セカイ系が受けたのは、十代の子達が自分が死んだら世界も終わると思っているから、と聞いた事がある。
そんな事ないのに。君達は部品の一つで代わりなんて幾らでも居るのに。
だから、本人が納得した終わりに、とやかく言うのは戴けない。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
痛烈で生々しい話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 20:35:53
990文字
会話率:34%
「平和を壊してください」
現世で死に異世界に転生することになった主人公は、要約するとそんな内容のお願いを女神に頼まれる。
その世界では人間と魔族は戦い続けていた。そんな歴史に終止符を打とうと殺し合いの果てに手を結んだ互いの代表、勇者と魔王。
彼らによって双方の陣営に禍根を残しながらも世界創成以来初の平和がもたらされた。
しかし女神が戦闘鑑賞の娯楽のため作った世界は、争いによって失われる命をエネルギーにし廻っていた。もたらされた平和によって、急速に破滅に進む世界。お気に入りの世界を失いたくない女神は、平和を壊すよう主人公に頼んだのだった。
始まる強制転生。
世界と心中なんてしたくない。やらなきゃ死ぬならやってやる。待ってろ、憧れの剣と魔法のファンタジー世界。
これは無邪気な女神が作った残酷な世界で、ファンタジー世界に憧れた青年が前世の分まで楽しもうと必死に生きていく物語。
10話までは作成済み。しばらくは毎日複数話投稿予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-20 23:21:52
70630文字
会話率:15%
アカシック・レコード、それには世界のすべてが記録されているという。
そんなアカシックレコードに常日頃アクセスしている少年、エイシャ・アーカーは、朝の日課のアクセスをして驚く。
『世界終了まで残り1日』
昨日までは無かった情報に驚きつつも
、このまま世界と一緒に消えるのは嫌だと検索してみると意外とあるものだった。
『異世界転移方法論』
世界と心中なんてまっぴらだ、そうしてエイシャは軽々と世界を飛び越えた。かつて憧れた、剣と魔法の世界へと。
石造りの町並みで出会ったのは一人の老人。アカシック・レコードによれば彼は斃された魔王の側近だった男で、エイシャに魔王にならないかと言ってくる。
見てろよ人類。ボクにはアカシックレコードがあるのだ。あっという間に征服してくれる――が、ボクは魔法も使えないし、武器も振るえない。
知識はある。でもそれだけ。それゆえできることは指示を出すことのみ。非戦闘系魔王の世界征服は元側近が連れる竜人の娘たちへの『教育』という形で静かに始まる。
※旧題『惑星記憶の魔王様』。不定期更新です。※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-27 22:11:58
72644文字
会話率:51%