私の知人はよく静的な話題を提示する人だった。
この間もそれで周りをドン引きさせた事は記憶に新しい。
けれどもそれは、人類に対する復讐であると彼は言った。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意
事項2
なんでも許せる方向けの暗い話。
生々しいのかは分かりません。
でも、胸糞悪い話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 11:02:56
1385文字
会話率:45%
1
吾輩は猫である。
吾輩が初めて人間を見たのは、古代エジプトである。そこで吾輩は神の列にくわえられ、バストという神になった。
ある時、ギリシャのオリンポスの神々がギガンテスに襲われ、エジプトに逃げてきた。ここで吾輩は、ギガンテスの難を逃れ
るため、アルテミスに私が身を貸す。
吾輩はこうしてバストとアルテミスという陰陽の両精を具有することになった。
吾輩は見る人によってバストか、アルテミスのいずれかである。それでは、見る人がいない吾輩はいずれなのか? 「シュレディンガーの猫」のパラドックスである。
2
吾輩はヨーロッパに雄飛し、大山猫と出会う。大山猫の眼は透視力に勝れ、試みにその眼を装着した吾輩は、水浴に来た人間のおんなの骨と内臓が透けて見える様におどろく。
大山猫は人間の醜悪さをかたるが、一人プシュケーというおんなについては、かれの透視力でも美しい姿を認めないではいられなかったという。大山猫は人間にそうした「謎」の部分があり、それに心ひかれてもいる。そして、人間をまねて、わらいの表情をつくれるようになっている。
吾輩は大山猫との話に疲れ、一人眼を瞑り、ねむりの平安を味わおうとする。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2017-09-02 16:29:52
32814文字
会話率:0%
西暦5637年、地球はある戦争によって半年の間破壊され続けた。そして地球は荒廃し、人類は太平洋上に突如現れた新大陸に移り住むことになった。
それから2年後、約100の国を持つようになった新大陸では、小規模ではあるが、あちこちでまた戦争が
起こっていた。
そんなとき、ある国の魔術師の少年、過崎初希は7人の仲間を集め、「マジックギミックス」という戦争を終わらせるための傭兵部隊のようなものを作った。
さらに2カ月後、過崎は鷺村透哉という少年と出会い、マジックギミックスの仕事に巻き込んでいく......。
要約すると、2年前に戦争があって、そのとき戦ったのが魔術師どうしで、その生き残りが立ち上げた傭兵組織のようなものが活躍するお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-19 02:06:58
86316文字
会話率:48%