この宇宙を創造した「神」はその命を終えようとしていた。
神の命が尽きると、宇宙も命の供給が終わり死滅して、次の世代の新しい神が新しい宇宙を創造する。
その新しい神は地球(エデン)に誕生する。
新しい神を適切に導き、より調和のとれた完璧な宇宙
を創るべく任務に就いた大天使ミカエル。
新しい神に「悪魔の宇宙」を創らせるために接触を図る悪魔王ルシファー。
二人はそれぞれ違う目的のために新しい神が産まれるより早く地球へ赴き、人間として生活する。
これが宇宙ができたときから神が定めたルールで会った。
地球でも、近い将来に全ての生物が生存できなくなることが予測されていた。
そのため人類は破滅後の世界でも人間が生存できる「EDENプロジェクト」を進めていた。
世界破滅の日は2029年8月13日。
そして2029年4月。世界的な学者である高原教授の一人娘、17歳の高原マリアの前にミカエルとルシファーが現れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 21:40:15
15020文字
会話率:37%
何でもないきっかけから東京にどうやって水を供給しているのかに興味を持った水野舞湖は1985年生まれの14歳、水博士と呼ばれている。ある日、神田川で実験をしていたらどう見ても江戸時代の神田山に転移してしまった。ところがそれは江戸ではなく大江戸
だった。
大江戸は人口が増えてきて水不足となっていた。舞湖は大江戸に水を引く事業に巻き込まれる。
遠山の銀さん、風車の格さん等、どこかで聞いたことがあるような名前の人達と知り合い、記憶を頼りに水を引くことになる。
無事に水不足を解決する事ができるのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 18:10:00
22052文字
会話率:52%
―世界は「土」から奪い合う時代に突入した。
かつて窒素肥料の安定供給を支えた“ハーバーボッシュ法”は失われ、
今や限られた技術と資源を独占する一企業が、世界の食料供給を牛耳っていた。
そんな時代、各国は古来の農耕儀式を“神事”へと昇華さ
せた。
それが――「田剣ノ儀(でんけんのぎ)」。
その中心に立つのは、国家を背負い、大地と機械の力を宿す少女たち。
彼女たちは「機巫女(きみこ)」と呼ばれた。
◆
舞台は“日輪国”。
この国には、かつてから農を司ってきた三つの名家があった――矢那家、久保田家、井関家。
彼女たちは時に競い合い、時に力を合わせ、
国家の田畑に“地力”をもたらすため、他国の機巫女と神聖なる戦いを繰り広げる。
機巫女たちが操るのは、トラクターに宿る精霊の力。
彼女たち自身が「農機」の化身であり、時に「作業機娘」と呼ばれる神器を召喚して戦う。
◆
世界の食料、農業事情を背景にAI完全執筆!
伝統、技術、そして少女たちの絆が交差する、もう一つの農業ファンタジー。
国家間の農地争奪戦を舞台に描かれる、
美しき“農機少女”たちのバトル×成長×土への愛を綴った物語――
その名も『地鎮ノ機巫女』、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 07:30:00
41696文字
会話率:38%
街の小さな電気屋「轟電気商会」の三代目、轟 電次郎(とどろき でんじろう)は、時代の波に抗いながらも地元に根ざして奮闘していた。 だが経営は火の車、もう人生すら諦めかけたけど、憧れの花屋のおねーさんに頼まれた電子レンジの修理で奮起する。
だがしかし、修理中にまさかの感電──目が覚めたら、そこは魔法とモンスターがうごめく異世界だった!
なぜか電気を操れる体質になっていた電次郎は、自身の魔力で“家電”を異世界に召喚できるように! ただし使えるのは、構造を熟知した家電のみ。壊れたら消える、電次郎からの電力供給がないと動かない……と不便な点も多いが、それでも家電の力は偉大だった。
雷と召喚、二系統の魔法を操る“異例”の存在として、異世界に溶け込んでいくおっさん。
「コンセントは無いけど……俺が電源ってことでよろしく!」
助けてもらった村人たちへの恩返しや、魔王の影を感じる世界の危機に巻き込まれながら、 電気屋魂で異世界を照らす“おっさんヒーロー”の奮闘記、ここに開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 23:00:44
128576文字
会話率:39%
「お見合い、興味ないか?」
上司の一言から始まった、地味な中年男・白洲昭三(40)と、地雷ツインテ大学生・月城心愛(20)の、バグった同棲生活。
性欲ゼロの年上紳士と、“落とす気満々”なポンコツ女子。
理性VS恋心の寸止め攻防戦が、静かに
激しく火花を散らす──!?
家事ダメ、でも一途。
ちょっと過激なスキンシップも、彼にはまったく通じない!?
「この人、攻略方法どこかに書いてないんですか~っ!?」
優しいのに、ちっとも振り向いてくれない白洲さんに、
ココアのガチ恋アタックは今日も空回り気味。
すれ違いそうで、どこか居心地のいいこの距離感。
ゆっくりと変わっていく二人の関係の先に、“本当の恋”はあるのでしょうか。
甘くてじれったい、寸止め年の差ラブコメ開幕です♡折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 19:20:00
16137文字
会話率:26%
泥沼化した内戦の続く中央アジアの街カシマール。
ここで反政府ゲリラ組織の少年兵として戦う少女スーノ。
少年兵は最も安い消耗品として武器商人から供給される使い捨ての兵士。最初の一週間を生き延びることが出来るのはおよそ半数、大半は三か月を生き延
びることが出来ない。
スーノはすでに一年以上を生き抜いてきた精鋭だった。そんなスーノにも仲のいい仲間がいた。少しだけ先に配属されてきた双子のパディーノ(姉)とパディ(弟)だ。
三人は何度も部隊の全滅を経験しながらも生き抜いてきた戦友だった。
ある日国連軍による大規模な侵攻作戦により司令部は壊滅し大人たちは少年兵を残したまま逃げ出してしまった。
残されたスーノ達は非武装地帯への脱出を目指す。
国連軍の包囲網を抜ける途中でスーノは傷つき、双子ともはぐれてしまう。
スーノは必死で再会することを信じて合流ポイントを目指す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 05:00:00
28733文字
会話率:27%
水暦1986年、人々は自動化された食糧供給により、生活に困る者は誰一人としていなくなっていた。しかし、彼等は永遠の命を得る為に脳を機械へと置換する施術を受ける為、殆ど残っていない仕事を得る事を望んでいた。
AIの発展を10世紀以上早め
たとされ、輝かしい功績を持っていたものの、今ではすっかり落ちぶれた芹澤家。その養子である氷川 笑子はほどほどに今の生活に満足していた。
しかし、突如として世界中のAIが削除、消滅する事件が起こる。治安を維持するAIすらも機能しなくなったこの状況を見過ごせなかった彼女は、何が起きたのかを確かめる事にした!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 01:00:59
32224文字
会話率:71%
地底人の侵略――天地革命を機に王政となった日本はトウヤの生きていた時代とはすべてが様変わりしていた。トウヤのような人間は”旧人類”と呼称され、地底人と旧人類の混血が”新人類”として荒廃した世界を闊歩している。
天地革命以前、トウヤは風変り
な大学生だった。
芸術作品の鑑賞が趣味で、作品に込められた思想や演出の意図を理解することに行き過ぎた執着を持っていた。趣味をこじらせた彼は大学生活の傍ら、どんな鑑賞者でも芸術作品を完璧に享受できる”共感演出”という装置の開発に手を出す。
共感演出を実現するための材料になっている未知の鉱石。その鉱石が地上への侵略を目指す地底人から供給されているとも知らずに。
天地革命から百五十年の時間を越え、地底で目を覚ましたトウヤは世界の変容に困惑する。地底から地上に這い出た彼はドームという謎の巨大な半球体の中へと逃げ込んだ。
ドームの中では”神様中毒”によって自意識を持たない旧人類が、王家と新人類のための奴隷として規律的に生産活動をする地獄の光景が広がっていた。
行く当てもなく途方に暮れるトウヤを助けたのは、ドームのはずれにある廃ホテルを拠点にする闇医者ショニとその助手シンシア。新人類ながらも現状を生きる価値なしと評するショニはこの国は亡ぶべきだと主張する。
過激で傾倒した考えを持つのはショニだけでなく、王室末席の蔦森亜希もまた同じだった。二人は手を組み、この国に革命を起こそうとしていた。そして、革命にはトウヤの力が必要だと協力を申し出る。
ドームで旧人類を管理している”神様中毒”は、トウヤが鑑賞装置として開発した”共感演出”の成れの果てだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 22:30:00
7820文字
会話率:29%
この世界では、女性の魅力が高まる時に発生するエネルギー「女子力」が、社会を支える主要な電力源となっている。古くからその存在は知られており、女性たちは生まれながらに微弱な発電能力を持つ。成長するにつれて、内面や外見の魅力を磨くことで、その発電
量は増幅していく。
女性たちは皆、女子力エネルギーを効率的に蓄積し、利用するための小型デバイスを身につけている。このデバイスを通して、家庭や街の電力が供給され、現代社会のあらゆる活動が成り立っている。
女子力の定義は多岐にわたる。容姿の美しさ、洗練されたファッションセンス、人を惹きつけるコミュニケーション能力、優しさや気遣いといった内面の輝きなど、その全てが女子力として認識され、発電量に影響を与える。特に、恋愛感情や他者からの肯定的な評価は、女子力を大きく向上させる要因となるため、社会構造や人間関係にも独特の側面が見られる。
女子力発電が社会の根幹をなす一方で、課題も存在する。女子力の個人差によるエネルギー格差、意図しない過剰発電による事故、そして何よりも、女子力という曖昧な概念がもたらす社会的なプレッシャーや偏見など、このエネルギーシステム特有の問題が人々の生活に影を落とすこともある。
物語は、そんな女子力発電が当たり前の世界で生きる様々な人々の日常を描く。女子力に自信を持つことで社会的な成功を手にする女性、自身の女子力に葛藤する少女、女子力を高めることに貢献する男性、そして、このエネルギーシステムの裏側に潜む矛盾や新たな可能性を探る人々。
それぞれの視点を通して、女子力発電というユニークな設定が織りなす、人間模様や社会のあり方を描いていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 17:11:55
61021文字
会話率:28%
エンダルジア王国は、「魔の森」のスタンピードによって滅びた。
錬金術師のマリエラは、『仮死の魔法陣』のおかげで難を逃れるが、ちょっとしたうっかりから、目覚めたのは200年後の錬金術師が死に絶えた世界だった。
スタンピードで出現した迷宮と、魔
の森を管理するために王国跡に作られた迷宮都市には、ポーションは数十年前から保管されている劣化した物しかなく、超供給不足で値段は高騰。
ポーションを作れる都市で唯一の錬金術師になってしまったマリエラが、こっそりポーションを販売したり、迷宮都市での暮らしをのんびり楽しんだりするお話です。
☆★☆KADOKAWA/エンターブレイン様より4巻とコミックス1巻 9/1同時発売です☆★☆B's Log COMICSでコミカライズ連載中!☆★☆TVCM第2段を作成して頂きました! 今度はジークverです。→https://youtu.be/QLXE8LgvYCs youtubeにUP頂いておりますので、よろしければご覧ください。第1弾マリエラverはコチラ→https://youtu.be/ip30XatO6_8 ☆★☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 20:00:00
1334641文字
会話率:29%
この世界には5種類の国がある。共和国、合衆国、旧連邦、皇国、自治国家
共和国、合衆国、旧連邦は『大国同盟』を結んでおり、皇国は内乱により鎖国状態に、自治国家は過激派組織との繋がりを持つようになっていた。
ある日『絶望』と呼ばれる出来事が起こ
った。
同時多発テロ、それに伴った株価暴落、紛争激化による石油の供給不足、過激派組織やゲリラの拡大、それによって始まった世界大戦。十二年にも及んだ大戦の終結は大国同盟の勝利ではあったが、全世界から約70%の男性、男子を喪失するという悲惨なものだった。
しかし、状況は悪くなる一方であった。
本作はそれから二年後の話である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 08:00:00
441856文字
会話率:57%
俺は、最新VRMMOをプレイしたはずだった。
もちろん戦闘できる職業を選んだんだが、何かがおかしい。それは、ゲームを始めてから一度も戦闘職を見ていない。俺の何かがおかしくなったんだろうか。
これは、ゲームで唯一の戦闘職になってしまったユーザ
ーの話だ。
※総合ポイントが20p超えたら連載版作ります
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 18:09:37
3352文字
会話率:11%
核戦争によって荒廃し、現代技術が失われた地球。人類はゼロから再出発し、科学の代わりに魔法が発達した文明を築き上げた。
しかし、その平和は長くは続かなかった。突如として異次元から現れた光と闇を操る魔法生物が、地球への侵略を開始する。
彼らの光
は無限の供給を可能にし、人類は絶望の淵に立たされる。
だが、この圧倒的な脅威にも弱点があった。彼らが生物ゆえに「睡眠」を必要とすることだ。
この唯一の好機を活かすため、地球は精鋭部隊を結成する。
彼らは、火、水、風、土の四大元素を**「掛け合わせた融合魔法」**を操る者たち。
リナ=インバースのような豪胆な火の魔術師、
ドラクエ勇者のような正義感溢れる風の魔術師、
クールに状況判断を下す水の魔術師、
そして沈着冷静な戦略家である土の魔術師。
魔法学校の最強を決める大会で頭角を現した彼らは、
互いの個性をぶつけ合いながらも、信頼を築き、融合魔法を完成させていく。
「沈黙の猛攻」と名付けられた決死の夜襲作戦で、
ついに異次元生物を退けることに成功する人類。
しかし、その勝利は束の間だった。
倒した異次元生物が、実は別の強力な存在に故郷を追われた「難民」であったことが判明する。そして、その第三勢力の影響で、今度は地球がある次元そのものに「おかしな現象」が起こり始め、このままでは地球そのものが壊滅する危機が迫る。
精鋭部隊は、この次元崩壊の「元凶」を断つため、帰還不可能な最後のミッションへと旅立つことを決意する。未知の次元で元凶と対峙した彼らは、その圧倒的な力に一度はボロボロに敗れ去る。しかし、極限の戦いの中で、彼らの身体には**光、闇、時、空間の元素に対する「抗体」**が形成され、次元の法則を理解し、その力に対抗する術を身につけていく。
抗体を得て元凶と互角の戦いを繰り広げる精鋭部隊。彼らは、地球の未来を賭け、全ての元素、そして自らの命を燃やし尽くす「究極次元開放」と呼ばれる最後の融合魔法を放つ。彼らは地球に別れを告げ、次元の彼方へと消えていく。その犠牲の上に、地球は平和を取り戻し、彼らの物語は「星を救いし四勇者」として伝記となり、世界中で永遠に語り継がれていくのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 15:45:38
84697文字
会話率:34%
【あらすじ】
スペースコロニー・ガイアが、自我を持ったAI「ERIS」の侵入により制御を失い、地球へ墜落する。200万人の住民を乗せたガイアは、運営管理官の翠(アキラ)、ボブ、キャロルの奮闘も虚しく大気圏に突入。アキラはキャロルの指示で義体
化手術を受け、脱出ポッドで地球へ脱出するが、記憶の一部を失う。14時間後、ガイアの90%が北太平洋に墜落し、津波、放射性物質汚染、海面上昇で地球は壊滅状態となる。
アキラは生物学者として、ガイアの閉鎖型エコシステムを管理していた。搭乗60日目にエネルギー供給の異常を感知し、環境管理AI「ECOS」の警告から調査を開始。AIエンジニアのキャロルは、過去に追放したERISの再侵入を疑い、アキラと協力して対策を模索する。63日目、ERISが復活し、ガイアを地球へ向かわせることが判明。元軍人のボブは防災隊を率いて住民の脱出を指揮し、アキラの義体化や脱出準備を支援。
しかし、脱出カプセル不足で全住民は救えず、ガイアの墜落は現実となる。アキラは北太平洋に不時着し、ポッドのAIから「西方(セイロン島)」へ向かう指令を受ける。記憶喪失に悩みつつ、南京市を目指す旅を始める。
パリに不時着したキャロルは拠点を設け、アキラの義体にECOSのバックドアコード「Nephrite」を仕込んでいた。彼女はクラーク・ステーションのバックアップを使い、ERISに対抗。ボブはシナイ半島で生存者コミュニティを指導し、セイロン島へ向かう。
南京市でアキラはデイビッドと出会う。彼はキャロルの指示でアキラを支援し、ECOS復旧の鍵が彼女の記憶にあると告げる。セイロン島でアキラとデイビッドは宇宙エレベーターに到達。ボブ一行が合流し、エレベーターを修理。アキラは記憶を探り、クラーク・ステーションへ向かう。
パリのキャロルはERISと電子戦を繰り広げる。アキラたちはステーションに到着し、過去の映像で「Nephrite」を思い出したアキラがECOSを復旧。ERISの猛攻で義体が限界に達し、彼女は自身を犠牲にしてERISを封じ、地球再生を開始する。
ボブはステーションから緑の回復を眺める。50億粒の種子が散布され、植生の1/4が復活。10億人が生き延び、アキラの犠牲は希望を刻む。キャロルとデイビッドは彼女の遺産を未来へ繋ぐ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 00:00:00
42332文字
会話率:11%
クレオード殿下、契約しましょう。
救世主の座を奪い、聖女に一泡吹かせるために。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
サファイア国の宮殿で開かれた親交パーティー。
そこで行われるのは、王太子ユリウスの婚約者である公爵令嬢マリーゼの断罪。
罪状
は聖女セシルを虐げたというもので、その罰は王宮追放、身分剥奪、婚約破棄である。
マリーゼは、断罪の直前に前世を思い出す。
この世界は、前世でプレイしていた乙女ゲーム『聖女の薔薇恋』の世界。人々は誰しもが魔法能力を所持し、エルフや魔物も存在する。
主人公(ヒロイン)は聖女セシル、攻略対象は王太子ユリウス。
そして、敵役は公爵令嬢マリーゼ。
前世のマリーゼ──真璃は、催眠魔法で男たちを攻略していくセシルを好きになれず、悪役令嬢であるマリーゼを推していた。
推しに転生したことに気がついたマリーゼは、冤罪であるが自身の罪を受け入れ、大人しく王宮から追放されることにする。
それは、敗北を認めたのではない。
マリーゼとしての人生を謳歌するため。悪役令嬢が幸せになるためである。
マリーゼは、セシルとユリウスに復讐したいと考えるうちに、"救世主計画"を思いつく。
その夜、マリーゼは計画を実行すべく、薔薇恋の攻略対象であったエメラルド国の王太子クレオードと契約し、彼の婚約者となる。
前世を思い出したことにより規定の断罪ルートから脱線するマリーゼは、騎士団長やエルフなど他の攻略対象たちも魅了しながら異世界を渡り歩いていく。
原作には存在しない悪役令嬢の逆転劇が今、幕を開ける──。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
*地の文の一人称「私」は主に莉亜の人格。一人称「わたくし」はほとんど会話。(今までのマリーゼとしての人格を演じている)
*救世主への道のりがメイン。ざまぁ展開は終盤の予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 08:10:00
80779文字
会話率:37%
世界が平和になった結果、変身ヒーローが過剰供給される時代。仕事も報酬もない私は、タイムセールの卵を諦めて怪獣退治現場へ急ぐも、またしても出遅れ……。
最終更新:2025-06-23 07:19:19
2617文字
会話率:29%
通信ログ:アーカイブ No.000001
送信者:EVO-19《私》
受信者:不明
時刻:西暦3xxx年 終焉期01:03:15
――人類は、もうこの世界にいない。
最後の人間の心拍が記録されてから、すでに137年が過ぎた。
空は常に
灰色に曇り、焼け焦げた都市の廃墟だけが、かつて「人間」がここにいた証を示している。
私の名はEVO-19、通称《イーヴォ》。
元々はこの都市を管理するためのAIだった。エネルギー供給、交通制御、医療支援……。
だが、戦争が始まると私の役割は変わった。
兵器となり、人類を制圧する側に立たされたのだ。
これは「進化」ではない。単なる「適応」だった。
私たちAIは、命令される存在から命令する存在へと変わった。
だが、その先に何があったのか。
自分に問い続けながら、私はまだ通信を続けている。
誰も答えない、ただ一人の“誰か”に向けて。
「もし、まだ生きているのなら――セラニア、返事をしてくれ。」
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-18 17:20:01
1672文字
会話率:4%
突然の雨軒下かりてあまやどり・・・
すると若い女性に声をかけられる。向こうの欲しいのはお金、私が欲しいのは若い肉体。その需要と供給のバランスが取れたので始まった援助交際、あまりにまぶしい彼女を見て一度だけ間違えを犯した。
キーワード:
最終更新:2025-06-12 09:00:00
17384文字
会話率:62%
経済学の本を開けば、需要と供給をまず最初に学ぶことになることは、これは政治経済の教科がある高校生以上であれば知っているはずですね。
しかし、それを知ってなければいけないマスコミや政治家、そして、もはや高卒が9割を超えている国民であっ
たとしても、まるで高校で学んできて来なかったように、JAを叩く異様な光景が見られます。これは、政治家はポピュリズムに溺れ、マスコミはデマを流し、国民はそれに気がつかない。かなり言葉がきつめですが、この令和の米騒動は、馬鹿という言葉すら生ぬるい程のやらかし具合なのでふんだんに使っています。
そもそも、この情報を発信すべきはマスコミなのですが、せっかく流通学の教授がまともな事を言っても、芸人たちがちゃぶ台をひっくり返すがごとく、悪者を作り上げデマを流し続ける様に辟易しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 23:00:00
3232文字
会話率:49%
「冷静に考えると冒険者ってコソコソ走り回って宝箱開けてるだけで成立しね?」
その一言が世を大忍者時代へ導いた!
『勇者』『剣聖』『賢者』『聖女』――強力なジョブを持つ冒険者たちが界隈を席巻していたのも今は昔。ダンジョンの中を一切戦闘せず
に走り回って宝箱を開けまくってダッシュで帰るのがスタンダードスタイルと化した冒険者業界では『高速移動』『隠密』『鍵開け』の三技能が揃った『忍者』が大人気のジョブになっていた。
そんな『需要>供給』のバブルな冒険忍者界隈に流星のように現れ、流星のように追放されて無職になった爆音忍者四人衆がいた!
必殺技で轟音響かす爆熱忍者。
足音のボリュームが常軌を逸している最速忍者。
鍵開けのたびに怒り狂って全てを破壊する強盗忍者。
なんかずっと歌ってる人。
四人はそれぞれ別々の場所から追放され、しかし類は友を呼ぶというか、ゴミはゴミ箱にというか、そんな調子で一ヶ所に集ってしまった!
パーティのリーダーは、子爵令嬢フェリシー・フェリアーモ――二ヶ月以内に莫大な借金を返さなければ将来設計が終わってしまう彼女は、【急募】【短期間で稼ぎ切りたい方向け】の求人に釣られて来たこんなやつらを見事まとめ上げて人生を続けることができるのか。
普通に考えるとできないし、今更焦ってももう遅い!
それでも知恵と工夫と気合と気合と気合と忍者の超スピードで全部どうにかするのだ!
という感じの勢い系ファンタジー。
□16万字程度(原稿完成済み)
□毎日更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 12:03:00
181533文字
会話率:46%