左官とは一体なんなのだろうか。未だに一概に言えないこの行為、職業、建築、製品の答えを探す物語。
壁を塗ることは祈りか、はたまた呪いになり得てしまうだろうか。
最終更新:2022-11-23 23:36:51
1910文字
会話率:36%
刀と刀が交差する。
男の格好をした侍、名を柳生無花果。
女の格好をした侍、沖田村崎。
二人の火花を散らす剣技。
互いに剣の道を歩む、同じ学校に通い、やがて敵となる。
君と刀を交えているときだけが、僕の幸福だった。
僕の心臓は鉛でできている。脳ミソはモルタル。
人間であるがゆえに重い体。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-24 02:40:11
237文字
会話率:0%
今年の春の訪れを知らせたのは、ほんわりとした桜の開花なんかじゃなく、もっとこうドッタバタした日常だった。
最終更新:2017-12-30 13:46:31
10088文字
会話率:28%
築三十年はゆうに越えている黒ずんだバニラ色のモルタル作りで横長な二階建てアパート。
窓は二重で透明ガラスの内側にあちこち破れた障子窓。
日暮れるとポツポツと灯りが点り、数少ない住人が存在を主張する。
自分が望む世界で生きられると知ったら、
人は今ある現実で生きる事を選ぶだろうか。
これはそんなお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-18 10:00:00
20418文字
会話率:25%