西暦二〇五〇年。世界では、急激な人口増加に加え、止まらない温室効果ガスの増加で平均気温が上昇。内陸部では、気温が五〇度を超える日が増え、死者が毎年のように出ている。各地で森林火災や砂漠化も起きている。沿岸部である日本では、周囲の海水温度が少
しずつ上昇することによって、熱の逃げ場がなくなり、亜熱帯気候へと変貌を遂げた。天候も毎年のように大洪水を齎す豪雨が起き、陸の生活は以前より難しくなっている。この異常気象に人類は、暮らす場所を求めて月面移住計画や、火星移住計画といった宇宙産業に手を伸ばしていた。しかし、ここ一〇年は、災害の多発で予算が回せず、難航している。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-30 15:29:09
95665文字
会話率:60%
高校生になった主人公、飯塚晴翔には同い年の幼馴染がいる。世間では可愛く見られがちな容姿に強気な性格と優しい笑顔で人気だが、明らかに主人公だけには素っ気ない。腐れ縁で片付ける気持ちの先に何があるのか。卑屈な主人公と強気な幼馴染の物語が始まる。
最終更新:2025-01-13 14:44:19
22258文字
会話率:62%
身代わりで瀕死となった不遇の原作者が描いた小説を奇跡的に創造したソラは、1つの宇宙の生命の生と死を管理する少女ハナビと共にその世界に降り立つ。広がる世界にある全ての存在はソラが独自に創造したもの、そして原作者が描いたものの2種類で構成されそ
の2つが混在していた。死ぬ運命だったはずのソラはハナビと共に原作者の命を救う為、このラストニア王国と呼ばれる原作者が描いた世界で小説通りにストーリーを進め完結させようと試みるが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 04:25:58
675212文字
会話率:45%
それはある年のクリスマスのこと。突然、宇宙から飛来した謎のエネルギー”プラントエネルギー”により、地球上の植物は凶暴な怪物(オーバーフラワー)に変異し、大暴れしたことで大規模な災害となった。
その事件より、数年。オーバーフラワーに対抗す
る組織”花園機構”は研究を続け、対抗策を発見する。クリスマスの事件で最愛の人を失ったリリィは、自ら志願し対抗策である”ハナビト”になり、今日も戦う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-28 16:11:37
1649文字
会話率:19%
うちへかえろう あたらしい世界がまっている
最終更新:2024-09-20 06:28:09
9449文字
会話率:43%
東西朝の動乱が始まって5年。己の師匠を訪ねるために西朝に赴いた華売り、龍華は西都にすらハナビトが巣食っている事実を確認する。
ハナビトを駆逐するため、骸に巣食い人を救う薬──「華」を集めるために商人たちともつながりを広げようとする龍華の前に
、華に目を喰われてもなお意識を紡いでいる少女に出会う。彼女がハナビトの根絶に繋がると感じた龍華はしかし、ハナビトを巡る巨悪に巻き込まれていく。
華は薬、ハナビトは害、ならばハナビトを狩り華でひとを救う花売りは、一体何か?
バトルアクションとフィクション薬学を混ぜた作品です。むかーしに別名義でここに乗せてましたものをかなり力を入れて手直ししたものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-13 07:10:00
17491文字
会話率:32%
「今年もお空にお花が咲くのかな。」
花火が大好きな子ギツネは、今年も空に打ち上がるのを楽しみにしていた。
しかしタヌキから今年の祭りの開催はないと知らされた子ギツネは、人間を説得するため、少女の姿で山を降りた。人間界のルールが分からず
、あたふたしている子ギツネは、少年に声をかけられる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-16 00:37:40
14543文字
会話率:57%
俺は大阪の大学に通う学生だ。俺にとってはそれだけで十分なのに周りは男だとか、女だとかうるさくて、面倒なことがたくさん。
友人として気にしあっていた文は最後まで特別を求めるし、年上のヤンはオス感って男性性を押し付けるし、マナって女はお姫
様を演じようとする。
そういうのが全部胸くそ悪い。
俺は俺として生きているし、男も女にも恋愛感情を抱かない。
男性とか女性とか、さほど重要じゃないよ。
話せて笑えて楽しめて、恋愛にならなくても楽しいことはたくさんあるよ。
とある新人賞に応募した作品です。
傷つかないように毎度期待はしませんが、誤字脱字が多くて、審査以前の問題だったなと思います。
アセクシャルを書くにあたって、少しは勉強しましたが、不勉強で嫌な思いをされたら申し訳ございません。
楽しんでいただけると幸いです。
キーワードに男女を選ぶ項目がありますが、男女以外のキーワードが生まれることを期待します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-25 18:00:00
28838文字
会話率:48%
私は夜、体を売っている。
昼よりも稼ぐことが出来るからだ。
ある晩、亡くなったばあちゃんからもらったコートに売った相手が体液をかけてふざけた。
悲しくて悔しくて申し訳なくて、ただ持って帰って来たコートを洗ったけど、男のにおいがつい
ている気がして、大好きなばあちゃんのコートに鼻を近づけることが出来なかった。
ばあちゃん、ごめんね。
短編で仕上げた作品です。
どこに出そうか悩んで連載をしていない、小説家になろうで発表します。短いですので少し目を通していただけると嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 18:32:18
2584文字
会話率:51%
僕には敵性感知能力がある。僕は世の中にはびこる敵と戦っている。
ある時は敵に狙われながら、ある時は人の言葉の端々に不穏なことが見つかれば危険を阻止し見えない敵を間接的に検知し、平和を守っている。
僕は今日も敵性、悪意から世界を守って
いる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-27 16:00:00
4981文字
会話率:14%
今の力だと、短編か、頑張って中編くらいが限度のような気もする。(※重複投稿しています)
最終更新:2024-03-07 04:00:00
496文字
会話率:0%
こんな結末になるなら、勇気を出せばよかった。バッドエンド。三角関係。(※重複投稿作品)
最終更新:2023-09-09 23:00:00
1342文字
会話率:0%
最初はただの先輩だった。 部活の先輩。
でも、時間が経つにつれて先輩が好きになった。 先輩のことが大好きだ。「好きです」という言葉を伝えたい。
私に勇気があれば、この言葉を伝えることができるかな。
最終更新:2024-02-07 22:17:01
599文字
会話率:39%
「お前が、俺を愛してよ。」
この一言で始まった、恋ができないハナビと、恋に依存するレンの恋人生活。
ハナビはレンの消えてしまいそうな瞳にとらわれて自分を失っていきそうになりながらも
理性を保とうと葛藤するが、恋という名の薬物にとらわれた時が
付いた時には、
二人の世界は「常識」によって壊されていた。
「いっそ出会わなければ」と思うほどお互いが憎くていとおしくなる。
恋の炎は二人の体だけでなく世界をも焼きつくしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-02 03:26:40
772文字
会話率:0%
僕の日常は、突然終わりを告げた。
友達との関係
母親との関係
ちょっとした悪口、思いつきの嫌がらせの行き着く先に悲鳴を呼ぶ赤いハナビが咲く
※R-15指定とさせていただきます。
最終更新:2023-07-08 00:28:50
1403文字
会話率:40%
高校生の西原 凪輝(にしはら なき)は、人とかかわることが苦手だった。将来のことも決まらず、ただ、伸びすぎた前髪を、カーテン代わりにしていた。
担任と一人の少女が現れるまでは......。
最終更新:2023-05-26 11:09:41
21389文字
会話率:41%
色弱とは目の病気の一種で、僕の弟の場合、赤色が見えない。分からないと言った方が正しいだろうか。
僕は弱虫で泣き虫でか弱い弟のことを、どこか疎ましく思っていた。
しかし弟はある日、ゆずりうけた子犬、ハナビと出会い自立していく。
いつも僕の後ろ
をついてくる弟は少し成長していく。
ハナビが寿命を迎えた日、弟は火葬を提案した。
赤く燃える炎は、色弱の弟の目にはどのように映っているのだろうか。
ハナビを火葬した日、ハナビの散歩道を久しぶりに弟と一緒に歩く。
僕を置いて、ハナビと一緒に成長した弟は力強く泣くのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-21 00:02:50
9245文字
会話率:28%
ゲームとラノベが大好きな女子高生の綾
その日は大好きなラノベの発売日、足取りも軽やかに馴染みの本屋へ向かう途中
突然足元から光が溢れ出し、気が付いたら真っ白な床に書き込まれた魔法陣の真ん中に居た…
これってもしかしなくても異世界召喚?!脳内
整理もそこそこに身なりの良い人達に取り囲まれ…
いきなり「巫女姫様!世界をお救いください!」と言われ唖然…女子高生から救国の巫女姫にクラスチェンジ…
したのは良いが…召喚の間(?)の床に倒れこんでいる神官らしき人が目に入った…
その人の事を一番上等な服を着た人に聞いてみたけど…答えは曖昧なまま。
これはおかしいと思った綾は、様子を探りながらここから脱出し亡命も視野に入れながら
異世界ライフをスタートさせ…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-26 21:34:22
38509文字
会話率:25%
コンビニで聡(さとし)に拾われた白黒ブチの雄猫モモ。
モモは三日月町の猫集会に参加して、白い老猫ユキや三毛猫のハナビたちと交流を深める。
猫たちには少しだけ魔力がある。それぞれの力はわずかだけれど、協力して小さな魔法を使うことができた。夕暮
れ時の猫集会で、猫たちはお互いに一つずつ、魔法で願いを叶えることにしていた。
聡の猫として幸福に生きるモモには叶えたい願いがなかった。
けれど、大人になり、高校生だった聡が社会人になった時、モモはある願いを胸に抱くようになる。
大切に飼われる猫たちは、人間の知らないところで優しい魔法を使っています。
猫に愛された人間と、人間に愛された猫の、魔法にまつわるお話です。
一話完結。8000字程度の短編です。
どうぞよろしくお願いいたします。
※「エブリスタ」様にも同じお話を置いてあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-18 13:32:01
7982文字
会話率:32%
サークラハナビラマイチルサトニアーカイオベベガヨクニアウ………コーワイユメガナガクテモタノシイユメハミジカクテ………ダイリトヒナノカタリナリ
最終更新:2021-04-11 11:14:22
2823文字
会話率:0%
インターネットが発達し、何でもネットショッピングで手に入る時代。
勿論、ネットの花屋もある訳だ。
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花屋
いらっしゃいませ。
当店は完全注文制の花屋です。
お客様のご希望のお花を確実にお届けします。
下記の
メールフォームよりご注文ください。
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白い朝顔とピンクの薔薇という珍しい組み合わせのロゴの、質素で簡単な作りのホームページにはメールフォーム以外は無い。
しかし、この店は政府官僚や政治家など金と権力を持つVIPご用達だと聞く。
この店では欲しいモノは少々値は張るが、確実に手に入るからか。
いや違う。
この店で売っているのは《情報》なのだ。
そんな花屋もとい《情報屋》を営む10人のお花のお話。
※この物語はフィクションです。実際の団体・個人とは一切関係ありません。
pixiv、カクヨムにも掲載中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-02 14:23:55
2507文字
会話率:58%
ノルカ王国五大家のひとつであるジュオウ家のアサノハは聖堂で喪服を着て葬儀の参列客を迎えていた。ジュオウ家当主の両親の葬儀を行うために。
その席に突然国王と宝剣の守護精が現れた。そして、アサノハは国王の庇護者となる。
その夜、泣いて
いるアサノハの元に現れたのは、宝剣の守護精だった。国王の守護精ではなく、次代の守護精である。守護精はアサノハに共に生きることを誓う。
翌日、ばあやが守護精を見つけて騒ぎになるが、とりあえず事なきを得る。
アサノハは守護精の名前を聞いていないことに気づき尋ねるが、守護精は名をつけてくれとアサノハに頼む。アサノハは彼に「クオン」、古語で『永遠』を意味する名を授けた。
昼食は新当主であるハナビシ夫妻と共に取ることになった。その席で、ハナビシは昨日のアサノハの態度を褒める。そして、そののち、ハナビシはアサノハに養女にならないかと提案してきた。戸惑いながらも受けるアサノハ。
そして、王に会いたいというアサノハに何故と問われて、アサノハはクオンを呼び出した。
守護精を見たハナビシは、養女の撤回を申し出る。なぜなら、次期となった子供はその家からでなければならないからだった。
ハナビシはアサノハを抱きしめ、大切に思っていることを伝える。
その日の午後、アサノハは当主就任の報告に王城に上がるハナビシと共にムラクモ王に拝謁する。そこで、五大家の一つであるエンノウ家の当主アサアケに出会う。
そして、何故ここに来たのかと問われたアサノハはクオンを呼び出し、自分が次期であることを明らかにした。
国王であるムラクモはアサノハを残し、お茶を進めると話を始めた。
次期としての心構え、守護精の話、それは多岐にわたっていた。
それをアサノハは時折疑問を挟みつつ、聞いていた。
最後に、ムラクモはアサノハに宝石の入った細工物を渡す。それは次期が生まれたときのために、ムラクモが用意していたものだった。
それに当代の守護精がアサノハと細工物を波動で結びつける。それは次代のための剣でもあった。
アサノハはそれを身に着け、王の元を辞した。
誓いを胸に。
当作品は、私が別PNで同人誌で先行発表したもの(当時のタイトルは『宝剣と王国の守護者』)をリライトしています。盗作などでは一切ございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-09 01:00:00
57440文字
会話率:47%
そんなときもあったかなと、ふと懐かしさを感じる物語です。
最終更新:2020-06-09 18:35:38
1866文字
会話率:0%
学術の追求こそを至上としてあらゆる研究機関や育成機関を数え切れないほど抱えた学問の国
セントラミア王国
国をあげて祝う卒業式『星誕祭』
憧れの英雄セフィア様を踏襲し、『騎士』の真職を目指していたハナビは、卒業式に想い届かず『武士』を手にして
しまう
望まない真職を手にしたことで、卒業式の最中大きな事件に巻き込まれていく
騒動の最中、セフィア様なら…と憧れを羅針盤にしてきたハナビは、憧れの人の考えを否定し自己に目覚め生き始める
偶然なのか必然なのか、ハナビを取り巻く環境は卒業式から世界の真相に近づく大騒動に変わっていく
彼女の行き着く先は––––––折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-23 10:00:17
57491文字
会話率:24%