王族子女たる彼女は城の古書を読み漁り、そこに書かれていた知識が正しいと信じて過ごしてきた世間知らず。子女の教育を放棄した王という名の両親は自由恋愛をするために城からいなくなってしまった。自由に恋愛をする権利は自分にもあり、それを手に入れられ
れば両親に代わって王女としての自分が出来上がると信じた彼女は、お供の騎士を連れて自由恋愛旅行へ旅立つことを決めた。
男性に接したことの無い彼女は無事に恋のほどきを受けられることが出来るのでしょうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-30 05:06:42
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会話率:80%