ある日、ブラック企業に勤める社畜だったこの俺、犬飼 武流(いぬかいたける)は、道端でわんこのような美少女と出会う。
裸で座り込む彼女に、俺はヤバい事情があるのかと困り果てる。『このご時世、下手に人に優しくなんかしたら馬鹿を見る時代だ』
見て見ぬふりをするべきなのかと。
しかし、捨て犬のように震え目を潤ませる姿を見た俺は、彼女を拾い家に連れ帰ってしまう。
珠美(たまみ)と名付けた(タマと言っても、猫じゃなく犬っぽいのに)彼女は、何にでも興味を示し、純粋に喜び、見返りの無い優しさを見せるのだった。
その珠美の姿に、すり減っていた俺の心は癒されてゆく。
そして、そこから俺の人生はどんどん好転していった。まるで、わんこ女神の加護を受けたかのように。
同時に、俺を追放したブラック企業は傾き、パワハラ上司は断罪され、犬を虐待したクズは地獄に落ちるのだった。
※プロローグにショッキングな描写があります。動物が虐待されるシーンが苦手な方は飛ばしてください。
※本作品はフィクションであり、現実の人物や団体や事件とは一切関係ありません。
※カクヨムでも公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-27 20:17:47
79152文字
会話率:53%
【2097152】…
この数字はなんだと思う?
今、世界中は『冒険者』だらけだ。
世界中の人は皆、levelがあり、赤ちゃんは【1】、一般的な大人が【300】、
【400】いけば『エリート』。
そして、『600』を越えると【帝】と呼ばれ、
【800】は【王】、【1000】は…【超越者】、【1100】は【深淵乃覇者】、【1200】は【人外】、【1500】はいよいよ…【神】と呼ばれるようになる。らしい…
俺はヤバいスキルを生まれた時から持っていた。
それは…【寝る度、level『倍化』】。
毎日levelがどんどん【倍】になった。
だから、生まれて『僅か3週間後』…【赤ちゃん】の『0才』でlevelが【2097152】になった。
そして、次の日【寝る度、level『倍化』】のスキルが消え、代わりに【全スキル使用可能】(ランク『Z』までのスキルのみ、それ以上のランクは『使用不可』)を持った。
…俺は【15才】まで『自分自身』で自分のlevelを【封印】した。
『256』levelは普通の子供にしては高すぎるけど、これ以上は【下げれなかったのだ。】
そして、俺は15才になり直ぐに【冒険者】になった。
levelも【全スキル使用可能】のスキルで作ったスキル『取得経験値『5倍』』のおかげで簡単に上がるという【カモフラージュ】をしながら【ちょっとずつ、『封印』を緩めて】先月の【冒険者】ランキング『1位』の時のlevelは【2048】。
本来のlevelの【1024分の1】の力でさえ、世界最強になれたらしい。
そんな俺はやることが無い。
全ての敵は【levelが『1000』】を越えていれば『余裕』で勝てるし。
ぶっちゃけ【飽きた】。
だから、【冒険者】を『引退』するため、手続きを先程済ませた。
俺には【子供が『3人』いる。】
長男の『リジア』はこないだ『15才』になった。
次男の『アテス』は『14才』。
長女の『フリア』も『14才』…まぁ双子だからな。
子供に俺の持っているアイテムを【半分】あげようと思って昨日のうちに渡しといた。
だから、俺は【隠居】して息子らに任せようと思う‼️
子供らよ、立派な【冒険者】になるんだぞ…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-20 22:51:55
2625文字
会話率:2%
この俺は天才すぎる…ある日、カレーを作れるようになった時にそう思った。
最終更新:2016-03-12 12:36:47
466文字
会話率:0%