俺、空田広志(そらたひろし)23歳。
何故だか気が付けば、見も知らぬ世界に立っていた。
何故、そんなことが分かるかと言えば、自分の目の前には木の棒……棍棒だろうか、それを握りしめた緑色の醜悪な小人っぽい何か三体に囲まれていたからだ。
そ
れに俺は少し前までコンビニに立ち寄っていたのだから、こんな何もない平原であるハズがない。
そして振り返ってもさっきまでいたはずのコンビニも見えないし、建物どころかアスファルトの道路も街灯も何も見えない。
見えるのは俺を取り囲む醜悪な小人三体と、遠くに森の様な木々が見えるだけだ。
「えっと、とりあえずどうにかしないと多分……死んじゃうよね。でも、どうすれば?」
にじり寄ってくる三体の何かを警戒しながら、どうにかこの場を切り抜けたいと考えるが、手元には武器になりそうな物はなく、持っているコンビニの袋の中は発泡酒三本とツナマヨと梅干しのおにぎり、後はポテサラだけだ。
「こりゃ、詰みだな」と思っていると「待てよ、ここが異世界なら……」とある期待が沸き上がる。
「何もしないよりは……」と考え「ステータス!」と呟けば、目の前に半透明のボードが現れ、そこには自分の名前と性別、年齢、HPなどが表記され、最後には『空間魔法Lv1』『次元の隙間からこぼれ落ちた者』と記載されていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 17:00:00
442726文字
会話率:79%
なんてことはないありきたりな日常。ありきたりな人生
――であればどれほどよかったか
一人の人間がいた。彼の名は未希真霧(みきまきり)
なんの変哲もない、ちょっと変わった金持ちの家族がいる人間——という設定
そんな彼には秘密があった
花の
名を持つ神。旅をする神。旅神であった
そして、世界を滅ぼす悪である
――と、世界を滅ぼす事には訳があった
創造主と名乗る数多の存在が旅神を弄んでいた。理由は簡単
「物語を見ているだけなのはツマラナイから旅神で遊んでみよう。物語がどうなるのか見てみよう」
なんて下らない。なんて愚かな。なんてクソくらえな理由
という事で旅神の大半が創造主に反逆した
「お前らの秩序なんて全て壊して、未来の糧になれ」——と
世界=創造主なので世界を滅ぼすは創造主を滅ぼす意味合いになる
彼らは数多の世界をぶっ壊す反逆者となっていた
真霧はその反逆した旅神のリーダーに創られた夢の世界の住人だった
念の為と情報を与えられ、真霧は真実を知っていながらありきたりな、不安定な夢の世界で暮らしていた
だがある時、世界の終わりを本能で感じ抗議した
神は言った「創造主じゃないから上手く創れなかった。そのせいで世界が不安定になって不具合が発生してる。いつ消滅しても可笑しくない不具合が」
真霧は怒った「なんとかできないのか!!!? 俺はあいつらを、世界が消えるのを黙って、じっとしている事しか出来ないのか!?」
真霧は友が、居場所が知っていながら消える事を望まなかった
神は提案した「なら、俺達に手を貸してほしい。お前の世界を継続する為に俺はここから動けなくなる。ただ、世界が永続されるかは断言出来ない。約束は出来ない。それでもいいなら、手を貸してほしい。……こちらには人手が足りない。間に合わなくなってしまう」
「——何もしないよりはマシ。手を貸す、だから、少しでも長く存在させてくれ」
そんなこんなで未希真霧——半分人間半分旅神の夢の花ブバルディアは世界を滅ぼす反逆者の一人となった
永久なる奇跡の夢物語の幸せな結末を
<>
以前投稿していた旅花の改良版。メイン人間だからいけるだろう。な思考
カクヨムにも投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 02:24:07
19139文字
会話率:47%
だいたい題名の通り。
ネタが降りてくれば続く?
最終更新:2023-11-18 17:47:23
453文字
会話率:34%
私の彼氏はよく手に触れて来る人だった。
けれども普通に触る様な真似はしない。
何時も手の質感を覚える様に、隙間なく這い回る。
そんな好色な手が、手だけではないと思ったのはとある一件以来から。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に
思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
恋愛です。R15です。
特に序盤、雰囲気がR15だと思ってます。
苦手な方はご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-14 08:07:54
1283文字
会話率:52%
アディオス友よ。君等の親友は人生がつかれたよ。すまんな運搬業者。あんたたちに非はないよ。
さらば世界。
…どちらさんですか?はぁ女神。すんません自分宗教とか...死後の世界ねぇ。あそう
ん?生きろ?え ヤダ。すきなもの?・・・動物
動物に囲
まれるねぇ。何もしなくていいの?じゃあいく。ほんとに何もしないよ?
とか言いつつ世界を救う青年の話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-18 19:00:00
35713文字
会話率:52%
浮気、ねぇ。……まぁ、そうだね。殴り殺したくもなるし、一生消えない傷跡でも残したくは、なるね。……でも、俺は別にいいかな。うん、特に何もしないよ。何もして、やらないよ。調子に乗せてあげよう。取り返しがつかなくなるまで。でも、これは相手の幸
福のためなんだよ?……幸福を噛み締める一番簡単な方法は、絶望を感じることだからね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-02 14:00:00
7986文字
会話率:61%
魅惑の土だるまファンタジー! 破ってしまった約束を追い続ける少年の黒と風の冒険譚。
ずっと一緒と幼い約束を交わした三人の子供達。しかし谷から旅立ったのは少年ただ独りだけだった。彼は不思議な土だるまを肩に乗せていて……?
剣と風を武器に奇
形種を退治しながら行方不明の幼馴染みを探す少年は、とある街でレグサスという青年に付き纏われる。彼は巷で蔓延する致死性の黒の病と少年の関与を疑っていた。
黒の病による死者の発生、罹患者を巡り相対する二つの団体、複雑に絡まりあう状況の中、少年の元に幼馴染みとよく似た少女が現れる。彼女もまた黒の病と関係がありそうで……?
「土だるま君の肌を撫で回して~、3サイズを測りたい♪ 暗闇監禁してみたり~ぃ、布でぐるぐる縛りましょ♪」
「怖いキモチワルイ寄らないでクダサイ」
「おおっ!声なき 土だるま君の気持ちがわかる! 凄いな目鼻口ないのに意思表示──あれ? 二人共どこ行くの? 待て待て待て。嫌がること何もしないよ。ちょっ! ホント待っ! お兄さん怖くない! 怖くないよー!?!?」
※カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-21 16:12:31
74510文字
会話率:52%