天空回廊(エア・コリドール)。
地位高き者たちが卓上で繰り広げる、謀略の遊戯。
それに用いる駒を拭く女、清拭女(せいしきめ)。
清拭女のクレディアは、欲望に塗れた駒を日々清める──。
実家のカフェで働きながら、学芸員になるための勉学に励む
少女。
クレディア。
一見客の美青年・ギャロンに誘われて、住み込み勤めの清拭女に。
清拭女とは、卓上ゲーム「回廊」のスタッフ。
ゲームに用いる駒を拭き清める役回り。
クレディアが拭いた駒は、なぜかギャロンには透けて見える。
ギャロンはその現象を用いて、勝負を優位に進める企みを抱いた。
天窓から見えるは宙(そら)。
床一面に描かれるは世界地図。
巨木の幹を彫って作られた遊戯用テーブルは世界樹。
回廊の上位の遊戯である「天空回廊」の決戦場。
王族、貴族、政財界人、将校、豪商、文豪……。
世界へ影響力を持つ者たちが集う回廊場。
そこでクレディアは、きょうも駒を磨く──。
※不定期更新です。
※本作品は「カクヨム」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 23:40:00
32597文字
会話率:26%
少年と少女は、世界に冒険に出た!
そう、それはモンスターとの戦いや迷宮でのお宝探し
そんな普通のファンタジー
でも1つだけ、ちょっと事情が異なるのは、ストーリー展開の
一番重要な要を握るのは、作者でもキャラクターでもなく
「ダイス(サイ
コロ)」なのです。
ああ、ジルフィールとシャナステアは、ダイスという運命の神によって
どうなってしまうのでしょう!
それは作者にすら、わかりません!!
ソードワールド2.0のマスタリング勉強実験TRPG!
※※
この創作は、SW1.0が、もはやほぼ絶望的に出来ないので
作者がSW2.0でGMをやりたいが為に
(いや、卓が直ぐに立つんならプレイヤーの方をしたいけど、
やっぱり昔と同じで、卓は自分で立てないと、待ってても立たないし!)
SW2.0のシステム性質を見極める為のルール把握の側面のある創作です。
なので話の進行において『ルールの理解不足の勘違い』が多発しており、
後で『あ、この行動ルール的に出来なかった…』とか、いっぱいありますんで
SW2.0プレイヤーで「それはおかしい!」と思われる方は
やりながら気付いていく様も含めて、笑って見守っていただければ…です。
また、作者はD&D世代の『古いTRPGプレイヤー』なので、
『ルールの方が不条理だった場合、ルールを変える』というのを
平然と行う世代の人間なので、SW2.0でもルールが納得がいかない場合は
作中ではルールを変更していきます。
(普通のセッションやるなら絶対に許さないか、ハウスルール談義しますが)
D&Dという、最も初代のTRPGが「これはおかしいのではないか?」
というのが多発したルールシステムであり、
SW1.0も、その「おかしいのではないか?」と思われるのを
過分に修正してルール化されたゲームシステムだったという面もあるので
『ルールの方を書き換える』という、今世代の人には『!?』となる事は
慣れていただくと有り難いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-02 19:55:42
355566文字
会話率:42%
本編は、人狼ゲームシリーズの第五作目となります。
シリーズ三作目と四作目の作品『小説・吸血鬼の村』と『続、小説・吸血鬼の村』は、オンライン上で展開される人狼ゲームが、本格推理形式となった短編小説です。
そこでは『吸血鬼の村』という特殊な
ルールでゲームが進行していきますが、残念ながらその複雑なルールを把握することが容易ではなく、読者に負担をかけてしまっています。
今回、読者の皆さんがより気軽にルールに親しんでいただけるよう、新たに『入門編』を手がけてみました。
それが本編『入門編、小説・吸血鬼の村』です。
この入門編をお読みいただければ、『吸血鬼の村』という人狼ゲームのルールが自然と理解できるようになっています。もちろん、小説自体も読んでいて楽しめるようにしました。
さらに、この『入門編、小説・吸血鬼の村』を読んでから、『小説・吸血鬼の村』、『続、小説・吸血鬼の村』に進んでいただいても、それぞれの作品を個々に楽しめるようになっています。
それでは、スリリングでミステリアスな吸血鬼の世界へ、今宵あなたをいざないましょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-10 19:00:00
43623文字
会話率:45%