箱には無限の可能性が詰まっている――。
というよくわからないポリシー以外は、学力身長年収顔面偏差値のすべてが平凡なサラリーマンの田口 因(ヨル)は、集めに集めた空き箱コレクションが燃え盛るボロアパートに飛び込んで死にかけたのをきっかけに、異
世界マグスへ旅立つことに。
魔力源として使われる『箱』や非常識な威力を誇るヨルの魔法。チートの一言では片付けられない違和感と、時折蘇ってくる『肉体に宿った記憶』。そんななか、魔王の遺跡探索から無事に帰還したものの、仲間の思わぬ豹変によってヨルは日本に帰還を果たす。
けれど、それで終わりになるはずもなく――。
この肉体は、自分は、そして仲間は一体何ものなのか――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 20:00:00
426491文字
会話率:30%
二百年の間、謎の霧に包まれ陽も月も失った島国──青竜・白虎・朱雀・玄武という守護神も消えた『四ツ国』。
四ツ国の一つ『金冥』にある禁忌の宮に生まれ落ちた佩芳(はんほう)はある日、公女の暁華(ぎょうか)と出会う。数ヶ月間の短い交流ののち、しか
し佩芳は国から追放されてしまった。
……時は流れ十年。別の国の村で医者として生きていた佩芳は、再び暁華と相対する。
それは佩芳の平穏を覆す邂逅だった。
永劫の夜、跋扈する夢魔(むま)と呼ばれる異形、暁華が探し求める『霊胎姫(れいたいき)』。
それらの謎に佩芳は巻き込まれていく。
※毎週水曜日・土曜日の19時過ぎ更新
後ほど不定期更新になります
(最初の1日は3回更新)
※パソコンからの閲覧を推奨します
※なんちゃって中華です、ご了承下さい折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 07:07:27
107064文字
会話率:48%
義妹レジーナの策略によって顔に大火傷を負い、王太子との婚約が成らなかったクリスティナの元に、一匹の黒ヘビが訪れる。
「オレと契約したら、アンタの姿を元に戻してやる。その代わり、アンタの魂はオレのものだ」
クリスティナはヘビの言葉に頷いた。
いま、王太子の婚約相手は義妹のレジーナ。しかしクリスティナには、どうしても王太子妃になりたい理由があった。
ヘビとの契約で肌が治ったクリスティナは、義妹の婚約相手を誘惑するため、完璧に装いを整えて夜会に乗り込む。
「わたくし、今から義妹の婚約者を奪いにいきますわ!!」
クリスティナの思惑は成功するのか。凡愚と噂の王太子は、一体誰に味方するのか。レジーナの罪は裁かれるのか。
そしてクリスティナの魂は、どうなるの?
全部まとめて完結する、ちょっぴりダークな短編です。お楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-28 11:11:47
11787文字
会話率:31%
そっくりな双子の妹リサは、なんでも私と同じにするのが好き。同じ服、同じ髪型。ついには同じ結婚相手に嫁ぐとまで言い出して──。私の嫁ぎ先は、"血濡れ大公"と噂のある王弟、大公ライオネル・ハーリッド殿下。突然の打診に、大公家
では受け入れてくれたけど、そこで思いもよらない展開が待っていた。
ちょっぴりダーク風味なファンタジー。作中、急展開あり。最後は安心のハピエンです、きっと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-18 18:01:19
6110文字
会話率:22%
世界にひとつしかない魔法の剣、風の剣(シルフィード)を管理しているラファル家は、周りから恐れられている侯爵家。
そんな家に溺愛されて育った5歳のリヴィ。
戦争真っ只中な今、風の剣の加護者である父親は、海戦に駆りだされていた。僅かな時間を作っ
て帰って来た父親に、誕生日の願い事を聞いてもらう。
願い事は、15歳になったら父親が乗っている白百合(リスブロン)号に自分も乗る事。
船長である伯父とも約束を取り付け、楽しみにしていたが、父親はその日を最後に帰ってくる事は無かった。
父亡き後、伯父に「白百合(リスブロン)号に乗りたいなら剣と魔法の稽古をしなさい」と言われ、やりたくもない稽古をし、船に乗る準備は万端。
しかし10年後、言われたのは「危険だから乗せれない」の溺愛故の一言。諦めきれないリヴィは、伯父の親友2人に頼み込み、内緒で1カ月、男装して白百合(リスブロン)号に乗り込む事になる。
伯父にバレぬ様、2人のおじ様と恋人に助けて貰いながら、船上生活をするお話です。
【恋愛までが長いです。恋人が主人公を大好きだったり嫉妬したりするのが20話以降になります。冒険寄りの恋愛ファンタジーです。※印は注意が必要な話になります】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-27 08:46:19
326392文字
会話率:54%
魔王との決戦を前に、最後の仲間も失った勇者の話です。
前作『有名なセリフで魔王に誘われついていくことにした勇者の話』の勇者がもう少し仲間への依存度が高かったら、というもしも話。こんな展開もあり得たかもなって感じのものです。多分救いはありませ
ん。
前作よりも身体欠損の描写が若干強めかもしれませんので念のため「R-15」タグつけさせていただいております。身体欠損、精神異常の表現があります。
固有名詞が一切出ない、ダーク風味なおつまみ小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-23 21:01:41
1914文字
会話率:25%
目の前には息絶える寸前の青年。訳も分からないまま異界の魔王であると告げられた高校生の主人公は困惑する。下半身は?下半身はどうなったの!?
彼の前に現れるのはミノタウロスやラミアなどの魅力的な魔物娘。
人間に虐げられる魔物達を救い出し、彼は魔
物達の安住の国を作ることができるのか!
このお話は、少しばかりダークな展開があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-07 21:16:22
46691文字
会話率:19%
とある事件を発端に、不遇な運命を迎えてしまう主人公のレイ。殺人鬼や極秘研究所、政府までもが敵となってしまう。仲間と共に難題に立ち向かうが、彼らの歩む先にあるものとは……。
※不定期更新
※本編全て主人公視点
最終更新:2020-01-01 07:00:00
35886文字
会話率:45%
ぐっちゃぐちゃの関係。訳が分からない。今、どうなっているのか俺はどこにいるのかさえ、把握できていない。ここはきっと通常の世界じゃない。――それだけは理解できた。
最終更新:2017-08-23 00:41:18
8757文字
会話率:44%
いい年こいて、近所の廃墟に秘密の隠れ家を作り、サバイバルの真似事や様々な実験に興じる男。そんな彼がちょっとした実験の失敗で命を失い、転生した先は……。
前世にとり憑かれた卑小な存在と、歪な人生を送り道を踏み外す前に救われたものの歪んだ
欲望に身を焼かれ続けた挙句に愚かな失敗で命を失った記憶でしか無い男の、誕生の物語。
人外主人公によるピカレスク“風”ストーリー(になる予定)!
2017・05・05 改定により3-7を大幅に加筆したため3-8を追加。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-09 17:00:00
431178文字
会話率:25%
「もし、才能というものが可視化されたら、それはすごく、汚らしいものだと思うんだ」
巷で噂の「人を喰う人」の話。町城彼方は何を大げさなと他人事のように新聞を手にした。しかし夜道で彼方は背後から襲われる。まさしくそれは「喰人(ショクジン)」
だった。
喰人と人が織りなすダーク風味現代ファンタジーです。ダークはあくまで風味です。
当作品はtaskey様でも投稿を行なっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-05 17:12:47
12662文字
会話率:54%
歴史カテゴリ交流企画参加作品。
蠱毒を制するは……
父を失い、絶望にくれる少年は、ある日の邂逅をきっかけに奸雄としての産声を上げる。
果たして、その行く先は希望か、破滅か。
新説 三好長慶。
最終更新:2015-07-29 13:38:31
4437文字
会話率:37%
一~三章は魔法の原理、魔力の成分、構造、性質の謎を長い時間かけて地道に研究していくSF(サイエンスファンタジー)。仮定、実験、考察、検証、そして導き出される公式と数値。「魔法を科学する」という要素を執拗に掘り下げています。四章はSF(スタ
ンダードファンタジー)の皮を被ったナニカ。表だけ見るとファンタジーしてる勇敢な主人公なのに裏を見ると半笑いになる二面性。題名から察せられる通り主人公は開幕数話でくたばってノーライフ系の何がしかになりますが、だからといってダーク風味になる事もねーです。多分。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-30 22:00:00
841134文字
会話率:28%
私はどうやら不幸らしい、自分では良く分からないけど、私の生い立ちを知った人はみんな口を揃えて言うのだから不幸なのだろう……
※ダーク風味です、ご注意下さい……
最終更新:2014-10-29 13:33:56
1647文字
会話率:6%
死んだ者の魂は、月に乗って死者の国へと運ばれる。故郷の港以外から月の船に乗り込む事は出来ないため、魂の宿った骨を故郷の海に沈めることは、世界各地を経巡る海の男たちにとっての悲願だった。ややダーク風味な中世ヨーロッパ風幻想譚。
◆本サイト「雨
の庭」からの転載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-29 21:30:15
13847文字
会話率:35%