「気持ち悪い」
結婚初夜、朱華《しゅか》は夫である宵藍《しょうらん》から拒絶された。
彼が朱華を拒んだのは、不死鳥として子を成す役目を負った朱華がまるで操り人形のように思えたから。
しかし朱華にはそんな宵藍の考えが理解できない。この土地で
は誰もが朱華の子供を歓迎する。彼女が生んだ子が国主の配偶者となることで国が栄えるからだ。
子を生むことが自分の役目と教えられてきた朱華は、非協力的な夫に苛立ちを覚える。
しかし一方で、宵藍もまた子を生む道具にされていることに疑問も持てない妻の状況に不快感を抱く。
死んでは蘇り、永劫を生きる不死鳥。その不死鳥である朱華は、蘇るたびに子を成すことを求められてきた。
だが彼女はそれが自分の役目と信じて疑わない。蘇った時にそれまでの記憶を失っているせいで、疑問を持つきっかけすらない。
25年という短い周期で繰り返されてきた因習。それに対する宵藍の嫌悪が、朱華の埋もれた本心を引き出す。
何故不死鳥は人と交わるようになったのか。何故朱華は過去の記憶を持たなくなったのか。
葬られた過去を知った時、朱華と宵藍が選ぶものとは――。
※勢いで書いている長編です。レイティングは今のところR15しか付けていませんが、展開によっては増えることもあるかもしれません。
※舞台はなんちゃって中華風です。名称をそれっぽくしているだけで文化などはあまり参考にしていません。
※ヒロインが人外ですが、だいたい人間なので異類婚姻譚とは言い切れない気がします。
※大筋は最後まで決めてますが、途中の展開は勢いだけで書いているので個人的な好みなどお聞かせいただけると嬉しいです。
※誤字脱字・日本語間違いの指摘は大歓迎ですが、それ以外の技術的な指摘は不要です。必要な時に自分で信頼できる方に頼みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-28 09:31:11
147004文字
会話率:44%
古代ヨーロッパ?みたいな異世界の、洋風ファンタジーです。
異国の血を引く竜使いの女の子(18歳)と、山岳警団のエリート団員の青年(25歳)を中心に、お話が進みます。あと、ヒトの言葉を話す黒い竜も出てきます。
古代ローマ・ギリシャ辺り
を調べて、一部参考にしましたが、オリジナル設定が多いです! 個人的な好みで、人名は現代風になっています。
念のため……のセルフレイティングですが、該当する場面は多くない?です(汗)
もし良かったら、読んでみてくださいね♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-18 10:37:58
53514文字
会話率:33%
ハッピーエンドが大人気な現状における、マイノリティーの愚痴です。
なろうで小説を執筆する際には全く参考にならない、個人的な好みの話がたくさん書いてあります。
※ハッピーエンドが大好きな方々にとっては不快な内容だと思いますので、読まずに
スルーしてくださるようお願い申し上げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-01 04:00:00
2823文字
会話率:0%
ある日起きると僕は異世界に召喚されていた。
なんでも国が滅ぼされそうだから異世界人を助っ人として呼んだらしい。
国同士の戦争に無関係な人を無理矢理呼び出すのはどうかと思うよね。
でも呼び出された僕をみてみんなが落胆したよ。
だって僕は猫だも
ん。
面倒くさがりの黒猫の僕はのらりくらりと生きているのが性に合っているのさ。例え世界を征服出来るほどの力を持っていたとしても、ね。
知ってるかい?
人の数だけ正義があってその正義を押しつけるとどこかに必ず悲しむ人が生まれる事を。
力を持ってるって事はそれに見合った責任も持ってるって事を。
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チートでひねくれた主人公にお約束展開を挟みつつそれ相応のテーマを持って書いていきます。
現在書き貯め作業に入っています。
大体15話から20話程度書き上げましたら再び毎日更新を行う予定ですのでよろしくお願いします。
※ 筆者の個人的な好みにより基本的に各話の前書き・後書きは書いていません。話したい事は活動報告に書いていきますので作者に興味を持った方はぜひ活動報告をご覧下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-30 21:00:00
243313文字
会話率:36%