自分の書いて小説の中に入り込んでしまった主人公。そこは自分の夢の深層の中と判明する。だが、あまりにも広すぎる無意識の世界に介入してくるものがおり、事態は混迷を極める。姫としてウルガーを選ぶか、意識の自分を選ぶか大きな岐路にゼルマこと瀬里はど
うするのか。そこから本当の物語が始まる。無意識と意識のテーマを持った心理学を根底にした物語です。完結してません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 14:20:44
173532文字
会話率:66%
真珠の姫と国民から呼ばれるフィーネペルルは幼い頃からある異端の力をっきらっていた。なくなればいいのにと毎日鏡の奥のゆがんだ自分に悪口をかけていた。そんな毎日の続く中、愛犬の散歩で泉の縁でけがしたネコと格闘する騎士に出会う。フィーネはネコの怪
我を異端の力で治すと名乗らぬまま去る。
その日、国王の計らいで出会った騎士はその影を扱えるというあの騎士だった。この出会いがフィーネの運命を変えていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-28 00:12:55
44093文字
会話率:61%
宮沢賢治は志なかばで倒れようとしていた。
実家のカネの力に頼らずに、自分だけの力で世界を救おうとして、力尽きようとしていた。
そんな宮沢賢治が病床で不思議な夢を見た。
ユング心理学で読んだ集合的無意識の世界。
そこでは誕生以来、将来の滅亡ま
での人類のすべての夢と無意識が渦巻いていた。
さらに、現代と未来の人工知能が見た夢と無意識もその世界に加わっていた。
そこに現れたミヤザワケンジ2.0。
彼は宮沢賢治であり、そうではなかった。
世界中の宮沢賢治作品の読者、人類と人工知能たち、彼らの夢と無意識が、ひとつの人格という現象を集合的無意識世界に産み出していた。
宮沢賢治はミヤザワケンジ2.0と出会い、何を語り、何を感じるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 06:26:14
1515文字
会話率:28%
『グレートマザー』。ユング心理学、つまりは無意識についての詩歌。
キーワード:
最終更新:2024-12-30 01:52:04
320文字
会話率:0%
ある日、夢の中で自分の小説の中の姫になっていると気づいた少女。現実世界の記憶を失っていた。混乱の中、想定外の出来事が起きる。借金のカタに異国に嫁ぐ事となった姫と王太子の愛と冒険のファンタジー小説。そしてユング心理学の「降下」をテーマに自己実
現を表現する物語でもあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-03 21:28:14
6619文字
会話率:62%
大学院を修了し就職浪人していた主人公は、とある精神科病院の求人を見つけ応募する。
赴任当初から病院に違和感を感じ、任された患者は奇妙な患者だった。
無理難題を押し付けられながら、大学院の心理相談室とは違う現場で、新米カウンセラーのカウンセリ
ングはあらぬ方向へ転がっていく。
この作品はpixivとノベリズムにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-04 11:43:08
35243文字
会話率:52%
紗英は心理学に興味を持つ女子高校生。図書館で借りた専門書「ユング心理学入門」から、小学生の少年と交流を持つことになる。少年の夢判断をするうちに、紗英は彼が虐待を受けているのではないかと懸念するようになる。心理ミステリーです。
最終更新:2019-06-20 22:48:15
22344文字
会話率:30%