熱に浮かされて目を開けば、幼児になっていた。現代世界への転生かと思えば、異世界転生で、吸血鬼まで所属する組長の娘だった。しかもなんか、冷遇されているっぽい。まったくもって、自分の立場も、世界もわからない現状。喉を痛めて声が出せないことをい
いことに、大人しく黙り込んで現状を把握してみるが、黙り込んでいても気にされない冷遇っぷり。
やべーな、過酷な人生歩んでいるな、この子。いや、この冷遇お嬢、私自身だった。
とりあえず、現実問題、お腹空いた。マジお腹空いた。
と、いうことで、夜な夜なキッチンに忍び込むが、あいにく吸血鬼は夜行性なので、遭遇してしまった!
なんか陽気な吸血鬼は、とりあえず、仲良くしてくれるので、情報を引き出しつつ、夜食を作ってもらう冷遇をされるヤクザのお嬢様。黙々と情報収集するお嬢様、舞蝶(あげは)。
冷遇されるお嬢は、陽気なんだけど執着系ヤンデレ属性の吸血鬼族の青年達を惹き付けて、やがてとんでもない才能を発揮していく――!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-13 06:23:44
608972文字
会話率:32%
「先生」と「小僧」は『遺体』を求めて旅をしている。
遺体を追う複数の勢力、絡み合う思惑。帝国に秘められた語られない歴史。
そして謎が謎を呼ぶ展開。次々現れる新キャラ。
果たして二人は自分たちの求める幸せを手にすることができるのか。という感じ
です。
今回も可能な限り伏線を張って、作中出てくる謎にはさりげなくヒントを散りばめてあります。
物好きな人は展開予想をしたり、過去の部分を見返して伏線を発見したりしてくれると嬉しいです。
特にメインヒロイン、作品のオチ、ラスボスに関してはなるべく意表をついた展開にしようと頑張りました。
ですから、女性キャラが複数出てくる中、メインヒロインが誰になるのかとか、オチはどうなるか、ラスボスは誰かなども予想しながら読んでくれると大変嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-15 22:00:00
175214文字
会話率:46%
赤子の頃に"聖女"として神殿に預けられたルビィアは、今日も王国のため神殿で祈りを捧げる。そんなある日、騎士を伴い、婚約相手であるはずの王太子が乗り込んできた。「偽りの聖女ルビィア! 公爵家アーシア嬢の腕輪を奪い、&quo
t;聖女"を騙った罪で断罪する! 私とお前の婚約は破棄だ」 身に覚えのない罪に問われ、神殿を追われたルビィア。彼女は本当に偽りの聖女だったのか。一方、ルビィアを失った王都は、途端に魔族に襲撃されて──。
※汐の音様の「続自由絵」をお借りして描き出した、ほんのりダークな物語。ハロウィン・シーズンな幻想ストーリーをどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-31 17:30:17
3490文字
会話率:11%
目が覚めた雷は、ゲーム『精霊の贈り物』でクリエイトした少女のキャラに生まれ変わっていた。
見知らぬ森の放り出され、ひとり彷徨う雷は竜人の老戦士に拾われる。彼もまた雷と同じ事故に遭いゲーム世界に転生していた男だった。
ダークファンタジー風ゲー
ムの世界に似ているだけに、ここはかなり過酷で危険な世界。小さい姿に似合わず意外とスペックの高い体を使い、雷は理不尽で残酷な世界を懸命に生き抜く。
バトル描写が多めで、その合間にぬるく精神的BL描写があったりなかったりする話です。
カクヨム・ハーメルンにも投稿中で、改稿前の話を小説家になろうに別に投稿中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-23 20:40:51
227611文字
会話率:18%
姉を探して船に乗った青年、スヴェン。けれども船が難破したことで海へと投げ出され意識を失う。目覚めた彼は黒ずくめの怪しい男に拾われていた。自らを葬儀屋と名乗る彼は、無一文となったスヴェンに宿を提供する代わりに、アドニスという少女の護衛をして
くれないかと頼んでくる。加えて彼女を補助するために必要な情報、魔法と呼ばれる歪みについても葬儀屋は説いた。
他者に向けられる偏見、軽蔑、期待、信仰。注がれる強い感情の集束によって生じる歪み。魔法使いとは、他人に歪められた存在の名称だ。誰もが語る噂は真実となり、誰かに向けられた強い願いは現実のものとなる。
歪められた人間、歪めてしまう人間。歪んだことが原因で人を殺め、血肉に飢える魔法使い。
スヴェンはアドニスと共に、魔法使いが引き起こす事件を解決して行く中で、多くの真実を知っていく。
*一章(全七話)を毎日更新で載せていきます。
*二章以降は書き上がり次第投稿できたらなと思っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-07 09:53:33
142173文字
会話率:60%
聖女ステラエアは、聖騎士である青年ヴァルをお共に世界救済の旅に出ていた。
その途中で立ち寄った小国で、ステラエアは王侯貴族達の策略によって呪いの儀式の生け贄にされてしまう。
しかし王侯貴族達は知らなかった。ステラエアは〝史上最強〟と謳われ
るほどの神聖力の持ち主であり、何より邪教徒を狩ることを専門とする特務機関の――異端審問官だという裏の顔があることを。
結果――
「私、なぜかアンデッドになったっぽいんだけど……あとなんか呪いのせいか魔力がヤバい。私、もしかしたら世界最強になったかも」
「いや、というか関係ない俺まで不死になってますが! それになんか外が酷いことになってますよ! どうするんですかこれ! 絶対ステラエア様のせいですよ。聖女パワー強すぎて呪いが反転したんじゃないですか」
ステラエアに降りかかった強大な呪いは一部だけ彼女達に残って不死と魔力を与え、残りの呪いは国中にばら撒かれてしまったのだった。
そのせいで小国は半壊。唯一、呪いの源であった王侯貴族達だけはそれを免れていた。
「とりあえず聖女なのにアンデッドなのは困るし、何よりあいつら全員邪教徒確定でしょ。呪いを解く為にも――仕方ありません……異端審問を開始しましょう」
「いや、そう言いながら滅茶苦茶嬉しそうじゃないですか!」
「あいつら全員に異端審問官をナメたら、身包み剥がされてその肉の最後の欠片までもが滅殺される、ってことを魂に刻みこんでやる」
「敵ながら、同情する……」
こうして不死となり無敵の魔力を得た聖女による、異端審問の旅が始まる。
「ぎゃあああ首が取れたあああ! ヴァル、私の首拾っておいて! とりあえず首切ったあいつに聖女パンチをブチ込んでくるから!!」
「あ、ちょっと! 首なしで動くのは止めてくださいステラエア様!!」
のちにその国で、アンデッドな聖女の武勇伝が語れるようになったことは言うまでもない。
*ダークファンタジー感ある世界観ですが、主人公達は基本的にギャグ世界の住人です
*苦戦要素なし
*敵が可哀想(ざまあ要素あり)
*一部グロテスクな表現があります。適当に読み飛ばしてください
*他サイトにも連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-23 14:43:11
30060文字
会話率:56%
安アパートのゴミ部屋で育ち悲惨な死を遂げた少女は、大好きだったアニメ『燃える髪のメロディ』の世界に転生する。
ただし、生まれ変わったのは悪役の女ボス『クィーン』の正体である貴族令嬢アリス・レニエ。
またしても幼い頃から不幸続きの人生だった。
それでも悲願を胸に悪の組織で順調に出世していったアリスは、16歳になったある日、美貌の後見人に連れられてアニメの第一話の舞台となる王宮での夜会に参加する。もちろん『脇役』として、極力目立たないようにするつもりだった。
ところがなぜかヒーローである王太子が最初のダンスに誘ったのは、ヒロインではなくアリスだった……!? 逆ハーものですが、最終的には一人とくっつく予定です。※基本金曜更新※なろうオンリー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-02 19:58:36
579558文字
会話率:30%
ーーー『子供は、誕生と同時に、「自分は親に愛されて当然である」という信念を抱き、親は其の信念通りに子を守り、育てる。しかし、そうでない場合だって勿論ある。』
両親の愛を受けられなかった主人公、『シヴァ・クレーヴェル』は、母の死から7年間父か
ら虐待を受けた挙げ句、7歳で鬱蒼とした森の奥に棄てられてしまう。
生い茂る緑に愕然としている内に夜になり、食糧どころか靴も無い現状に絶望するシヴァ。
其処へ、元国の回復魔導師『ローゼル・シーカノクト』が手を差し伸べ、社会から弾かれた日陰者達が集まる村へと誘う。
其れをキッカケに平穏を得たシヴァは、ローゼルの元で魔法や医術を学びながら育ち、13歳になる。
優しい村人に、豊かな自然。
そして、師:ローゼルから与えられる魔法と医療の知識。
村での日々は、愛されなかった7年間を取り戻すには十分なモノであった。
しかし、其の平穏も永くは続かなくてーー?
※灯朧は「トロウ」と読みます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-22 16:49:05
3139文字
会話率:19%
断罪の聖女は、はたして災厄か──。
人々の前にどこからともなくやって来た少女は、聖女だった。日の下に現れた聖女は、懺悔する人々を赦し、人々が持つ罪を浄化することができた。そしてその聖女の赦しは、人々が恐れる“断罪の聖女”の断罪から逃れる
ことのできる、ただ一つの手段でもあった。
人々は、聖女に赦しを乞う。
「 どうか赦しを!」
そしてただひたすらに、懺悔を繰り返す。
// こんばんは、星海 あいと申します。調子に乗って投稿二作目です。ノリと勢いに任せて書き上げてしまいました。短い物語ですが、少しでも楽しんでくだされば幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-14 18:20:36
1045文字
会話率:9%
騒がしいながらも幸福な生活をしていた佐伯大地。外交官の父が得た久々の休日に家族で海へ行くこととなるが、海への移動中に家族全員が異世界へと迷い込む。
訪れた世界は、理不尽な化物に頭がおかしいカルト教団が蠢く世界だった。
普通の家族である佐伯家
にはチート能力なんて当然ある訳もなく……。
心も体も傷つきながら、理不尽に抗うために国を立ち上げる物語。(ダークファンタジー風味)
※この作品は作者の別作品【捨てられ王子の目指す場所】と同じ世界観となっています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-18 09:05:36
64313文字
会話率:44%
ヨーロッパの片田舎に暮らす17歳の少年シルヴァーノ・グランドン。俗に言う騎士道マニアな彼がある日、居候先の伯父が博物館を営む古い友人から譲り受けた不思議な鎧に触れることから物語は始まる。人外アクション、恋愛フラグは無理!? ギャグも満載なダ
ークファンタジー風味な物語! 強いけどヘタレで、それでいて優しい勇気を持つ少年の摩訶不思議なデュラハン録。今ここに始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-28 21:53:26
136281文字
会話率:37%
ダークファンタジー風。
最終更新:2013-04-11 00:55:18
391文字
会話率:0%