「あなたのことを、愛したいとは思うんですが……、愛せるかはわかりません」
折しも、結婚を翌日に控えた日の午後。
夫となる男性が言ったのだ。
あ、これは面倒なことになる、とキャロルは直感的に悟った。
そして彼はキャロルに語りだす。
「愛せない、かもしれない」理由を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 18:00:00
5885文字
会話率:28%
高校を卒業した、一般的な一人の男の日常。些細な出逢いで成長していく物語。恋には出会う順番があり、その都度矛盾な心が、見え隠れする。本当に好きな人は、誰なのか。こだわりと理想、現実と矛盾を繰り返す、一人男のプロローグ。
最終更新:2016-01-27 08:30:10
119483文字
会話率:45%