高校一年生の夏樹詩歌と冬川亜夜は放課後の教室で今日も今日とて駄弁っていた。
特に意味もなく駄弁る二人だが、それはとある戦う少女の休息地でもあったのだ。
これはとある少女が本当の自分を見出す物語。
挫けても悔やまない戦いの記録。
「夏
樹さん、何書いてるんですか?」
「あらすじさ!」
「嘘は駄目ですよ」
「本当のことを誇張してるだけだよ!」
「書き直して下さい」
その一部始終である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-09 17:23:54
55492文字
会話率:42%
一人暮らしを始めたその日に彼女に住み着かれました。いえ、イハは良い子なんです。ちょっと表情がわかりにくくて言葉が突拍子もなくて行動が意味不明で変にエロくて……多分、良い子です。そんな掴みどころのないネコみたいな彼女と僕が何でもない日常を過ご
す物語です。「だーりんは照れ屋なの。イハちゃんを愛してるとなかなか言わないヘタレでもあるの。でも、私は良妻だからそんなだーりんも愛してる」誰がヘタレですか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-15 00:00:00
7552文字
会話率:70%