森の中にある豪邸に願いを叶える魔女が住むという。切なる願いに応えて開かれる門をくぐった女が今日もひとり。その願いは誰が為に祈られたものなのか。
※作者の偏見の類が含まれているかもしれません。色々な意見の内のひとつ程度にご覧ください。
※ア
ルファポリス様にも同内容を掲載があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-24 17:08:06
9755文字
会話率:62%
「婚約することになったわ」
と言う姉の相手は、私が10年片思いをしてきた大好きな人でした。
どうしても彼を諦められない私は、たとえ悪女と呼ばれることになろうとも2人の仲を引き裂いて、大好きな人と結ばれたいと決意したのです。
だからまず手始
めに、姉の浮気現場をでっちあげて2人の仲を壊します。
しかし姉の浮気相手役の協力者がやり過ぎた所為で、別れさせたい2人の絆は逆に深まってしまったのでした。
そして更に、本性を現した協力者に襲われることになったしまった私は助けを呼んだのですが……
悪女の道を進むと決めたこんな私を助けてくれる人なんて、果たしているのでしょうか。
そして、私は大好きな人を姉から奪うことは出来るのでしょうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-01 19:16:40
18379文字
会話率:34%
「―――決して屋敷の外に出てはいけないよ」
それが屋敷の主人、ゼフィランサスが少女と交わした約束だ。
普段ならお行儀良くその約束を守れていたはずの少女だったが、その日は違った。
昨晩の些細な喧嘩から少女の反発心は激しく燃え上がり、ついに
少女は約束を破って外の世界へと飛び出していってしまうが―――。
彼女が踏み出したその一歩はハッピーエンドに続くのか、それとも・・・。
二百年前の戦乱に没した魔女の魂を求め彷徨う勇者の執着。そして少女を見守る愛情はただ一つの結末にむかって確かに動きはじめていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-14 07:39:18
13705文字
会話率:45%