中学三年生になった千紗。悲しいのは、菊池亮介と違うクラスになってしまったこと。腹が立つのは、鮎川さやかは、今年も菊池と同じクラスになったこと。
鮎川さやか。あたしと違って、足が速くて、華奢で、立ち振る舞いも声も可愛い。菊池は、そんなさや
かがお気に入りなのを、千紗はよく知っている。
千紗は悲しく思う。あたしは、足が速いわけではないし、地声は大きいし、がさつで体も大きい。男子どもから、怪力とか女子プロレスラーとか、あまり嬉しくない呼ばれ方をしているし。でも、あたしだって、痩せたら、今より細い手足が手に入るはず。そうだ。痩せよう。痩せればいいんだ!
千紗の親友、山ちゃんは、恋する千紗が、菊池のあれやこれやで一喜一憂するのを見て、恋をするのも大変だな、と思う。山ちゃんは、ありのままの千紗が大好きだから、さやかのようになりたくてダイエットを始めた千紗が、気に入らない。どうして、さやかみたいになりたいなんて思うの? そのままのゴンちゃんて最高なのに。
猪突猛進に強引なダイエットに走る千紗と、それを時に冷静に、時にはらはら見守る山ちゃんの、これは友情の物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 16:00:00
31490文字
会話率:34%
タンザは魔術師の一種・霊能者。大きなダンジョン攻略に挑む冒険者達の一人だけど、まだまだ未熟だし周囲の評価は要らない子。
そんな彼がある事件を解決し、それからどんどんステップアップ。
無敵でも最強でも無いけれど、なんだやればやれるじゃないか。
あくまでその世界の冒険者の一人として、仲間達と一緒にね。
そんな古臭めのファンタジー作品。
以前書いたけどイマイチしっくり来なかった作品を再構成してやり直した物です。
某W〇Zの6~7辺りに色濃く影響を受けています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 07:10:00
69464文字
会話率:31%
チームKAEDEのファーストドライバーが急にステップアップを宣言した。来シーズン彼はF2パイロットになるらしい。
しかし、彼が抜けるとドライバーは一人減るし、残るのはセカンドドライバー一人だ! これではコンストラクタズでの優勝はおろか
、ドライバーの年間チャンピオンも狙えない……
そこで、チームディレクターの北島美郷は有力なドライバーを探す事にした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 07:00:00
130853文字
会話率:59%
私と婚約をすれば、真実の愛に出会える。
そのせいで、私はラッキージンクスの令嬢だと呼ばれていた。そんな噂のせいで、何度も婚約破棄をされた。
そして、9回目の婚約中に、私は夜会で襲われてふしだらな令嬢という二つ名までついてしまった。
ふし
だらな令嬢に、もう婚約の申し込みなど来ないだろうと思っていれば、お父様が氷の伯爵様と有名なリクハルド・マクシミリアン伯爵様に婚約を申し込み、邸を売って海外に行ってしまう。
突然の婚約の申し込みに断られるかと思えば、リクハルド様は婚約を受け入れてくれた。婚約初日から、マクシミリアン伯爵邸で住み始めることになるが、彼は未婚のままで子供がいた。
リクハルド様に似ても似つかない子供。
そうして、マクリミリアン伯爵家での生活が幕を開けた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 00:46:49
114721文字
会話率:61%
最凶暴走族元総長の過去を捨て、東京でサラリーマンをする竜治。
すべては亡き妻の残した愛おしい息子くんの為……。
だが、そんな竜治のもとに、かつての地元N県への辞令が下される。
絶対に過去がばれてはいけない竜治。
だが、うっかり助けた蓮という
ヤンキーに懐かれてしまい……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 16:59:04
45906文字
会話率:69%
例の1→2→3ステップで異世界へ。
普通の鬱気味のサラリーマンが倫理観の低い弱肉強食の中世の様な異世界に行きだんだんと理性のタガが外れていく。おおよそ主人公的な行動はなく、ただただ己の欲望に正直に生きていき利己的欲求を満たしていく物語。
本
当に異世界に行くと多分こうなるだろうなと思いながら描いていきます。ある意味本当の人間的な、つい数百年前まではこんな感じの世界だったんだろうなと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 17:53:10
125662文字
会話率:52%
「自信がない、だから屋上でこっそり踊るだけだった。
――あの日、誰にも見られないはずの“ひとりごと”が、運命の出会いを引き寄せるまでは。
不器用な私たちが、秘密の屋上で見つけた夢のかけら。
ダンス、歌、そして初めてのオリジナル曲『Aozor
a Drop』。
これは、青くて甘酸っぱい汗と涙と笑顔が詰まった、私たちの青春ファーストステップ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 13:59:44
46086文字
会話率:32%
ごく普通の高校生、星野裕真(ほしのゆうま)は思わぬ事故で急死する。
だが死後連れていかれたのは、あの世ではなく異世界だった。
そこで異世界の神から「『邪神』を討伐せよ」と命じられた。
『邪神』を倒す為に渡された能力(チート)は『1
00万MP』……
魔法なんて使えないのにMPだけ渡されてどうしろと!?
だが、心配ご無用!
その異世界では魔法を知らなくても、『魔道具』というアイテムで魔法が使えます。
『魔道具』をチートMPでブーストし、超威力の魔法を使おう!
超威力魔法で賞金首モンスターを倒し、お金を稼ごう!
稼いだお金で更に強力な『魔道具』を購入し、更に強悪な高額賞金首に挑め!
こうしてステップアップを繰り返し、最終目標の『邪神』を倒そう!!
『邪神』討伐の暁には、ご褒美の『 百 億 円 』が待っているぞ!!
夢と希望と物欲の異世界攻略記、開幕!
※念の為R-15にしていますが、残酷描写は少年漫画レベルで抑えるつもりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 19:02:51
225081文字
会話率:40%
最強の聖騎士ガルド・エインズ。
王国を守り、人々から讃えられる英雄……ただし「ただの親バカ」である。
朝の登校(教会)には全力護衛。
昼の食事には娘の好物フル装備。
夜はリュシアの寝顔に感涙し、日記に3ページ記録。
そんなある日、
聖女
にして最愛の娘フィーネがついに限界を迎える。
「パパ、うざい! もう出ていって! 追放よ、追放!!」
……その日、最強の騎士は娘に追放された。
すべてを失ったレオンは、辺境の村でしょんぼり第二の人生……
かと思いきや、「娘が反抗期を迎えた……なんて喜ばしいことだ!」。
逆に喜び、感動する始末。
それは辺境に追放されても変わらない。
フィーネに対する愛をいつでもどこでも爆発させて……?
これは、「パパうざい!」と追放する娘と、
「でも娘が世界一かわいい」と信じて疑わない父と、
ちょっとズレた、でもきっと愛しい二人の『家族再生』の物語。
(※この作品は、
『「パパうざい」と追放された聖騎士、辺境で新しい娘とのんびり暮らしたい 』
を大幅に改稿したリファイン版です。
まったくの別物になっているため、新たに別作品として投稿しました)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-23 12:29:44
28014文字
会話率:50%
西都から央都を目指して旅をしているソウル・ステップは途中、猛吹雪に見舞われて手持ちの食料を尽きてしまう。近場の街に身を寄せて三日ぶりとなる食事に明け暮れていると、猟師と思われる少年に声を掛けられる。
その夜、宿で眠っているソウル・ステップに
二つの影が忍び寄る。
神のカケラと呼ばれる〈ヤハウェオブジェクト〉を求めた戦いの火蓋は、今切って落とされた!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 10:45:15
249282文字
会話率:43%
F1直下のFIA F2へとステップアップした松下大輝と永野駿。
彼らはただ、F1という舞台を目指して突っ走る。
VERTEXシリーズ第4作目。
最終更新:2025-05-17 13:00:00
19016文字
会話率:46%
FRCからのステップアップを果たした松下大輝(まつしたひろき)は
新たな舞台での活躍を目指す。
新たなチームへの加入、新たな仲間との出会い、先輩との別れ、仲間と分かち合う喜び。
すべてを経験し、大輝(ひろき)はさらに強くなっていく。
最終更新:2025-03-26 19:14:00
19996文字
会話率:46%
虫は大嫌いですが、自分のステップアップのためには嫌いなものをこそ褒めなきゃいけないのではないかとおもって作った詩です。
キーワード:
最終更新:2025-05-15 20:43:43
341文字
会話率:0%
主人公は東京でストリートダンサーとしての夢を追うが、新宿駅で異世界へ迷い込む。そこではダンスが戦闘技術となり、生存の鍵を握っていた。「リズムの闘技場」で敗北するも、師匠・安田の指導を受け、新たな戦い方を習得。夢で「完璧なステップ」を見たこと
で、異世界のリズム法則を理解する。仲間と共に禁断の技「ビートクラッシュ」を編み出し、異世界を操る黒幕と対峙する。最終決戦ではリズムを無効化する敵と戦い、世界の均衡を守るため最後の一歩を踏み出す——。
The protagonist moves to Tokyo as a street dancer but finds himself in a world where battles are fought through rhythm. To survive, he adapts his dance into combat techniques, yet suffers defeat in the "Rhythm Arena." Guided by his mentor Yasuda, he learns new strategies. A dream reveals the "perfect step," unlocking the world's rhythm-based laws. Alongside his allies, he develops the forbidden technique "Beat Crash" to challenge the mastermind behind the world's distortion. In the final battle, he faces an opponent who nullifies rhythm, taking his last step to restore balance——. 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 08:59:09
10393文字
会話率:40%
俺、池波修二(いけなみしゅうじ)は運動神経が人より多少よくて、成績も多少良いくらいの高校二年生。
平凡かどうかは意識したことがないけど、よく「草食系」などと不本意な評価を頂戴している。
ともあれ、仲のいい友達もいて、何より百合(ゆり)
が居て、充実した高校生活を送っている。
しかし、最近、ちょっとした悩みがある。周りから、やたら小百合と付き合ってるのかどうか突っつかれるのだ。
百合。堀川百合(ほりかわゆり)。小学校からの付き合いで、ゲーム好きなところとかが馬が合って、
この歳まで仲良く友人をやっている。ただ、友人への説明の都合上、「幼馴染」という一言でまとめると
やたら何やら甘酸っぱいロマンスがあるのではと期待されるらしい。
もちろん、百合は女だと思うし仲もいいが、今のままでも居心地がいいというのは正直なところ。
ある日の下校途中。どうやら百合の方でも似たような突っつかれ方をしているらしく、
「私たちってさ、恋人になった方がいいのかな?」そんなことを聞かれた。
百合の方としても少し困惑しているらしい。
確かに、小百合は女としても魅力的だし、恋人になれたら楽しいのかもしれない。
ただ、今のままでも大きな不満はないわけで、果てさてどうしたものか。
これは、俺と百合が話しあって、淡々と恋人としてのステップを踏んでいく、そんな日常のお話。
あんまり甘酸っぱい部分はない……はずなので、期待はしないでくれ。
※「幼馴染と恋人になりたいかを話し合ってみた件」から始まる短編シリーズをリライト及び加筆したお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 04:26:23
297549文字
会話率:46%
羽多野幸久(はたのゆきひさ)は優等生な高校二年生。
そんな彼と幼馴染の博士こと湯川雅(ゆかわみやび)は先日付き合い始めたばかりの少し普通じゃないカップル。
なんと「交際契約書」に従ってお付き合いをしているのだ。
元はと言えば雅が言
い出した「交際契約」は結構本格的なもの。たとえば、
1.甲と乙の二者間での外出や屋内での遊戯(以下、デート)
2.甲と乙の肉体的接触(手を握る、抱擁、性行為などを含む)
※1および2は週に一度以上
といった具合。おまけに
甲と乙はお互いに契約解除の権利を持たないものとする。
などとお互いを強く縛るものだった。
「今日、まだキスしてないでしょ?」
「え?そうだったか?」
「だから、ほら。キスしましょ?」
などと、キスをねだられてしまったり。
「さっき、同級生の子と二人きりだったわよね?」
「いやいや。二人きりって言っても色っぽい話はなかったって」
「契約書。「甲乙以外の異性である第三者と二人きりで会わないことを約束する。」よね?」
運悪く女子と二人きりになったことを咎められたり。
雅の愛の重さに幸久もタジタジ。
「でもまあ、仕方ないか」
しかし、なんだかんだと二人はイチャイチャしながら恋人としてステップアップしていくのだった。
これは、頭がいいけど変わり者の彼女と、それに付き合う彼の微笑ましい恋人同士のイチャイチャ物語。
※幼馴染に告白したら、交際契約書にサインを求められた件。クーリングオフは可能らしいけど、そんなつもりはない。
※の後日談になります。未読でも読めるようにしたつもりですが、前作を先に読むことをオススメします。
※https://ncode.syosetu.com/n4174hb/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-01 19:00:00
11550文字
会話率:43%
大山宏介と一文字風香は、同じマンションの一階差で育った幼馴染。
二人は今高校二年生で、「お付き合い」らしきものをしている。
二人は、告白というステップを踏むこと無く、気がついたら恋人になっていた。
そんな二人はクラスでは実質公認カッ
プル。
ある日、風香は「猫カフェデート」を提案することになるのだが……。
これは、距離が近すぎて、通常のステップを大幅に吹き飛ばした二人のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-19 16:25:41
5742文字
会話率:53%
王道をずれた、ふわっとシリアスな街角ファンタジーの続編です。
前作『5-tune 四神獣達のカウントアップ』
https://ncode.syosetu.com/n1069ij/
・一話5000字以内、100話以内での完結を目ざします。
・不定期更新になります。月に二回ぐらい数話を連日公開するペースです。
・前回登場人物はほとんど出てきません。名前だけ出てきたりして前作を読まれていない方に不親切ですが、ご了承ください。
*
あの夏から一年が過ぎた。松本哲人はドロシー(夏梓群)と進捗なき交際を続けている。だが異国から二人を狙う新たな敵が現れて、忌むべき世界が否応なく彼を飲みこもうとする。
そんな中、ようやく二人のステップアップが始まる。
*
登場人物(順次追加。名前のない前作主要キャラは活躍しません)
松本哲人:主人公の大学3年生男子
ドロシー:本名は夏梓群。香港出身の19歳。最強魔道士。魔女
大蔵司京:影添大社の女陰陽士
ニョロ子:哲人の式神である有能な飛び蛇
ハーベストムーン:愛称はハーブ。ドロシーの式神であるペガサス
風軍:幼い大ワシ。ドロシーの式神
他サイトでチャットノベル版を第二部まで公開しています。
https://novel.daysneo.com/works/de0cce59b5fc0fe31624f534a5284277.html折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 22:11:48
285760文字
会話率:52%
主人公のプロフィール
•氏名:相川 守(あいかわ まもる)
•年齢:45歳
•所属:大手通信企業
•職務・経歴:
•「もっと経営レベルで新規事業を俯瞰し、事業全体を革新的に変えたい」という想いからMBA入学を決意。
•性格・特徴:
•自分な
りのロジックとビジョンを持っているが、意外と柔軟性も高く、新しいテクノロジーを試すのが好き。
•生成AIの活用に早くから興味を持ち、情報収集を怠らない。
•会話の中で「問いの立て方」にこだわりを見せる。的確な質問をすることで問題の本質に迫ることを好む。
•MBA入学の目的:
•経営知識を体系立てて学ぶことで「上位レイヤーの戦略策定」に関わりたい。
•業界を超えた人的ネットワークを広げ、将来的には新規事業責任者や経営企画にステップアップしたい。
•生成AIを活用して、事前学習にかかる時間を大幅に削減しつつも、より質の高い考察を行うことを目指している。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 23:00:00
144496文字
会話率:44%
「私は偽聖女を絶対に許さない。絶対に奪い返してやるわ」
孤児のアカーシャは貧乏ながらも、街の孤児院で幸せに過ごしていた。
しかし聖女と名乗る令嬢に騙され、家も大好きな人も奪われてしまう。
全てを失い絶望するアカーシャだったが、自身を拾って
くれた貴族の家のメイド(ステップガール)となることで、どうにか生き延びていた。
マイペースなのに何故か仕事は早いアカーシャはその仕事ぶりを雇い主に認められ、王都のメイド学校へ入学することになる。
これをきっかけに、遂に復讐への一歩を進みだしたアカーシャだったが、王都で出逢ったジークと名乗る騎士を偶然助けたことで、彼女の運命は予想外の展開へと転がり始める。
「必ずこの恩は返すよ……すぐにね」
復讐一筋だったアカーシャに、新たな想いが芽生えていく。
(旧題の灰被りはシンデレラの別名です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 19:10:00
179577文字
会話率:40%
メイドには仕事の内容で様々な呼び名があるのを御存知だろうか。
その中に“ステップガール”と呼ばれる仕事がある。
主人や客を送り迎えするという、ただそれだけの勤務内容。
聖女という激務が嫌で逃げ出したサラは、その一見楽そうなステップガールに
目をつけた。
『前世みたいな過労死なんかもう真っ平だ!今世は楽して生きてやる。そして絶対に天寿を全うしてやるんだから!!』
なのにお客を適当に持て成していたら、それはお忍びで来ていた○○で!?
「そんな大変なことやってられません!」
「もう遅い」
「なんで!?」
「だって○○しただろう?」
「ムキーッ!! 私をハメたわね!?」
さっそく前途多難な彼女に、果たして平和でスローライフな日々はやってくるのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-24 18:40:36
7143文字
会話率:25%
省エネ至上主義の捻くれ者・日陰 蓮と、才色兼備(ただし若干ズレてる)室長・白峰 凛。二人が所属する「特殊状況対応準備室(仮)」に居候中の、自称・次元迷子の少女キィは、ある日とんでもない勘違いをしてしまう。「レンとリンは、本当はラブラブなんだ
!」―――かくして、キィによる迷惑千万な『ラブラブ大作戦』が秘密裏に開始された!
キィの持つ不思議な石ころパワーにより、特準室に閉じ込められたり、都合よく(?)雨に降られたり、図書館で本棚が崩壊したり、クリスマスに屋上でロマンチック(?)なハプニングに見舞われたり…。次々と起こる珍騒動に振り回される蓮と凛。反発しあいながらも、協力して危機(?)を乗り越えるうちに、互いの意外な一面――蓮の隠れ甘党っぷりや、凛の犬へのデレデレぶり――を知ってしまい、二人の距離は不本意ながらも急接近!?
これは、勘違いキューピッド(暴走中)に振り回される、不器用な二人の甘酸っぱくて、ちょっとだけドキドキするドタバタラブコメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 00:00:00
31712文字
会話率:34%
ゾンビパニックによって人類がその数を大きく減らしてから、数年が経った。
少年たちは幼馴染5人組で、荒廃した世界の中でその日暮らしを送っていた。その日の食料を集めて、あとは遊ぶか寝るばかり。無期限の夏休みのような毎日だった。
ゾンビを退ける術
を手に入れ、食料を集めるコツを習得した彼らは、「ただ生き延びる」だけのステップを通過して「生き方」を考える段階に入った。
その時、仲良しな幼馴染たちは「一緒にいたい」という思いと「自分の望む生き方」の理想の間で起きた軋轢を前に、決裂の危機へ陥る。
滅んだ世界で、過去を乗り越え新しい在り方を手に入れるまでの、一部始終。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 11:33:09
18765文字
会話率:26%
仕事中に倒れてしまった俺は、90年代に発売されたギャルゲー『水玉ハッピーステップ♪』の世界に転移し、主人公の親友である古井戸ほまれとして目を覚ました。
そのゲームは無情なまでにバグが多く、辿り着けたとしてもなぜか数十種類もある親友との
濃厚ホモバッドエンドを迎えてしまう現代まで語り継がれるとんでもない攻略不能のクソゲーだった!
元の世界に帰る条件は何でもいいからエンディングを迎えること。すなわちバッドエンドでもOKというわけだがホモエンドだけは絶対に嫌だ!
これは、役に立たないサポートキャラと共に迫りくるバグを避けつつ主人公と適度な距離を取った上で、誰でもいいからヒロインとくっつける。そんなミッションをノーマルな俺が嘆き疲弊しながらこなしていく悲しい物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 21:12:00
223401文字
会話率:55%