公爵令嬢エリザベスは、王太子エドワードから幼いころから熱烈に求婚され続けているが、頑なに断り続けている。
彼女には、前世、心から愛した相手と結ばれ、毒殺された記憶があり、今生の目標は、ただ穏やかな結婚と人生を全うすることなのだ。容姿端麗、文
武両道、加えて王太子という立場で国中の令嬢たちの憧れであるエドワードと結婚するなどとんでもない選択なのだ。
彼女の拒絶を全く意に介しない王太子、彼女を溺愛し生涯手元に置くと公言する兄を振り切って彼女は人生の目標を達成できるのだろうか。
*この話は、拙作「毒殺はお断りいたします」の第2部以降も書いたものです。第1部はほぼ重複したものとなっております。ですが、登場人物の設定が変わった部分があるため、。第1部も話の雰囲気が変わっていますことをご留意ください。申し訳ございません。
*アルファポリスサイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-01 11:00:00
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会話率:20%