天竺・須弥山を拠点として君臨する神仏の宗門は、外界の神々からの勢力におされ、その栄華を蝕まれつつあった。この負の状況を打開すべく、とある任務を託された毘沙門天が、救世の旅路につき、天竺から倭の国へシルクロードを駆け巡る!
その一方では、仏世
界最高の尊格たる五智の如来たちが、影でとある計画を練っていて…………。
須弥山にて護法に精魂尽くす神々は何を思い、砂漠を進む毘沙門天は各国さまざまな他宗派の出会いに何を見、策略と裏切りを越えた先に待ち受けるは幸福たる極楽か、はたまた焦熱たる地獄か……。
生きとし生けるものの信仰の内に生き残ろうとした、神仏による美しく優しい戦いの物語。そしてこれは、最強武神・毘沙門天が紡ぐ新しきインド神話にして新しき仏教霊験譚、切なくも甘き愛のストーリーである。
<注意>
※史実ではありません。あくまでも、仏教説話をモチーフとしたフィクションです。
※主に、インド・中国・日本を舞台に書いています。
※また、作者に宗教批判・差別に関する意図は一切ありません。
※性描写や暴力描写等が含まれます。
※ぜひ「この物語、超絶意味わかんねぇ」と感じながら、神仏のロマンをお楽しみいただけると幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-15 14:13:04
3220文字
会話率:38%
藤原仲麻呂の乱に関与したとして連座(連帯責任のような形で刑罰を受けること)になった山継。
一人、また一人、次々と打ち首になっていくなか・・・
最終更新:2019-10-01 07:00:00
1338文字
会話率:28%
歌が上手な兎のイチと、歌が下手なツギ。仲良しの二羽はある日空腹に苦しむおじいさんと出会いました。二羽はおじいさんを助けてあげようとしますが……。
どうして月に兎が住むのか。仏教説話を元にして物語を書いてみました。
最終更新:2013-11-23 22:18:34
7069文字
会話率:31%
一人の旅人が、見つけた荒れ寺で一晩過ごそうと思います。
そのお寺はとても立派な造りをしていました。
夜、誰もいないと思っていた御堂の奥から、般若心経を読む声が聞こえます。
その声の正体とは? このお寺が荒れた理由とは?
紅炎が描く偽・仏教説
話!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-23 18:40:22
4302文字
会話率:35%