今から思うと、バイトの休憩時に社員食堂の扉を開けた事が間違いの始まりだったんだと思う。
たが考えてもみてほしい。誰があの社員食堂が異世界と繋がってるなどと想像出来るだろうか。
バイト初日だったのだ。異変に気づけるはずがないだろう。
あの扉
の先には、5人の先客がいた。
赤、青、緑、黄、桃、の5色の髪をした人々。
戦隊レンジャーを思い起こさせるような、美しい男達と1人の女。そう、この国宝級美貌の戦隊ヒーロー達の事だ。
バイト先は、大型ショッピングモール内の店だったため、食堂にいた戦隊達は、ステージでの戦隊ショースタッフだと思い込んでしまっていた。
自分は何となく流れでここまで来てしまっただけだ。
まさか討伐記録係の黒レンジャーになるなんて。
こんな国宝級美貌の戦隊ヒーロー達との旅なんて碌なことがないに決まっている。
戦士としてお荷物にしか見えない自分に、イケメン野郎共が厳しい言葉をかけてくる。
『こっちが寝たふりしてると思っていい気になりやがって。こんな失礼な奴ら、二度と敬語で話してやったりしない。お前たちなぞタメ語で十分だ』
著者 : クロイハル
書籍 : 国宝級美貌の戦隊ヒーローと私の討伐記録
引用箇所 : 第三話〜あの時私が内心思ってた事〜
決して気を許したりしないと誓うハルと、自由人のハルを持て余す戦士達の旅のお話。
そしてそれは、あり得ないタイトルで恋愛カテゴリーに入っていく、無謀な物語でもある。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-16 07:30:00
344648文字
会話率:36%
地球のパラレルワールド、惑星ルカリシア。
生き物たちが独自の進化を果たしたルカリシアでは、獣人間ホモ・ルプスが文明を築き、科学を発展させていた。
しかし、そこでは突如として人間が〈涙幽者/スペクター〉と呼ばれる狂暴な姿に変わってしまう現象
が知られていた。
感情を『反転』させ、漆黒の巨狼人と化したスペクターは、ただ己が飢えを満たすため、愛する者の血肉を求め慟哭する――。
二度の世界大戦を経た国際社会は、〈世界救命基金〉の元、スペクターに対処する専門職〈威療士/レンジャー〉を創立。
日々、レンジャーたちは市民とスペクターの命を守るべく、己が命をかけ闘う。
その背に、レンジャーたる証〈双翼の蒼衣/ユニフォーム〉をはためかせて――。
舞台は、ルカリシア歴2024年。
レンジャー誕生の地・北米合州国。
独学で史上最年少の11歳から〈威療助手/レジデント〉を努めてきた少女・リエリーは、16歳の誕生日を間近に控え、鼻息を荒くしていた。
「――これで、レンジャーライセンステストを受けられるっ!」
そう、リエリーの長年の目標こそ、ライセンステストを受け、晴れてレンジャーとなることだった。
だからこそ、大人たちが勝手に決めた規則にも、歯をギシギシと鳴らしながら耐えてきたのだ。――だが、しかし。
「少し事情が変わってだねえ。これからレンジャーとなる者は、最低でも3名のチームを組むことが決定事項となったんだよ」
「……はぁ~っ?!」
その頃、極東・漆ノ国では、レンジャー養成校〈ホープ・アカデミー〉の卒業を控えた“落ちこぼれ”の訓練生兄妹・勇義と一季が、卒業実習先を見つけられずに焦っていた。
「お兄ちゃん、どうしよ。わたし、“闇レンジャー”になるしかないのかな!?」
「うっしゃあ~! カズがなるならオレもなるぜッ!」
数奇な巡り合わせによって邂逅することとなる3人。
想定外の大事件が発生し、若きレンジャーたちは窮地に立たされてしまう。
果たして、彼らは命を救うことができるのか?!
救命 ✕ SF ✕ アクションで送る、異色の“威療ドラマ”。
ここに、堂々開幕――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-15 17:14:48
231280文字
会話率:47%
突然現れたダンジョンゲートと共に、人類に目覚めた「魔法」。その力を持つ者は《冒険者(ストレンジャー)》と呼ばれ、人類の希望としてダンジョン攻略に挑んでいた。
だが、俺――天城蓮が与えられたスキル《過去視》は、1秒前の過去を視るだけの「ゴミ
スキル」。役立たずと笑われ、学校でも孤立する日々を送っていた。
そんなある日、同級生で学園のエース・月宮朱音を追ってBランクダンジョンに足を踏み入れるが、モンスターに追われ逃げ回るばかり。そこで偶然見つけた朽ち果てた杖を手に、俺は家で《過去視》を試すことに。
1秒の過去を重ね続ける徹夜の果て、杖は「封印の開放」によってAランクの伝説の武器へと進化した。
俺のスキルには、失われた価値を掘り起こす力がある――そう確信した俺は、新たな可能性を求めて廃品回収施設へ向かう。
もういらなくなって朽ち果てた廃棄アイテム。誰もが見向きもしない放棄品。使い物にならなくなった高級なジャンク武器――そういった、「誰も必要としないもの」を俺は集めまくっていく。
落ちこぼれの少年が落ちこぼれアイテムを生まれ変わらせて、世界の常識を覆していくダンジョンファンタジー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-15 16:58:28
226031文字
会話率:41%
ジム•ベレンジャーは徴兵された。
彼は幼い頃より《剣術》を学んできた。
しかし技術の発達により《銃》を使う羽目になる。
戦争が終わり帰郷するも町は戦火に見舞われていた。
泣いている暇は無い。
復興に近付いたものの新たな脅威《怪獣》が忍び寄る
。
剣に代わり銃が支配する世界で彼は《戦士》の矜恃を持ち続ける。
故郷と人々を守る為に彼は立ち上がる!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 18:39:32
11663文字
会話率:32%
あちこちで硝煙が立ち昇る世界。
旅人(たびにん)と呼ばれる人々がいた。
凶状持ち•賞金稼ぎ•賭博師•孤児…
腹に一物抱えた奴等の成れの果て。
厳しい掟と明日なき日々の連続にいつしか心は死んだ。
無宿渡世に怒りをこめて殺めた命は数知れず。
頼れる物はただ1つ。腰に提げたパイソンだけだ!
和洋折衷ウエスタンここに登場。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 16:24:02
34706文字
会話率:31%
普通のOL目覚めたらペイシェンス・グレンジャーになっていた。
このグレンジャー家、とっても貧乏。このまじゃあ可愛い弟達が不憫だ。
転移したのか、憑依したのか分からないけど、チート能力もない。生活魔法だけでどうにかしなきゃ。
最終更新:2025-01-12 12:00:00
2377537文字
会話率:40%
腕一本で生きている職人であり、捜査官であり、元軍人であり、裏組織から命を狙われる身である、72歳の爺さんが、爆撃機の飽和攻撃により、異世界に転生してしまったので、こっちで物つっくて売ったり、戦争に巻き込まれたりしたり、戦闘機で暴れながらてき
とーに生活する話。
誤字脱字等教えていただければありがたいです。
毎週日曜日に更新したいですが、間延びするかもしれません。
補足
職人とは、町工場などにいる職人です。例、旋盤師など。師なので火工も出来ます。
タイトルをうまく上品に表現するのが難しい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-08 01:46:46
52182文字
会話率:63%
テン、ソウ、メツ。
テン、ソウ、メツ。
暗い山に響く、しわがれた声。
古来より山が女人禁制と謳われた歴史の裏に、“それら”は蠢き続けていた。誰が呼んだかその名はヤマノケ。山に迷える女人の胎内に宿る怪異たるそれらは、何故そこに存るの
か?
闇に蠢くヒーローたちの物語が、ここにある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-06 17:04:53
3504文字
会話率:32%
20XX年、日本の首都である東京にロシア・北朝鮮・中国から支援を受けたテロ組織「過激派組織イスラム国」「ハマス勢力」「反政府武装勢力フーシ派」が攻撃を開始。内閣府及び総理から要請を受けた陸・海・空自衛隊が即座に防衛出動する
キーワード:
最終更新:2025-01-03 01:05:43
4142文字
会話率:85%
九州にある国嶋市に17世紀の世界から悪の魔王アダークがやってきた。
アダークは強い望みを持った人たちを集めて、一人ずつ異能力を与えて国嶋市を混乱に陥れようとしていた。
さらに、アダークを追いかけてやってきた聖職者のアイアスは警察官に銃刀法違
反で捕まってしまった。
今の希望はおもちゃ屋にスカウトされた女子大学生の横田聖子。武器のハリセンで異能力を解除できるか?
そして、アダークを止めることができるか?
※この作品は「リサイクラー船長のこうかい日誌」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 10:14:09
455815文字
会話率:53%
グレンジャー伯爵令嬢ウェンディは父が友人に裏切られ、社交界デビューを目前にして無一文になってしまった。
父は異国へと一人出稼ぎに行ってしまい、行く宛てのない姉を心配する弟を安心させるために、以前邸で働いていた竜騎士を頼ることに。
彼が働
くアレイスター竜騎士団は『恋愛禁止』という厳格な規則があり、そのため若い女性は働いていない。しかし、ウェンディは竜力を持つ貴族の血を引く女性にしかなれないという『子竜守』として特別に採用されることになり……。
子竜守として働くことになった没落貴族令嬢が、不器用だけどとても優しい団長と恋愛禁止な竜騎士団で働くために秘密の契約結婚をすることなってしまう、ほのぼの子竜育てありな可愛い恋物語。
※完結まで毎日更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 21:11:09
94994文字
会話率:40%
華麗に立ち回り両断する剣、呻りを上げて降り掛かるフレイル、風切り急所を突き抜けるクロスボウガン ——
様々な武器を手に次元の維持・開発を行う”レンジャー”に幼い頃から憧れていたアッシュは、この年ついにレンジャーとなる資格を手に入れた。
しかし行き先のギルドへと向かう途中で、あらゆる生物の敵”シャドウ”に襲われる。
ギルド加入前の戦闘を避けて逃げの一手に決めたアッシュだったが、その途中で同じギルドを目指していた少し騒がしいレンジャーの少女・アイリと出会い、共闘してシャドウを討ち倒すこととなった。
更にギルドの窓口にいた物静かながらただならぬ雰囲気を持つ太刀使い・レイを加えた3人でチームを組み、レンジャーとしての一歩を踏み出すのであった。
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生活環境変化に伴って、少しの間更新を止めます
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設定資料はこちらに移動しました
ディーバ超次元戦記 〜The Materials of Configuration and Worldview
ncode.syosetu.com/n8644fk/
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カクヨム、ノベルアッププラスでも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 10:00:00
397637文字
会話率:45%
「これを君に」
スカウトから渡された封筒には小さく『紹介状』と書かれていた。
この年、アッシュは無事に養成所の卒業試験に合格し、幼い頃からの夢であった次元開発の一員”レンジャー”となる資格を手に入れた。
—— あらゆる生物の
敵”シャドウ”。そしてシャドウを生み出す次元”ルーズ”。これまでで最も謎に満ちていると言われ、現在全ギルドから上位レンジャーが出向して対応に当たっているその次元は、多くのレンジャーに取って探索を行ってみたいという憧れの的であった。
アッシュもまたルーズ探索に憧れる1人であり、いつか上位レンジャーとなってルーズに行くという夢を懐いていた。そんなある日、ルーズと接続するリレイクの前線基地で発生した事故の救援部隊として、アッシュが率いるチームも出向することとなり、そこでとある”物”を拾う。それが世界の成り立ちに関わる重大な秘密を抱えていることなど知らずに。
全ての物語はここから始まる。
自作品「ディーバ超次元戦記 〜The World of Twenty-eight Dimensions」の設定資料集になります
↓
https://ncode.syosetu.com/n8846fg/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-03 07:00:00
58723文字
会話率:0%
村の平凡な少年ヒューゴの兄は、レンジャーの腕を買われて冒険者になった。
「冒険者になって大金持ちになる!」と意気込んで、兄は旅立つ。
冒険者にあこがれていたヒューゴは、パーティを抜けた老魔道士のもとで修業をする。
数年後、兄は「こ
んなはずじゃなかった」と病んで帰宅した。
高額のトレジャーは奪い合い。依頼料金の高い仕事を取れたとしても過酷。冒険者同士で足の引っ張り合いまで。
精神的にまいってしまった兄は、老魔道士の手でカウンセリングを受けることに。
ヒューゴは、「人の役に立てる仕事」なら、なんでもやろうと決めた。
そんな人当たりのいいヒューゴの下に、仲間たちが集まってくる。
貴族の女魔法使い。冒険者を引退する寸前だった、人妻ダークエルフ忍者。ドラゴンニュートのギャル騎士、ダチョウ頭の神父など。
地道な冒険を続けていた彼らは、やがて伝説となる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 07:02:10
50585文字
会話率:50%
「君はかわらないな」
優秀だが傲慢でもある吸血鬼の青年キイチ・ブラッド(18)は7年ぶりに故郷アンヴァンへと戻ってきた。
喧嘩別れしたきりだった婚約者、人間の少女エリカ・ストレンジャー(17)と正式に婚約関係を結ぶためである。
この
婚約には、両種族友好のアピールという目的があった。
アンヴァンでは節目を迎え、人間側でも吸血鬼側でもテロ活動が横行している。
友好のシンボルとなったキイチとエリカは何度もテロリストから狙われることになるのだった。
人のほかに吸血鬼の存在する世界。
吸血鬼は牙と身体能力で人間を襲い、人間は吸血鬼に対抗するため呪術を編み出した。
長く敵対してきた両者だが、双方の未来のため吸血鬼と人間との間に和平協定が結ばれ、両種族の恒久の友情を誓ってイル・アンヴァン学院が建立された。
敵対から共存へ歩みだして100年を経てなお、人間にも吸血鬼にも相手を滅ぼすべきという過激派が多く存在していた。
この小説はカクヨム、ノベルアッププラスにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 22:59:08
39198文字
会話率:61%
カゲブルーこと美山涼は悪夢に襲われていた……ある日、涼が通う高校に宇宙忍者が現れて……
pixivからの転載です。
最終更新:2024-11-17 07:30:00
11315文字
会話率:52%
喋る耳飾りととあるエルフの旅の話
最終更新:2024-11-09 08:00:00
5799文字
会話率:37%
ダークは、竜騎士見習いをしている親友のリュートと、将来塩商人をやろうと約束している。ところがグラン森林で、なき鳥にさらわれたサモル王国の姫を救ったところから、面倒ごとに巻き込まれるようになる。それは悪いことばかりじゃなく、友達や仲間を増やす
ことにもなった。いさかいがあると切れやすいダーク。ピクチャーロイドのエリーに目立つなと言われて努力するようになった。仲間と海に潜るようになって、やっと人に自分をごまかせるようになった。それもつかの間。もっと大変な事態におちいる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 22:13:06
116971文字
会話率:69%
大学を卒業したものの、失恋の痛手から抜け出せず、就職浪人となってしまった遠藤正嗣。大学時代のオタクサークル仲間と飲んだ帰り道で、巨大なクモに襲われる。危うくクモの餌食になるところだった遠藤を救ったのは、特撮ドラマ「紋章戦隊クロスレンジャー」
の面々だった。翌朝、病院で目覚めた遠藤は、ドラマの撮影現場に、紛れ込んでしまったのだと説明を受けるが…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-24 10:48:53
130279文字
会話率:20%
―――『渡り世』、そう呼ばれる一種の天災の様な現象が昔からこの世界にはあった。
別世界から飛ばれたモノ達でいつ、どこに現れるかは決まっていない。飛ばされて来るのも、ヒトや物質などその時によって様々だ。突然現れ、良い物も悪い物も残していく。
そんな『渡り世』によって飛ばされたヴォルス達4人は、この世界を旅する。
各地で出会う人々やトラブル、元の世界を匂わせる存在。それは徐々に、この地に迫ってきている重大な事件の前触れであった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-19 18:00:00
169626文字
会話率:28%
いきまんじょろ、そいつは棒を持っていた。数々の戦場を叩きのめしてきたのが知能戦場。そして、レンジャー隊作戦司令部として毎日生活保護をもらっていた。しかし、敵は両親だった。無残にも家族を信頼すると異世界に行けますよ。
最終更新:2024-09-29 11:32:45
326文字
会話率:66%
ナカヤ・ハルトシはベテランスーツアクター。
空想科学ドラマ『スターマン』のシリーズで怪獣の中の人として年齢や体力に限界を感じつつも、大活躍していた。
そんなハルトシは不幸にも大型トラックに轢かれて命を失ってしまう。
しかし、そこに現れた謎の
存在から、別の世界を救ってくれと頼まれてしまう。
目を覚ましたハルトシの目の前に現れたのは、ダークエルフのレンジャー、カイだった。
謎の存在から託された青く輝く不思議なペンダントを手に、ハルトシは立ちはだかる異世界のモンスター達へと挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-29 04:12:43
12532文字
会話率:15%