現代の東京。ネオンが輝く夜の街に、一人の異質な存在が立っていた。彼の名は天狗。古来より山の守護者とされてきた妖怪であるが、現代のストリートウェアに身を包んだ彼は、あの世の魂を吸い取る異能を持っていた。
天狗は、この世とあの世のバランスを
保つため、夜ごとに現れ霊魂を吸収し、古びた神社に封じていた。その過程で、彼は忘れ去られた神社を再び霊たちの安息の地とする。彼の活動によって、都市の平和は徐々に保たれていった。
繁華街のネオンライトと古い寺院の影が交錯する中、天狗は都市の隠された守護者として、その存在を秘め続ける。都市の人々は彼の存在に気づかないまま、新たな朝を迎える。天狗は都市の平和を守るため、今日もまた夜の闇へと消えていく。
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この物語は、伝統と現代が交錯する中で、人知れず都市を守り続ける天狗の姿を描いた幻想的な物語です。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-07-19 19:00:00
1251文字
会話率:8%
どこにでもある町の、当たり前の日常。神社の娘、上白きずなはそんな日常で暮らす中学2年生だ。
ある日、この世とあの世のバランスが崩れ、一ツ目の『お札』を張られたビルが妖怪化。
人間から恐怖のエネルギーを得るため暴れ始める。
そんな時
、少女を『戦う巫女』へと変えたのは一個の「おむすび」だった。
その正体は彼女の神社、おむすび神社の神様である!
あの世とこの世のバランスを取り戻すため、巫女一族の少女を相棒に選んだのだ。
変身の一言をつぶやいた時、きずなは白うさぎをモチーフとした巫女装束を身にまとう。
そして、少女たちは「おむすび」の神様を相棒に、陰陽五行の現代の巫女として活動を開始。
おばけが起こす事件に対し、ヒロインたちは立ち向かう。
王道を行く妖怪モノと魔法少女ものの融合、はじまりはじまり!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-12 09:00:00
80194文字
会話率:38%
完結しました!ありがとうございます!!
月映結稀(つきかげゆき)は巫女である。
巫女は人々が無意識に生み出す不の産物…呪(のろい)を浄化し、世のバランスを保つのが使命であり仕事である。巫女は守護守(しゅごもり)と契約し、より強固な力を得る。
守護守とは巫女以外は見えない存在。数多の物質・事象に宿る守護であり人の形をとる。
富士の結界の元で学びの期間を過ごしていた結稀に突然降りてきたのは姉兄の呪化。今の結稀には姉兄を浄化しきれない…彼女は幼少期に共に過ごした災厄の守護守に願う。
「私に力をください」
かつて婚姻の契約を承諾した災厄の守護守は、完全無欠天上天下唯我独尊の最強の守護守であり、結稀は振り回されながらも共に全国を渡り、いつしか自身の気持ちに気付いていく。
器とは何か、巫女とは何か、守護守とは何か。
※この小説内において意味や立ち位置等が実際と異なるものがあります(神器、巫女、土地などなど)。なんでもありです。
※カテゴリーはファンタジーですが、恋愛要素も入れていく予定です。
※アルファポリス、ノベルアップ+にも投稿しています。※R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-31 21:21:08
130262文字
会話率:39%
因果応報とは、呪い?
幽霊の怒り?
天罰?
神様に許しを乞えば許される?
お祓いをすれば大丈夫?
・・。
あなたはネジ、車、船、飛行機、パソコンのキーボードに許しを乞うのですか?
最終更新:2018-01-06 12:27:13
1802文字
会話率:0%
古の時代、神と魔王の戦争により神がいなくなった世界。
神と魔王共に消え去った後も魔物が現れ続け、この世のバランスは不安定であった。
光が薄れ、闇が蔓延る時代に人々は苦しみにもがいていた。
だが、その世界に望まない者達がいた。
そこに光も闇も
迎え入れることのない暗い空間、魂のみが訪れ静かな浄化と輪廻を裁く死後に訪れる世界
冥界
負の輪廻は全ての世界を歪ませる未来を創ってしまう。
神のいないこの世界で世界の光を与え続ける為に地上へ死神が訪れた。
しかし死神は地上での自由に死神の力を出せず活動に苦しむこととなる。
そこで死神の力を引き出せる条件を限定とした人間を探し、共に魔物達と立ち向かった。
再び神が生まれるその時まで人間と共に戦う。
均衡のとれた世界になるその日まで彼らの共闘は続くのだ。
死神と人間の共闘の中、一人の人間”ディル・イクシード”という名の人間の青年と初めて地上へと訪れた死神との共闘する物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-12 02:29:23
25633文字
会話率:50%