彗星が地球に接近して大騒ぎになっていたあの年、俺は30年ローンで家を買った。
なんせ空前の買い手市場。何も起きなきゃ儲けもの。何かあったらどうせ死んでるんだし、ローンもチャラ。
そして、“何か”は起きた。
地上にダンジョンが出来て
、妻に逃げられ、会社をクビになった。
そして、暴力とは無縁の世界で生きてきた俺は、ダンジョン探索を生業とする命知らずの探索者に……。
イヤならやめればいいじゃん?
それが出来れば苦労しねえよ。
一度動き出した歯車は、ぶっ壊れるまで止まらないだろ?
ダンジョンで俺が授かったスキルは、史上最悪のワナか、それとも人生をやり直す救いの手となるか――。
※地の文は基本漢字で。セリフは登場人物によって漢字、ひらがな、カタカナを使い分けています。
「……」のあとに句読点があったりなかったりするのも、セリフの流れで変えています。
誤字ではないので、念の為。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 12:10:00
112850文字
会話率:24%
生まれつき心臓が弱く、夢を叶える前にこの世を去った少女・天宮詩音。
彼女のたった一つの願いは、「誰かを笑顔にするアイドルになること」だった。
——そして目を覚ました時、彼女は剣と魔法が支配する異世界で、
名門エルステリア侯爵家の次女・シオ
ンとして赤子に転生していた。
やがて彼女は、歌うだけで人々を癒し、心を鎮める“不思議な力”を発揮しはじめる。
それはこの世界でも前例のない、詠唱なし・感情と歌に連動する奇跡の魔力だった。
しかしその力が周囲に知られれば、教会や王宮、国家すら動かしかねない——。
両親はその力を隠しながら、シオンの平穏な幼少期を守ることを決意する。
そして迎える五歳の春。
王立魔法学院の「魔力量測定」をきっかけに、シオンの運命は大きく動き出す。
この世界には存在しない「アイドル」という概念。
だが彼女は信じている。
歌で人の心を動かすことができるなら、きっと誰かの希望になれる。
笑顔のために、舞台(ステージ)のために。
シオンはやがて、“聖女”と呼ばれることになる存在へと成長していく。
——これは、夢半ばで散った少女が、
もう一度夢を追いかけて輝く、歌と魔法と絆の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 12:05:27
145337文字
会話率:23%
神の御使いハルコンの、チート過ぎる物語。
妙齢の薬学者 聖徳晴子(せいとく・はるこ)は、絶世の美貌の持ち主だ。
彼女は思考の並列化作業を得意とする、いわゆる天才。
精力的にフィールドワークをこなし、ついにエリクサーの開発間際というところで、
放火で殺されてしまった。
晴子は、権力者達から、その地位を脅かす存在、「敵」と見做されてしまったのだ。
死後、晴子は天界で女神様からこう提案された。
「あなたは生前7人分の活躍をしましたので、異世界行きのチケットが7枚もあるんですよ。もしよろしければ、一度に使い切ってみては如何ですか?」
晴子はその提案を受け容れ、異世界へと旅立った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 12:00:00
1818文字
会話率:19%
誰もが憧れてヒーローになるわけじゃない。
人はなぜ英雄になるのか。
何かを守るためか、成り行きに流されてか、それとも正義感に突き動かされてか。
だが、どんな理由であろうとも、一度なってしまえば降りることはできないのだ。
最終更新:2025-06-09 12:00:00
100434文字
会話率:48%
斎王が神託に基づいて統治する国――伊勢。
第六管区『祓戸』の孤児院で暮らす天凪(あまなぎ)は、院長である帚木(ははきぎ)を母と慕い、友達に囲まれて、貧しいながらも幸せな毎日を送っていた。
しかし、年に一度の星祭りの夜、ずっと一緒にいようと約
束した幼なじみの少女・蛍火(ほたるび)が、斎王直属の神兵『八咫烏(やたがらす)』によって連れ去られてしまう。
何と、蛍火は斎王の妻である斎宮(さいぐう)に選ばれてしまったのだった。
さらに天凪は、自分が実は斎王の子であると知らされて……!?
囚われの蛍火を救い出すため、一国を巻き込んだ運命の戦いが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 12:00:00
79507文字
会話率:31%
年に一度の、燈火会(とうかえ)の夜。
私は中学の同級生、南坂秀(みなみさかしゅう)と、予期せず再会する。
幻のような光の中で蘇る、かけがえのない追憶の物語。
最終更新:2021-02-28 14:07:01
6914文字
会話率:24%
かつて世界を焼いた、金色の竜がいた。
七日間で一つの国を滅ぼしたその災厄は、後に「滅国の七日間」と呼ばれることになる。
滅びのただ中、ひとりの少年が生き延びた。
名を失い、すべてを失い、それでも――彼は「エル・オルレアン」と名乗った。
これは、かつて皇子だった少年が、
星の力とともにもう一度“生きる”ために歩き出す物語。
魔導と星が交錯する大地ユーロピアを舞台に、
英雄の血を継ぐ者と、それを見守る者たちが運命に抗いながら進んでいく。
その身に宿る"星"は祝福か、それとも災厄か。
名を選んだそのときから、少年の物語は静かに始まった。
――これは、名を継ぐ者が星と歩む、もうひとつの神話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 12:00:00
12951文字
会話率:30%
現実より多くの人々が野球に熱狂し、男女問わずプロの舞台にさえ飛び込む別の現代。
埼玉県の公立強豪校で一応ショートのレギュラーだったものの全国的にはまるで無名の選手だった月出里逢(すだちあい)は高校3年の秋、野球への未練を完全に断ち切る為、
分不相応だと自覚していながら敢えてプロ志望届を提出し、その年のドラフト会議の日を迎えた。テレビの前で同年代や大学・社会人の有名選手が次々と指名されていくのを溜息交りに眺めていたが、六巡目で逢はまさかの指名を受ける。
逢を指名したのは、日本球界12球団で"最弱"と名高い天王寺三条(てんのうじさんじょう)バニーズ。そして逢の指名を促したのは、かつての高校球界のスター投手で、現在は女子大生でありながらバニーズのオーナーも務める三条菫子(さんじょうすみれこ)。1学年違いの逢と菫子はお互いたった一度だけ練習試合で対戦したことがあった。
体格に恵まれず、実績的にも本来なら指名に値しない逢だったが、実は人間離れした身体能力を持ち、そして、その身体能力さえも霞む程の類い稀な才能を秘めていた。菫子は逢の破格の潜在能力を見抜き、球団再建に加え、ある別の目的の為に逢を引き寄せたのである。
これは、実力も精神もまだまだ未完の大器である月出里逢が、幾多の困難を乗り越え、やがてとある怪物投手と共に"史上最強"と謳われるまでの英雄譚。
(1~3日に1回くらい?のペースで1回2000文字前後くらいを予定)
twitter:https://twitter.com/best_yayoilover
表紙絵や挿絵、設定画など:https://www.pixiv.net/users/57502957
ノベルアップ+(挿絵あり):https://novelup.plus/story/160942909折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 12:00:00
2442086文字
会話率:63%
【超克物語の粗筋】
この世界は既に一度の破滅を経験して居た,
物理法則や自然現象・星々の分散・粒子配列・情報配列などは,変わらない全く同様の状態に
復元された。
存在しないと言う状態[非存在],量子論的
真の真空,世界は運命や時間は,同じ
展開を永劫回帰[繰り返し]はしなかった。
そんな新世界の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 11:34:01
4292文字
会話率:48%
37話だった作品をを66話まで改稿したものです。
完結しています。
レアルの妃候補だったシャロンは、ライバルとの
争いに敗れて、アルーアという異郷に嫁ぐことになる。
馴染めない土地、人々、夫であるアルクトゥールス。
独り寂しい日々が虚
しく過ぎていく。
ある日舅に襲われた時に、助け出してくれたのは夫だった。しかし、逆上した舅が剣を取り出し、咄嗟にシャロンは夫を庇った。
今際の際に見たのは夫の涙だった。殻に籠もっていたのは自分だと知った。
シャロンは願う。もう一度、もう一度だけ
チャンスをください……と。
気づくと死んだはずの花嫁選びの前に時が戻っていることを知り彼女は愕然とする。
そして、シャロンは決意するのだ。もう一度、
今度こそ、努力をしてみようーー。
果たして不器用な2人は心を通わせられるのかーー
お読み下さって、ありがとうございます。
リアクション、☆、ブクマ、全てモチベーションに
なりますのでよろしければ、どうぞ応援よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 11:25:44
31462文字
会話率:45%
※37話だった原作を66話まで改稿したものです。
レアルの妃候補だったシャロンは、ライバルとの
争いに敗れて、アルーアという異郷に嫁ぐことになる。
馴染めない土地、人々、夫であるアルクトゥールス。
ある日舅に襲われた時に、助け出してくれ
たのは夫だった。しかし、逆上した舅が剣を取り出し、咄嗟にシャロンは夫を庇った。
今際の際に見たのは夫の涙だった。殻に籠もっていたのは自分だと知った。
シャロンは願う。もう一度、もう一度だけ
チャンスをください……と。
気づくと死んだはずの花嫁選びの前に時が戻っていることを知り彼女は愕然とする。
そして、シャロンは決意するのだ。もう一度、
今度こそ、努力をしてみようーー。
果たして不器用な2人は心を通わせられるのかーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 21:02:55
2749文字
会話率:29%
レアルの妃候補だったシャロンは、ライバルとの
争いに敗れて、アルーアという異郷に嫁ぐことになる。
馴染めない土地、人々、夫。しかし、舅に襲われた時に、夫の不器用な愛を知る。
死んだはずの自分が花嫁選びの前に回帰しているのを知り、シャロン
はもう一度、夫であったアルクトゥールスに嫁ぐために異郷へと嫁ぐ決心をする……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-19 22:07:08
53542文字
会話率:50%
失意の中で日々を過ごしていた青年・ユウは、ある日突然、異世界アルステリアへと転移する。そこで出会ったのは、記憶を失った銀髪の少女・リリス。彼女を助けたことで、ユウは『人の記憶に触れる力』を得る。
旅の中でユウは、過去を背負った仲間たちと出
会っていく。
――愛する者を守れず剣を捨てた騎士・カイン。
――禁忌の魔法で恋人を失った魔法使い・フィア。
――素顔を仮面で隠す皮肉屋の情報屋・ゼノ。
それぞれが『訳あり』の傷を抱えながらも、共に困難に立ち向かい、少しずつ心を通わせていく。
やがて明かされるリリスの真実、禁呪によって封印された王国の記憶――
選ばれなかった者たちの運命が交差する。
これは、傷ついた者たちがもう一度愛を知り、運命を『リスタート』する物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 11:00:00
24696文字
会話率:36%
現代日本の冴えない高校生・芹沢カケルは、ある日突然交通事故に遭い、かつて熱中していた乙女ゲーム風ファンタジー世界に転生する。
しかもその世界には、前世で『推し』だった完璧美少女ヒロインのユリシアとティナがそっくりそのまま存在!
夢のような
展開──と思いきや、ユリシアは剣を抜いて殺気全開、ティナは『婚姻届(物理)』を振りかざして大暴走!
どうやらこの世界は、ゲームの『その後』のパラレルワールド。
しかもカケルは過去に何度もこの世界で転生を繰り返しており、彼女たちは『過去の彼』に裏切られた記憶をぼんやりと持っていた。
全く覚えのない『地雷男』として記憶され、命を狙われたり愛が重すぎたりと散々なカケル。
逃げようとしても、なぜかいつも騒動に巻き込まれてしまう。
さらに、裏ルートのヒロイン、リリィまで登場し、
『もう一度、私に恋をさせて』と穏やかに、だが狡猾に迫ってくる。
やがて明かされていく、この世界の恋のルール──
この世界では、かつての選択(前世の分岐)が人の感情や記憶に影響し、
誤解・未練・好感度MAXのまま放置されたヒロインたちの『バグ的感情』が暴走していたのだった。
カケルは、
・『推し』から命を狙われる誤解を解き、
・心をこじらせたヒロインたちと向き合い、
・ただの恋愛フラグではない『本気の気持ち』と向き合う。
ドタバタの中に少しずつ芽生える信頼、過去の真相、そして最終話での選択──
カケルは最後に『誰か一人を選ぶ』ことで、世界の“歪み”を正す鍵を握っていた。
だが、ヒロインの誰かを選べば、誰かを確実に傷つける。
それでも、逃げずに向き合う覚悟が、ラブコメ地獄を終わらせる唯一の道──!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 08:30:00
30531文字
会話率:44%
30歳の記憶を持ったまま、11歳の自分にタイムリープした佐藤涼。目覚めた先は、記憶と微妙に異なるパラレルワールドだった。家族は変わらないものの、クラスメートや日常の風景には、かすかな違和感が漂う。
過去のやり直しではなく、新たな未来を選ぶ
分岐点として気づかされる現実。しかし、30年分の記憶を抱えた彼は、子供の世界に馴染むことができず、深い孤独感に苛まれる。大人の知識と経験があるにも関わらず、心の奥に広がるのは空虚さと疎外感だった。
そんな彼に、手を差し伸べたのが水島凛だった。記憶にない存在でありながら、不思議と心を惹かれる少女。彼女との出会いは、涼にとって失われた「絆」を取り戻すきっかけとなる。凛との交流を通じて、涼は再び人と向き合い、心を開く勇気を学んでいく。
これは、孤独の中で出会った新たな絆が、人生の意味を再定義する物語。もう一度やり直せるなら、誰とどのように生き直すのか――その答えを探し続ける涼の心の旅が描かれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 13:00:00
76027文字
会話率:36%
『もう一度あなたに会う為に、私は強くなります。誰にも負けないくらい…』深い森の中で魔物達と育った少女ソニアは、人間の青年に命を救われ、共に旅をし、青年を愛するが故にやがて女戦士をめざすようになります。ソニアが稀代の女戦士となるまでの成長物語
(第1部)をご覧下さい。第2部以降は成長後の物語となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 10:20:00
1767702文字
会話率:31%
森にすむ老人は順風満帆とはいかなかった。
人がみな魔物と契約して生きている中老人の相棒はスライムだった。
今もごみ処理をしてその日を暮らしていた老人だったがふと話しかけたスライムにも知能があることが分かる。
スライムとの絆が深まり喜ぶ
老人だったがすでに高齢だった老人は眠るように亡くなってしまう。
目を覚ますとそこは慣れ親しんだ古い家。
死んだはずの親友の若い姿。
自分も若返っていた。
何が起きたのかは分からない。
しかし今一度与えられた人生今度はスライムとともに真っ直ぐ生き抜いてみよう。
何の因果か過去に戻った織りなす冒険譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 10:00:00
2271137文字
会話率:33%
世界は一度滅んだ。
急に現れたゲートダンジョンからモンスターがあふれ出し必死に抵抗した人類であったけれど、竜人族という種族の前に人類は敗北し、滅亡してしまったのである。
マサキは最後の抵抗で竜人族の玉を潰した。
その結果もう一度やり直す機
会を与えられた。
神様から世界に起きたことが神々のゲームであったことをマサキは知り、ゲートダンジョンを配信することが世界を救うことに繋がるのだということも知った。
どの神にも注目されなかった男は二回目の人生神様の推しを配信して生き残る。
神様の推しを配信するんです。
少しぐらい投げ銭もらったっていいよな?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 10:00:00
124757文字
会話率:35%
突然の雨軒下かりてあまやどり・・・
すると若い女性に声をかけられる。向こうの欲しいのはお金、私が欲しいのは若い肉体。その需要と供給のバランスが取れたので始まった援助交際、あまりにまぶしい彼女を見て一度だけ間違えを犯した。
キーワード:
最終更新:2025-06-09 10:00:00
7105文字
会話率:62%
年に一度の父親参観の日
せっかく来てくれる父親にいいところを見せようと手を挙げた・・・
あてられちゃった・・・さ・・どうする?どうする?
最終更新:2025-05-23 06:00:00
1848文字
会話率:17%
異世界に転移した峰田晴文(ミネタ ハルフミ)、周りは危険な魔物のいる森の中で唯一頼りの綱は一度しか使えない召喚魔法を試みた。
すると現れたのは白髪赤目の黒いクラシカルロリータな服を着た少女イグリア。
彼女に辺りの魔物が退治され喜んだのは束
の間、ハルフミはイグリアと上手く契約が出来ずどうにかご機嫌伺いをするしかなかった、自分の従魔を上手く扱えない現状に不安を覚えるが、死にたくない一心でイグリアに媚びを売る。
そしてハルフミは知る、イグリアが慣れない夜の森の生活で一人起きて周囲を警戒してくれていたことを――
そして彼女をなだめつつ王都へと向かい、ギルドの依頼をこなし、冒険者として生き抜くのだった。
——だが、冒険者として名を上げる事にイグリアの秘密を知る魔族は彼女に襲い掛かる!
ハルフミとイグリアは安全と安心な家を得る事が出来るのだろうか――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 10:00:00
100161文字
会話率:56%
最高な魔導師を夢見ていたクラトスは夢を諦め日々を過ごしていた。ある日友達のナシアーデから正規になるための試験を受けないかと誘われるが断ろうと考えていた。しかし依頼の最中に助けた子供に言われた「貴方みたいな魔導師になりたい」という言葉を聞い
たことで思い出す。彼はかつて誰かに憧れを抱き最高な魔導師を目指していたことを――
一度は諦め忘れかけていたかつての夢――
クラトスは夢を現実のものとするためにもう一度最高な魔導師を志すのであった。
カクヨムでも投稿しております→https://kakuyomu.jp/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-31 06:00:00
143054文字
会話率:63%
魔王を倒し、世界を絶望から救い、人々から讃えられる者の名は"勇者"。
彼は万世幾年語り継がれ、勇者になる。
しかし、それ果たせずの"勇者"は何であろうか。
魔王を倒せず、世界を救えず、人々から
罵られる者は何であろうか。
この世界、魔王に蝕まれながらも平和である。
そんな世界で今一度、300年の時を経て、勇者になろうとする者が現れた。
彼は勇者となるのか、それとも"裏切り者"となるか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 09:08:18
13638文字
会話率:36%
この世界では、竜人や獣人、エルフやドワーフなどの亜人族と人族が共存して暮らしているの。私が住んでるぜシール王国もそう。
といっても、同じ町や王都に住んでいるだけで、居住区は別々。それは、人族と亜人族を護るために必要なことなの。
亜人族
には番が存在するからね。
昔は、平気で人族を拉致して番にしていたって話よ。怖いよね。今は、そんなことしたら法律で罰せられるから安心だけど。
でも、年に一度、合法的に拉致できる日があるの。
それが、愛の女神レシーナ様の生誕の日――
亜人族と人族の居住区の境にある中央区で行われる、神聖な儀式。
番を求める亜人族と年頃の人族が集まるの。結構な人数だよ。簡単に言えば、集団お見合いかな。選ばれれば、一生、優雅な暮らしがおくれるからね、皆気合い入りまくってる。私は興味ないけど。
この日ばかりは、食堂はお休み。これ幸いと店を大掃除していたら、ドアをノックする音が。激しくなく、普通だったから、ついドアを開けてしまった、おマヌケな私。
するとそこには、亜人族の男が片膝を付いて、私に女神が愛する白百合の花を捧げていた。
「やっと出会えた……私の運命の番。さぁ、私たちの屋敷に一緒に帰ろう」
たった六歳の少女に求婚してきたのは、狼獣人の白銀の守護者様。
その日から、選択を間違えれば即監禁というデスゲームが始まった。
なんとしても、絶対、回避するわよ!! だって、私には夢があるんだから!!
〈この作品はアルファポリスにも掲載しています〉折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 09:01:33
56834文字
会話率:34%
【無断掲載、固く禁止します!!】
謎の少年と赤き竜【朱の大陸編】まで加筆修正終わりました!!
一か月前。
やっとの思いで、〈常世〉に住む魔法使い、伊織さんの弟子になった主人公、千葉睦月(黒髪の美少女。本人自覚なし。十四歳)。
日々出される肉体強化の修行にも慣れた、ある日。
睦月は伊織さんに呼ばれた。
「レベル十五になったら自動的に戻れますからね。魔術師や僧侶以外の職種で目指すように」
一方的にそう告げられ、有無を言わさず強制的に異世界へと放り出されてしまった。
それも、魔物が存在する世界に!!
ちょっと待てーー!!!! 馬鹿師匠。戦い方知りませんけど!! 剣さえ持ったこともありませんけど!! 魔法一つ、習ってませんよね!! そんなんで、どうやって魔物と戦えっていうのよーーーー!!
憤慨しつつも、放り出されたもんは仕方がない。帰る方法は一つだけ。
レベルを上げるには、取り合えずギルドに入らないといけないよね。
えっ!? この世界って、ラノベでいう冒険者ギルドじゃなくて、代わりにハンターギルドって言うんだね。
全く訳が分からない異世界で、相棒の狛犬サス君と一緒にハンターギルドに入り、一から魔法を習得してレベルを上げていくしかない。
魔術師や僧侶にならなかったら、魔法で倒してもO.K.だよね。
そう思ってたのに、修行は意外な方向へ……。
世界を救え!?
ドラゴンとの契約!?
魔法使いの修行のために来たんだよね? なのに、どうしてこうなった!!!!
文字数は一話毎三千文字から四千字ぐらいです。只今、随時改稿中です。
設定は、「忌み子とあやかしの国」のその後のお話ですが、勿論単独でお楽しみ頂けます。
何故、睦月が魔法使いの弟子になったのか、もし興味を持って頂けたら、是非一度、「忌み子とあやかしの国」を読んでもらえると嬉しいです。
最高、日間43位!!
週間96位!!
ありがとうございますm(__)m
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-25 06:53:52
732518文字
会話率:34%
十歳の時、私の親友が〈裏野ハイツ〉の二○二号室で忽然と姿を消した。飲みかけのジュースと望遠鏡を残して。そしてーー謎の血だまり。壁へと続く血の痕も……その場に残されていた。
親友がいなくなって以後、私は一度も〈裏野ハイツ〉を訪れることは
なかった。
しかし時は流れ、大学生になった私は、幼馴染みの中沢加奈が〈裏野ハイツ〉を引っ越し先に決めたことを知る。
隠されてきた過去がーーじわじわと私に近付き、覆い被さろうとしていた。
この土地に秘められた、哀しい過去、そして血にまみれた過去を知った時、私は……逃れられない運命を知る。
この作品は、夏のホラー2016に投稿予定でしたが、参加表明が出来てなかったので、投稿は出来てません。すみません。
初めてホラーを書きました。少しでも寒くなれればいいのですが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-03 02:52:16
27687文字
会話率:33%
静かな山村で暮らす中年の男・ハルは、一匹のキジトラ猫との出会いをきっかけに、過去と現在を繋ぐ不思議な旅へ導かれる。
気がつけば、そこは1990年の春──若き日の自分と、まだ少女だった妻・ケイコが出会う前の世界だった。
猫と風が運ぶ再会の予感
、ふたりの記憶がやさしく重なりはじめる――
これは“いま”をもう一度選びなおす、大人のためのタイムスリップ・ラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 09:00:00
52640文字
会話率:20%
古くから日本の中枢と深く関わってきた地図にない村『神代村』。
そこには代々人の願いを叶える力を持った女性が一世代で1人産まれてくる。その家の名は『神代家』。
日本の歴史が大きく動く時、『神代家』の影が裏にありと言い伝えられている。
しかし
、願いを叶えてもらうには相応の代償が必要となる。
今では日本政府の要人の中でも極少数の人間しか知らないこの村で産まれた願いを叶える少女『神代 凛桜(かみしろ りお)』とひょんな事から村に訪れてしまった歌手を目指す少女『道引 奏(みちびき かなで)』が出会い、村から逃げ出す事で大きく物語が動き出す。
自分が受け継いだ強大な力に翻弄されつつも、初めて見る外の新しい世界で色んな事を学び、生き抜いていく少女の物語。
力の謎を解き明かし、凛桜は自由を手に入れることができるのか…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 08:54:40
206300文字
会話率:37%
10年前、彼女と別れたあの日から、時間は止まったままだった。
後悔を抱えたまま大人になった一ノ瀬優斗は、夢も希望も見失い、警備員として日々をやり過ごしていた。
けれどある日、彼は気づく。
繰り返される正夢と、彼女の声──それは運命が告げる
小さな“兆し”だった。
もしもう一度だけ、やり直せるとしたら。
伝えられなかった「好きだ」を、あの日に届けられるとしたら。
これは、過去と向き合うことで未来を変えようとする、ひとりの青年の“再生の物語”。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 08:39:27
26161文字
会話率:14%
ギルドで働く美人受付嬢のレーナ(32歳)は秘密があった。
それは彼女が十年前に魔王を撲殺した最強の女勇者だったこと。
しかし、彼女はある事件をきっかけに当時の騎士団長を半殺しにしてしまったため、勇者の資格をはく奪され、騎士団から追放され
ていた。
それから、受付嬢として慎ましい生活を送りながら、年収の高いイケメンと結婚することを夢見ていたが、いい出会いがあっても勇者時代の過去がバレて失敗してばかり。
憂鬱な日々を送るレーナだったが、ある日、学生時代の友人である錬金術師、トウコに再会する。トウコから一緒に魔石工房の立ち上げようと誘われるレーナだったが、彼女は幸せな結婚を目指していたため断ってしまった。
そんな中、仕事場にイケメンが現れてレーナは深い仲に発展しそうになるが、彼は重たいストレスを抱えていたため、モンスターに変身してしまう。
これを救えるのは錬金術師が扱うメヂアと呼ばれる魔石だけ。レーナは一度誘いを断ったトウコに頼ることにするのだが……。
これは、できることなら幸せな結婚生活を送りたい最強の女勇者と、できることならクリエイターとして食べていきたい錬金術師が、
ちょっと百合っぽい関係になりながら、ストレス社会を救済する物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 08:21:12
153997文字
会話率:55%