《小説家になろうコンテスト11・一次通過作品》
1945年末期、一人のドイツ陸軍戦車兵が死んだ。命を落とした筈の彼、ハンス伍長が再び目覚めた時、その身体に殆ど変化はなかったのだが……「こんな事は有り得んぞっ!?」思わずそう叫んだ彼は、ビー
ストテイマーの少女を守り抜く為に自らの全てを投げ打つ。
死して再び甦ったハンスは、異世界で最初に出会った獣従士(ビーストテイマー)の娘、エレナと共に歩みますが……勿論、伝統のゲルマン気質満点なまま。剣と魔導、そして魔物がひしめく異世界に、元戦車兵ハンスの号令が今日も木霊する!「情け無用……零距離射撃ッ!!」
※作中に表記される蔑称等は演出上の目的のみで用いられています。特定対象を差別する意図は一切有りません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-15 11:37:49
139675文字
会話率:47%
竜神の寵愛を受けし世界「ライズ」は、ある日突然に異世界「地球」と”門”で繋がれた。世界の壁を越えた交流と貿易は、ライズ世界に多くの富をもたらす。
しかし魔法技術の対価として地球からもたらされたのは、進んだ医学や科学技術だけではなかった
。
ライズの列強諸国はそれぞれが地球の大国と結びつき、彼らが生み出した戦車や飛行機を導入し、軍拡を開始する。
力は不信感を生み、やがて最初の銃弾は放たれた。
クロア公国で起こった泥沼の内戦もまた、ライズ世界を二分する動乱のひとつだった。
物量に勝る帝国派に対し、敗色濃厚な大公派は若き将軍を抜擢する。彼の名はアルフォンソ・アッパティーニ。
「何をしても怒らない男」と嘲笑され、日陰者に甘んじてきた優男だった。
多くの者が彼を侮り、軟弱者に自らの命運を委ねるしかない大公派の運命を嘆いた。
だが、赤毛の将軍には窮状を覆す強い意志があった。
彼が参謀長として指名したのは、舌禍事件でドイツ陸軍を放逐されたヴェロニカ・フォン・タンネンベルク。彼女の作戦こそが祖国を救うと信じて……。
そんなあぶれ者と問題児のコンビが挑むは、勇将ジョージ・パットン。
祖国アメリカが支援する帝国派の勝利をかけて、歴戦の指揮官は2人に牙を剥く。
「好きにやって良いと言うなら、せいぜい派手にやらせてもらうわ」
強敵を前に不敵に笑うヴェロニカは、必勝の策を打ち出す。それはライズに収まらず、地球諸国すら巻き込んだ大作戦だった。
降臨暦942年、ライズ史で名将として語り継がれることになる両者が、初めて相まみえた「イリッシュの戦い」の記録である。
※過去作『イリッシュ大戦車戦 ~王立空軍物語外伝~』を再構成・大幅加筆した作品です。
※カクヨム様でも掲載しています。
※『王立空軍物語』シリーズの設定や一部メカニックは、ホームページにて解説しています。
https://jyushitai.com/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-02 08:41:11
104004文字
会話率:20%
地球との異世界貿易で栄えるライズ世界の片隅「クロア公国」で、凄惨な内戦が勃発した。
大公派と帝国派の争いは、地球・ライズ各国の義勇兵と地球製兵器を巻き込んで拡大の一途を辿る。
降臨暦942年(西暦1942年)。決戦を控えた大公カタリー
ナは1人の将軍に決戦の指揮を委ねる。
彼の名はアルフォンソ・アッパティーニ。優秀な弟と比較され「じゃないほうのアッパティーニ」「何をしても怒らない男」と嘲笑される若手貴族だった。彼が参謀長として抜擢したのは舌禍事件を起こしてドイツ陸軍から放逐されたヴェロニカ・フォン・タンネンベルク。
そして、あぶれ者と問題児のコンビの前に立ちふさがるのは、アメリカが誇る勇将ジョージ・パットンだった。
数でも負け、戦車の質でも負け、おまけに司令官の経験も劣っている。「怒らない男」アルフォンソと「怒れる女」ヴェロニカは、そんな状況を覆せるのか?
ヴェロニカは宣言する「敵のパットン中将はハンニバルを自称しているそうね。なら、私が貴方をスキピオにしてあげようじゃないの!」。
これは、「クロアのハンニバル」と「クロアのスキピオ」の名で語り継がれる2人の名将が初めて激突した「イリッシュ戦車戦」の記録である。
※完結済み。現在番外編を不定期更新中です。
※ガワは戦記物ですが、恋愛要素ありです。
※本作は、ホームページで公開中の「王立空軍物語~転生パイロットの異世界空戦記~」の番外編として先行公開したものです。URLはこちらです。
https://jyushitai.com/
※暫定公開版ですので、正式版をリメイク予定です。
※異世界戦記ものですが、史実の第二次大戦で活躍した人物や兵器が多数登場します。筆者はガチのミリオタでは無いので、描写は割といい加減で、独自解釈もマシマシです。
※本作はホームページでも公開中です。諸事情でこちらで公開できないキャラ絵も付いてきます。
※20.7.9 設定アドバイザーの谷利氏から、解説コラムを寄稿して頂きました。
https://jyushitai.com/kikouindex/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-27 09:47:10
51366文字
会話率:21%
ドイツ陸軍で発見された装甲歩兵による特殊能力は日本の自衛隊にも持ち込まれ「徹攻兵」のコードネームで秘密裏に研究が進んでいた。
「なぜ」の部分が不明なまま強力な戦力として活用可能な彼らは、市民生活を過ごしながらも政府の、最後の最後の切り札と
して利用されていく。
……こんなあらすじで一旦完結させました。
「本編で書ききれなかった小ネタがいくつかあるなあ」とか、「百合沼にはまって鬼ほど百合コミ読み込んだよなあ」という思いがくすぶり、少しのんきに書き綴ろうと思っています。
もし、お気に止まりましたら↓本編をご笑覧ください。
https://ncode.syosetu.com/n4048gw/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-24 01:00:00
77102文字
会話率:6%
ドイツ陸軍で発見された装甲歩兵による特殊能力は日本の自衛隊にも持ち込まれ「徹攻兵」のコードネームで秘密裏に研究が進んでいた。
「なぜ」の部分が不明なまま強力な戦力として活用可能な彼らは、市民生活を過ごしながらも政府の、最後の最後の切り札とし
て利用されていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-18 16:32:06
213766文字
会話率:27%
第2次世界大戦時のドイツ軍陸戦兵器についての性能・外観などの覚書です。
可能な限り挿絵を用いて解説していきたいと考えています。
筆者は独軍戦車の専門知識を有しておりませんので、記載内容に誤りがある場合があります。
内容は、基本形の車両から
派生型という順に投稿していきますが、場合によては順序が入れ替わったり差し込み投稿を行います。
基本的に不定期投稿です。また、記載内容について大幅な改稿をする場合があります。
もし、記載内容に誤りなどがありましたらご指摘いただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-23 08:00:00
36969文字
会話率:1%
1944年。『第二次世界大戦』と名付けられた戦乱の時代。「ドイツ陸軍第503重戦車大隊」は前線で戦う影響で、早い段階から敗戦の兆しを見出していた。そこで「反攻作戦の斥候」という名の下で191ティーゲル戦車小隊に撤退路の確保を命じる。
「斥候
」に選抜された若き5人の戦車兵は、たった一台のティーゲル戦車と共に大隊を発つのだが、途中で異常に濃い霧に襲われ、進軍停止を余儀なくされる。
そして、ようやく晴れた霧の先に広がっていたのは、草原に並び立つ騎士の大集団であった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-27 20:29:01
7180文字
会話率:43%
神器の巫女、その魂にかつて神々が手にしていた武器や道具を宿した穢れを知らない乙女達のことをそう呼んだ。
先祖代々神器を受け継いできた由緒正しき神社の娘、姫宮弥命《ひめみやみこと》
ある事件をきっかけにクラスメイトの守羽健登《かみはねた
けと》は、ひょんなことから弥命の内に宿る神器を解放してしまう。
前章のあらすじ
ドイツからやってきた留学生クローディア・アンネマリー・ディートリッヒは、神器「グングニール」を手にする姫巫女であった。
彼女は現代に復活した魔狼フェンリルを討伐する為に、芽堂悠紗ことメドゥーサの石眼を手に入れようと日本へやってきたドイツ陸軍特殊部隊のエージェントであったのだが、フェンリルもまた神器「レーヴァテイン」を手にする強敵であった。
己も傷つき仲間達を失いながらも健登や弥命そして悠紗と協力し、なんとかフェンリルとその子供達を討ち仲間達の仇をとることができたクローディアは、その後一時的にドイツに帰国するのだが、なんやかんやあり再び健登の通う旭ヶ丘学園高校2年A組へと転入してきたのである。
そして…
巷で起きている連続顔なし殺人事件を追う刑事三嶋源治と、時を同じくして東京に現れた人斬り外道を追う僧侶
なんの接点もなかった二つの事件が交錯する時、健登と弥命を巻き込んだ恐ろしい惨劇の幕が開くのである……
今回はちょっと鬱展開な話です……はじまります…
12/25(日)「第四章 道に外れし世迷人」完結しました。
またしばらく書き溜め期間に入ります。第五章の連載開始予定日は未定です。
現在大工事中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-03 13:11:12
519988文字
会話率:38%
この作品は知人の同人誌にかつて投稿したものです。
この作品を読まれるにあたり、作者より注意事項としてお伝えしたいことがあります。
ベルリン市街戦を戦ったドイツ軍各種部隊についてまとめたものですが、一部隊、装甲師団[ミュンヘベルグ]
だけ(わざと)欠いています。
これは、この作品が知人が書かれた装甲師団[ミュンヘベルグ]史の補完を目的としたものだからです。
また、若干の訂正をしていますが、基本的には同人誌中に掲載されているものと内容は同じです。
各部の注はあとがきに掲載してあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-29 14:42:37
40402文字
会話率:5%