三途の川のほとりにある、
小さな一軒の食堂。
そこでは川を渡る人たちに対し
ある『特別な食事』を提供していた。
三途の川を渡る前、あなたが食べたいものはなんですか?
食にまつわる1話読み切りの美味しくてちょっとホロリとするお話です。
※1
話目『冷たいサンドイッチ』は同人誌として発表済みの作品です。
【重複投稿作品】
この作品は小説投稿サイト『エブリスタ』『カクヨム』でも公開しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-08 19:00:00
179791文字
会話率:35%
病院で目覚めた俺は左腕にギブスをしていた。
交通事故で左腕を複雑骨折して手術を受けた。
だが、俺は事故の記憶がない上、左腕に骨折したというだけではない違和感を覚えた。
そうして入院しているさなか、病院が襲われた。
この世にあらざる物
たちに……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-10 11:18:55
3041文字
会話率:29%
姉と母と三人暮らしの中学生、菜々(なな)。
生活の疲れからかいつもイライラしている母は、そのうっぷんをいつも姉の千尋(ちひろ)にぶつけるが、要領の悪い千尋は彼女に罵倒されるまま、決して言い返したり反抗したりしない。
菜々はそんな姉の態度が理
解できず、時に腹立たしく思っている。
そんなある日。珍しく千尋の表情が明るい朝があった。菜々は不思議に思ったものの、特に気にも留めなかった。
だがその日から、母に異変が起こり始める。前髪を垂らして顔の半分を隠していたり、片腕を三角巾で吊っていたり、足にギブスを嵌めていたり。
そして何より、姉を罵倒することが減り、耳を塞ぐような大声も聞かなくなり......。その反対に、千尋は声を出して笑ったり、菜々に明るく話しかけてきたりするようになっていった。
家庭内の変化を、いい傾向だと受けとめていた菜々だったが、ある日、鏡を見て悲鳴を上げる。
ありえない変化は、菜々の身にも起こっていたのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-26 16:34:53
5442文字
会話率:28%
商店街から通りを一本入った静かなところにひっそりとあるキッチン「杏」。
そこを訪れるいろいろな人達の話。
最終更新:2017-02-21 00:18:38
7093文字
会話率:51%