伯爵令嬢ミシェル・レイモンドは転生者だった。
当て馬の姉を持つ彼女は、乙女ゲームマスターと呼ばれた前世の知識をブラッシュアップしながら、この世界の攻略方法と姉が幸せになるための手段を模索していた。
ある日、ミシェルは類まれな美貌を
持ちながら自分のことを物語の冒頭で断罪される中途半端なイケメンだと信じて疑わない第二王子ルーベルク・アジルウエストと出会う。
彼は市井のパン屋で働く少女、エミリアに身分違いの恋をしていた。
天然人たらしのルークに翻弄されながらも彼の恋を応援するミシェルだが、何故か物語は思いがけない方向に進み始めてしまって……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 23:07:35
18115文字
会話率:59%
異世界に勇者として召喚された俺こと、洋一(天然パーマ)
召喚って要は拉致だよね。将軍様と同じくらいタチ悪いよね。普通に国際問題になるよね。
俺は帰るぞ。え? 帰れない?
冗談じゃないぞ、そんなもんどうするんだよ。俺の週末の予定とかはさ。
訴
えてやるぞ、そこのヒゲと中途半端なイケメン顔。あと、すぐに居眠りする記録担当。
俺が困る様をゲラゲラと笑いながら冒険に追いやる、おっさん三名と俺の旅はこうして始まった。
こいつらの罪は俺が断罪する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-12 23:10:39
1554文字
会話率:43%