あるクリスマスの夜、男は池袋を歩いていた。
寒風が吹きすさぶ中独り身の自分を嘆いていると、突然後ろから驚きの声が上がり、振り返ると、黒い波打つ球体が浮かんでいる。
驚きも束の間、そこから大量のモンスターが溢れ出し、人間達を襲いだし
た。
男は必死に走り、一つのデパートに逃げ込む。
縮こまり隠れる中で、全世界中が同じ状況に陥っており、未曽有の大パニックになっていることを知った。
同時に、ほとんどの人間が魔法と呼ばれるようになる力を発現していることも。
男は恐怖を感じながらも、夢にまで見たファンタジーが目の前にあることに歓喜する。
まず何をしよう。どうやって楽しんでやろう。
これは一人のオタクが、現代を死に物狂いで冒険する『Real』である。
【第1巻】デパート内攻防戦 編
【第2巻】始まりの地 編
【第3巻】繋がり 編
【第4巻】首都戦争 編
※この作品は賞に応募しようと書いた作品なんですが、途中で、話の内容的に「あれ?これなろうの方が向いてんじゃね?」と思い投稿してみた物です。
ぜひ読んでみてください。
カクヨムにも掲載中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 00:09:09
1781360文字
会話率:50%
激しい雷雨の夜、ディアーヌ・バトン公爵令嬢は自室にて一人、人生のどん底にいる気分を味わっていた。
彼女の手には、彼女が幼い頃から大切に想ってきたはずの婚約者、弟、幼馴染の三人から贈られた思い出のブローチがある。
しかし十七歳となった今では
もう、三人との関係はディアーヌが何をしようとも修復不可能なところまで壊れてしまっていた。それだけでなく、学園内では悪役令嬢だと生徒たちから嫌われ、長年の婚約も一方的に破棄されて、父からは勘当宣言もされた。
すべてに絶望したディアーヌは、ブローチを片手に開け放った窓の前に立つ。
そして……
手に持っていたブローチを思いっきり空にぶん投げ、吠えた。
「絶対に、負けてたまるものですかーーー!!」
その叫びが、彼女の怒りが、一つの出逢いを引き寄せたのである。
◇
魔法の存在しない世界で生きる、生粋の負けず嫌いである公爵令嬢が、魔法の存在する異世界からやってきた勇者とともに悪を討ち、日常を取り戻すために奮闘するお話。
※全四十七話予定(完結済み)
※毎日一話更新予定
※一部、暴力・残酷描写あり
※この物語は作者独自の世界設定であり、フィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 15:31:44
255630文字
会話率:43%
俺、神取雅孝は高校二年生。武闘派の高校「鏡学園」の学生だ。格闘技が主の学校、格闘技――最初はあまり興味を抱かなかった。つまらなそうに日常を平常運転していたことから父に転校を勧められた結果だというだけだ。鏡学園は父の母校でもある。当時は「番長
」と称し称されいい気分に浸っていたらしい。ほんとうにのっけは父の背なんてどうでもいいと思っていたのだ。今は違う。それなりに興味深いシチュエーションを楽しもうと考えている。俺を取り巻く環境はまあ豪華だ。空色の瞳の香田、ピンと張った背筋が綺麗な桐敷、そして万能な神様を地で行くべっぴんさんの風間――美少女三人揃い踏み。
今回の舞台、出来事、テーマは、「対抗戦」である。格闘技の深淵を標榜しているらしい鏡学園に則した格好で執り行われる部と部の戦闘だ。フィジカルとメンタルの全力全開全身全霊でもって真っ向からぶつかりあう――らしい。恐らく高校生の大会としては最高峰であろう格闘技のイベントだと考えるとテンションが上がらなくもない。風間を部長とする「ファイトクラブ」はここ二年の優勝チーム。風間が入学してからてっぺんだということだ。まあまあ面白い事実ではある。女子供が頂点を手に入れるとか――だなんて言うと、多様性が重んじられるこのご時世にあっては嫌われてしまうことだろうが。
たった一人の男――美少女どもに囲まれて幸せを謳歌する俺は連中にいいところを見せてより大きな愛情を得てやろうと考える――嘘だ。
男の価値は何を得たかではなく何をしようとしたかで決まる――異議は受けつけるし、その際には容赦なく論破してやろうと考える。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-14 05:33:18
73647文字
会話率:59%
王族の執事として生活していた30のおじさんが今作の主人公。王女の影武者として選ばれた主人公は過酷な肉体改造によって王女と瓜二つの姿へと変貌する。国で暴動が起こった日、王女のついた嘘で助かった主人公は新たな人生をスタートさせる。何をしようかと
考えていた主人公の前に現れたのは隣国の王子。王子は主人公に一目惚れしたといって求婚を申し込むのだった。今ここに"おっさんお嬢様"と純水バカ王子のラブストーリーが幕を開ける!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 20:10:36
12553文字
会話率:35%
友達と一緒に屋内プールで遊んでいた僕。
友達のうちの一人が、誰が一番長く息を止めていられるか勝負をしようと提案する。みんなで一斉に水中に潜り、息を止めている時間を競い合う。友達が次々に脱落していって、僕と勝負を提案した子の一騎打ちに。
勝負は僕の勝ち。でも、称賛されたのは勝負を提案した子だった。
次は何をしようかと相談しているところへ、そろそろ帰ろうと大人の人が声をかけてきた。みんなは帰り支度をしようと更衣室に向かう。僕もその後に続いて、プールサイドの脇にある扉を通り抜ける。その先は、更衣室に続く廊下に出るはずだった。でも、僕の目の前にはさっきまでいたプールサイドが広がっていて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 14:08:28
1000文字
会話率:32%
主人公の彼女は恋人に電話をかける。それに様子も少しおかしい。彼女は何をしようと企んでいるのだろうか。
最終更新:2024-11-11 06:50:00
697文字
会話率:24%
悪女。それは烙印。何をしようと批判される対象。味方は誰もいない。そんな人物をさす。
私は大人気ゲームをしているうちに悪女に設定されたレイシーに同情してしまう。そのせいかその日の夢でレイシーが現れ、そこで彼女の代わりに復讐することを約束して
しまい、ゲームの世界に入ってしまう。失敗すれば死は免れない。
復讐を果たし死ぬ運命を回避して現代に戻ることはできるのか?
悪女が悪女のために戦う日々がいま始まる!
カクヨム、アルファポリスにも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 18:24:35
21154文字
会話率:19%
冒険者になったら、何がしたい?
小さな背中に、大きな荷物。
ブーツを履いたら出かけよう。
神秘と謎に満ちた大陸で、今日は何をしよう、明日はどこに行こう?
スリルが少しと概ねほのぼの、冒険の日々を全力で楽しむ冒険者・メルの日常。
※一話
ごとに完結しますが、時間軸はかなり前後します
※バックアップをかねてカクヨムとの重複投稿になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-18 20:08:19
892178文字
会話率:31%
夏だ。夏休みだ。僕は縁側でその言葉をかみしめる。
明日からは何をしよう。青々と葉の茂った山で虫を捕るのもよし、きらきら輝く川で泳ぐのもよし。そういえば去年は近所のお墓に肝試しに行ったりしたな。
あれこれ考える僕の頭の中で、夏休みの思い
出がまるで昨日のことのように鮮やかに浮かんできて、思わずにやける。わくわくと心躍る夏休み。こんな日々がずっと続けばいい。
「おにーちゃーん。おやつたべようよー」
目を閉じていた僕は妹の声に目を開ける。棒アイスを両手につかんだ妹が縁側をとてとてと走ってくる。「うん」と返事をして、僕は大きく伸びをした。
夏休みは、これからだ。
チリーン…
「あら。お兄ちゃん、今年もおやつ、食べにきたのかしら」
袋から出してお皿に置かれた棒アイスが、夏の熱気でじわじわと溶けていく。縁側でちょこんと正座したおばあちゃんは、おかしそうに言った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-23 16:12:20
1395文字
会話率:23%
菊池はよく物事を考える癖がある。
今日は何をしようか、何を食べようかなどなど。
これは、そんな菊池の日常である。
最終更新:2024-07-19 08:02:38
1508文字
会話率:26%
30世紀末、魔法による大規模な戦争が勃発した。
僕は、17歳にしてその戦場へと駆り出されることとなった。もちろん、最初から戦場へ出たわけではない。どこにでもあるような家に住んでいた僕の家のポストに突然、一通の封筒が届いたんだ。
それは、戦場
へ向かうための若者達を訓練する”兵士研修所”からの手紙だった。僕に拒否権はない。
家を出る直前まで涙を流す母の手を、最後まで僕は握りしめてこう言った。「必ず帰ってくる」って……。
これはもう遠い昔の記憶。
あと4日で世界は終わる。
今更、母に会いに行くことはできない。さてこれからどうしようか。お金の概念も、平和という概念も消えさったこの世界で、あとは何をしよう?
「あんた、そんなところにいると危ないよ」折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-07-09 10:20:56
7231文字
会話率:25%
何をしようというのか。
キーワード:
最終更新:2024-07-03 21:27:11
459文字
会話率:20%
"今日は何をしようか"。そんな一言が辺りに通り抜ける。彼らが頭を悩ませているととある話し声が聞こえてくる。何でも星空が綺麗に見える場所があるそうな。そういうわけで彼らはそこに行ってみようということになったのだが、彼らの向
かう先にあるのは果たして…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-09 20:37:36
50169文字
会話率:76%
5月になると僕は憂鬱だ。理由は好きな人が死んだのが5月だから....ああ今年もやってきた。僕は何をしよう。どこに行こう。
最終更新:2024-06-06 17:42:57
2797文字
会話率:22%
そのとき、何をしようとするかの理由は、そのもの以外に分からないものかもしれません。
最終更新:2024-05-01 21:00:00
3987文字
会話率:7%
誕生日を一緒に過ごしたいと思っていた僕。
彼女の母親が体調を崩したとのことで、予定がすっぽり空いてしまった。
さて何をしようかな?
友達に助けられるが、僕は既に壊れている。
最後にか出した判断は?
最終更新:2024-04-11 23:00:00
10778文字
会話率:25%
幼少期から言われ続けた言葉。
変わっている。不思議ちゃん。
まぁ、端的に言えば『頭おかしい』という意味だ。
けれども彼だけはその言葉を使わなかった。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項
2
狂ってないよ。普通だよ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-29 18:04:43
979文字
会話率:36%
人は何をしようとしているのか。
最終更新:2024-01-13 21:27:02
214文字
会話率:0%
前世の記憶を持つアドリアーナはこの世界が乙女ゲームの世界で、自分が悪役令嬢だということを知っていた。乙女ゲームにありがちな学園物のストーリーで、卒業前のプロムで全生徒を前に悪役令嬢が断罪されて、ヒーローとヒロインが結ばれるというありがちなス
トーリーだ。
「でも、悪役令嬢はヒロインを虐げるから悪役令嬢なんであって、何もしなければ悪役令嬢になるはずもないわよね?」
ここはゲームの世界のようだが現実なので、ありえない罪で裁かれるはずもないとアドリアーナは楽観的に考える。むしろ容姿端麗成績優秀、お金持ちで公爵令嬢で王太子の婚約者というハイスペックなアドリアーナに転生したことを喜ぶべきではないのか!
そんな風に思っていたアドリアーナだったが、十歳の時に婚約したヴァルフレードを前に、妄想していたハッピーライフは砕け散った。どうやらヴァルフレードはアドリアーナとの婚約が嫌で嫌で仕方がないらしい。アドリアーナとの婚約は政治的なバランスを考えて整えられた政略結婚なので恋愛感情が伴わなくても致し方ないが、夢見る乙女のような少年ヴァルフレードは、自分が好きな女性と結婚したかったのにとことあるごとにアドリアーナを詰った。
アドリアーナは自分の未来に絶望したが、学園に入学後、彼女はもっと大きな絶望を知ることになった。
アドリアーナは何もしていないのに、あっという間にヒロイン・クレーリアを虐げている性悪女だと噂になったのだ。何をしようとも状況は改善せず、悪化の一途をたどる。そしてついに訪れたプロムで、アドリアーナは婚約者ヴァルフレードから婚約破棄と東の辺境にある離宮への幽閉が言い渡された。
茫然とするアドリアーナ。しかし、アドリアーナはよく考えてみる。ヴァルフレードとの婚約破棄は、願ったりだ。そして、命が取られるわけでもない。
「ゲームはこれでエンディングだし、これ以上わたしが巻き込まれることはないわよね」。
アドリアーナは心機一転、幽閉先で悠々自適な生活を送ることを目指そうと、うきうきと幽閉先へ向かったが――
「クレーリアの能力が足りないからわたしに側妃になれってふざけてんのか‼」
しばらくして送り付けられてきたヴァルフレードの手紙にアドリアーナはブチ切れる。
それどころか「ずっとアドリアーナが好きだったんだ」と遠縁で幼馴染のジラルドまでやってくる始末で……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-13 17:20:40
82070文字
会話率:32%
可愛い君の笑顔を見ると、私の心は温かくなる
大切な我が子と出掛ける今日は、何をしようか?
最終更新:2023-10-16 06:00:00
509文字
会話率:7%