天下分け目の戦いが始まろうとしていた。
目の前には、西軍の大兵力がいる。
しかし、東軍の方は一人だけだ。
この広い関ヶ原に、ぽつんと家康。
やばいぞ、味方が誰もいない!?
天下分け目の関ヶ原で、家康の孤独な戦いが始まる!
もしも、
東軍の総大将・徳川家康が、たった一人で関ヶ原に来てしまったら・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-14 20:35:11
104557文字
会話率:16%
人外のチカラを宿す『鬼関(きせき)』の道具。
それは神や鬼の如きチカラを使うことができるが、当然ながら対価が必用である。
それは人間の血肉なのだ。
半人前くノ一忍者の名取ささらは『幽鬼』と呼ばれる化け物によって集落を襲撃された。
幽鬼に復讐を誓った彼女は、鬼関の刀を持つ『弟殺しの烏丸(からすまる)』の噂を耳にし、鬼関の刀を奪う計画を立てる。
二口(ふたふり)の鬼関の刀を帯びる片腕が無い若き武士穂積天高は、平和な世界を望み京都に旅立つ。
しかし出発初日に、盗賊『鵜合の衆』に襲われれ、そのときに灘丸という少年に出会う。
灘丸は己が盗賊であるのにも関わらず盗賊を憎んでいた。そしてなぜか灘丸は、初対面で盗賊ではない天高にも憎悪を抱いていた。
若き三人の物語が幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-17 12:35:28
102701文字
会話率:32%