冤罪で投獄された王太子妃アウローラ。
意味わからんと牢でふて寝している間も、世の中は次々巻き起こる事件と噂で大混乱。公爵家の当主である父や怒る王太子はアウローラを救い出さんと駆けずり回る。
同じく駆けずり回るつもりでいた、恋する護衛官レル
ムだが、鳥頭ゆえに安易に大暴れをして、うっかり平民牢へ放り込まれてしまう。
その間に訪れたエックスデーにて国の危機を知らされたアウローラはやむなく冤罪を受け入れることになったが…。
密かに飛び交う魔法合戦のその先で、物理のみの最強鳥頭はアウローラの元にたどり着けるか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 12:00:00
81926文字
会話率:25%
地獄の閻魔大王の審判の間で、地獄谷 正真という阿鼻地獄まで行った罪人が閻魔大王の手助けをするところから物語は始まる。
―――この世の中は、きりのないほどの悪人でいっぱいだ。閻魔大王の審判をする仕事が休むことなく繰り返される。そこへ、たまには
休めるようにと声をかけたのが、阿鼻地獄から這い上がってきた地獄谷 正真。どうやって上がってきたかは定かではないが、閻魔大王のミッションを遂行して、罪人を減らして見せると言い張って人間界へ降り立った。次から次へ起きる動物殺害事件や殺人事件の犯人を見つけ出し、それ以上の悪事を食い止めるため、閻魔大王の任務を遂行する。任務遂行の際に、閻魔大王の身に危険が及ぼす。
ハラハラドキドキのホラーミステリーファンタジーの物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 22:31:46
65683文字
会話率:55%
※これはあらすじではありません。
では何ですか?
さあ、何でしょう。
トントントン……。
病院の個室のドアが突如叩かれる。
「はい」
「失礼します。療養中に申し訳ありません。少しお話をお聞かせいただいてもよろしいでしょうか?」
返事をし
て間もなく病室に入ってきた2人組の男性。
不慣れな敬語を使うのは初老を過ぎた50前後とみられる男性だ。
「あ、すみません。怪しい者ではありません」
対応しようと立ち上がった母に対し、横にいた若い男性が何かを母に見せている。
「刑事……さん?」
どうやら警察手帳を見せていたようだ。
「突然すみませんね。○○さん……あなたが山道に倒れていた件と××さんが失踪している件についてお話をお聞きできますか?」
「はい……。何をお話すればよろしいのでしょうか?」
「率直にお聞きしますが、あなたが傷だらけで倒れていた件について。誰か……人や動物に襲われた事件ですか?それとも滑落などの事故ですか?」
「襲われた……。動物……?刑事さんはファンタジー作品に登場するようなモンスターは存在すると思いますか?」
質問を質問で返す青年。
その後も警察が質問をするものの中々要領を得る事が出来ない。
「では、質問を変えましょう。今、××さんは何処に居るかご存じですか?」
業を煮やした警察が質問内容を変更する。
「××……。あれは何処なんでしょう……」
青年の頬を一筋の涙が伝う。
「××さんはまだご存命ですか?」
「……はい。生きています。でも2度と会えないでしょう」
「大怪我をして動けないとかですか?」
「いえ、とても元気ですよ」
1つ目の質問に続き、話の要領を得ない回答を繰り返している。
「お母さん、スマホ取って。バッグに入ってるから」
青年は側にいた母に指示を出しバッグからスマホを取り出してもらう。
渡されたスマホを操作し、2人の警察に保存していた写真を見せる。
1つ1つ当時の状況を思い出すように説明をしながらの作業。
「これで全てです。すみません、疲れているので休ませていただいてもよろしいですか」
スマホ内の写真を全て説明し終わり、青年が話を締める。
「長時間失礼しました。また後日改めてお話お聞かせください。ご協力感謝いたします」
青年の────
続きは有料会員様限定配信(冗談です)
すみません。もう少し先があったのですが、あらすじの文字数制限……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 20:00:00
261264文字
会話率:45%
人間が魔力を持つ事になった世界…人間は生活を支え合うために魔力を使い、生活を豊かに魔力を使い、世の中は便利になっていった。
しかし当然、魔力を有効活用する者もいれば、魔力を悪用する者もいる。魔力で世界の改変を狙う組織「ネオカオス」 彼らは
今まさに、世界を思うがままにする野望を企んでいた。この世界の一部の大地の奥深くに眠る魔力の流脈をネオカオスは利用しようと考えていた。ネオカオスに立ち向かうため、正義の団体「ラッシュ師団」が結団された。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 20:00:00
1180803文字
会話率:63%
人間が魔力を持つ世界。
生活を支え合うために魔力を使い、生活を豊かに魔力を使い、世の中は便利になっていた。
そんな世界で生きていたとある青年アルシエルは、どういう訳か人間から悪魔になっていた。
契約の悪魔ヘカテーを名乗る女性の悪魔の指示
のもと、悪魔の世界である悪魔界に連れて行かれ、そこで急な新婚生活が始まることに………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-13 21:00:00
13563文字
会話率:47%
戦争があった。
それはまさに地獄のようで、火のように絶望を灯して回った。戦争は、やがて世界を巻き込み、戦争という火は消えることなく広がり続けた。
度重なる戦い、戦争開始から一年。人々はもうこの戦争は終わらないのではないかと絶望した
。しかし、その絶望の果てにキュリアという国が、英雄の活躍もあり勝利を収めやがて戦争は終結した。
人々は戦争の終わりに歓喜した。だがただの一度の戦争で、取り返しのつかないほどの、たくさんのものを失った。例えば人々、豊かな大地の壮大さ、そして空の色の鮮やかさ、本当にたくさんのもの失った。
人々は戦争の果てを見て絶望し、後悔し、嘆いた。些細なことから始まった戦争は、人々からあらゆる幸福と自由を奪い去ってしまったのである。
ならば、二度とこんなことは起こすまいと人々は己の心に誓った。
それに、また戦争が起きれば、今度こそこの地球ほしが耐えられないと思ったのだ。さすがに、わかりきった災厄を、自ら手繰り寄せようとするような、愚かな人類ではない。
だが、枯れた世界に住む人々は以前のような暮らしができずにいたのだ。
飢えた人々は餓死し、死におびえた人々は弱き者から奪い、かくして戦後の混沌は広がり続け世の中は混乱するばかりだった。
生きるには、また戦うしかない。
その結末をわかっていても、戦争の傷はさらなる過ちを呼ぶばかりだった。
戦争は終わっても、まだ戦争の火は消えずに残っている。
欲望が、生への執着が、あるいは戦争の怨念が、今一度世界に争いをもたらそうとしている。
癒しを求め、されど求めず。
ならば火を消し、太陽ひを受けよ。いずれ影の平和は訪れよう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 21:24:56
16091文字
会話率:27%
世の中はバブル全盛期。進学校とは言えない普通科高校に通う寺田鏡子は、有名菓子メーカー会社に就職する事を決める。そんな中、友達から水商売のバイトに誘われてしまう。
就職してからは、土日が稼ぎどきで残業は当たり前だったが、仕事を覚えるのに必死だ
った鏡子。
公務員の彼氏とも休みが合わず、すれ違いの日々。連絡も減り落ち込んでた鏡子は退職して土日休みの職場を探す事を決めた。そして医療事務の仕事に就職が決まった時、弟がバイクで事故り、血の苦手だった鏡子は怪我の処置に挑戦する。また、職場の准看護師の同い年の友達が出来、給料の差を聞いて愕然とする。
そんな中、彼氏が浮気してると耳にした。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-01 20:26:44
31150文字
会話率:34%
世界観
人、一括りにそう呼ばれるようになった
元は人と何かのハーフ、もしくは人に似たものの総称と呼ばれたがある時より等しく亜人と呼ばれるようになった
幾度となく争いが起こり、和解があり、そして混じり合っていった
きっかけやその後にあった出来
事を上げればキリはないが、大きな転換期と言えば、過去に起きた諍いが原因かはわからないが、男の出生が少なくなっている為に世の中は強制はないが、枠組みとしてファミリー(ハーレム)を認めることとなった。男1人に対して最大で10人、手続き等は複雑であるが制度して作られたそれに伴い、元亜人と元人に等しく起きた現象がtsが確認された事により、人もまた異質になった、何かと混じり合った生き物ではないのかが争点となり、呼び名で諍いが起きるならと世界共通で人となった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 11:14:42
157979文字
会話率:63%
この世の中は仕事ばかりでプライベートの時間が失われている...。
「残業や急な休日出勤はもはや人生の時間を削ってまでする事なのか?」
と、疑問を抱かずにはいられない人達が溢れていた...。
「もう一人の自分がほしい........」
その想
いはいつしか" 幽体離脱 " によって叶う事になるのだが........。
果たして、生み出された" もう一人の自分" が味方になるのか敵になるのかは本人の念次第...。
そんな幽体離脱に翻弄されていく彼女達と世の中を動きを描く物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 18:05:48
19661文字
会話率:17%
世の中は宇宙開発が進む時代。
タイムスリップ旅行が気軽に出来るのが流行っている。
それは男女の恋愛にも変化をもたらし、恋の駆け引きにはタイムスリップを利用して過去と未来をコントロールしたものが勝者だという風潮になりつつある。
そんな世の中を
生きる彼女には大好きな彼がいるが果たしてその恋は成就するのか?
タイムスリップに翻弄されていく人間の恋愛模様を彼女を中心に描いていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-24 10:00:00
9063文字
会話率:17%
人は平等。お互いに思いやりを持ち助け合い、尊重し合える社会。多種多様人それぞれ。現代の日本は優しい世の中になりつつある……表向きは。
だが一歩、二歩、社会に入れば入るほど、それは綺麗事として片付けられる。世の中は弱肉強食。汚いやつが上に立つ
こともある。嫌な奴なんて沢山いる。これはそんな嫌な奴らと、加藤という男の戦いの日記である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 21:15:53
20264文字
会話率:24%
人ならざるものを魔物と呼び恐れていた世の中は過ぎ去り、人々は奴らを忘れた。そんな彼らは今も潜んでいるというのに。
命を弄び、壊して、犯す。そんな者どもを狩る人々は今もいる。
魔狩師は運び屋と奴らを称して日々社会の平穏を取り戻すために狩り続け
る。
そして複雑な環境に生まれた彼もまた、その道を進むことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 01:00:00
258747文字
会話率:48%
1920年代、アメリカ。
禁酒法、ジャズ、拝金主義、ギャングの台頭で世の中は乱れ切って、狂騒の20年代――ロアーリング・トゥエンティーズと呼ばれていた時代。
片田舎でジプシー・サーカス団がならず者の襲撃を受けて、サーカスは一人の少年を
除いて全滅する。
家族同然だったサーカスを守るはずだった〈守り手〉の少年ジャンは謎の男ファウストと少女エリスに助けられ、復讐のために武器を取る……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 07:10:00
67095文字
会話率:37%
多くの歴史書は、神々の消失からはじまり、旧人類の破滅によって幕を閉じる。そんな創世期と呼ばれている頃の話は、もはや、おとぎ話のようなものだと語り継がれている。緩やかに多様な文明を築き上げる黎明の時代がかつての技術革命まで緩やかに紡がれて、
そして衰退と繁栄を繰り返していた。世の中は、獣人と呼ばれる新たな人類と、なりそこないの化け物たちに二極化された。これは、そんな世界を生きる不老不死たちが織り成す選択と淘汰の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 12:00:00
116395文字
会話率:62%
世の中は様々なウワサ話に溢れている。
ウワサの真偽などどうでもよく、人々は面白可笑しい話題に日々飢えていて、退屈を満たすための娯楽としてそれを消費するだけなのだ。
でも、ウワサの真相にたどり着いた時、そこには意外な結末が訪れることもありーー
ー。
現代社会人目線の作品となります。
面白いと思ったら評価やブックマークをして頂けると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 20:00:00
88390文字
会話率:41%
俺は、割合いい夫だと思う。
結婚前にした約束。家事はできる方ができることを分担する、というのを守ってるし。妻ができないときは、家事をやってやってるからな。
妊娠中はいつも怠そうにしていたから、家事は俺がやってあげた。
子供が生まれてか
らは妻はいつも目の下に隈を作り、いつ見ても不機嫌そうだ。もっと身形に気を遣えばいいのに。
それに、ちょっとしたことで酷く怒ったりして、気が滅入って面倒だったが……これが、子育て中のガルガル期かと見守ってやった。
子供も、ようやくよちよち歩きができるようになって手が掛からなくなったのでふと思った。
「そろそろ、二人目が欲しいな。どうだ?」
すると妻は、所謂薄い本と称される……BL本を恥ずかしげも無く渡して、言った。
「わたしね、知ってるの。世の中は男女平等を謳っているけど、そんなのただの綺麗事だって。真の男女平等など、存在しない! そう、真の男女平等という世界を創り上げるには、男が妊娠出産をすべきなのよ! そうでなければ、平等足り得ない! というワケで、二人目が欲しいならあなたが産めばいいじゃない」
「すみませんでしたっ、勘弁してくださいっ!!」
設定はふわっと。
※タイトルにBL本って入ってますが、内容はBLじゃないです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 05:15:59
2050文字
会話率:43%
ダメな父親に振り回されて早逝した母を母の実家の公爵家の力を借りて父親と愛人とその娘にサクッと復讐する話し
最終更新:2025-06-07 19:31:33
5895文字
会話率:15%
魔法が存在するこの世界で、
俺・波留間ハルマ(はるま・ハルマ)は“魔法が使えない”ただの美容師。
舞台は東京・東新宿。元・診療所を改装した古いシェアハウスに暮らすのは、
俺(人間)、パチンカスのエルフ、初期パンク好きのドワーフ。
彼らは
「ムー大陸」と呼ばれる異種族文明圏の出身。
太平洋のど真ん中に現存するその大陸では、魔法と科学が共存し、
魔法は“原種”と呼ばれる者たちにだけ扱える特別なもの。
日本を含む他国では、原則として魔法の使用は制限されている。
だが、ここ“魔法散乱区”・新宿区では、マナ漏れや耳の発光くらいは日常茶飯事。
魔法は禁止。でも、使えても使えなくても、どうせ世の中はめんどくさい。
そんな毎日を、耳の光と煙とツッコミとちょっとの笑いとで生きてます。
ゆるゆる異種族日常ライフ、開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 18:56:31
14368文字
会話率:47%
2***年ー
世の中は、目まぐるしく変化をした。
生活必需品と嗜好品の価格は大幅に変わり、収入の平均は12万円になった。
そんな中、美容整形と言う分野だけは、大流行していた。
美容整形外科医は、いなくなり、変わりに【筆師】という職業
が現れた!
世の中は、なりたい顔に溢れ
憧れの対象だった芸能人は、全ていなくなってしまった。
今は、希少価値の高い不細工達が芸能人になり、ドラマや映画に出演していた。
そんなテレビの世界をほとんど誰も見なくなり、憧れなくなった。
オリジナルの顔がどれかわからなくなる程、みんなオーダーされた顔に変わった世の中。
美しい事がステータスだった時代は終わってしまい、今は当たり前のように美男美女が街に溢れていた。
夢に破れた僕が、出会ったのは一流の筆師だった。
これは、その筆師ともに一流を目指す僕と師匠の物語。
これは、遠い未来のお話です。
ファンタジーになります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 12:54:13
1219文字
会話率:46%
――何時からだろうか?
一体、何時から…わたしは『あなた』様に――…いや。
違う…。
言葉の誤りをお許しください。
わたしは『あなた』様の“本来”に戻ったのですね。
しかし、ほんの“一部”にしか戻られていない…寂しく、哀し
いことです。
どうすれば、いいのでしょうか?
一体、どうすれば…わたしは『あなた』様を“元”に戻せるのでしょうか?
難題です。
無心…。
無情…。
『あなた』様は、わたしにそう教え込んでいただいたが…難しいです。
――当時のわたしを思い出してみました。
お恥ずかしい話しで…今もなのですが…今の世の中は、わたしには“棲みにくい”です。
まるで、酸素を奪われた魚のように…必死に酸素を求めて、もがき苦しみ続ける感覚に日夜、襲われています。
そんな右往左往をしているわたしに『あなた』様は、気づいてくださった。
お声を掛けていただいた。
――嬉しかった。
わたしは「誰でもいいから気づいてほしかった」のだと…遅れながら自覚いたしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 00:00:00
110797文字
会話率:3%
世の中は、昔から“善”か“悪”の世の中であるが“合う”か“合わない”でもある。
甘い。
苦い。
しょっぱい。
酸っぱい。
辛い。
――…まるで、食事の味覚のような世の中。
好き嫌いが、当たり前に満ち溢れている、世の中。
そんな忙しい毎日を送り続ける貴方のストレス発散は、何ですか?
ゲーム? 食事? マンガ? 小説? スポーツ観戦? 映画? 買い物? 国内・海外旅行? 温泉巡り? 甘いもの巡り? ジム? アーティストさんのライブ?
――…どれも素敵で、素晴らしい発散方法であり娯楽。
今の世の中様々です。
しかし、既に満ち溢れた娯楽が存在するにも関わらずに過激な“刺激”を欲する人達が後を絶たない。
本能?
本能の他に存在する言葉、それは“欲”と、言います。
欲しくて欲しくて堪らない――…誰もが、行き着く当たり前な“欲”です。
しかし、世の中には“決して”手にしてはいけない『代物』が存在している。
“薬物”であり“劇薬”だ。
この話は、自我を持った『人造薬物』の物語――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 00:00:00
51671文字
会話率:1%
土屋政治(ツチヤマサハル)は某有名大学の法学部を卒業後、オペラ歌手(秋川雅史・テノール)に憧れてその世界に飛び込む。しかしあまりの狭き門で五年間の在籍の後、スッパリと辞めてしまい就職情報誌にて国会議員の第二秘書(鞄持ち)に採用される。名前
こそ『政治』であるがその世界は全く知らない。就職先は議員会館の財務副大臣大木戸博康の事務所である。会館事務所には常時スタッフが三人居るが、大木戸の強いカリスマ性のため、スタッフは短いスパンで変わって行く。少し長く仕える第一秘書(政秘)の早川(大木戸の甥)は大木戸に土屋の指導役を任せられる。政治の事は全く知らない土屋は早川の鞄持ちとして少しづつ成長して行く。代議士の性格を知り、地元選挙区を知り、代議士を囲む有力な?スタッフを知り、一票の重さを知って行く。しかし、政治には『表もあれば裏もある』。土屋は裏を知ってしまって世の中は全て裏を隠して表面を輝かしく見せて居る事を知ってしまう。『陳情書』と云う聞き慣れないファイルの中身は、まさに国民の切なる願いが集め書かれている。そして、土屋は国会議員秘書の重要な役割を知り始め果たして行く。
この作品はノンフィクションの小説です。
楽しんでお読みいただけたら幸いです。
尚、この作品は著作権を放棄したものではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 16:16:45
56980文字
会話率:57%
「死」を求める者に安楽死(ユータナジー)を────
世の中は簡単に人を死なせてくれない。
医療の発達によって平均寿命は伸び、助かる命が増えた。喜ばしいことではあるが、中には死にたいのに簡単には死ねないと憂う声も一定数あった。
そん
な中、安楽死をさせてくれる二人組がいるという噂が広がり始める。
元殺し屋のリーパーと、死神のジョイ。
嘘か真かわからないあやふやな噂。しかし彼らは実在した。
「俺は、死を望む者以外の命は奪わないと決めている」
殺し屋として生きてきた年数分、人のために生きると決めたリーパー。
「出来れば人を殺したくはないんだよねぇ。そんなことより美味しいご飯が食べたい!」
定期的に魂を摂取しないと殺戮衝動に襲われる人生エンジョイ勢の変わり者死神、ジョイ。
ジョイが依頼人を見つけて手配し、リーパーが安楽死を実行、そして魂のカケラをジョイが摂取する。
奇妙な関係の二人の間にあるのはただの利害関係の一致か、信頼か。
──それとも、執着か。
二人の次の依頼人は社長令嬢。
この依頼を通して、二人は初めて安楽死以外の仕事をこなす。
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 18:00:00
29015文字
会話率:44%