雨音はマーラーのしらべ
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最終更新:2024-07-14 03:17:03
245文字
会話率:0%
16 世紀インドの学匠・ナローッタマ(Narottama)師による著作『リーティ・マーラー(文体の花環)』の抄訳である。『リーティ・マーラー』は、よく知られ共有される定型文を、梵語の様々な文体で記した。
拙訳では、そのうちから五つの定型
文と五つの文体の組み合わせ計二十五通りを日本語にした。
このような文学的遊戯を翻訳するのは本来不可能である。拙訳では詩の情趣を破壊する直訳調をあえて選んだ。梵語の文体の多様さを知ってもらうことを第一に考えたためである。
また、扱った五つはジャンルに偏りを持つ。本来ならば仏教文献や法典類、学術書なども紹介するべきであった。それができなかったのはひとえに訳者の力量と時間的余裕の不足によるものである。今後に期待されたい。
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以上の内容ぜんぶ嘘です。そういう体の、コピペを素材とした文体芸です。梵語の文体の多様さを知ってもらうことを考えたのだけは本当です。コピーできる文体が増えたら連載としての投稿も考えています。一部は twitter にも置いてあります。怒られたら消えます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-20 08:43:37
5471文字
会話率:3%
思い込みの激しい王子が魔王マーラーを聖女と共に倒すべく立ち向かう話。
様々な「思い込み」をテーマに恋愛物語を連載中の息抜きに、勢いだけで短編書きあげました。
誰かの息抜きになってくれたら幸いです。
最終更新:2020-08-23 16:26:48
2021文字
会話率:56%
老いて衰えをみせ始めたホルン奏者が、演奏会で難曲のマーラーの交響曲第5番を演奏する顛末を描いた短編小説。
フィクションです。
この作品は星空文庫にも掲載しています。
最終更新:2019-05-24 17:53:26
13368文字
会話率:42%
TVからCMが無くなったあの夜、2011年3月11日、東京ではオーケストラによるコンサートが催されていた。TVやネットでは津波災害や原発事故、帰宅難民の情報が飛び交っているなか演奏されたのは、グスタフマーラーの交響曲第五番。葬送をモチーフ
にした第一楽章から始まり、人間を讃える第五楽章で終わる大作であった。
集まった人達は何を思っていたのか、演奏者たちは何を思っていたのか、繰り返し交響曲第五番を流し震災の夜を書いた。
埋もれてはならない事実を発掘したとき、そこには必ず物語を見いだすことができる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-22 01:07:19
16826文字
会話率:11%
ソプラノ歌手。マーラーの交響曲第四番の独唱のオファーを受けていたものの断られてしまう。何と交替するソリストが彼女の後輩だった。
最終更新:2016-12-25 06:18:14
1594文字
会話率:57%
ある日、唐突に町内放送が鳴り響く。本日をもって、大地がなくなるというのだ。
最終更新:2014-08-30 08:30:15
1380文字
会話率:28%