「やつがれは、今月で忍組を辞めますよ」
「はあん!?」
長かった大戦も和議で終わり、平和になった牙の国。そこに仕える忍組が一人、さざれ。
外見年齢二十代、当年四十八歳。若く見えても身体は衰えた。引退するのは今がチャンス。そそくさと忍組を
辞職し、単身向かったのは世界のヘソ。
ヘソの下にあるのは、今だ前人未到の六道大迷宮。その上にあるのは、そこを攻略せんと集まった者達によって作られた無法迷宮都市。
「お主ら、今まで一体どういう食生活をしてきたのだ……!!」
第二の生を迷宮都市に定め、ルームシェアを選んださざれだが、早速頭を抱えていた。
ルームシェアをしている他の連中が揃いも揃って、クソみたいな食生活なのである。食に一家言あるさざれからすれば、もう包丁と手裏剣の乱れ打ちをしたいくらいなのである。
そんなわけで、さざれは同居人達の食生活を徹底的に改善することにした。全ては、己の心の安寧の為に。同居人達の健康の為に。
――と、なんだかんだ言ったがこれは、無法迷宮都市でルームシェアをしている男六人が、だらだらしながらご飯を食べたり、大迷宮に潜ったり、ご飯を食べたりする、のんびりストーリーである。
◆◆◆
※話の展開上、人の売買や殺人・強盗などの犯罪行為の描写がある場合があります。
この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
※ノベルアッププラスでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 22:20:00
91262文字
会話率:43%
「カロリーナ・ファサンテ伯爵令嬢! きみとの婚約を破棄する! 俺はこのヴァンナ嬢と結婚する」
婚約相手からの一方的な宣言に、カロリーナは激怒した。
「私がヴァンナ嬢を寝取って、とっておきの屈辱を彼に与えてやるわ!!」
いやいやいや、待ってカ
ロリーナ。どうしてターゲットが相手の女の子なの、そもそもどうやって寝取るつもり?
幼馴染のとんでも発言に慌てるアルド。控室でカロリーナをなだめながら、積年の思いを告白するなら、カロリーナがフリーになった今がチャンスなのではと決意するが──。
カロリーナの"寝取っちゃえ"作戦は成就するのか。
混戦模様の恋、勝者は誰?
わちゃわちゃしながらハッピーエンドです。お楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 19:01:32
7566文字
会話率:34%
エッセイが盛り上がっているようですから、ちょっと便乗して書いてみました。『鉄は熱いうちに打て』って言いますが、エッセイも旬なうちに投稿した方がいい。という話です。
最終更新:2022-04-20 07:08:58
1594文字
会話率:0%
パルツェ王国のとあるお城
そこに生まれた6人の子供たち 6人のうち5人には生まれつき魔法の才能がありその5人が将来のパルツェ王国を支えていくことになるだろうと国民の誰もが思っていた
けれど……誰も予想しなかった悲劇がパルツェ王国を襲う
そ
こで才能に恵まれなかった1人の少女が立ち上がる!!その少女の名はシェリル
今がチャンスなのではないのかと
この才能しか見ない国から逃げ出し凡人でも天才に勝てるという事を見せつけてやる
そんな1人の凡人の決意から始まった物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-25 22:13:39
4406文字
会話率:61%
あの夏の夜、あの時刻にあの場所に居なかったら……俺はきっと知ることなどなかっただろう。この世界の《真実》なんて。
二人の少女との出会いから、俺 本城アキトは世界の存亡をかけた争いに巻き込まれていく。
時は、西暦3570年。
1500年前の
大災害により、人類は滅亡寸前まで追い詰められた。だが、人間は再び文明を発展させて現在に至る。
正体不明の敵『鬼』との戦いを余儀なくされた主人公。彼は戦いの中で何を思い、何を守るのか。
誰が敵で誰が味方?
戦う意義は?
何故、人は愛し合う。何故、人は奪い合う。何故、人は傷つけあう?何故──
多くの謎と、様々な想いが交錯し、ぶつかり合う人々が織り成す複雑な人間模様。
彼らの行き着く先は一体何処か。
全てが明らかになった時、世界は……?
□◆□
異能力バトルアクション長編作品、此処に開幕!
※堅苦しいタイトルですが、聖書について特に知らない方、宗教系はよく分からないという方にも安心して読んで頂けます。
※ほぼ毎話に挿絵がありますので、お読みの環境によっては挿絵非表示を推奨致します。
★お知らせ★
私事ですが、筆者は無事大学に入学しました!然しながら、初めての一人暮らしに加え、未だ生活が不安定なので更新はお休み中です。フルコマとサークルのフルコンボですので、定期的な更新は夏休み頃に再開致します。尚、新規の読者様が一気に読み進めるのは今がチャンス!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-13 23:21:22
630916文字
会話率:39%
猫。それは愛くるしい生き物である。撫でたいとウズウズさせ、しかし簡単には触らせてはくれない。近寄らせてもくれない。呼んでも滅多に振り向いてくれさえしない。そのくせ、腹が空けば噛み付き、爪を立て、鳴いて催促し、眠くなれば人の膝の上でウト
ウトと微睡む。無防備な今がチャンスとモフれば、ガブリッ、バリッとやられるという、何とも情れない生き物である。だが好きだ。そんなところが堪らなく好きだ。ツンデレ乙。
という猫好きを通り越した猫バカを二百文字で纏めてみた。うん、ドン引きする程、間違いなくバカになりました。暑苦しい愛情に猫も逃げ出すよ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-27 22:33:35
200文字
会話率:59%