世界には2つの能力が存在する。
世の理(ことわり)を覆す超常能力『ギフト』と、日常生活で役立つ程度のくだらない能力『ヘンテコ』。
ギフトが授けられなかった者はヘンテコを獲得する。
ヘンテコの能力は本当にくだらないものだ。
例えば、『紙を真
っ直ぐに切れる能力』
例えば、『ライター程度の火を起こす能力』
例えば、『猫の鳴き真似がうまくなる能力』
ギフト保持者はその力で軍事国家を樹立したが、ヘンテコ保持者は各国から馬鹿にされ蔑まれる現状だ。
人権さえも剥奪され、今やヘンテコ保持者を傷つけることは罪に問われない。
しかし彼らは身を潜め、来たるべき闘いの時に備えていた。
孤独を埋め合い、決して折れることなく、救いのない世界に抗うべく思考を凝らす。
これは──そんな少年少女たちがヘンテコを駆使して世界相手に大立ち回りする『闘い』と『革命』の記録。
本格能力バトル小説、開幕──
○登場人物
・フィア
能力『絶対捕手 〜落としそうになったスマホを必ずキャッチできる能力〜』
内気な少年。16歳。
・ツヴァイ
能力『なんでも収納 〜物を1つだけ収納できる能力〜』
気の強い少女。16歳。
・アインス
能力『マッチングペア 〜あらゆる物の片割れを探し出す能力〜』
冷静沈着な少女。17歳。
・ドライ
能力『聴覚強化 〜耳がちょっと良くなる能力〜』
無表情な少女。15歳。
○注意
本作では、予告なく以下の表現を用います。
・暴力・残酷シーン
・流血シーン
・性的表現
・憎悪表現
決してこれらを推奨する意図を持っての表現・描写ではありませんが、トラウマが想起される恐れがある方は読書をお控えください。
程度としては、『成人向けコンテンツ』ほどではないが『青年向けコンテンツ』と同程度、とお考えください。
いずれも文章としての表現であり、挿絵などの画像を用いた表現は含まれません。
☆クレジット
小説:瑞泉みずき
(https://x.com/mizuki_no_labo)
キービジュアル:朱禾
(https://x.com/akanogi_i)
キャラクターデザイン:ただよし
(https://x.com/tadayoshi_game)
○更新情報
<2025/07/15> 1話、一挙更新!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 17:54:54
91925文字
会話率:44%
襲いかかるストーカーから母親を守った少年は顔に傷を負ってしまう。更にはその際にストーカーの胸にナイフが刺さって死なせてしまった事から少年は世間からの非難に晒されてしまう。友達からの壮絶な裏切りといじめ、離れてゆく幼馴染、家族もバラバラとなっ
てしまう。そんな少年を引き取ったのは戸隠流忍術を継承する伯父だった。伯父の元で心身を鍛え、忍術を修めた少年は成長し、その力で世の理不尽に抗い、やがてその手で自らに纏わる因果を断ち切るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 06:24:19
14226文字
会話率:34%
転生した私(ピンク髪)は思った。
「作品に心当たりないし。折れるフラグは折っとこう」
テンプレのピンク髪に纏わるお話です。
最終更新:2025-07-25 17:27:12
8457文字
会話率:26%
伯父侯爵とのふれあいは残念無念、この世の理不尽を再確認するものだった。転生ヒロインの行く末がひたひたと忍び寄る。
養子?なんで。立派な息子居るじゃん。あーもしかして?な可能性に行き当たってがっかりするばかり。この世はサバイバルなのか?
『転生ヒロインは世知辛いこの世を嘆く』『転生ヒロインは世知辛いこの世に光を見いだす』の続き。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-11 19:46:39
4060文字
会話率:8%
――その窓を覗いたとき、世界の向こう側が、こちらを見ていた。
夏の黄昏、黒猫を追いかけて入り込んだ、ビルとビルの狭間。
その奥に、取り残されたように朱色の鳥居と小さな祠が佇んでいた。
ふと頭をよぎったのは、親友が昼休みに話していた都市伝説
。
「両手で“狐”の形を作って、輪の中を覗くと――妖怪の正体が見えるんだって」
信じるつもりなんてなかった。ただ、ちょっと試してみたくなっただけ。
だけど、その瞬間、耳元で声が囁いた。
「おまえ……今、我の正体を暴こうとしたな……?」
窓の向こうにあったのは、“あちら側”――この世の理が届かない世界だった。
静かに崩れ始める日常、身体の奥に疼く違和感。
これは、ひとりの女子高校生が“見てしまった”ことで始まる、ちょっと不思議で、ちょっと危ない、ひと夏の冒険譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 13:18:00
25682文字
会話率:37%
混迷を極める現代において、人々が取るべき選択とは如何なるものか。
一つの架空の物語が導き出した非情の現実に私は真実を見出した。
人よ、この世の理不尽に抗うべく誠心を持ってマンモスマンたれ‼
最終更新:2025-07-19 14:16:17
1934文字
会話率:10%
霊が“視える”体質のせいで、
孤独に生き、悪霊に殺された少女が――
次に目を覚ましたとき、
異世界で公爵令嬢になっていた。
家族に溺愛され、今度こそ穏やかな人生を――
そう思っていたリリアナだったが、
運命はそう甘くなかった。
ある夜
の舞踏会、彼女は「呪われた第三王子」と噂される青年に出会う。
――その身体に宿るのは、かつて世界を絶望に染めた魔王の魂。
彼の運命は「魔王に乗っ取られ、国を世界滅ぼすこと」。
けれど、リリアナは知らず知らずのうちに“除霊”してしまっていた――!?
しかも彼は、リリアナの前世の理想をそのまま体現した「超絶イケメン」。
距離ゼロ、目線の破壊力1000%、色気で周囲の女が倒れるレベル。
お願い……!
その色気、もうちょっと自重して!!!
これは――
魔王にされるはずだった王子と、
自分の力を“霊感”と誤解しているちょっと癖のある聖女による、
運命をぶち壊す、
勘違いと執愛の溺愛ロマンス!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 19:01:08
25400文字
会話率:28%
全身を黒で彩った億利病。
大学を卒業してやっとこ就活……しかし、何故か面接は全て不合格。そんな中唯一受かった会社は街中にぽつりと有るメンタルクリニックだった。
そこの医者は行栄不明の妹を探す探偵のような見た目の詩乃響也という男。
対応
する患者は病気の他にこの世の理から反する力、異能に目覚めていた。
組織から監視される少年に微笑む女神の崇拝者。ファンタジーの世界から飛び出して来た様な様々な患者を対応していく詩乃とその助手として働く億利。病気と異能に隠された秘密。妹の消えた理由。複雑に絡まった秘密と願いに2人が挑む!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 21:13:09
33045文字
会話率:62%
バツイチアラフォー派遣OLの犬養紗良(いぬかいさら)は、日々増えていく皺、贅肉、ストレスに耐えながら慎ましく生きていた。
世の理不尽に耐えながらも頑張っていた紗良は、無情にも強制的に異世界に転移させられた。
転移した先は、獣人たちが暮ら
す世界だった。
召喚士曰く、彼女は、運命の番と結ばれるために召喚され、彼女の番は、まだ生後三か月の狼獣人でこの国の第七王子であるという。
番であるという小さな子犬を目の前にした紗良は、孤独に震えている第七王子目の前にし、彼を育てる事を決意する。
王宮内で疎まれる存在であった第七王子とおばさんとして邪険にされる紗良。
二人は、離れの古びた塔で生活を始めた。深い愛情で子犬を育てる紗良と、彼女の愛情を一身に受ける第七王子。
第七王子が成長するにつれ、紗良の身体にも徐々に変化が現れて――。
溺愛もふもふ王子×訳ありアラフォーOLのすれ違いラブコメディです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 13:09:49
153293文字
会話率:39%
最初の記憶はまばゆい光だった――。
前世で数多の現象を司る者たちと契約を成功させた私は、いつしか賢者と呼ばれるようになっていた。
しかし、世の理には逆らえず鬼籍に入った私は森に捨てられ魔獣に食われるか餓死するかを待つ乳児として意識をと
り戻す。
――どうやら、前世の記憶を持ったまま転生したのもつかの間、貧困のせいで森に捨てられてしまったらしい。
幸い前世で覚えた魔法は使えるようだ。
かくして魔法を駆使して自分で自分を育てるサバイバル生活が始まりを告げた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 18:03:48
72732文字
会話率:36%
気がつくと、知らない場所。知らない自分。
名前も、過去も思い出せない。
目の前にいたのは、この世の理から外れた「人外」たち。
彼らは主人公を知っているらしいが、具体的な内容は語ってくれない。
ただ、彼らの庇護のもとで日々を過ごすうちに、主
人公は引きこもりのような生活に慣れてしまっていた。
しかし、ある男との出会いがすべてを変える。
彼の存在が、封じられていた記憶を呼び覚ます。
思い出したのは、終わりのない命。死ねない呪い。
そして、消え去りたいと願った過去。
だが、世界はそんな願いを簡単に叶えてはくれない。
かつての因縁が再び絡み合い、逃げられぬ戦いが始まる。
死にたがりの主人公は茨の道を歩み出す——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 14:14:43
7226文字
会話率:21%
日本国某都道府県のある少年は失望による不注意によりあっけなくなくなってしまった。
失意のまま亡くなった彼は異世界転生を果たし、前世の理想を叶えんとする。
最終更新:2025-05-10 21:00:00
9848文字
会話率:39%
この世には、人間以外の種族が居る。
その中でも特別視されているモノ達は怪異と呼ばれる異形の存在。
彼等は人間と同じく根源とする魂を持ちながら、常人とは離れた特異な力を持っていた。
人々は彼等に対して畏れを抱き、世の理の代弁
者として彼等と共存し今日にまで至っている。
しかし、この世には悪しき人間も当然居る。
同じように、悪しき怪異もまた存在していた。
悪しき人間、怪異達の手によってこの世の平穏が乱された時、とある一対の人間と怪異は互いに協力しあい、神如き御業をもって悪しき彼等を滅したのである。
人々は悪しき存在へと抗った一対の彼等を、偉大なる敬意と畏れ込めて後に彼等は神畏【シンイ】と呼ばれるようになった。
これはそんな神畏と呼ばれる者達の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 13:13:27
171639文字
会話率:33%
異世界×触手×ハーレム!
エログロ無双の教主様ファンタジー!
―――それは世界に対する、復讐だった。
世の理不尽への、反抗だったのだ。
最終更新:2025-04-20 04:00:00
50441文字
会話率:34%
世の理こそ全てであると言える
憎っくき藤原家の復讐材料として
鬼門家を使う
我名は消鬼
人を消し人を廃人にする者
最終更新:2025-04-19 23:46:33
203文字
会話率:0%
(2021.1.3~)
魔法を使うには、魔力を持った小動物と契約を必要とする国、サヴィス王国。
契約した魔力を持った小動物――伴魂(はんこん)。
魂の伴侶。
その国の生活では、伴魂は必要不可欠な存在で、伴魂との関係も国の試験の一つと
なるほどだった。
主人公、フィーナ・エルドが困難の末、取得したのは、珍獣であり魔力も高いネコ、そして異世界転生者だった――。
庶民でありながら非凡な能力、珍しい伴魂がかわれ、貴族籍の子女が通う学び舎に通うこととなったフィーナ。
意図せず知名度が高い人々に囲まれて「ひっそりこっそり過ごしたい」フィーナの願いは思うようにいかない。しかし周囲の人間は思う。「フィーナ単独でも十分目立っている」――と。
一人の王女と二人の王子。それぞれに個人的に関わっていくことから、王政に巻き込まれていくフィーナ。それは同時に、世界創生の根幹にも係わるものとなっていた――。
伴魂とはなにか。
自身の伴魂の真実。
この世の理、伴魂の存在、異世界転生者――。
やがてフィーナは特異な存在となっていく――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-19 09:30:00
1147664文字
会話率:20%
神々の眠る大地と詠われるアズカルド。
この世界には時という概念はなく、ずっと明るいままだった。
陽が昇っていても熱はなく、風も吹かなければ、空の移り変わりはない。
見上げればどこまでも続く途方もない蒼窮、ほんのわずかな喧騒もいさかいもなく、
広大な大地は青く芽吹く。
のびのびと天を仰ぐ草花が揺れることはない。世の理から切り離されたように、動植物らだけは成長し、自らの意思を持ち、それを原動力に動き、しっかり機能していた。
彼の誰かが願い、誰もが祈った世界を象り、実に安穏とした世の在り方。
生きとしい生けるものは息をする。背景配置の変わらない舞台の上で。
世界の歴史は止まったままで、確固たる運命も存在しなかった。
続きのない物語は、またふりだしに戻る──。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-17 20:11:38
6202文字
会話率:50%
いたずら好きの精霊がきまぐれに突風や荒波を引き起こし、火山には灼熱の炎を吐く龍がとぐろを巻いているような世界。そんな世界でも人は生き、争い、したたかにその版図を広げようとしていた。
舞台はそんな世界の中でも中央に位置する大陸西方に位置する
アナトリア王国。
数年ほど所属していた傭兵団が解散することになり、あてどない旅に出ることにした男、カイエン。しかし悠々としたものになる予定だった旅路は、突然遭遇した奇妙な少女によって当初とは全く異なるものとなる。その少女はさる貴族の令嬢だというが、故あって追われる身であった。少女へ放たれた刺客と刺し違える形で致命傷を負うカイエンだったが、セシリアと名乗ったその少女はこの世の理から外れた力によってカイエンの命を救う。だが人知を超えた現象は神の御業か、さもなくば魔女の仕業とされる地域では、その力は常に差別と偏見を招くことになる。
数奇な縁から共に旅に出ることになった二人はやがて、時代を動かす大きなうねりの渦中へと巻き込まれていくこととなるのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 11:30:00
169398文字
会話率:38%
これはとある魔法がある世界。
その世界で魔法を使うとスタインという悪い物が溜まる。
スタインの器という存在がそれに触れると化け物と化してしまう。
そのため、スタインの器は全員抹殺が世の理だった。
そんな世界で魔法学校に通うことになったべエ
ル。
彼女はスタインの器であったが、スタインに触れても化け物にならないどころか、その力を使えていた。
だが、スタインの器であるという事実は消えない。
そのため、スタインの器ということを隠しながら通おうとしていたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-09 15:48:21
1844文字
会話率:41%
人知を越え、世の理を歪める崇敬と畏怖の念を向けられる存在、即ち神と称される天上の者は、生と死の概念がない。
その命の灯は尽きず、永劫の時を生きる事が可能だ。
しかし、同時に退屈をしていた。
人とは違う世界に生きながらも、神にも感情といったも
のがあった。
それゆえ、嫌気を覚える。
不老、或いは不死は呪縛だ、と。
死を望むわけではない。
つまるところ、時間を潰せる遊びに興じたいわけだ。
実際にやってみれば、至って普通の他愛もないこと。
しかしながら、元来の性質なのだろう。
その神、いや女神は生まれて初めての高揚を感じた。
遊ぶのが楽しい。
心が満たされる。
そんな純粋な幸福を抱いた女神は、しかし何年もの歳月を重ねると共に、歯止めが効かず、暴走するようになってしまった。
どれだけ遊ぼうと、一向に胸に空いた穴を埋められない。
渇望が満たされない。
否、もしかしたら、それが女神の本来の姿だったのかもしれない。
人間が十人十色なように女神もまた、様々だ。
ただ、その女神は少しばかり、自身が持つ欲求を希求する意思が強かった。
女神が求めたのは、心の底から満足出来る遊戯、それから渇望を満たす存在だ。
同種族、神では意味がない。
女神が目を向けたのは、多種多様な種族が住まう下界、そこにいる一柱の悪魔だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 18:07:38
100990文字
会話率:14%
進化の限界の果てに、人間が人間をやめることができるようになった時代。
その選択肢の一つにホムンクルスが存在していた。
神を自ら見放して、書き換えたこの世の理。
自身の完璧な複製であるクローン。
その更なる先であるホムンクルス。
前世の
嘆きを喰らいつくし、
魂が限界を越えて死に絶えた者は、継承できる。
生前の記憶を。
それこそが、理論の極致。
自分が自分でなくなることを臆するな。
究極の選択の先にある未来を掴め。
神のいたずらではなく自分の意志によって転生できる世界で、
あなたは人間をやめて『何に』転生しますか?
◇◇◇
天才ホムンクルス研究者にして、自らもホムンクルスであるレイ。彼は病気で命を落とした幼なじみリナをホムンクルスとして蘇らせることを人生の目的としていた。
彼女の肉体の再現には成功したものの、魂の復元には至らず、何度も失敗を繰り返していたレイ。そんな中、ある日、彼は機械人間都市のデータベースに潜入する過程で、驚くべき事実を知る。そこには、リナの記憶と感情を電子化した人格データが保存されていたのだ。
希望を見出したレイは、機械人間の「心」を転写する技術を反転させ、ホムンクルスの肉体を復元させる技術を融合させれば、リナを完全に蘇らせることができるのではないかと、さらなる研究を進めていた。
そんなある日、レイの研究施設の近くに無理やり機械人間にされそうになり機械人間都市から逃げ出してきた女の子を保護する。彼女の話では、機械人間都市では、全人類機械人間化計画が進められているとのことで、計画を阻止するために、旅にでることに。
果たして彼は、機械人間達の暴挙を阻止し、新たな生命の形を人類に示すことができるのか――。
◇◇◇
プロローグとエピローグ含めて、全24話の予定です。
毎日19時ごろアップ予定。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-25 19:51:05
62104文字
会話率:50%