愛する人との日々を取り戻す。
その願いを胸に彼女はドラゴンを目の前にしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 19:00:00
8773文字
会話率:34%
――――かつて、刀一本で天下統一を果たした【陽ノ国】初代皇帝。
彼が息子に皇位を譲り、姿を消してから幾星霜の時が流れた。
代々、皇族を守護する御剣家の長男、御剣刀真(みつるぎとうま)。
皇族を守護する刀士たちにとって、命と繋がる己の武器…
…【命刀】を発現させることは何よりも重要だった。
――――しかし、彼は【命刀】を発現させることができなかった。
そのうえ、何故か魔力も上手く扱えず、まさに刀士として絶望的な状況。
これが原因で、家族や分家から見放されたものの、彼は少しでも認めてもらいたい一心で努力を重ねる。
だが、その思いも空しく、刀真は厄介払いとして島流しに。
そこは【陽ノ国】屈指の危険な島であり、昔から伝わる迷信により、体のいい生贄として刀真が選ばれたのだ。
魍魎が跋扈するその島で、まさに絶対絶命の危機。
それでも生を諦めず、最後まで抗う刀真の下に、一人の老人が姿を現した――――。
これは、かつて無能と呼ばれた少年が、自分の居場所を見つける物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-28 12:21:32
80522文字
会話率:35%
幼い頃から時代劇が好きだった青年、御剣刀悧(みつるぎとうり)。彼はブラック企業で働いていたことによる過労と睡眠不足でうつらうつらしていたところを、電車に撥ねられて死んでしまう。その後、真っ白い世界で女神と出会った刀悧は、【剣豪】の能力を与
えられて異世界に転移した。
気が付けば見知らぬ森の中にいた刀悧は、三日三晩さまよって行き倒れてしまう。そこに通りかかったのは巫女装束の少女と、忍者装束の少女の二人組。おにぎりを恵んでもらって生き返った刀悧は、彼女らと行動をともにすることになった。
二人は「浪人」という職業の、魔物退治などを請け負う何でも屋だという。二人とともに近くの村まで行った刀悧は、そこで小鬼と呼ばれる魔物を相手に薙刀や苦無を振るい、治癒の術や火遁の術を駆使して戦う少女たちの姿を目にすることとなる。
だがそんな折、想定外の事態が二人の少女を襲う。窮地に陥った少女たちを救ったのは、先刻彼女らの前で行き倒れていた青年だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-27 11:08:22
22151文字
会話率:30%
生徒会長に大神犬太郎と御剣刀子が前者は消極的に後者は積極的に巻き込まれるお話
会長「大神君あらすじとか聞いてるけど答えなくていいの?」
大神「そういうのは俺じゃなくて会長か姉ちゃんの仕事だろ」
会長「主人公があらすじを言ったほうがいいんじゃ
ない?」
大神「すでにこの時点であらすじとかじゃねえし!」
御剣「おい、犬」
犬神「犬じゃねえ大神だ!」
会長「犬神くんが頑張る話だったらいいな」
大神「お・お・が・み!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-01 18:00:00
130132文字
会話率:48%
『命炎』と呼ばれる生命エネルギーを利用できるようになった近未来世界での日本。
『命炎』は日常で使用されるエネルギーとして一般化し、それだけでなく、そのエネルギーを軍事利用した『心装』と呼ばれる特殊な兵器も開発され、世界情勢は一気に覆った
。
『命炎』を国家事業として開発していた日本は、その力を背景にして東南アジアをはじめとするアジア・オセアニア地域を統括する超大国『東洋連邦』を結成し、次代の日本を守る『心装』使いを育成する機関、『次世代における新エネルギー開発のための高等教育の為の教育機関十二校』通称。十二学院を開設する。
その十二学院の一校東方学院に、訳あって通うことになった少年『葉隠・剣刀(はがくれ・けんと)』は、ひょんなことから学院の『百合姫』とも呼ばれる美少女『九重(ここのえ)・アリス』と出会い、やがて数奇な運命へと巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-06 15:34:30
911文字
会話率:24%
痛い,超痛い,どのくらい痛いかっていうと,ひきこもりになるくらい
キーワード:
最終更新:2015-04-10 22:13:15
829文字
会話率:0%