ぼくと魔女が出会ったのは、小学一年生の夏のこと。
祖父母の家の屋根裏に、魔女はいた。
そんな魔女と過ごしたぼくのおはなし。
「ひだまり童話館・開館10周年記念祭」参加作
使用したお題「ぴかぴか」がメインで、「とろとろ」「ぷくぷく」「くるく
る」を少し入れています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 13:35:49
3227文字
会話率:34%
魔法と科学が発展した世界。スカイングという魔法スポーツが世間の注目を集めていた。ルールは至ってシンプル、空を飛びゴールまで襷をつなぐ。最も速くゴールに辿り着いたチームが優勝する。
主人公の鴨居隼人は、中学生時代、全国で最速の選手だった
。同世代では敵なし、プロと比較しても劣らないタイムを持っていた。しかし、ある日事故を起こし、心的外傷後ストレス障害に陥り、空を上手く飛べなくなってしまう。そでも、中学時代の栄光のおかげで、スカイヤーの全国強豪校である、蘇我東高等学校に入学する。
それから一年、なかなか回復の見込みがない隼人を嫌った監督は彼に無実の罪を着せて退部を迫る。反省文を書き部活をやめるか。自主退学するか、退学となるか。
隼人は学校に残ることを考えていた。幼馴染の走水柚月を応援するためだった。隼人は幼い頃、柚月と『一緒に全国大会に出場しよう』と約束をしていたのだった。柚月は一年生ながらも全国大会に出場し、さらに新人賞を獲得した、いわば期待の選手。一方で隼人は、ろくに飛ぶことすらできない落ちこぼれ。隼人は柚月を応援するためだけに学校に残ろうと考えていたのだ。
しかしある日、同じ学年の真田に連れられて、男の先輩部員とイチャイチャする柚月を目撃してしまう。真田曰く、柚月が先輩に猛アプローチをしたとのこと。真田は言った。
「惨めだね。隼人君は、転校した方がいいよ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-29 22:00:00
179706文字
会話率:47%
【私は争いが嫌い。だから戦う。「戦争」よく出来た言葉じゃない。】
時は「I」945年、病院のベッドで目が覚めた主人公「カレハ・A・セプテンバー」、しかしそんな主人公に医師は心的外傷後ストレス障害、通称「PTSD」を患っていると診断する。これ
は記憶という自分自身の歴史を失ってしまった主人公の始まりの物語である。この物語に初めて目を通す読者、そして記憶を喪失した主人公この両者の立場は違えど視点は同じ。この少女の過去と行末を彼女と共に歩んでいただければ幸いです。
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叱咤激励や、感想お待ちしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-31 23:57:23
105510文字
会話率:54%
この話は実話をもとに制作しています。PTSD(心的外傷後ストレス障害)になった親友が勇気を振り絞って病気のことについて話してくれました。より多くの人にPTSDについて知って欲しい、近くにPTSDの人がいたら手を差し伸べて欲しいという気持ちで
書きました。
また、人物名、団体は全てフィクションです。それでは、「マイセルフアゲイン」をお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-30 23:07:24
32946文字
会話率:55%
彰人さんのお誕生日おめでとう話。自閉スペクトラムであり外傷性ストレス障害であり躁鬱病であり児童虐待経験者である彰人さんと、そういう人を社会復帰させるために自立支援するNPO団体のみんなの話。現代より未来のif話。日本によく似た世界の話。
最終更新:2019-04-23 17:23:34
3135文字
会話率:20%
はじめに、この物語は震災によって傷ついた心を表すだけの物語ではありません。
基本コンセプトは「人は人によって失った己を見出す」
そして人は一人きりでは生きて行けない。繋ぎ合わさる幾重もの心が支え合い一歩を踏み出す事が出来るように成長する人物
(キャスト)達を描写した物語です。
震災と言う恐怖。そして最愛なる人を失くした心のかけら……
互いに干渉し反発し、そして求め合いお互いにその一歩を前に歩む。
この物語は大きな二つの主軸なる物語。
この物語で……あなたのその一歩のお力になれれば幸いです。
◇◇
3.11あの日私のすべては失われた……
母親と二人暮らしだった私、蒔野巳美は、あの東日本大震災ですべてを失った。
たった一人の家族だったお母さん。そして本当に私の事を想い見ていてくれた彼氏。あの日起こった津波は私のすべてを洗い流してしまった。
罹災した私は親戚をたらい回しされた挙句、秋田県大仙市へ来た。そこでの私の生活は孤独と言う言葉以外何もなかった。その孤独感は私の心を食い病み次第に震災の恐怖感を呼び起こす。
あの日、花火の日。出会ったあの人は、そんな私の心に陽の梯子をかけてくれた。
杉村将哉、彼は重度の「 PTSD 」 心的外傷後ストレス障害となった私の主治医(補佐)として私の前に現れた。
だがその彼もまた心に大きな傷と悲しみを抱いたままだった。
秋田県大仙市大曲で開催される夏の花火大会。
そこで出会う二つの傷ついた心。
赤く青くそして金色に夜空を輝かせる花火。その色々は瞬(またた)く間に変化していく。
そう私達の心の様に……
人は一人きりでは生きていけない。
人は支えられて、そして人を支えて生きている。
あの震災はもう過去の事になったが、その想いと教訓を忘れないために。
そして一歩を歩むために。
この物語は始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-28 20:00:00
165589文字
会話率:30%
大企業にシステムエンジニアとして勤める男は、連日の超過勤務と過度なプレッシャーにより、ストレス障害を発症してしまう。
働くどころか日常生活すらまともにおくれない体の状態へと陥り、精神的に追い詰められた男はビルの最上階から飛び降り自殺を図っ
た。
だが、自殺の先にあるものは死後の世界・無の世界などではなく、平凡な高校生活であった。
元社会人(底辺プログラマー)の知識と仕事のノウハウを活かして、様々な悩みを解決していく学園ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-02 23:55:00
96460文字
会話率:38%
自分のせいで親友を亡くした実結は、PTSD(心的外傷後ストレス障害)によるフラッシュバックと自らを責め苛む後悔に苦しんでいた。しかし、そんな実結に「お帰り様」の手が差し伸べられる。大切なことを伝えるため、実結は夏祭りの夜、その姿を探す──。
※一話の長さが投稿できる文字数ギリギリぐらいしかありません。ご容赦ください。
※全編完結しました。ありがとうございました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-01 21:53:18
39919文字
会話率:29%
僕。
センパイ。
今、どこにいるのだろう。
戦争体験によるPTSD(Posttraumatic stress disorder:心的外傷後ストレス障害)についての語りを見てから考えた話です。
※実際のPTSDの症例はもっと凄まじいです。
この話は私の力不足で凄まじさは足りないです。
今後、その力を養っていき、いつか伝わるように頑張りますのでどうか、その点についてご了承して下さり、読んで頂ければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-21 23:53:03
830文字
会話率:0%