シルヴィアは歴代魔獣討伐筆頭魔術騎士である公爵家の第一令嬢だったが、七歳のときに授けられたスキルが『魔物を倒したら魔力が溜まる』というものだった。しかも、属性魔術は未知の【生活】。
「強い魔獣を魔術で倒すのが基本なのに、倒してから魔力を得
てもしょうがないだろ! しかも生活属性魔術とは!」と魔術騎士団長である父親は激昂し、当主である母親からは修業と称して領地の端にある絶壁に建った城塞へ行くように命じられた。
なぜシルヴィアが生活属性魔術系になったのかも理解しない両親をサクッと見限り、独りシルヴィアはペット(家畜)を連れて城塞へ向かう。
シルヴィアのスキルは、弱かろうと動かなかろうと『魔物』を倒せば魔力が得られ、しかもこの『生活属性魔術』は、生きていく上での必要な事柄を全てこなす魔術だった。さらに加えて、この世の全ての生物は『魔物』だったのだ。
道中で仲間を得て、生活属性魔術を使いこなし城塞にたどり着いたシルヴィア。
この城塞を拠点としてリノベーションを施し難攻不落にしてしまうのだった。
※アルファポリスにて更新している作品の追っかけ連載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 09:19:39
183260文字
会話率:29%
圧倒的な魔法力のある俺が惑星イメルダの騎士団の指揮官として、数年がかりでようやく見つけた悪の根源帝国軍の本拠地、移動惑星サージアの首都グェンにあるグェン城に乗り込んだ時の事。最強の魔術騎士(ウィザードナイト)である俺だが、僅かの油断で多重の
拘束魔法をかけられ、見知らぬ星へ飛ばされてしまった。
全く知らない土地で、その星のパワーバランスを崩さない為に、最強の魔術騎士(ウィザードナイト)である事を隠しながら自分の星に帰る方法を模索する話である。取り敢えず、俺の事はレアと呼んでくれ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-23 06:10:00
235373文字
会話率:36%
この世のありとあらゆる生命を持つものは生まれ持って"魔素"を源に生きる。
魔素の性質に合った潜在魔術を精錬する為に世界各国には育成機関が設立されている。
ノアフォルトス・セレシルヴァ(通称ノア)は世界初にして最古、帝国内
随一の魔術士育成機関-フィスラティア魔術学院-の中等部生として入学した。
身分を問わず8歳から19歳までの生徒達が共に過ごすこの学院は例外なく全寮制。
潜在魔術や最低限の共通魔術を習得するべく、学業に専念出来るようにと外との接触は遮断されている。帝国が立ち上げた学院だけあって学院敷地内にはありとあらゆる施設が完備されていた。
学院の教育方針は学院生徒の自主性。各分野にて自身の潜在魔術を活かし学院に貢献する。
そして結果を残し、将来自分の魔術士としての未来を切り開く。
中等部1年生の授業は学院側によってクラス内でランダムに組まれる7人制のチームメイト活動がメインになっている。
学院側から与えられるテーマを調べ、レポートに提出すると言う課題学習を通して様々な事を知っていく目的で行われるこの課題。1人で行うには簡単すぎるこの課題学習も常に7人で協力となるとそう上手くはいかない。
さらにノアと同じチームになった生徒達は、ノアのルームメイトの第2王子、常に行動を共にする双子、いつもどこかで眠っている魔術騎士科の少女、フードを深く被り人をより付けない少年、初等部から飛び級で中等部に入学した第3王子…と全員学院内でも有名な曲者ぞろい。
当初はバラバラだったチーム活動も先輩達からのアドバイスを受けながら、共に日常を過ごしていくにつれてまとまる…かもしれない。
ノアを中心に描かれるあらゆる魔術士達の黙示録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 18:30:00
57480文字
会話率:52%
「初級魔術すら使えない無能が、なぜこの魔術学院にいる!」
魔術師としての実力で全ての地位が決まる世界で、才能がなく無能として扱われていたルーク。
しかしルークは剣の勇者として異世界に召喚されたことをきっかけに、自らに剣士としての才能がある
ことを知り、修練の末に人類最強の力を手に入れる。
魔王討伐後、元の世界に帰還したルーク。
そこで彼は、Aランク魔物を棒切れ一つで両断したり、国内最強のSランク冒険者の師匠になったり、魔術騎士団相手に剣一つで無双したりなど、数々の名声を上げていくことになる。
これは異世界を救った世界最強の剣士が、魔術師が支配する元の世界でも容赦なく無双する物語である。
他サイト様でも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-13 11:00:00
135010文字
会話率:37%
俺の名はライナス・グレイク。
名門カサンドラ魔術学院を首席で卒業したエリート魔術師だ。
しかし俺は学院の主席卒業生としては初となる、就職浪人の危機を迎えていた。
王立魔術院や魔術騎士団を始め、魔術系のありとあらゆる関係機関、企業
、場末の魔道具屋まで、ことごとく落とされてしまったからだ。
『今に見ていろよライナス。この俺を怒らせたことを後悔させてやる。調子に乗っていられるのも今のうちだぞ。くくく……』
俺は卒業式という晴れの日に、俺に次いで次席で卒業した大企業の御曹司から、憎悪にまみれた視線とともに告げられた言葉を思い出す。
「何をするのかと思っていたが、まさか実家の権力を使って俺の就職に圧力をかけるとはなぁ」
もはやなす術なし。
にっちもさっちもいかなくなった俺は、失意の溜息をつきながら途方に暮れていた。
そんな時に出会ったのが──この『〇〇』でした。
(*)カクヨム併載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-10 20:29:05
4571文字
会話率:66%
子爵令嬢ミリエラは幼い頃、ある事件をきっかけに瞳の色が変わった。忌むべきその色のせいで家族から疎まれ恐れられるようになり、地下倉庫に隔離され、姉たちからは憂さ晴らしの暴力を受ける日々……。更に落ち目の伯爵家との婚約話が破談したのを機に家族に
売られ、奴隷にされてしまう。その奴隷商の馬車も野盗に襲われ、いよいよ死を覚悟したミリエラだったが、偶然通りかかった王国の若き近衛魔術騎士の隊長イクスに助けられる。流されるがままイクスの家のメイドになったミリエラは、《鮮血》と恐れられている彼が、実は無口なだけで本当は誰よりも優しい人なんだと気づき……。一方でイクスも、不遇な身の上でも健気に生きてきたミリエラに惹かれていく中で、彼女の"隠された力"を悟る――。これは、誰にも愛されなかった令嬢が、無口だが思いやりに溢れた騎士と共に、二人だけの幸せを手に入れていく物語。
※途中シリアス展開も挟みますが、基本ほっこりと進む予定です!ざまぁ要素もあります。
※念のため残酷な描写ありにしています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-09 19:32:37
84816文字
会話率:47%
『異世界兵站株式会社II』
異世界ヴィヴァンディエールII
〝La Vivandière, ISEKAI-II〟
裏切りですべてを失った青年ファロンは、深夜の地下街で美女を助けた。
魔術騎士ユズルハズルと名乗るその女は異世界に還ると
いう。
ファロンが聞くと「剣と魔法の世界」らしい。
お礼をしたいというユズルハズルは半ば強引にヴャンテリ帝国に連れてきてしまった。
敵対する神聖リヴャンテリ王国の勇者を討ち損ねたユズルハズルに死罪が与えられる。
ユズルハズルはファロンとの逃避行の果てに名誉を回復できるのか。
一方、ファロンはこの理不尽な世界を変えようとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-05 01:44:05
19770文字
会話率:55%
有沙はふと気づけば、美しくも暗い洋風建築のホールで、目の前の少女の心臓へ今にもナイフを振り下ろそうとしていた。その少女のあまりの美しさに体が固まり、勢いよく振りかぶったナイフの勢いを止められたのは幸いだった。
そして有沙は気付く。これは自分
の愛読書で昨晩も読みながら寝落ちした気がする『聖国物語』の1シーンだと。そして床に落ちた水溜りを覗き込み、自分の現在の姿を知ったのだ。
「ひぇ、私、黒魔女ナタリアになってるぅ…」
ということは今にも、自分が魔法陣で閉じたはずの扉を吹っ飛ばす魔術騎士がやってくる筈だ。目の前の美少女、聖女レティナを助けに来たその騎士に、私は串刺しにされるのだ。無理。怖い。
こうなれば取る道はひとつ…。
トンズラさせて頂きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-25 08:01:46
181773文字
会話率:45%
夜空のような青黒い髪に、鋼のような鈍色の双眸。大体のことは卒なくこなせるのに死んだ魚のような目が、その全てをぶっ壊している!
そんな彼が血塗られた魔術と剣の世界を、死に物狂いで覆す物語。
英雄など存在しない物語。
最終更新:2021-07-19 18:20:52
769594文字
会話率:35%
魔術という技術に支配された世界のとある大陸。ノヴァゴーレムと呼ばれるロボット兵器が世に登場した事で大陸の歴史は大きく動き出す。そんな中、庶民的な錬金術士を目指していた一人の少女が、その魔術適性の為に増強されるノヴァゴーレム部隊に操作者=魔術
騎士として放り込まれる。自称ポンコツ魔術騎士アスカ・ミナモトの生き残りを掛けたり、割とそうでもなかったりする大陸動乱戦記が今ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-16 17:00:00
475915文字
会話率:20%
人類が、蒸気機関と、魔術、科学技術それぞれが発達した世界で身元の分からない魔術騎士の少年春は、科学技術主義の人間に幼馴染***を殺されてしまった過去があった。そんな科学技術主義の人間たちに反抗するべく、反科学主義を掲げ冒険する物語です。
最終更新:2021-04-17 00:42:56
3886文字
会話率:44%
俺は未来 日向(みらい ひなた)。高校2年生。
『すまぬのう、お主が事故に遭うはずではなかったのだが』
神様の手違いで遭わなくてもいい事故に遭ってしまった。まあ死んではいないらしいんだが。システムの手違いって何なんですかね?
『でじゃ、詫び
と言っては何じゃが、お主に異世界に行く能力をあげようと思っての』
そんな感じで異世界に行ったんだが...。
「ねえ、君。騎士に興味ない?」
「はい?」
「いや〜絡まれているのを見かけたから助けようと思ったんだけど余裕で逃げたからびっくりしたんだよね。可愛いのに強いんだね。君なら大歓迎だよ。騎士にならない?」
可愛いとは?俺男ですが?
『すまぬの。システムの手違いで女子として認識されてしまったようじゃ。そっちの世界では女子として過ごして欲しい』
はぁっっっ!?また手違いですか!?多くないですか!?そんなんで世界滅びないんですかねぇ!
『ちなみに美少女らしいぞ』
「はあっっっ!?」
これは神様の手違いで美少女になってしまった俺の異世界スローライフである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-28 20:11:21
9092文字
会話率:47%
※長らくの間お休みさせていただきました
ゆっくりですが連載を復帰させていこうと思います
あと、題名を英雄の子はやっぱり英雄だった~無自覚青年の奮闘記~から
『無自覚な英雄の子~気づいたら最強でした~』に変更しました
アリステル王国の辺境
地・アグロス村で育ての父と暮らしていたシフェル
15歳を迎えたある日、王都にある名門・魔術騎士学園から本来なら来るはずの無い通知が届く
好奇心で学園への入学を決めた彼に待ち受けるのは、楽しい学園生活・・・のはずだった!?
クラスメイトと共に部活に励み
仲間の危機を助け、様々なトラブルを解決していく中で彼は自身の出生の秘密を知る事になる
果たして彼は無事卒業出来るのか!?
ただいま第三部
学園の7つ怪談編折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-05 00:37:51
43154文字
会話率:55%
我々の全く知らない、あるひとつの世界。
その世界には大陸と海があり、そこでは人間や吸血鬼等といった12の異なる種族とそれらが構成する多くの体制の国々や諸邦が絶えず共生し、そして争ってきた。
4大陸のひとつである北西大陸の東端に位置する
ヴェ
ロキア連合帝国は、7つの国とそれを取り巻く諸邦、そしてそこに暮らす6つの種族を抱え込む大帝国である。かつて6種族は互いに覇権を争っていたが、他大陸の国々がこれに漬け込んで北西大陸の諸国を侵略しようとした。これに危機を感じた諸種族は1人の皇帝の下で互いが協力し合う連合帝国を15年前に形成することでこれに対抗することとなった。
19歳にしてヴェロキア連合帝国軍の将軍にまで上り詰めたレイド・リューベックは類稀なる"魔術"の使い手であり、帝国内に15人しか存在しない聖魔術騎士の称号を持つ1人だった。
ある日レイドは帝国参謀本部から、15人の騎士を結集させた"聖魔術騎士団"の結成と指揮を命じられる。
帝国内で未だ対立する諸種族、揺れ動く大国の思惑…
様々な問題に衝突していく中で、騎士団は種族を超えて協力し、後に伝説となる冒険を繰り広げていくこととなる…。
"煙の晴れぬ素敵な世界で、「伝説」と呼ばれる者たちは凱旋する…"折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-15 04:42:30
3340文字
会話率:41%
あらすじ......
作者自身も分からないようです。
誰か教えてください。
キーワード:
最終更新:2019-07-06 23:08:51
2496文字
会話率:28%
アレンは気づいたら森の奥にいた。そしてもう1つ気づいた、自分の記憶が抜け落ちていることに。
その後アレンはアリシア王国魔術騎士団のリーゼという女性に保護され育てられる。
アレンはそれからの生活の中で抜け落ちた記憶を取り戻していくと共に本
来の力も取り戻していく。
そしてアレンは決意する。何も失わないようにその力を駆使して大事なものを守り抜こうと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-01 20:33:03
5892文字
会話率:41%
男勝りな公爵令嬢エリーは王太子のリアムに憧れ魔術騎士を目指す。
魔術騎士だけでなく皇子のノアが発動させる魔法をみて魔法士にもなりたい‼
そう思い始め両方の隊長を目指し、奮闘するお話です。
女性だからと嘗められるのが嫌なため、必要な時以外男性
の服装で過ごしている
こちらの作品はムーンライトノベルズ にてR18掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-14 17:00:00
226853文字
会話率:60%
魔術騎士団の落ちこぼれ、三等騎士のリオアベルは新しい任務を受けて王城の端の端に追いやられた。
雲を貫く幽閉塔、王城の端の端には『国を覆う白い闇』呪いをもたらす姫君エレナルイスが囚われている。
この国の凶といわれる呪いの真相に立ち
向かい、運命に抗う騎士と姫君に訪れる試練とは!!
……なんてことは起こらない、ほんわか引きこもり恋物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-23 21:10:59
20884文字
会話率:44%
あまりにも突飛で荒唐無稽すぎる武勇伝と逸話から、未だに実在が疑問視される伝説の英雄、「与え姫」。その寵愛を得た少年たちの成り上がり物語―――『与え姫奇譚』を執筆する、元・国家魔術騎士養成学校『従騎士』の経歴をもつ作家、アルフレッド。
ある「致命的な理由」により、目標としていた国家魔術騎士への道を断念し、日雇い警護の仕事をしながら、売れない作家生活を送り燻っていた彼だったが、収穫祭の夜、「魔術師」とおぼしき、負傷した少女を保護する。
しかし彼女の姿、常軌を逸した魔術の能力。どことなく既視感がある……。
そう。それはまさしく、アルフレッドが現在執筆中の作品『与え姫奇譚』の主人公の一人―――伝説の英雄「与え姫」の姿そのものだったのだ―――!!
まるで、自身の作品の中から抜け出してきたかのような謎の美女、エルフィオーネと出会ったその日を境に、売れない作家だったアルフレッドの周りには、様々な変化が起こっていく。
厳正な統治により平穏が保たれていたはずの領地を震撼させる事件の数々。
治安の乱れに便乗し悪事を働くならず者たち。
後継者問題で真っ二つに割れる王宮。
中央の混乱を察知し攻め入らんとする蛮族達。
傾国の一途をたどる王国に見切りをつけようとする同盟国―――。
そして、一体如何なる運命のいたずらか。しがないギルドメンでしかないアルフレッドは、本来なら関わるべくもない国家の動乱に、否応なく巻き込まれていくことになってしまい―――。
それとなく昔懐かしい、剣と魔法……じゃなくて剣と魔術のハイ・ファンタジー。魔法が消滅し、その代替の技術として、科学と共に魔術が発達した世界。
伝説の英雄を書いてたら、まさかご本人がアシスタントとして、横で俺の作品の駄目出しをしてくれている……? そんな馬鹿な話が……! いやしかし……。そんなお話になったりならなかったり。
※カクヨム様にも同じのを公開してます。なろうバージョンは、自作の挿絵も公開してます
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-18 15:17:30
469795文字
会話率:43%
何百年の前の魔王降臨により世界は各地に災厄が起こった。その魔王を倒してそして災厄を無くしたの坂野文野が救済しそして災厄を止めた。だが、魔王がその地にいた事を忘れさせないように魔王と坂野が戦った地では草木が一本の生えない。荒れた地のまんまだ。
とある20XX年
人々は魔法が使えるようになった。それは神からの恩恵でもあった。だが、今も尚魔王を封印したなのにも関わらず魔物達は暴れている。そんな魔物を退治する為、魔王を降臨させないために作られた組織の名は【魔術騎士団】という、国からの組織である。
そして魔術騎士団になる為に特別学校ができた。その学校の名は【魔術騎兵団】
騎兵団が騎士団になるまでの怪奇譚。
彼等の物語はどうなるのでしょうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-14 18:00:00
8926文字
会話率:32%