ひょんなことから黒猫がいる古書店「黒猫堂古書店」でバイトをすることになった茜。そこの店主神谷は一風変わった人物だけれど、謎解きが得意。
そんな黒猫堂古書店にはいつも不思議な謎が舞い込んできて――。
古書店を巡るハートフルミステリー。
最終更新:2017-07-31 17:00:00
107409文字
会話率:49%
獣医師瀧本の元に研修生たちがやってくる。
事件は銃の弾が盗まれるところから始まる。事件を追うと、界隈で大鷲などが狙われているという事実を掴むことに。その裏には、恩師である人物が見え隠れして…。
堂々の大長編!
人の死なないハートフルミステリ
ー!
最後は、恩師のすべてが判明します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-18 16:28:10
204978文字
会話率:51%
・京都にある架空のお寺にまつわるハートフル?ミステリー。殺人はありません(室町時代の伝説は別にして)。妖(あやかし)もどきが出てきますが、ファンタジーではありません。2時間ドラマの舞台になる京都の観光案内的要素が満載。メインの舞台になるお寺
は架空ですが(北白川~修学院にあるいくつかのお寺をモデルにしています)、登場人物たちが歩くいくつかの場面には実際のお寺などが出てきます。
・相川真(21)は保護者に断りなく大学を中退し、恋人とも別れて、成行きのまま以前からアルバイトをしていた調査事務所の社員になっていた。両親のいない真の保護者・大和竹流(30、和名であるが実は外国人)は、それが気に入らない。美術品の修復師である竹流は、京都のある寺から、幽霊が描かれた掛け軸の紙を剥がして寺のどこかに隠された不動明王を探してほしいという依頼を受けていた。寺では夜な夜な鈴が鳴って、小僧たちが怖がっているというのだが、その鈴は不動明王が持っていて、寺の危機の時には鳴るという伝説があった。真は竹流に無理やり京都に連れ出され、不動明王探しの手伝いをすることに。実は竹流にはもう1つ目的があった。寺の広間の天井には龍が描かれていて、早春の早朝にだけ消えることがあるというのだが、その謎を解きたいと思っていたのである。不動明王と龍の伝説に、室町時代の親子の悲しい物語が重なり、謎が解けた時、彼らの前に姿を現したのは……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-10 00:55:01
177760文字
会話率:37%