その世界には周期的に魔王が誕生する。
大英雄と謳われし初代勇者が存在した古から、遍く人々に畏怖の象徴として今尚、君臨し続ける怪物。
それは夥しい数の魔物が跳梁跋扈する世界の中心地に古城と共に忽然と出現し、クライスター星全土に史上、最も甚
大な魔力災害を齎したとされている。
そんな異世界に不幸で不可解な召喚をされてから、生徒達の勇者育成を皮切りに激動の数年間を終え、最東端の辺境の村に身を潜めて、束の間の平穏を享受していた青年、国枝京介ことレグルス・アイオライトが新たな家族と食卓を囲んでいると突然、10代目勇者を名乗る謎の来訪者を迎えることとなった。
魔王亡き当代の勇者は異邦人として召喚された国枝京介を北大国の王の命によって、抹殺すると宣言。
本来、痕跡と素性の知れぬ京介を不思議と見つけ、突如、姿を消した謎の先代の過去と現在が、10代目の過去が交差し、次第に嘘と真実が明らかになるにつれて、空と共に暗雲が立ち込めていった勇者達。
遂に鈍りと驕りと怒りで互いの完全に錆びかけた刃に火花を散らした激闘の末、満身創痍の双方の間に再び、望まぬ襲来者の影が静かに忍び寄っていた。
そして、今まで召喚の移植から常に京介に纏わりついていた最高値に達していたステータスが消失し、新たなる初期化ステータスのシーフが付与される。
剣と魔法の世界に存在し得ない金属による銃器類。それらを用いて戦意喪失した当代勇者達を圧倒し、最後にレールガンによって塵も残さずに抹消される筈が、取り乱した京介の一言によって武器の解体と共に襲来者は泡沫に霧散し、姿を消してしまった。
夜明けと共に一触即発の中で互いの利害が一致した勇者達はステータスと襲来者の謎を求めて、新たな仲間と出逢い、魔王城へと旅をすることとなった。
アルファポリス様、カクヨム様にも投稿しておりますが、大分内容が異なります。何なら結末も違います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 19:47:52
321253文字
会話率:58%
平凡な高校生である俺、松代才賀。
ある日、俺はクラスメイト達と異世界へ召喚されてしまう。
「あなたたちは魔王と戦うための勇者として、これから異世界に行ってもらいまーす★」
俺たちを召喚した女神は、クラスメイトたちの勇者としての適正を調
べる。
「君の適正は、最低ランク、Fランクの勇者でーす」
本来なら誰にでも一つは与えられるはずの、固有スキルが【無】の俺は、ダンジョンに廃棄されることになった。
しかし実は、スキルがないのではなく、【無】というスキルだったことが判明。
【無】は無敵や無毒化などの、いろんなスキルに進化する、無限の可能性を秘めたスキルだった。
これは、Fランとバカにされた俺が、規格外のスキルを使って、俺をバカにした連中を踏み潰していく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 19:08:52
302608文字
会話率:42%
※書籍化します!
10/1にKラノベブックス様で発売!
コミカライズも決定してます!
史上最強の勇者である俺・ユージーン。
魔王を討伐した後、気づけば俺は貴族の息子・ユリウスとして転生していた。
どうやらこの世界の俺は、魔力ゼロの忌み子
として、家から見捨てられていたらしい。
優秀な双子の弟と比べられ、わがまま王女な婚約者を寝取られ、学校や屋敷の人たちからは無能とさげすまれる。散々な日々を送っていたみたいだ。
しかし別人に転生した俺は、それらを全く気にせず、2度目の人生を気ままに過ごすことを決意する。
このときの俺は知らなかった。
ここが勇者のいた時代から2000年後の未来であること。
平和な世界では、魔法も剣術も、すさまじくレベルが低下していたことに。
勇者としての最高の剣術、魔法、回復術、体術を引き継いだ状態で転生した俺は、衰退した未来の世界で、自覚なく最強の力を振る。
周囲の悪評と常識をことごとく覆し、恋人や家族、そして俺を馬鹿にしていた弟からは嫉妬される。
けれどそんなこと全く気にせず、俺は今日も自由をただ謳歌するのだった。
※書籍化に合わせてタイトル変更しました
旧「落ちこぼれの兄の方が実は最強〜史上最強の勇者、未来の世界へ転生する。優秀な弟に婚約者を寝取られ、家や学校からも無能と蔑まれてたが、前世の力を引き継ぎ気ままに生きてたらいつの間にか目立ってた」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 20:58:37
511645文字
会話率:48%
高校生の僕【佐久平《さくだいら》 啓介】はある日、異世界に【カバンの勇者】として召喚される。
カバンなんて使えないからという理由で、召喚主である女王から、追放処分をうける。
その後、最難関ダンジョンに放り出された僕は、そのまま死
ぬ……と思われた。
しかし……。
「え、カバンって攻撃も、モンスターも収納できるの!?」
「え!? 現実から食べ物も飲み物のも、とより寄せ放題なの!?」
意外と、このカバン……チートでした。
魔王討伐という任務から解放された僕は、このチートカバンを手に、異世界をのんびり旅することになったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 22:47:48
350285文字
会話率:42%
邪神が世界中に混沌をもたらしている世界。
リヒトは魔力の総量が極端に少ないうえにスキル・魔法が一切使えないことから学園で落ちこぼれ扱いされていた。
しかし、幼馴染と家族が殺されたことがきっかけとなり、リヒトは二十年もの想像を絶する努
力によって人類最強となる。
その過程で混沌の元凶が邪神であることを知ったリヒトはついに神殺しを成し遂げた。
こうして世界を救ったかと思われたが、リヒトが殺したのは邪神ではなく邪神の配下の神でしかなかったことが判明する。
邪神は圧倒的な実力差でリヒトの仲間たちを一掃。
リヒトのことも殺しにかかるが、リヒトはとっさに【守護神】を発動して落ちこぼれだった学園時代に回帰することに成功した。
「今度こそ幸せな未来をつかみ取る」
リヒトは自身を不当に虐げようとしてくる人たちを一週目で得た知識と技術で返り討ちにし、圧倒的な速度で成長していく。
やがてリヒトの実力を認める人たちが現れ、リヒトは再び英雄への道を歩み始める。
家族や幼馴染の死。
人族と魔族の無意味な戦争。
邪神のせいで世界中にばらまかれ続ける厄災。
一週目では力不足で失ってしまったものを守りながら、今度こそすべての元凶である邪神を討ち倒す──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 19:02:55
158817文字
会話率:32%
「リリス! 今日を持って、貴様をルノワール公爵家から追放する!」
「君との婚約を破棄する!」
突然“真祖帰り”を起こして吸血鬼となったリリス。当時十五歳。
彼女のいた帝国は人間至上主義。加えて吸血鬼という種族は、かつて魔王と人類が争っ
ていた時代に、人類を滅ぼしかけた忌々しい種族だと伝わっていた。
そのせいで追放と婚約破棄のダブルコンボを喰らったリリスは、国から命を狙われることになる。
リリスが命からがら逃げ込んだのは、人類未踏の最凶ダンジョン。
人類の頂点と呼ばれているSランク冒険者パーティーですら、三分の一も攻略できないような場所だった。
それから早三年。
「あれ……? 最凶ダンジョン踏破できちゃったんだけど……」
ダンジョンボスをブッ飛ばしたリリスは確信した。
――気がついたら最強の吸血鬼になっていたと。
国を悩ます大規模盗賊団を暇つぶしで殲滅したり、街に押し寄せた竜の軍勢を退けたり、魔王と戦ったり。
里を追放されたドラゴニュートとエルフの美少女を助けたり。
地上に戻った彼女は規格外の力で無双する。
「お姉様のおっぱいに挟まれたい!」
「一生ついていきます、姉貴!」
――気がついたら、なぜか百合ハーレムができていた。
これはチートの権化と化した最強吸血鬼が、あらゆる困難を殴って解決していく物語。
ガールズラブは保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-01 17:50:51
114845文字
会話率:39%
「リリス! 今日を持って、貴様をルノワール公爵家から追放する!」
「君との婚約を破棄する!」
突然“真祖帰り”を起こして吸血鬼となったリリス。当時十五歳。
そのせいで追放と婚約破棄のダブルコンボを喰らったリリスは、国から命を狙われるこ
とになる。
そんな彼女が逃げ込んだのは、人類未踏の最凶ダンジョン。
“人類の頂点”と呼ばれているSランク冒険者パーティーですら三分の一も攻略できないような、超鬼畜ダンジョンだった。
それから早三年。
死に物狂いで魔物を倒しまくって下層に突き進んだリリスは――。
「あれ……? 最凶ダンジョン踏破できちゃったんだけど……」
気がついたら最強の吸血鬼になっていた。
国を悩ます大規模盗賊団を暇つぶしで殲滅したり、街に押し寄せた竜の軍勢を退けたり、果てには魔王と戦ったり。
地上に戻ったリリスは圧倒的な力で無双する。
「お姉様のおっぱいに挟まれたい!」
「一生ついていきます、姉貴!」
そして、気がついたらなぜか百合ハーレムができていた。
これはチートの権化と化した最強吸血鬼が、規格外の力であらゆる困難をはねのけて幸せを掴み取る物語。
この作品は、新作の一話を短編として投稿したものです。
ガールズラブは保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-20 17:21:21
1567文字
会話率:24%
厄災の魔王・クドージンは勇者パーティに敗れ、ライトニング公爵家の次男・フレイに転生した。転生後は勇者の子ども達や自称悪役令嬢の公爵令嬢と親交を深めることになる。だけど勇者の子ども達達や自称悪役令嬢は、時々ピンチに遭遇する。そこでフレイは『厄
災の魔王』として彼らの前に現れ、助けてやることにした。ーーーもちろん、厄災の魔王の正体はフレイ・ライトニングであることを隠して。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 19:00:00
138509文字
会話率:45%
ガルフ・ライクドは領主である父親の死後、領地を受け継ぐ事になった。
だがそこには問題があり。
まず、食料が枯渇した事、武具がない事、国に税金を納めていない事。冒険者ギルドの崩壊。建物の老朽化問題。
ガルフは何も知識がない状態で、無能領主とし
て問題を解決しなくてはいけなかった。
この世界の住民は1人につき1つのスキルが与えられる。他世界の住民は例外。
ガルフのスキルはリサイクルガチャという意味不明の物で使用方法が分からなかった。
領地が自分の物になった事で、いらないものをどう処理しようかと考えた時、リサイクルガチャが発動する。
それは、物をリサイクルしてガチャ券を得るという物だ。
ガチャからはS・A・B・C・Dランクの種類が。
武器、道具、アイテム、食料、人間、モンスター等々が出現していき。それ等を利用して、領地の再開拓を始めるのだが。
隣の領地の侵略、魔王軍の活性化等、問題が発生し。
ガルフの苦難は続いていき。
武器を握ると性格に問題が発生するガルフ。
馬鹿にされて育った領主の息子の復讐劇が開幕する。
※他サイト様にても掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 18:46:44
17976文字
会話率:39%
ロイは戦場の果てに両腕を損傷してしまう。
絶対絶命の中、沢山の友が死に、国が滅び。
1人の兵士として戦い続け、最後の1人までになってしまい。
それはやってきた。
空よりドラゴンが落下してくる。ドラゴンの力を得たロイの両腕はドラゴンアームとな
り果ててしまう。
ドラゴンの娘デルと共に、100人以上の仲間を集める為、捨てた故郷に舞い戻るのだが、
無数の異世界、無数の神の世界、地球、ありとあらゆる世界が交差していく。
ロイと100人以上の仲間達は旅の果てに世界の真実を知ってしまう。
全ての生命の数だけ〇〇があるという事を!
※別サイト様にても掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-25 23:50:00
40276文字
会話率:34%
ユイ(12)はゾンビが蔓延る終末世界で生きてきた。
ある日、異世界へと転移させられ強制的に地球人保護協会に保護されてしまう。
異世界で生きていくことを余儀なくされたユイは力を得るため神官養成学校に入学することとなる。
そこで聖女に選ばれ、
常人にはない力を手に入れた。
力を手に入れ、保護から解放されたユイは冒険者として生きていくことになった。
他人が信用できないユイは一人で生きていこうと考えていたが、落ちこぼれ勇者候補♀(14)と地球マニアエルフ魔導師♀(13)が現れ、強引にパーティーを組まされてしまった。
その出会いのせいで、魔王討伐の戦いへと巻き込まれていく……。
【サイドストーリー】
ユイが飛ばされた異世界は沢山の地球人が異世界転移を果たした世界だ。
その異世界は地球にあったグルメ、文化、技術で溢れていた。
小さい頃からゾンビが蔓延る世界で生きてきたユイにとって地球のものは経験したことのないものばかり。
異世界転移を果たしてから地球のものを堪能し、その魅力にとりつかれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 18:30:00
247150文字
会話率:60%
【2500万PVこえました!】ヒロインの美麗イラストあり。【2年】連続、毎日2話投稿中!
『俺は究極超神の序列一位、神界の深層を統べる暴君にして、運命を調律する神威の桜華、
舞い散る閃光センエース』
――『神以上の経験値倍率』
と『無限転生』という究極チートを持った主人公『閃(せん)』。
とんでもない速度で強くなる彼が、とんでもない時間を積んだ結果……
「もういい! 異世界転生、もう飽きた! 何なんだよ、この、死んでも死んでも転生し続ける、精神的にも肉体的にもハンパなくキツい拷問! えっぐい地獄なんですけど!」
これは、なんやかんやでレベル(存在値)が『10兆』を超えて、神よりも遥かに強くなった摩訶不思議アドベンチャーな主人公が、
「もういい! もう終わりたい! 終わってくれ! 俺、すでにカンストしてんだよ! 俺、本気出したら、最強神より強いんだぞ! これ以上、やる事ねぇんだよ! もう、マジで、飽きてんの! だから、終わってくれ!」
などと喚きながら、その百回目に転生した、
『それまでの99回とは、ちょいと様子が違う異世界』で、
『神様として、日本人を召喚してチートを与えて』みたり、
『さらに輪をかけて強くなって』しまったり――などと、色々、楽しそうな事をはじめる物語です。
『世界が進化(アップデート)しました』
「え? できる事が増えるの? まさかの上限解放? ちょっと、それなら話が違うんですけど」
――みたいな事もあるお話です。
―――――――――――――――――
「センエースwiki」というサイトが公開されました。
そのサイトを使えば、分からない単語や概念があれば、すぐに調べられると思います。
「~ってなんだっけ?」と思った時は、ぜひ、ご利用ください(*´▽`*)
―――――――――――――――――
この作品の感想欄でのみ使われているワード。
感想欄を読んでいるときに、
「これ、なに?」と思った時にみていただければと。
「禁」禁則事項なので答えられません。
「長」こたえるのに時間がかかりすぎるため、ご容赦ください。
「セレナーデ」いずれ投稿する予定の物語。いろいろな伏線が回収される予定。
「ラプソディ」セイバーリッチというキャラが主役の物語。
「プレリュード」すでに投稿されている「クズニート」の別名。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 18:24:40
7331332文字
会話率:27%
――ヤンキーの王様『蝉原(せみはら)』にカツアゲされていた時のこと。主人公『閃(せん)』の頭の中に『謎の声』が響いた。
「閃(せん)、お前に最強のチートをやるから、未来の地球で、好きに暴れろ」
閃がもらったのは、今、まさに、閃をボコボ
コにしているヤンキー蝉原(せみはら)を『奴隷(どれい)にできる力』だった。
気付いた時には、『ハイファンタジー化した未来の地球』にタイムスリップしていた閃。
未来の地球は、『100体以上の魔王が戦争しまくっている戦国時代』だったが、一緒にタイムスリップした蝉原(せみはら)は、どの魔王も瞬殺(しゅんさつ)できる『無敵の力』と『最強の軍勢(ぐんぜい)』というチートを与えられていた。
『無敵の大魔王である蝉原』と、その配下である美男美女の最強軍勢。
その全てが、閃のモノ。
『閃に絶対服従(ぜったいふくじゅう)という縛(しば)り』以外完璧な蝉原は、
「どうにかして、閃を殺して自由にならないと」
と考える。
「まあ、閃みたいな無能のクソ陰キャだったら、いくらでも丸め込めるだろう」
そうタカをくくっていた蝉原だったが、
閃という男は、蝉原の想像をはるかにこえる男だった。
タイムスリップする前の閃は、
『友達ゼロの陰キャな社会不適合者(しゃかいふてきごうしゃ)』という、
とんでもない過小評価をされていたが、
『ファンタジー要素をもった未来世界』における閃は、
『蝉原を奴隷にできる能力』だけではなく、
『無限に覚醒(かくせい)し続ける』という、
『蝉原のソレとは次元の違うチート』を持つ『理想の英雄』だった。
「蝉原、これから俺は『戦争のない理想の世界』を目指すから、その手伝いをしろ。そんな『救世主みたいなマネ』は、極悪人のお前にとって最大の屈辱(くつじょく)だろう? 俺は、お前を許さない。『善人であり続ける』という罰を受けて、死ぬまで罪をつぐない続けろ」
蝉原に対して『考えうる限り最大の復讐(ふくしゅう)』をした閃。
閃は『陰湿(いんしつ)な復讐』を果たしただけ。
事実、『根っからの悪人』である蝉原は、その状況に絶望し苦しむことになる。
だが、閃は、敵味方問わず、全員から、
「この上なく尊(とうと)い、高潔(こうけつ)な御方(おかた)」
と、あがめられるようになっていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-11 11:03:48
122340文字
会話率:24%
『悪魔』に拉致られ、勝手に改造手術を施され、
『野球の神様』との試合に無理やり駆り出された三人の高校生、田中・佐藤・鈴木。
試合後、現世に戻された三人に悪魔は言う。
『三年後にまた神と試合やるから。それまで鍛えておけ。
あ
、でも、お前ら魔人だから、練習とかしても意味ないぞ』
魔人になった三人の身体能力は、絶望と希望を吸収することでしか上昇しない。
『幸い、お前らは高校生。うってつけの舞台がある』
甲子園。高純度の絶望と希望で満ちている大会。
『とりあえず、最低ノルマは五連覇な』
時速1500キロという異常な速度の球も投げられる野球魔人に改造されている三人なら高校生など楽勝でひねりつぶせるが、
『あ、神からの伝言。現世で野球やるのはいいが秩序は乱すな、とさ』
「おいおい、ふざけんな。ワシらの高校、超々進学校やで。万年一回戦どころか、毎年、出場すら危うい、野球に関しては超クソ高校。そこで五連覇? 達成してもうたら、バッチリ秩序が乱れてまう。前提から詰んでんねんけど」
無理難題に挑む事となった三人の魔人。絶対不可能かと思われたその難題。
だが、田中は活路を見出す。
「最初から詰んどるゲームをひっくり返す。やったろやないか。ワシをナメんなよ」
彼が導き出した答えは、その優れた頭脳をフルに活用し、『三年間、全試合、一投一打すべて緻密に計算して、完璧に、まぐれで勝っているように魅せる』という事。
「ワシの頭脳ならできる。これはワシにしかできん不可能や。みとけよ、あほんだら」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-28 20:44:49
85067文字
会話率:65%
全ての『毒』を支配する。最強の魔人のハーレム冒険記
その少年――カイムは生まれながらに全身を紫のアザで覆われた『呪い子』だった。
『呪い子』として生まれたカイムは父親や妹からは疎まれ、村人からも石を投げつけられる苦しみの日々を送っていた。
そんなある日、カイムはとある医者と出会ったことで自分の呪いの原因を知り、それを克服することになる。
呪いを己の力に変えて、少年は全ての毒を支配する最強の魔人――『毒の王』へと変貌する。
その男の正体は勇者か魔王か英雄か? 大陸を席巻する覇者となる魔人のハーレム冒険記!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 18:00:00
526771文字
会話率:43%
愛してやまなかったゲーム――『ダンジョン・ブレイブハート』の世界に転生した主人公。しかし、彼が生まれ変わったのはヒロインとイチャイチャしながら冒険をする主人公ではなく、ヒロインを略奪して世界を滅亡に追いやる悪役キャラだった。
いったい、どう
して自分の好きなゲームを無茶苦茶にした悪党に転生しなければならないのだ。絶望に沈む主人公であったが、それでもゲームの知識を利用して、自由気ままに第二の人生を生きていこうと決意する。しかし、現実は思いのほかにうまくいかない。ゲームでは起こらなかったはずのイベント、シナリオ改変が次々と巻き起こって……!?
悪役キャラで魔王も勇者も叩き潰す。悪逆覇道の英雄譚!
カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 01:36:34
667839文字
会話率:41%
魔物が闊歩する森の深奥、忘れ去られた館に住むリビングデッドの少女アンドリエイラ。
魔物の出る森との境に壁を築いた片田舎の町で、冒険者をする青年サリアン。
黒い悪魔がアンドリエイラを襲い、サリアンは命を懸けてそれを助ける。
「無理無理無理!
早くその害虫を追い出して!」
「引っ張るな!? く、首に腕をかけるなぁ!」
「いやー! 早くして! じゃないと殺す!」
そんな出会いで始まる死者と生者の交流。
サリアンにくっついて二百年ぶりに森を出たアンドリエイラは、冒険者の真似ごとをしながら人間の暮らしを楽しみ始める。
可憐な見た目とは裏腹に、ドラゴンを殴り倒し、魔王四天王を粉砕し、神の思惑さえも踏みにじる。
規格外のアンドリエイラを使おうとしながらも、振り回されるのは嫌なサリアンは、周囲の人間たちを巻き込んで死なば諸共事件の渦中へ。
これは欲得まみれの冒険者たちと、亡霊令嬢がおしゃれにスイーツ、旅行を満喫する物語。
*以下にご注意ください。
これは三人称で書かれた小説です。
男女ともに暴力描写があります。
感想は開いていますが返信は致しません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 17:00:00
48253文字
会話率:40%
女奴隷(子供)を買って自分好みな大人の女性に育ってあげハーレムを作るつもりが、奴隷達が世界を変える英雄に育ってしまう話。
原初の魔王アウダムは混沌の時代に復活するべく己の指と再生の魔方陣を後世に残した。
それから一万年の時が流れ人族
と魔族が争う時代に人族の王が古代遺跡より、特殊な金属陶器内に保管されたアウダムの指のミイラと石板に刻まれた魔方陣を発見した。
魔方陣に指のミイラを乗せて魔力を流し込むと指は細胞分裂を起こし赤子の形になる。
その赤子に宿るのはアウダムの魂である筈だったのだが、日本で若くして病死した山田悟朗の魂が前世の記憶を持ったまま取りついてしまった。
12年後、ゴロウと勇者パーティーは魔王を討伐し世界は平和になった。
しかし、禁忌を犯したゴロウは人族の国で犯罪者となり無人大陸へ島流しの刑にされる。
それから5年後、無人大陸での生活が安定してきたゴロウは女が欲しくなり女奴隷を買うことにした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 14:36:52
169673文字
会話率:47%
地球と異世界が繋がった時代。事故によりSランク魔法"フェンリル"を手に入れた高校生・浅倉は、引き換えにテロリストとして顔と名前を公開されてしまう。SNSの誹謗中傷、警察の違法捜査を乗り越えた彼が選んだのは、事故の元凶であ
る異世界の神との決着だった。――それから数ヶ月。モンスターを狩る開拓者となった浅倉は"相棒"の力を振るい、対立する開拓者や企業をなぎ倒しながら異世界《アーク》を駆け抜けていく。
少しひねくれているだけの少年だった彼が、やがて"魔王"と呼ばれ世界の命運を握ることになる……そんなお話ですが、基本明るいノリで進行します。
お気軽に読んでいただけると嬉しいです。
※この作品はカクヨム様で同時連載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 13:02:19
206035文字
会話率:28%
書道が大好き(強制)なごくごく普通な一般高校生
『真田蒼字』
しかし実際は家の関係で、幽霊や妖怪を倒す
陰陽師的な仕事を裏でしていた。ある日のこと
学校を出たら目の前は薄暗い檻の中なんじゃこりゃーと
思っていると女神(駄)が現れ異世界に
転移
されていた。魔王を倒してほしんですか?
いえ違います。間違えちゃった。テヘ!
ふざけんな!さっさと元の世界に帰せ‼
これは運悪く異世界にに飛ばされた。青年が
書道の力を使って楽しく暮らして、ついでに
世界を救っちゃう。ファンタジーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 12:39:10
752278文字
会話率:34%
ゲームの世界に悪役のモブキャラクター『ゼル・スターク』として転生した俺。
ゼルは下級魔族でザコ同然のキャラクターだけど、俺はゲームの知識を総動員して、世界最強クラスまで自分を鍛え上げる。
その力でもって魔界で英雄として成り上がり、やがて自分
の破滅の運命さえも乗り越えていく無双ストーリー。
※カクヨムでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 12:10:00
130401文字
会話率:36%
魔王軍と戦う『S級冒険者』の一人、ローグ・フレイル。
魔王と魔界を封印するための作戦に参加したローグは、そこで仲間のS級冒険者たちの裏切りに遭い、封印の儀式を行うための生贄にされてしまう。
魔界に落とされ、一度は命を落としたローグだが、魔王
の力を受け継いで新たな魔王として転生する。
それから三年――。
圧倒的な力で魔界にいる魔族たちをまとめ、最強国家を築き上げたローグは魔王として地上への侵攻を開始する。
目的は、今や領主となった仲間たちを滅ぼし、復讐を果たすこと。
最強魔王の復讐譚が今、幕を開ける――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 12:10:00
75406文字
会話率:41%
俺たちはクラスごと異世界に召喚された。どうやらクラス全員がこの世界を狙う魔王を倒すための勇者として選ばれたらしい。
クラスのみんなは勇者のスキルを一人一つずつ授かっていた。
俺に授けられたスキルは【ネクロマンサー】。
最下級のアンデッドだけ
を『しもべ』にできるという……クラス全員の中で最弱の外れスキルだ。
そのため『役立たず』として追放されてしまう俺。
だけど、そのとき俺のスキルは次の段階へと進み、最強スキルへと進化した!
これは異世界召喚された俺が、世界最強の勇者として無双する物語――。
一方、俺を追放したクラスメイトたちは一人、また一人と落ちぶれ、あるいは絶望の展開へと陥っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-20 12:10:00
131864文字
会話率:35%
四十二歳のおっさんにして村の英雄、グレアム・ウォード。
グルザルム王国の辺境にあるフーロ村で生まれ、一度も村から出ることなくこの歳まで生きてきた。
平穏に暮らせていたのなら良かったのだろうが、このフーロ村は魔王領の真隣に位置しているという史
上最悪の立地の村。
魔王領からやってくる魔物の数は半端ではなく、更に魔王軍が王国を攻めてくる際には必ずこの村を通る。
グレアムには王国を守るという気持ちは一切なかったが、村を守るために魔王軍とは幾度となく戦い、一度でも進行を食い止めれば勇者と呼ばれるであろう偉業を、これまで五度に渡って魔王軍の進行を食い止めた。
ただ、グルザルム王国は地図にもないフーロ村のことを把握しておらず、影の英雄の存在には気づいていない状態。
このまま人知れることなく、フーロ村で密かに死ぬ運命であったグレアムだったが、五度目の魔王軍の進行を食い止めた時に片腕を失ってしまった。
英雄であろうと農業を強いられる村であり、片腕となったことで以前のように体が動かせず足手まといになると悟ったグレアムは、四十二歳にして村を出る決断をした。
世界中の誰も知らなかった英雄が今まさに井の中から飛び出し、グレアム・ウォードの名を大海に知らしめることとなる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 12:10:00
386501文字
会話率:47%
「う〜ん、今日も同接2……どうしてなのかなぁ……?」
女子高生ダンジョン配信者の「有栖川まお」は、幼く可愛い見た目を活かしてのんびりダンジョン内を散歩してまわる「お散歩配信」をしていたが、あまりにも刺激がなさすぎる内容から、いつも同接2
と全く数字が伸びなかった。
そんなまおの癒やしは、ダンジョン内に生息する大好きなモンスター「推しモン」を愛でること。
スライムや羊モンスター、瞳がつぶらな蜘蛛モンスターなどを見てまわっては、ナデナデしたりモフモフしたりしていた。
ある日、まおはいつも通りダンジョン配信を終えて推しモンを愛でていたのだが、見たこともない激カワ(まお基準)モフモフ狼モンスターに遭遇する。
「うええええっ!? 何、何!? はじめてみる超可愛いモンスたんっ!? ちょ、ちょっとまおに触らせてくれませんか……!?」
まおは周囲に目もくれず愛ではじめ、一緒にダンジョンの奥へと消えていく。
だが、まおは気づいていなかった。
そのモンスターが、S級クラスのイレギュラーモンスター「オルトロス」であることを。
そして、そのオルトロスに命を脅かされていた登録者150万人の女性人気ダンジョンストリーマー「トモ様」こと神原トモを、うっかり助けてしまったことを。
「……え、S級モンスターを手懐けた……!? あの少女、何者だ!?」
《マジかよwww》
《今、魔王って名乗ってなかったか?》
《触れたらオルトロスが懐いたんだが・・・》
《他にもモンスター引き連れてるし、マジで魔王じゃんwww》
《幼女の姿だったし、色々な意味で犯罪の匂いがする》
《とりあえず、特定はよ》
S級モンスターを愛でているまおの映像を見た者たちは、口々に「現代に魔王が転生した」と噂し、バズりにバズった結果……可愛い清楚系で売り出したいまおの思惑とは裏腹に、一夜にして伝説となってしまうのであった。
※カクヨムでも連載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 12:10:00
361088文字
会話率:30%
魔王討伐を果たした最強の勇者は、魔王討伐時に罪を犯した。
その罪により、勇者の称号を剥奪され、公には死んだことになり名前をも失う。
最強勇者は、便利屋のジンと名乗り、細々と、静かに暮らしていた。
魔王討伐から10年経ったある日。ジンのもとに
、弟子を自称する少女ハルルが転がり込んでくる。
最強勇者は静かに暮らしたいが、決してそうはならないような、ドタバタした毎日が始まる。
初投稿です。なるべく一日一話の投稿を目指します。
初心者ですが、よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 10:10:00
1793152文字
会話率:38%
底辺配信者の羽崎彼方は、ある日、人生の転機を迎えた。神を名乗る少女に見初められて、その身体を譲り受けたのだ。
ただ、自由に異世界転移できるほどの力を手にしたのはいいものの、見た目が別人になってしまってこのままでは家に居られない。しかも、
その姿というのが1000年前まで異世界に君臨していた大魔王そのままで……。
伝説の存在になっても、目指すのはチャンネルの収益化。異世界と現代を行き来する冒険と日常のファンタジー。
※カクヨムでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 10:00:00
466125文字
会話率:28%
ちょっとワーカホリックな戦闘狂魔王、リウ・ノーテル。チート過ぎる孤独だった彼女が幸せを噛み締めたり不幸に見舞われたり初めて出来た配下達のために頑張ったり頑張り過ぎて止められたりするお話。困難は基本的にチートな魔王様がぶっ飛ばします。
最終更新:2024-12-28 09:16:55
2105690文字
会話率:52%
転生先の異世界から消えてしまうまでの有期契約期間は、たったの百日間。チートを駆使して、魔王を倒し、正規契約を勝ち取ることができるのだろうか。
異世界チート&ハーレム物です。
九重空(ここのえそら)は、この異世界の住人である。
正確に言えば
、つい先ほどこの異世界の住人になった者だ。
ただし、住人であるのかどうかも怪しい。
もっと正確に言えば、有期契約のこの異世界の住人なのだ。
期間は、百日間。
正規契約への昇進あり。
昇進条件は、ただ一つ。
昇進条件は、魔王ディストピアを倒すこと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 08:38:17
1705910文字
会話率:18%
かつて魔王を倒した勇者のアルサルは、戦技指南役として王国に使え、平穏な日々を暮らしていたが――
「貴様、反逆を企てておるな?」「は?」
身に覚えのない罪を着せられた挙げ句「この役立たずめ! 貴様を処断する! 死をもって罪をあがなうといい!」
と死刑にされそうになりました。
もちろん嫌なので普通に武力で反抗します。
仲間も含めて【たった四人】で【何百万もの魔王軍】を蹴散らした勇者に、ただの人間がどれだけ束になっても勝てるわけないでしょ? と赤子の手をひねるよりも簡単に勝利。
とはいえ、十年間も仕えていたのに理不尽なことを言われて腹が立ったので、退職します。
え? 国外追放? や、別にいいですけど。
あ、じゃあ企業都合の解雇ということで、退職金は4倍にしてもらいますね。
え? 嫌? はははは、ふざけんなブッ殺すぞ?(威圧オーラ)
というわけで退職金をたんまり、ついでに宝物庫の金品をたくさんいただいて国を出ることにしました。
さて、暇になったことだし、昔一緒に世界を救った仲間達の顔でも見に行こうかな?
というわけで、スローライフの旅、始めます。
それにしても俺を追い出したバカ王子のやつ、
「……許さん、許さんぞ反逆者アルサル! この恩知らずめ! 貴様など国外追放だ! 周辺諸国にも根回ししてやるぞ! もはや貴様はどこの国にも安住できない! どこぞで野垂れ死ぬがいい!」
とか言っていたけど、他国では俺が『最終兵器』扱いで、【俺がにらみを利かせてるから攻めてこなかった】ってことわかってんのかな?
いや、わかってないんだろうなぁ、馬鹿だなぁ。
まぁ、俺がいなくなった後に周辺諸国からよってたかって攻められて、王国が滅んでも知ったことじゃないしな。
後になって「戻ってきてくれ」とか言われても、もう知らんし。
さぁ、のんびり行こうか。
(と、そんな風に思っていた時期がありました)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 08:00:00
921779文字
会話率:30%