人が、幻想術《ロンギファイ》と呼ばれる神秘を操る世界。
世界に唯一残された未知の眠る大樹の残骸『キャンバス』に形成された環樹都市パライオン。
そこに拠点を置く、『関わったら最後、誰もが己の真の願いと向き合う羽目になる』そんな噂で名
の知れた願い屋シーカーは、とことん胡散臭く、それでいて腕は確かな便利屋だった。
そんなシーカーのサボり魔レイバンと、彼に振り回される新人のリオナは、とある依頼の折にパライオンの一大勢力の一つ、悠久院の長から片翼の少女を探して欲しいという高額報酬の依頼を受ける。
ところがよくよく読めば人相書は不備だらけ、依頼人も何かを隠している様子で、終いには彼らをつけ狙う刺客まで現れる始末。
それに加え、パライオンに現れ始めた正体不明の化け物に、その影に見え隠れする不穏な動きも——
誰もが夢を追い求める巨大都市で巻き起こる、数多の騒乱。幻想と願いに彩られたファンタジーが今、ここに幕を開ける。
「絶対割高ですって! なんでこんなの受けたんですか!」
「いやぁ……だって楽そうだったし」
※低頻度不定期投稿
※予告なく加筆・修正を行う場合がありますがご了承下さい。
※他サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-04 18:00:00
19789文字
会話率:63%
あらすじ
21 世紀 かつて日本を幾多のヒーローが救った、しかし悪は滅びたわけでは無く作戦を変更して経済的に、政治面等を利用し合法的に世間を乗っ取ろうとしていた。
そんな理不尽がまかり通る時代を救う為に立ちあがった四人の少女達
不思議な力の変身ヒロイン 最強の警察ロボを従えた女ボス 変身する美しいサイボーグ少女 ド派手な衣装の究極お嬢様変身ヒロイン 彼女達には共通点があった。それは、彼女達のお爺ちゃんはみんなかつて世界の危機を救ったヒーローだったのである。
・登場人物
三ツ矢嘉穂
愛の使者プリズーム・マンの孫娘 謎の老人ダイバッタからお爺ちゃんと同じように力を受け取った事で変身の力を手に入れた
宮口このみ
宮口洋警視総監の孫で高機動特警レイバンのかつての小さな女ボス
鶴来流星(つるぎ コメット)
旧大日本帝国海軍少尉、別名ペリリューの死神と呼ばれたサイボーグ戦士 鶴来飛龍こと超機人マシンダ―の孫娘
立花ベル
日本有数の大財閥立花コンツェルンの女会長の孫 祖父はザ・スターシャドーと呼ばれた変身ヒーローで戦国時代から続く姿流影闘術の使い手の婿養子
シティーパニッシャーズ
自称町の自警団を称するならず者集団 自分達の後ろには大物議員がいると傍若無人の限りを尽くす自称正義の味方
天神千秋
天才マッドサイエンティスト天神博士の孫娘で全国模試一位の天才少女 東大は目標にも無く祖父の若い頃にいた(悪の大組織のヨーロッパ支部本拠地)スペインへの留学を希望
ステラ堂のマチコおばちゃん
みんなの行きつけの喫茶店ステラ堂のマチコおばちゃん しかし本当はかつて地球征服計画をヒーローに阻止され敗れて人間の姿に落ちぶれた元暗黒銀河女王
蟻塚義男
現議員で地下鉄毒ガス事件を起こした怪人アリ男の仮の姿
とても卑怯者で性格が悪く強い者にはこびへつらい弱い者には当たり散らす器の小さい 小男、議員の地位を鼻にかけて威張り散らすクズそのもの
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-28 00:58:50
17214文字
会話率:55%
王都でも10本指に入る冒険者パーティー"スヴァット"。
今では辺境の地に住むものでさえ知らぬ者はいない"英雄"たちだが、その実は全員がこの国で忌み嫌われる黒髪持ちで、不幸を呼ぶとか出来損ないとか言
われ続けた故郷を飛び出し、世間を見返してやりたいという想いのもと募った同士だった。
大柄で声は大きいけど攻撃力が低いレイバン。
弓を構えれば狙えば百発百中……だが、弓がないと何も出来ないノト。
ハイリスクな一撃必殺技を持つ格闘家のローム。
そして、補助魔法に長けた魔術師である、アタ。
忌み嫌われ笑われてきたスヴァットは、王都に現れたドラゴンを倒してから英雄になった。英雄になって、国の誰もが崇め奉る存在になった。
しかしそんな最中、アタはスヴァットの名声に引かれたとある女の策略でパーティーを追い出されてしまう。
「別に貴方じゃなくてもいいてことよ。代わりなんていくらでもいるんだから」
私でなくてはいけない理由は、私だけが知っていればいい。
しかしその理由を語ることもないまま王都を後にするアタ。果たして、スヴァットはどうなってしまうのか?
縁の下の力持ちの凄さを知るがいい!
底辺スタートから頂点に登りつめ、それからもう一度底辺に滑り落ちた補助魔術師の、やり直し異世界冒険人生!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-05 23:45:08
12061文字
会話率:56%
キース レイバンは、命を救ってくれた恩人と伝説の魔術師「グランド マギカ」を追って世界保安団の魔物退治部隊入隊を目指している。
何処にも、居場所が見つけられない。他人とばかり、比べてしまう。
そんな毎日が少しずつ変わって行き、自分の秘密まで
も知るようになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-18 00:30:17
4941文字
会話率:66%
北欧神話をモチーフにした、魔術師の活躍を描く現代ファンタジー。
この作品は別ペンネームで運営してるブログ『アレンの回想録』にも掲載しています。
http://allen1123.blog.fc2.com/
あらすじ
両親に捨てられた
少女エルは、ミルディン・マーリンという名の老人に養女として育てられた。
しかし、父親同然の彼はエルが16歳を迎えると急死してしまう。
唯一の家族を失った彼女は生きる意欲をなくしてしまうが、そんな彼女の前に、亡きミルディンの友人だと語る青年が現れる。
彼の名前はレイバン、またの名はウォーデン。
現代に残る、数少ない魔術師の一人だった。
解説
北欧神話だけでなく、ケルト神話や童話からも影響を受けた作品。
登場人物、とくに魔術師たちの多くは北欧神話の神々をモデルにしています。
大切な人を失ったエルとレイバンの悲しい心境、そして、失ったその人を辛くも思い出させるお互いの存在、そういった感情的な面を主に描いているため、魔法使いの冒険物語というよりも人間ドラマのような構成になっています。
作中に具体的な記述を載せるつもりはありませんが、一応は現代イギリスを舞台としていて、イギリス由来のものが数多く登場します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-24 12:00:00
25136文字
会話率:33%
ボクは平穏無事な日常を愛している。ましてや命の危険を感じるようなスリルはいらない。その筈なのに、どうやらボクは『魔女』に好かれているようで、まったくもって困ったものだ。
ボクの通う金嶺大附属高校の敷地内、金嶺大学(かなみねだいがく)に教授と
してやって来た男、レイバン・キャメロンは、ボクの人生を180度以上変えてしまった。
ボクは、命の危険を感じるのも、命を奪うのも、『魔女』と関わるのも、正直ごめんだ。
しかしこれは、ボクが『魔女』と関わることになる、プロローグの物語である折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-04 02:05:13
35941文字
会話率:55%
半年前SUNAMERI というロックンロールバンドでギターを弾いてたのですが解散して、、、、それからのこと、そして未来への希望。
最終更新:2015-10-17 20:24:46
880文字
会話率:0%
「上様ですか
領収書じゃないですよね」
おいおい偽名か
ふざけてんのかというあらさーか
30中盤の女性。
「珍しい名字ですね」
ニコリとする笑顔は営業用か
若さあふれるフレッシュ20代前半
たぶん私が思うに
上様の意味をまったくわかってい
ないのだろう
ここは、街の中心部にある市民会館の一部屋
数十人、いや100人近くはいるだろう
男女ごちゃごちゃで名刺交換。
しかしながら圧倒的に女子には
「上様ですかあ」
ちょっとちょっとという印象で
語尾が尻上がり
この台詞を何度言われたか。
あからさまに偽名と疑っている輩も多い。
それを逆手にとって
逆アピールといきたいところだが
それだけで心が折れてしまう
そこがあと一歩で自分で情けない
世間が草食系男子と言われる所以か
自己紹介しよう。私の名前は、上 武男。35歳。
もちろん未婚。
てっきり姿を消したと思った女子がまだ質問する。
「ちなみに、ご職業はどのようなお仕事を?」
おそるおそる聞かれる。やはりそこか。
上様の後に必ず私に皆さまが尋ねる質問
その前に少し説明。
私は、人目が恥ずかしいので青年教室では
ちょっとおしゃれな、実をいうと
かなり高額なサングラスをする
レイバンだったかあんパンだったか・・
が良い物は良いということで、とても氣にいっている。
そして、服装について主催者は
普段着でと強調しているが
私は常にスーツを着てくる。
普段着と言っても仕事柄スーツを着る機会が多く
何をもって普段着と言うのか迷うからだ。
やはり勝負事には、いつも着ているものが落ち着く。
そんなこんなで、私はアルマーニのスーツを着てくる
高くても良い物は良い。その持論だ。
私はアルマーニは私の天性だと思う
それくらい惚れ込んでいる
さて前置きが長くなった。
「ちなみに、どのようなお仕事を?」
最後にこの質問を聞かれたら
私は、必ずサングラスを取るようにしている。
その質問には、相手の目を見て答えたいからだ。
グラサンを取った時、「失礼しましたあああ」
こう言う人は多い。
いやもっと言えば、あわてて逃げる。
だから、この質問の答えを最後まで言い切ったことはない。
このパターンの繰り返し。前に進むどころか
氣持ちが後退していく。
これでは、婚活も何もあったもんじゃない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-12 17:00:00
4388文字
会話率:12%