16 世紀インドの学匠・ナローッタマ(Narottama)師による著作『リーティ・マーラー(文体の花環)』の抄訳である。『リーティ・マーラー』は、よく知られ共有される定型文を、梵語の様々な文体で記した。
拙訳では、そのうちから五つの定型
文と五つの文体の組み合わせ計二十五通りを日本語にした。
このような文学的遊戯を翻訳するのは本来不可能である。拙訳では詩の情趣を破壊する直訳調をあえて選んだ。梵語の文体の多様さを知ってもらうことを第一に考えたためである。
また、扱った五つはジャンルに偏りを持つ。本来ならば仏教文献や法典類、学術書なども紹介するべきであった。それができなかったのはひとえに訳者の力量と時間的余裕の不足によるものである。今後に期待されたい。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆
以上の内容ぜんぶ嘘です。そういう体の、コピペを素材とした文体芸です。梵語の文体の多様さを知ってもらうことを考えたのだけは本当です。コピーできる文体が増えたら連載としての投稿も考えています。一部は twitter にも置いてあります。怒られたら消えます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-20 08:43:37
5471文字
会話率:3%