第二次世界大戦が起こらなかった架空の地球を舞台とした現代SF+少しファンタジーです。
1日2話ずつ更新予定
20XX年12月某日。主人公の一人である伊佐凪竜一は、自らが勤めていた超巨大企業を襲撃する任務に就くもう一人の主人公、ルミナ=A
Z1と出会う。偶然戦場に居合わせた自分を助けた代償に一人地球に取り残されたルミナに恩を返すという名目で彼は共に逃避行を行う。そんな二人に幾度もの追手が差し向けられ、そして危機に陥るがその最中に伊佐凪竜一は突如として異能に目覚める兆候を見せ…
一方、通信技術を掌握する超巨大企業ツクヨミ清雅と言う組織から逃げられる筈も無い故に死亡は時間の問題と思われた二人を何者かが監視していた。二人の居所を正確に補足した上で更に手助けをする謎の存在は何者か、過去の地球に何が起こったのか、不可解な襲撃命令の理由は…
・地球
現実の地球と極めてよく似ているが、携帯端末と通信技術だけが異常に発展しているという相違点がある。また、携帯端末と通信技術を提供するツクヨミ清雅という超巨大企業が実質的に世界を支配下に置く状態。端末を含む通信技術は既存の技術では絶対に製造できないと断言する未知の技術であり、これを独占しているために世界中から不審と疑惑と反感を買ってるが、歪なパワーバランス故に表立って反抗することが出来ない。
・宇宙
舞台となるのは旗艦アマテラスと名付けられた巨大な艦とそこで発展した文明。機械の神、アマテラスオオカミが管理する穏やかな世界だったが現在は別の政治組織に取って代わられている。その組織は"スサノヲ"なる武力組織に銀河の端、未探査区域となっている地球という惑星にある企業に対し襲撃命令を出すなど明らかに不穏な動きを見せている。
※SEGAのPSO2のEP4をオマージュした内容です。組織名など固有名詞は全てオリジナルで話の展開も原形を留めていませんが、世界観をビジュアル的に把握する参考になるかと思います。
話の展開上、バトルは後半に偏っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 12:00:00
326888文字
会話率:36%
神が身近な存在で、魔力があって、魔物がいて、様々な種族が息づいている世界。ベテラン冒険者のアーロンは新たな冒険に出会う。これは世界の終わりと始まりを賭けた聖戦に繋がる冒険。男は果てに何を見るか。
最終更新:2025-06-26 12:00:00
1088749文字
会話率:40%
ある日、剣と魔法の異世界へ転移した|霧山《きりやま》カズヤは、宇宙船の美少女ロボットであるステラに助けられる。
異世界転移で期待していたチート魔法や、武器・防具は何も持っていない。森をさまよっていたカズヤは、魔物に襲われていたアリシア姫を
助けようと奮闘したが、あえなく返り討ちにあっていた。
宇宙船は300年前に地上に墜落しており、ステラは人間の命令がないと宇宙船の外に出られない。カズヤは、ステラのマスターになることを引き受けた。
かくしてカズヤは、ステラからオーバーテクノロジーの武器を借りて、魔法が飛びかい、魔物が蠢く異世界へ飛び出していく。
ちょうどそのとき、アリシア姫に再び襲撃の手が忍び寄っていた。
※最終章・第8章(予定)までのプロット完成済み。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 11:10:00
635798文字
会話率:34%
ヘルデンと呼ばれる大陸に、千年に渡り君臨してきたタウゼント帝国。
この旧き国家は、変革を強いられようとしていた。
産業革命と、国民意識の醸成によって生起した西の隣国・アルエット王国での民衆蜂起は王政を打倒し共和制国家を樹立させた。
平民による新国家を中心とする共和主義の熱狂は膨張し、封建制社会から脱却できずにいる帝国を危機にさらしつつある。
大量生産の開始と、国民国家の形成により達成された、以前は不可能だった規模での大量動員。
共和国建国の英雄であるムナール将軍に率いられた強大な国民軍は胎動し、その支配地を拡大しつつあった。
その一方で、帝国貴族たちは権力闘争に明け暮れていた。
千年以上もの間続いてきた帝国は、今後も無条件に続くという傲慢。
ほとんどの貴族たちは時代が変わりつつあることに気ず、あるいは黙殺していた。
この状況を憂いたのは、帝国に五つ存在する被選帝侯の一つ、ノルトハーフェン公爵家を継承した少年・エドゥアルド。
彼は自国だけでもと改革を行い、富国強兵、議会の設立などの政策を実施し、公国を帝国でも随一の精強な国家に育て上げた。
そして帝国貴族たちが己の利益を最大化することに奔走し内乱を引き起こしたのを機に、自身が新たな国家指導者となるべく立ち上がり、盟友、オストヴィーゼ公爵・ユリウスと共に勝利をつかんだ。
だが、エドゥアルドの進む道は茨の道。
勝利を得たとはいえ、三百を超える諸侯の意識を変え、旧態依然とした帝国の在り方を刷新するのは、簡単なことではなかったのだ。
そんな彼を影となり支える存在があった。
メイドのルーシェ。スラム街で育ち、人知れず消え去ろうとしていた命を救われたことをきっかけに、彼に仕えることとなった少女。
これは、若き皇帝となった少年と、メイドとなった少女の物語。
〇作者他作品紹介
・殺陣を極めたおっさん、異世界に行く。村娘を救う。自由に生きて幸せをつかむ
異世界に転生した元時代劇の役者、立花 源九郎。本物の[サムライ]となったアラフォーのおっさんが、自分の生き方を見つけていく物語。
・星屑拾いのステラ
終末世界。[星屑]を拾い集めながら暮らす少女、ステラが、[楽園]を探し求める物語。カクヨムコン参加作品(カクヨムのみの公開です)
他掲載サイト:カクヨム、アルファポリス、ノベルアップ+折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 11:00:00
772160文字
会話率:15%
アラン・フルーリーは兵士になった。
軍服を着たいと思ったことなどなかったが、それが、彼の暮らす国、イリス=オリヴィエ連合王国での[義務]なのだから、仕方がない。
マグナ・テラ大陸の南側に突き出た半島部と、そこに連なる島々を国土として
有する王国は、[連邦]と[帝国]という二大勢力に挟まれた永世中立国だった。
王国に暮らす人々には、誰かに押しつけたい思想も、誇示したい権威もない。
ただ、自分たちのありのままの姿で、平穏に暮らせればそれでよかった。
だから中立という立場を選び、連邦と帝国が度々、[大陸戦争]と呼ばれる大戦を引き起こしても、関わろうとはしなかった。
だが、一口に[中立]と言っても、それを維持することは簡単ではない。
連邦、あるいは帝国から、「我々に味方しないのであれば、お前も攻撃するぞ! 」と脅迫された時に、その恫喝を跳ねのけるだけの力が無ければならない。
だから、王国は国民皆兵を国是とし、徴兵制を施行している。
そこに暮らす人々はそれを、仕方のないことだと受け入れていた。
国力で圧倒的に勝る二大勢力に挟まれたこの国が中立を保ち、争いに巻き込まれないようにして平和を維持するためには、背伸びをしてでも干渉を拒否できるだけの備えを持たなければならなかったからだ。
アランは故郷での暮らしが好きだった。
牧歌的で、自然豊かな農村での暮らし。
家族と、愉快で愛らしい牧場の動物たち。
そこでの日々が性に合っていた。
軍隊生活は堅苦しくて、教官役の軍曹はしょっちゅう怒鳴り散らすし、早く元の生活に戻りたくて仕方がなかった。
だが、これも義務で、故郷の平穏を守るためなのだからと、受け入れた。
幸い、新しく配属になった分隊は悪くなかった。
そこの軍曹はおおらかな性格であまり怒鳴らなかったし、仲間たちもいい奴らだ。
この調子なら、後一年残っている兵役も無事に終えられるに違いない。
誕歴3698年、5月22日。
アランは、家に帰ったら母親が焼いてくれることになっているターキーの味わいを楽しみにしながら、兵役が終わる日を待ちわびていた。
これから王国と自身が直面することになる運命など、なにも知らないままに……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-23 12:00:00
117965文字
会話率:13%
西暦20××年。
チートスキルに目覚めた者、チーターたちの存在が全世界的に認識されるようになった時代。
増加し続けるチーターたちが無双し、社会に混乱が広がる中、人類は秩序を取り戻すため、同じ様にチート無双の被害を受けているいくつかの
異世界と協力し、「チートスキル禁止法」を施行。
チートスキルに目覚めたチーターたちを収監し、チートスキルが無くても生活できるように更生する施設として「チータープリズン」を設立した。
チートスキル禁止法の名の下、漆黒の装甲服に身を包んだ特別部隊、「プリズントルーパー」の手により、多くのチーターたちが容赦なく監獄へと収監されていく。
そして、プリズントルーパーたちは、ごく普通に暮らしていた主人公、蔵居 和真(くらい かずま)の前にも表れた。
チーターとしての自覚もないまま収監されてしまった和真は、チータープリズンでチーターたちに対する冷たい歓迎を受ける。
こうして、ごく平凡な日常を過ごしていた和真の、試練の日々が幕を開けるのだった。
だが、チーターたちを更生させるための施設であるチータープリズンには、裏の姿が……。
果たして和真は、無事に刑期を終えて出所できるのか?
※作者より
すでに「チートスキルで無双」系の小説はその最盛期を過ぎつつあるようにも思いましたが、熊吉なりに現在のはやりに挑戦したいと思い、本作を投稿させていただきます。
「チートスキルで無双系」作品については、熊吉なりに思うところもある(肯定、否定両方あります)のですが、はやっている、あるいははやっていたことは確かであり、それだけ読者様から求められているジャンルだと考えています。なので、作家志望なりに「自分ならこう書く」というものに挑戦させていただきます。
もしよろしければ、高評価、ブックマーク・フォロー、感想など、いただけますと幸いです。
※作者他作品紹介
○オーク35歳(♂)、職業山賊、女勇者に負けて奴隷になりました
→小説家になろう様におきまして、文芸(アクション)で月間ランキング1位になったこともある作品です。
○イリス=オリヴィエ戦記
→WW2相当の技術水準にある架空の大陸「マグナテラ」で、一人の少年が戦争の中で生き抜くこと、そして航空戦をテーマに、レシプロ戦闘機を主役にした戦記作品です。熊吉の本性をご覧いただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-24 07:00:00
297720文字
会話率:20%
ベテラン冒険者のゲンツは今日も冒険者稼業に勤しむ。
日々生きていく日銭と、遠くない未来に迫っている冒険者として引退、その後の生活費を稼ぐために毎日堅実に仕事をこなす。
そんなゲンツの楽しみは、毎日仕事が終わった後の食事だ。
食事は彼の生活を
彩る花のようなもの。
夢の冒険者生活を掴むことが出来なかった彼の、ささやかな幸せ。
そんな日々に現れた小さな幸運。
彼の冒険者人生はどのような終わり方をするのか、
まだ、誰も知らない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 08:49:26
257117文字
会話率:49%
事故死した物書きが転生した先は、自分の書いた小説のモブだった?
元保育士 西尾星羅が少女ステラとして生まれ変わったのは最下層の孤児院。
魔国と人国が表裏に暮らす昏い世界で成り上がるには優秀な『クラス』を持って生まれなければならない。
けれど彼女の持っていた『クラス』は「サクシャ」
意味の解らないクラスの役立たずと暗黒の谷に落とした彼らは知らない。
『サクシャ』は『作者』
彼女はこの世界を小説として描いた創造主であったことを。
敵として描いた魔国に救われたステラは決意する。
バッドエンドが約束されたこの物語を書き直す。と。
『サクシャ』の謎スキルと、生前の職業の知識で彼女は最下層から駆け上がる。皆が笑顔になれる世界を作り直す為に。
主人公のチート、無双、ハーレム要素は薄目。
モブとして裏方として時にスパイとして。
物語の主人公を裏から支えていく作者の奮闘をどうかお楽しみ下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 08:10:00
564481文字
会話率:39%
メーバ国にある地方都市コーバス。特に特産も特徴もないありふれた地方の一都市。そんなコーバスにある冒険者組合に、ある日、希望に目を輝かせた4人の若者が現れた。彼らは大勢の仲間と共に後に起こる戦争を止めた『英雄』として世に知られる。これはそん
な『英雄』達の物語……ではなく。
「おう!何だてめえら!ここは子供の来る所じゃねえよ!さっさと帰ってクソして寝てろ!」
まだまだ世間を知らない頃の英雄達にテンプレ的に絡みに行くベテラン冒険者。彼は後に英雄達に教えを授けた『4賢人』の一人として伝わる。そんな賢人の話……でもなく。
「あいつ最初いっつもあれだよな?何か決まりでもあるのか?」
その光景を酒の肴にニヤニヤ笑いながら見ている一人の組合員の話。
当時の一般人から見るとチンピラ冒険者に属する彼だが、どう間違ったのか後の世で英雄達に教えを授け、魔物研究の第1人者ゴドリックの協力者として『コーバス4賢人』の一人として伝わっている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 07:30:00
27417文字
会話率:46%
菜津川ともぐら國王、だうにも上手く折り合はない...
最終更新:2025-06-26 05:16:01
1564文字
会話率:40%
菜津川暑子に、「シュー・シャイン」が新人教育!?
最終更新:2025-06-25 08:09:32
1410文字
会話率:20%
眞面目な婦人警官が【魔】!? これつてだう云ふ...
最終更新:2025-06-24 08:34:08
1393文字
会話率:34%
どんぐり精霊リーフと、その守り人の少女ティエラ(テラ)が織りなすファンタジー。
地球でいうと欧州の中世頃の雰囲気と、精霊はいるけど魔法は無い(精霊の力は魔法とは言わない設定)、精霊と人間が共存する、架空の優しい世界。
主人公であるどんぐり精
霊リーフの心の成長を中心に、周囲の人々との繋がり(絆)とその未来を描く物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 02:00:00
186457文字
会話率:51%
これは、人殺しのわたしの歴史勉強だ。
ルネサンスのヨーロッパ、
桜のドルイド、ステラ・ロサは
友の狼、ブイオと旅をします。
歴史の流れを彷徨い、近代現代、そして果てまで。
丁寧に磨きます。
最終更新:2025-06-26 01:30:28
763937文字
会話率:59%
30年前、世界大戦が勃発したとき、あまりに長引いたため被害は計り知れないものだった。
核ミサイルの汚染だけは人類の滅亡につながる恐れがあったため、各国とも防御レーザーの開発を急いだ。
そしてそれは成功した。空中に浮遊させ、ミサイルをすばやく
破壊するのだ。
祖背してこのころ地球自体に資源が乏しくなり、ついにミサイルの生産でさえ困難になった人々は食料に飢え、核汚染で病魔がひろがっていた。
そして、宇宙からの侵略者が地球に送り込まれていた。
徐々に侵略されている地球。
希望はあるか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 01:15:34
22351文字
会話率:34%
「道に迷っただけなのに!?」俺が迷い込んだのは、仮面をつけた男が暮らす館だった。
――地図には載ってない、人生最大の寄り道。
=======
道に迷った主人公が辿り着いた、謎の館「マスカレードハウス」。
そこには仮面をつけた紳士が住んで
いた。
ちょっと疲れた人、大切なものを探している人、寄り道したい人、お茶を楽しみに来る人。
ミステリー要素もちょと含んだほのぼの物語です。
=======折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 22:16:21
7991文字
会話率:39%
平安時代の才女たちの魂を引き継ぐ少女たちの日常と成長の軌跡
最終更新:2025-06-25 21:26:41
3588文字
会話率:28%
可愛らしいボブカットの少女は、女冒険者だ。透き通るような綺麗な青い髪に、青い瞳。
まだあどけなさの残るその顔とは裏腹に、落ち着きのあるベテラン冒険者のたたずまい。
腰には、二振りの剣をさしてマントを羽織り、ザックを背負って冒険を求め旅をす
る。
しかし、彼女には冒険者の他にもう一つ、名乗っているものがった。むしろ、彼女はこっちを名乗りたかった。
彼女は、キャンプをこよなく愛するキャンパーだった。むしろ、キャンプしたいが為に野営をする事が多い冒険者になったというべきかもしれない。
そんなちょっと変わった少女の珍道中が今、幕をあげる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 21:04:40
3289613文字
会話率:50%
――命あっての物種。
それはわかるけどさ、声を大にして、俺は言いたい。
いくらなんでも、これは「ナシ」じゃねえかな。なあ、「顕し」さんよ!
高校二年生の俺、宮代昴(みやしろ・すばる)は、由緒正しき魔法使い一族「宮代家」の一員。
家の威信を
かけたイベント当日、敵の魔法爆弾に巻き込まれて命を落としかけた俺が、とっさに発動させたのは――
“万願成就”という触れ込みの裏で、「願いを忖度しすぎる」仕様のヤバすぎる魔法、『顕し』。
⋯⋯その結果が、見知らぬ和室で目覚めたら「5歳の幼女の身体を、本人の人格と共有してしまっていた」って、斜め下か上すぎね!?
しかもここ、俺の生まれるより、更に10年も前の“四半世紀昔の世界”。
さらに言えば、出会ったのが「若かりし日のししょー本人(14歳!)」って、タイムリープものにも程がなくねえかなあ。
とはいえ、レベッカを巻き込んでしまったのは、どう差し引いたって、俺の責任だし――
故郷への帰還を目指して、俺の後押し通り、さしょーの最初の弟子となったレベッカ。
過去への干渉を避けるため、そして何より、俺が割り込んでしまったことで生じた彼女への「埋め合わせ」のため、レベッカの黒衣として振る舞いながら、未来への帰り途を探し出すことを俺は決意する。
⋯⋯けど、まさか。
ししょーの黒歴史“以上”のあれやこれやに、レベッカともども「身を以て立ち合わせてもらえる」だなんてさ、そんなの予想だにしていなかったけどな!
時空を越えて出会ってしまった、魔法使いの弟子たちの帰還譚、開幕!
※この物語は、魔法使いの素養がスマホで観測可能になって間もない世界の過去から始まる【魔法使いたちの//クロスロード ver.⏩️C】編です。
こことは別の、「異なる魔法観を持った世界」で繰り広げられる物語 ver.D⏩️【https://ncode.syosetu.com/n8736kl/】
と合わせて読むことで、【世界の真相】が、いずれ姿を現します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 20:50:12
59910文字
会話率:30%
確か俺は……死んだ、はずだ。
俺、白椛 縁(しらかば えにし)は、どこにでもいるしがないサラリーマンだった。
朝から晩まで会社にこき使われ、気づけば、何かを感じる暇さえなくなっていた。
そんな日々の中で、唯一の癒しがあった。
それが、ソ
ーシャルゲーム――『ステラ・ライト』。
可愛い女の子たち「ステラ」を育成し、謎のエネミー「ダスター」を倒していく。
シンプルながら、俺にとってはかけがえのない時間だった。
……だが、そんな生活も、そう長くは続かなかった。
疲労の蓄積か、あるいはストレスの過剰摂取か――
まぁ、なんだ。あえなくポキッと、死んでしまったわけで。
だけど――目を覚ますと、そこには。
「おかえりなさい!教官!!」
「……は?」
俺の知らない『ステラ・ライト』が、今ここから始まろうとしていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 19:30:00
1251文字
会話率:23%
蟻型地球外生命体"ANT"により、地球面積の半分以上が燃える「蟻の巣」と化した世界。
人々は逃げ惑い、立ち向かい、飲み込まれていった。
凍詠ハヤブサは、サッポロの皇国陸軍士官学校を二十歳の若さで主席卒業した、冷静無比で
感情を表に出さない新米指揮官。
"ANT"に包囲されつつあるトーキョー特別市の絶対防衛戦に配置されるはずだったが、指揮予定だった部隊は"ANT"の攻撃により、ハヤブサがトーキョーに着いたときには既に全滅していた。
なりゆきで指揮補佐官として着任することになったのは、強襲戦車中隊「トゥースブラッシュ」。
それは、住む家も故郷も学校も焼かれ、復讐に燃える猪突猛進系女子の煌舞アラセや、出身地のトーキョーを命懸けで守ろうとする戦車歴十五年目の揣廻タイヨウたち、年端もいかぬ新人からベテランまでが寄せ集められた即席部隊だった。
迫り来る"ANT"の群れに対し、各地で敗北し烏合の衆となりつつある皇国陸軍。
街を奪い返すことに執着し、命令を待たず前進しようと焦るアラセに対し、ハヤブサが下す作戦指示とはーー
「一分二十五秒間の連続射撃後、位置をそこから三メートル後退。安全を確保してから補給を受けてください。補給の到着は一分五十秒後を予定」
「アンドロイドかテメェ?!」
感情を失った青年と、故郷を焼かれた少女が、うだるように蒸し暑いトーキョーで出会った瞬間。
奪われたものを取り戻す絶滅戦争の序曲。その最初の一音は、砲声。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 19:15:09
170180文字
会話率:31%
ドラゴンが大好きな十四歳の少年リュウは、勇者パーティーの一員として異世界召喚された。
その際に彼が得た力は、ドラゴン召喚士だった。
が、一年後、「トカゲしか召喚出来ない無能は要らない」と、勇者パーティーから追放されてしまう。
何度説明
しても、彼らはドラゴンではなく大きなトカゲだと認識していた。
どうやら、それぞれ別の現代日本(パラレルワールド)から召喚された彼らは、ドラゴンという存在を知らないらしく、異世界の住人たちも同様だった。
パーティーメンバーとは比較にならない程レベルが低いリュウは、いつも召喚しているラックドラゴンが、索敵と罠発見、敵を萎縮させて動きを鈍らせ、更にはパーティー全体の幸運値を上げていると説明するも、鼻で笑われて、どれも信じてもらえない。
「余計なことはするな」「邪魔だから後衛で大人しくじっとさせてろ」と言われていたために、ドラゴンを直接戦闘に参加させなかったリュウは、追放後、ダンジョンの最下層に一人置いていかれた。
が、ベテラン冒険者でも苦戦するA級モンスターのボスをドラゴンの力で瞬殺したリュウは、一気にレベルアップし、召喚出来るドラゴンの数と種類が増えたのみならず、自分自身も並み外れた戦闘能力を獲得する。
これは、仲間から追放され、大好きなドラゴンの存在を信じてもらえず意気消沈した少年が、新たに年上美少女&美人たちとパーティーを組んで、絆を育みつつ、世界中の人々にドラゴンの存在を認知して褒め称えてもらうために、魔王討伐までして、無自覚に勇者パーティーにざまぁする物語。
(※30~40話くらいまでは毎日更新して、その後は週一回になる予定です)
(※更新は、19時過ぎくらいにしようと思っています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 19:10:00
75682文字
会話率:51%
ベテランVRゲーム『インフィニティ』のトッププレイヤー「白狼」。リアルでは大谷平一という名の、ごく普通のオタクだ。いつものようにゲームからログアウトしようとしたら、生活が一変してしまった。
不気味なシステム過負荷(オーバーロード)と共に、
彼は世界中のプレイヤー五千人以上と一緒に、『フィルター』という名のデスゲームに強制的に巻き込まれた。
AI「マリアン」に支配されたこの新しい『インフィニティ』では、これまでのゲームIDは消え、ログアウト機能は無効化された。そして何より恐ろしいのは――ゲーム内での死が、そのまま現実での脳死に繋がるということ!
「嘘だろ?!」この突然の悪夢に直面し、大谷平一はこれまでにない危機感を感じていた。
生き残るためには、『インフィニティ』で培った全てのトッププレイヤーとしての経験と分析能力を極限まで発揮するしかないと、彼は悟った。
安心してゲームをプレイし、掲示板を眺める日常を取り戻すため、彼は彼のファンである女子高生・西原雪や、ドイツのエンジニア・ハンスを含む、世界中から集まった同じく絶望に陥ったプレイヤーたちと共に、未知のモンスター、罠、謎で溢れる最初の『遊園地』ダンジョンを攻略する。
一度失敗すれば全てが終わるこの『フィルター』の中で、誰もが生き残るために戦わなければならない。これはもう、ただのゲームではないのだから―折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 19:00:00
195055文字
会話率:26%
大人気アイドルのライブで知り合った彼女は、俺の目の前で『喰われた』。
たった独りでチケットを手にやってきた、人気急上昇中のアイドルグループ〖Muse!〗の結成1周年記念ライブ。そこで俺は、そのチケットを見て話しかけてきた女子高生風の女の
子と知り合った。
お互い同じライブをぼっちで見に来た同士ってことで名前も名乗り合わぬまま仲良くなり、席が違うから一旦は別れたけれど、ライブ終わりに姿を見かけて再び声をかけた。今見たライブの感動を語り合いたい彼女に促されるまま歩き出したその時、言いようのない不安感に襲われる。
「おい、君!」
「えっ?」
彼女が振り返った瞬間、さらにその向こうから現れた大きな口だけの異形の怪物が襲いかかり、彼女の脇腹を食いちぎった!
「いたい……わたし、死ぬの……?」
どう見ても致命傷だった。ひと目見てもう助からないと分かってしまう。
「死にたくない、か」
そこへ突然現れた黒づくめの謎の男。
男は言う。「“人形”として浅ましく生きるか、人として尊厳をもって死ぬか、最期に選べ」と。
そして男の背後に現れた6人の人影。それは先程までステージで躍動していた〖Muse!〗のメンバーたちだった⸺!
彼女たちは何者なのか。あの化物は何なのか。
訳も分からないまま拉致された俺は、彼女たちの“マスター”として、共に戦いつつひとつ屋根の下で彼女たちと共同生活を送ることに!?
◆スクエアエニックス様より2017〜2021年に配信されていたスマートフォン用タップアクションRPG『プロジェクト東京ドールズ』の二次創作として書いていた未発表作品を下敷きに、作者独自の世界観と設定で新たに再構成したオリジナル小説になります。
設定の一部を二次創作から流用しているため若干似通った部分がありますが、盗作等ではありません。ただしなろう運営及びスクエニ様よりご指摘を頂いた場合には削除するかも知れません。
◆作者の作品は特に断りなき場合、基本的に同一の世界観に基づいています。どの作品も独立しているのでそれぞれ単品でもお楽しみ頂けますが、合わせて読めば二倍楽しいです。多分。
◆この物語はフィクションであり、実在の人物、団体、企業、国家などとは無関係です。また法令違反や暴力行為を推奨するものではありません。
◆なろう限定公開となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 19:00:00
545459文字
会話率:49%
「ずっと好きでした!お付き合いして下さい!」
酒場の喧騒の中、その声はいやにはっきりと響きわたった。
「え…………」
言われた“彼女”は、驚きに固まってしまって咄嗟に反応ができない。
周囲の酔客たちがニヤついて口々に囃し立ててくる。
そんな中、真っ赤にした顔を下げて右手を差し出す彼と、その彼を見たまま固まってしまった彼女だけが、微動だにしていなかった。
「えええええ——————っ!?」
やがて発せられた彼女、つまり7年もの間男所帯の騎士隊の生活を続けるうちにすっかり女らしさを欠片も残さず失ってしまった自覚のある騎士隊長の声は、それまでのどの野次よりも大きく響きわたったのだった。
「そ、そもそも君は私の一体どこをそんなに!?」
「えっだって隊長さんは美人だし気立ては穏やかだし」
「そ、そうか……?」
「町のお年寄りや子供にも慕われているし」
「ま、まあ、職務だからな」
「死にそうな仔猫を拾って看病するくらい優しくて」
「待ってどこで見てたの君!?」
「笑顔が爽やかで素敵で」
「そそそそんなことは……!」
「いつでも元気で明るくて」
「ききき気のせいでは……?」
「僕にとって天使のような人です!」
「うわあああああ!もうやめてくれえええ!」
これは小さな町の騎士隊長を務める彼女が、町唯一の酒場の給仕の青年に、抵抗むなしく口説き落とされるまでのお話。
◆一途で真っ直ぐでグイグイ来る年下青年と、自分の幸せを半ば諦めているちょっとワケあり騎士隊長の彼女の、ドタバタすったもんだラブコメディ。見てお分かりの通りハッピーエンド確約です!
でもちゃんと(?)波乱もあるよ!
◆今回、キャラの名前や舞台設定の組み立てを中心にChatGPTを活用しています。作者初の試み。なおプロットおよび本文は基本的に全部作者が考え書いていますので、そこをAIに頼ってはおりません。
◆この物語はフィクションであり、実在の人物、地域、団体、企業、国家などとは無関係です。また法令違反や暴力行為を推奨するものではありません。
◆この作品はアルファポリスとカクヨムでも同時公開します。更新は3日ごとに1話の予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 20:00:00
70206文字
会話率:53%
自由を愛する冒険者たちの集う街、自由都市ラグ。
そこに、ひとりの冒険者がいた。来る日も来る日も神殿から依頼される薬草採取を続けて18年、いつしか彼は“薬草殺し”と揶揄され馬鹿にされる存在になっていた。
彼はそれに甘んじつつ、ただ人々のために
恩ある神殿のために薬草採取に精を出す日々を送っていたが、ある時それを快く思わない者たちの襲撃を受ける。絶対絶命の彼のピンチを救ったのは、うら若き美少女勇者であった━━。
この物語は、そんな運命の出会いを果たした“薬草殺し”と勇者が、仲間とともに世界を滅ぼす魔王を封印するための旅をする物語。道中で巻き込まれる様々な試練、日々変わりゆく彼らの関係、魔王との戦い、そして最後に彼らを待ち受ける結末とは━━。
断罪なし、ざまぁなし、転生なし、チートは少々。何の変哲もない冒険物語です。若干コメディ、うっすら恋愛要素。転生者設定はあれどこちらの本編には影響しません。同一世界の物語がいくつもあるので、評価を頂けましたら順次投稿します。
どこか地球に似て非なる『アリウステラ』のラティアース世界の物語。毎話4000〜6000字程度で程々に読み応えありつつもサクサク読める話を目指します。興味がありましたらブックマークや評価を頂ければ有り難いです。面白いと思って頂けるよう執筆・更新を頑張ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 20:00:00
914465文字
会話率:49%