上司の圧から休職を選んだ灰根改-はいねあらた-は、貯金も尽き手当だけのギリギリアウトな生活を送っていた。
そんな改はある日、一件の高額収入の仕事を見つける。
『月給百万以上! 好待遇! やる気があれば誰でも大歓迎!』
「……いや、明ら
かにおかしいだろ……?」
そう思った改だったが、自分の今の状態は一寸先は闇状態であることを考え、騙されるつもりで面接の申し込みをした。
つつがなく進む面接に、問題なく渡される合格という結果。色々と聞かれたこともあったが、厚待遇と会社のある場所の魅力にハマり、改は入社書類にサインをした。
「――それで、あの、仕事の内容なんですが」
「そうだな。改君には、まず簡単なゲームから見てもらおうかな? 護人のいる部屋に行こうか」
「あ、はい。デバッグかなにでしょうか?」
「……いや? ――え。まさか、聞いてないの?」
「え、っと。ゲームを見守る、みたいな話は聞きましたが」
「あっはっは、人が悪いなぁ。くくくっ、あぁ、ゴメンね? ゲームはゲームでも、デスゲームだよ? もちろん、リアルな、ね」
「デス、ゲーム……?」
「そう、デスゲーム。聞いたことあるでしょ? リアルタイムで、今まさに生きた人間同士で行われているデスゲームを、企画運営しながら最後まで見守ることが俺たちの仕事だよ」
デスゲームを見守る護人-もりびと-となった改の、想定外の毎日が始まった――。
※一部鬱表現、残酷な表現が含まれます。
苦手な方はご注意ください。
※上記に合わせ、よく人が死にます。
苦手な方はご注意ください。
※主人公が入社したてなので、多分続編書きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-12 21:21:48
126509文字
会話率:75%
2008年春、小説投稿サイト「小説家になろう」内で、SF小説競作企画「空想科学祭」を開催しようと思い立った私は、手探りながらに企画サイトを立ち上げる――。今年、五回目にして最後の開催となる空想科学祭を記念し、今までの歩みを覚え書きかねて、エ
ッセイとしてまとめることにする。※“空想科学祭の歩み~2012年最後の空想科学祭へ~”より改題 多忙により、更新は遅めです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-16 11:09:51
95843文字
会話率:13%
黒森 冬炎 さま企画運営「劇伴企画」に参加いたします。
主人公はある夜に夢を見る。
それは、赤い髪に褐色の肌が美しい女が泣いていた。
訊ねると彼女は失くしたと思っていた珊瑚のネックレスだと言う。
最終更新:2021-06-14 01:37:44
3956文字
会話率:24%
「以上で、第7回人狼デスゲームの概要となります」
デスゲーム企画運営部門のチーフである小鳥遊 高時(たかなし たかとき)は静かにプレゼンを終えた。これからデスゲームを開催しなければならないため準備を念入りに行っていく。全ては資金提供をして
くれるスポンサーである金持ちの喜びの為に、そしてミスをして自分の首が飛ばないようにする為に。不備は許されない、脱走は許されない、ゲーム進行の遅延も許されない。つつがなく終わらせなくてはいけない。
復讐を目論む高校生、自己顕示欲にかられる天才トレーダー、借金地獄のバイト。生死を賭けて彼らはゲームを始めるが、その裏で暗躍する小鳥遊。ゲームをトラブルなく遂行し、面白くするために何ができるのか。ミスが自らの死に直結するデスゲーム企画者の苦労は絶えない。
これはデスゲームの裏側を重点的に記した物語。
人狼ゲームがベースにありますが、基本的にはそこまで重要ではないので人狼ゲームが知らない人でも楽しんで読んで頂けると思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-04 13:57:34
109243文字
会話率:35%
企画運営
株式会社 さやか
戦略企画課 KEI 志田メン
最終更新:2020-06-18 19:29:32
853文字
会話率:43%
1×××年前、ぼくたちの「地球」は、身勝手な戦争によって死んでしまったのだ。
だからこそ、その戦争を生き残ったぼくたちは、今のこの星のことを、悲しみと郷愁とほんの少しの侮蔑を込めて、こう呼ぶ。
二番目のふるさと、「チキュウ」と。
ぼくたちは、そんな昔から今まで、ずっとここから、チキュウの暮らしを見つめてきた。
これは、とある時計屋の主人……ぼくと、そこで働く機械人形のジョシュの話だ。
×××××
このお話はTwitterにて、世界観共有企画(企画運営主は僕です)として投稿させていただいた世界での、セルフ二次創作になります。
企画についての詳細はこちら @2nd_The_Earth を、ご参照くださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-04 17:40:13
5137文字
会話率:35%
過去、三回の企画を主催した私自身の体験談と、体験を基にしての企画の立ち上げ方です。
あくまで私個人の体験に基づいたものですから、絶対に正しいとは言い切れません。
これから企画を立ち上げたいなぁ。
参加したいなぁ。
企画を立ち上げたことある
けど、もっとよくしたいなぁ。
そんな方々のお役に立てたなら、幸いです。
本作は全十話。
自身の「冬のあしあと」企画参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-20 14:21:34
16243文字
会話率:1%