北大陸にある聖ロマニス帝国と、南大陸にあるヴェルタ王国は、歴史上何度も戦争をしていた。
激戦地となるのは決まって二つの大陸を繋ぐような地形で存在するフロリジア公国。この公国は北の聖ロマニス帝国に帰属している。
現代、フロリジア公国は爵
位と国の継承問題で揺れている。前公妃の娘で第一公女ジュエリアは継承順位第一位ではなく第二位。継承順位第一位は後妻であるセルマ公妃の娘で、ジュエリアの妹のミア公女になっていた。
ミアの婚約者はヴェルタ王国の王族、ジュエリア公女の婚約者は帝国近衛士官のシベリウス。公室の現状に、国民の誰もが近い将来戦争が再び起こることを覚悟した。
そしてなぜか完全な政略結婚で決められたはずのシベリウスが、初対面からジュエリアを溺愛し執着している……。
※アルファポリス様でも投稿
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 22:00:00
174953文字
会話率:52%
魔族と人族が存在する世界。魔族は大気中の魔素を体内で魔力に変換し、自分と相性の良い属性の魔法を使うことができた。魔族はその不気味さから人族により北へ北へと追いやられ、ラヴィーネ大山脈を越えた寒冷の痩せた地にイズールを建国した。大山脈を超え
る頃には多くの犠牲が伴い、多くの魔族は人族に深い恨みを持った。
人族は分裂と統合を繰り返し、中央の国リズニア、西の国シェルドント、南の国ウェルダ、東の島国トワナができた。長年続いた戦争はようやく落ち着き、世界は少しずつ平和へ動き始めているように見えた。
新月暦990年の頃のこと。戦争が収まって約45年。人族と魔族が交わることがなくなった頃に次の問題が発生した。ごく稀ではあるが、人族同士から魔法が使える子が生まれ始めたのだ。人族はその子どもたちをコンバーターと呼び、虐殺したり見世物にしたりなどひどい扱いをした。リズニアの国王はコンバーターを積極的に引き取り、生活できる場所を探した。
一方、イズールでも魔族同士から魔法が使えない子が稀に生まれ始めたのだ。魔族たちはその子らをインバーターと呼び、虐殺したり国の外に追いやった。冬のイズールではそれは死を意味していた。
現在、新月暦1034年。ラヴィーネ大山脈の隙間には、山に隠されるようにひっそりと小さな村が存在している。そこに住む一人の少女ライナ。「困っている人を放っておけない」彼女が森で助けた少年たち。この出会いが世界の在り方を大きく変えるものだとは、このときは誰も知らなかったのである。
初めての作品になります。いたらないところが多いかと思いますがよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-18 20:00:00
926463文字
会話率:52%
人とよく似た存在が国の中枢にいる世界で、剣の名を持つ象徴は、消えかけている象徴を拾う。
その象徴がのちに大きな戦いの始まりになる――。
『こいつは、俺の名のもと守ってやるよ』
弟として保護する事に決めた象徴とその弟として育つ象徴の始まりに物
語――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-01 08:00:00
246201文字
会話率:44%
○みかんシリーズ第二弾○
ようやく結ばれた笹川涼と佐久間礼。
二人の新しく始まる生活は前途多難で、思っていたものと全く違っていた。
愛情と友情と葛藤と後悔と、そして、その先にある物は深い何にも勝る『愛』だった。
二人を取り巻くたくさんの
個性的なキャラクター達が起こす人間模様。
涼は、礼は、周囲の人との関係を少しずつ、ゆっくりと変えて行く。
竹野式大人恋愛ストーリーをどうぞご堪能下さいませ。
※前作「みかんとこたつとクリスマス」の続編となります。
ただののろけ話です。
ただ作者が書きたいだけの駄文です。
笹川君と佐久間さんのその後が気になる方はどうぞ堪能していってください。
※途中少々過激と思われる表現がありますのでR15指定致しました。
※思う所あったので番外編のタグを削除しました。
※絶対無理だと思うのですが、なろうコン大賞に応募してみる事にしました。
※あらすじに少し追加しました。ただの、のろけ話では無くなってますね。
人の心理を存分に含ませた少々扱い辛い話ばかりですが、どうか、ご容赦を。二人の周囲を取り巻く人々との関係を楽しんで頂ければと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-02 14:56:39
1518162文字
会話率:18%
みかんシリーズ第三弾。
私と彼のあたらしい生活、第十八話辺りから分離する佐久間雛子と彼女の元運転手、井村潤との逃亡劇。
こちらは分離した作品となりますので、詳しいキャラクター像なんかは私と彼のあたらしい生活をご覧ください。
なおこの作品は
どうしても作者が気に入ってしまった脇役の佐久間雛子を書きたかったがための作品という事、そして親作品である私と彼のあたらしい生活に大きく関わる可能性があるという事をこちらに記しておきます。
ご了承くださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-05 01:29:01
1459文字
会話率:30%
チエには四歳になる息子と、もう二年単身赴任先から戻らない夫がいる。それから、友人である無愛想な置き薬屋の青年――それも10歳も歳下の――も。歳上、歳下、異性、同性。恋か、友情か。それぞれの哲学が邪魔して、人間の心と絆はままならない。
「好
きになったのが、たまたま同性ってだけで、どうしてそれがいけないことなんだろう。世界でたったひとり、無条件に愛せるパートナーがいて、それがたまたま同性だっただけなのにね。どうしてこんなに肩身の狭い思いをしなくちゃならないんだろう。僕らはどんなに愛し合ったっていとしい遺伝子を残せないんだ。どうしてその苦しみを理解してもらえないんだろう」
恋と友情、ときどき音楽。
人が人を愛する行為は、ちっとも恥ずかしくなんかないですよねってお話です。
*2016年8月、もとのかたちが読みにくかったので多少手を加え、投稿しなおします。
【ご注意ください】一部同性愛についての描写があります。苦手な方はご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-25 00:00:00
37577文字
会話率:38%
※更新停止中。
ツンデレに癒し系にお姉さまに寡黙キャラ、そして元気な町娘。多様な美少女を取りそろえ、準備万端で勇者を召喚するも、「ごめん、俺ゲイなんだ」「……は?」 現れたのは危うい色香が漂うおっとり美人(男)。はたして魔王は無事倒せるのか
――!? ※この物語は友情を軸に進むコメディですが、一部同性愛表現も含まれます。苦手な方は回れ右推奨。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-13 23:02:42
8611文字
会話率:45%
チート達が平々凡々に暮らす世界、コンクエストヴェールンス。そこに君臨するのは、超絶美形の『三人の王』と見た目平凡な少女の『観測者』。ある日、魔王が勇者として召喚されたことから少女の物語は動き出す。
最終更新:2013-03-02 19:11:44
75530文字
会話率:20%
双子の秘密がばれた。一人の少女の勘違いで運命がどんどん変わっていってしまう。方や苛めをうけ、方や政略結婚をさせられそうになり、その婚約相手が転校してくる始末。第3章からは不思議な力をもった人たちも現れ事態はどんどんと悪化していく一方で・・・
。最終的には転生をし、生まれ変わってもなお、複雑な関係を続ける。そこには、キョウダイ愛、両親からの愛、同性愛、理不尽な愛、さまざまな”愛”の形があって。(他サイトと重複投稿しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-30 23:41:20
10311文字
会話率:36%
恋の矢印は、必ずしも同じ方向を向いているとは限らない。
※この作品は異性愛が主体ですが、一部同性愛要素が含まれます。性愛の描写・年齢制限(R18)に抵触する描写はありませんが、御不快に思われる方はご覧にならないようお願いいたします。また、
閲覧は自己責任でお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-25 00:00:00
38637文字
会話率:52%
一年前に婚約者を殺され、唯一の肉親である妹が行方不明になってしまったセツナ。そんなセツナのところに一通の手紙が届く。――その手紙は異世界への招待状だった。一年前の真実を知るため、セツナは異世界の竜と旅に出る。※基本男女カップルですが、一部
同性愛表現が含まれます。ご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-11-12 20:00:00
6871文字
会話率:14%
オフの企画用に書いたもので「Love」を意識してはいます。
一部同性愛含む箇所があるので、苦手な方は回避してくださいませ。
彼氏にフられた姉貴と幼馴染の男と付き合ってる兄貴を持つ高校生の男子の初夏っぽさがにじみ出ていればよいかな、と思いま
す。
有名作家のエピソード部分を、最後の方に含んでいます、そういったのが苦手な方も回避願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-19 13:27:08
4416文字
会話率:28%